*2015年11月16日:キラキラネーム減っている?
*2015年11月17日:ハードスケジュール固まる [;^.^]
*2015年11月18日:浜松ジオラマファクトリー
*2015年11月19日:わが父の教え給いし歌
*2015年11月20日:何を今さらな..
*2015年11月21日:「琳派展」2回目/「江戸からたどる大マンガ史展」
*2015年11月22日:全力でだらける [_ _][;^.^]
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*2015年11月16日:キラキラネーム減っている?


 2日ほど前、ネット上のどこかのニュースサイトで読んだ話。「キラキラネーム」が減っているらしい。(「キラキラネーム」がわからん人は、ぐぐってくれ。説明がめんどい。[;^J^])

 まぁ「減っている」といっても、調べ方にもいろいろあるわけで、そこらへんは、その記事の中でもしっかり逃げを打たれていたが [;^J^]、減っているのが事実だと仮定して、その理由は..

 これもまた推測に過ぎないが、まず、「危険だ」ということに親たちが気づき始めたことがあげられると思う(私見だが)。特に、救急病院で。当人の意識がなく、自分の名前を言えない状態で、しかし(持ち物などから)名前の「漢字」だけはわかったとして..「救急隊員」「看護士」「医師」が、それぞれ違う読み方をしたらどうなるか。患者がその人ひとりの場合はまだしも、複数の患者が運び込まれてくるような大きな事故で、現場が混乱している場合..命にかかわる。

 次に、これは記事中で指摘されていたことだが、進学や就職の際に不利な扱いを受けるおそれがあるという。親が暴走族出身かと邪推される..モンスターペアレンツではないかと邪推される..いかにもありそうな話である。無論、まったくの偏見に過ぎず、特に、本人にとっては(自分がつけた名前ですらないのだから)理不尽極まりない話だが..もしも、他の条件で差がつけられないのなら、採用する側は、キラキラネームを落とすだろう..「安全側に倒して」。

 そして最後に、これだけキラキラネームが増えると、「ジャンルとして平凡で、かえって埋もれる(目立たない)」..これが最大の理由かな、やはり。逆にいうと、キラキラネームの流行が数十年(?)にわたって沈潜したあと、また、復活するかも知れないわけだ..示準化石としては使えるかもね。[;^J^]

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*2015年11月17日:ハードスケジュール固まる [;^.^]


 こんなお知らせが飛び込んできた。(恒例である。)

『第22回 “癒し”としての自己表現展』

会期:12月2日(水)〜6日(日)
時間:10時〜18時(最終日は16時まで)
会場:八王子市芸術文化会館「いちょうホール」第1展示室(JR八王子駅から徒歩13分)
   〒192−0066 東京都八王子市本町24番1号 電話:042−621−3001 主催:平川病院 
   〒192-0152 東京都八王子市美山町1076  電話:042-651-3131(代)安彦・宇野
※ 12月5日(土)の14時からと6日(日)の13時から、作者が自作の前で語る〈ギャラリートーク〉を予定しております。

 早速主催者にメールして確認した。吾妻ひでお氏の新作も出品されるとのこと。(私の予想では、イラスト数点と、1ページマンガが1作ぐらい?)

 かくして、12月第1週末までの、毎週末のハードスケジュール、確定である [;^J^]。現時点でのプランは、下記のとおり。

 今週末、11月21日(土)は、

*京都国立博物館
 「琳派 京(みやこ)を彩る
 後期:〜11月23日(月・祝)まで

*京都国際マンガミュージアム
 「江戸からたどる大マンガ史展 〜鳥羽絵・ポンチ・漫画〜
 前期:〜12月27日(日)まで
 後期:1月4日(月)〜2月7日(日)まで

 11月22日(日)、11月23日(月)は、貴重な [;^J^] 休養日。在浜松。外出は多分せいぜい映画鑑賞どまりで、おそらくそれすらせず、湯風景しおりでサウナかな。[;^J^]

 11月28日(土)は、バスで上京し、現代マンガ図書館に雑誌と単行本、両手で持てる限界程度 [;^.^] を寄贈。このあと東神奈川に移動し、15:50から、中学時代の部活の同窓会。今年は久々の(数年どころか数十年ぶりの?)人も来るようで、楽しみである。[^J^]

 このあと、どこぞで宿泊。(どうせ、水道橋のスパ ラクーアだろう。[;^J^])

 翌11月29日(日)は、

*サントリー美術館
 「逆境の絵師 久隅守景 親しきものへのまなざし
 〜11月29日(日)まで(つまり、最終日)

*東京国立近代美術館
 「所蔵作品展 MOMAT コレクション
 〜12月13日(日)まで

 (後者(「MOMAT コレクション」)は、当初は、12月6日(日)の午前中、80分を割いて、藤田嗣治の戦争画(14点)だけを観る予定だったのだが..展覧会のサイトを確認してみたら、とんでもない! 観るべき作品が山盛り! 内容が濃すぎる!..というわけで、3時間確保したという次第。)

 12月5日(土)は、ひかりで上京。御茶ノ水で、12:30から「手塚治虫ファン大会2015」。11:45開場なので、午前中が使える。国会図書館か神保町散策になるだろうが、未定。(土曜日の午前中(11:30頃まで)の神保町って、「起きてる」かしら?)懇親会は19:00まで。そのあと二次会はあるだろうが、去年の例では喫茶店。あまり遅くはならない。いずれにせよ、このあとのブッキングは、ない。(21時頃に誰かを呼び出すような不良みたいな真似も、それに応じてくれる不良仲間も、おりません。[^.^][;^.^](つか、みんな、ブッキング終わってるって。年末のこんな時期。))

 このあと、どこぞで宿泊。(どうせ、水道橋のスパ ラクーアだろう。[;^J^])(← コピペである。[;^.^])

 翌12月6日(日)は、現時点では未定なのだが、おそらく、まず、町田市立国際版画美術館。居られるとしても1時間少々で、すみやかに八王子に移動。12:30までには着かないと、『第22回 “癒し”としての自己表現展』のギャラリートークに間に合わない。例年、このあと吾妻ファン3人ぐらいで、八王子駅前の店でミニオフするのだが、開始時刻が早いので終わるのも早い。この日のうちに、新横浜経由で、無理なく浜松に帰れるはず..

 ..という、無残なありさま..[;_ _](少しは休みたい..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^])

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*2015年11月18日:浜松ジオラマファクトリー


 今朝の新聞で知った。「浜松ジオラマファクトリー」が、10月末に閉館していたのか..山田卓司氏のジオラマの傑作を常時70点ほど展示していた、小さな素敵な美術館(といってよいと思う)だったのだが..2012年3月に、浜松駅前の「ザザシティ浜松中央館」に開業して以来、入館者数が徐々に減少し、閉館に追い込まれたとのこと..これが東京か大阪・京都、あるいは静岡でも、こんなことにはならなかったと思うのだが..とにかく浜松の駅前は、人通りが少ないからねぇ..百人に一人が興味を示して(こういう趣味の持ち主で)入ってくれるとしても、母集団が少ないのだ。

 ..と思ったら、捨てる神あれば拾う神ありで、12月4日から、「ザザシティ浜松西館」で再開とのこと。非ジモティーのために解説すると、「ザザシティ浜松中央館」と「ザザシティ浜松西館」は、隣接しているどころか、渡り廊下で接続しているにも関わらず、運営会社が異なるのである。ここに、ものすごくいろいろな問題があると思うのだが [;_ _] 話題が発散するので今夜はここは掘り下げないこととして [;_ _]、とにかく、「中央館」から浜松ジオラマファクトリーが撤退することを“知った”「西館」が、「誘致」したというわけだ。[;^J^]

 これまでよりも展示スペースが縮小するため、展示数は半分になる。その分、展示替えの頻度をあげて鮮度を保つ心づもりのようだが..面積が半減することにより家賃負担も半減するだろうが、その分、入館料も廉くせざるを得まい。前途は相変わらず多難だと思うが、頑張って欲しい。私も、できるだけ足を運ぶようにしよう。

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*2015年11月19日:わが父の教え給いし歌


 ..といっても、あの名曲ではない。あなたが想起したのは「わが母の教え給いし歌」。今夜、取りあげるのは、「わが父の教え給いし歌」である。幼稚園か小学校低学年のみぎり、親父が教えてくれた歌なのだが..

ばーらがさい..ばーらがさい..
まっかなばーらーがーーーーー..
さーびしかっ..ぼーくのにーわに
ばーらがさーいー........

 ..もちろん、「タヌキの歌」である。[^.^](「マヌケの歌」もあるんだけど、聞きたい? [;^.^][;^.^][;^.^])

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*2015年11月20日:何を今さらな..


 ..カミングアウトだが [;_ _] ..自宅で作業(廃墟通信の執筆とか、リスト類の編集とか、その他各種データベースへの入力とか)をするときのBGVは、地上波進出後、放映130回を越えた「ももクロChan」の、ヘビロテなのである [;_ _]。全回をループしているわけではないが(何十回も再生しているのは全体の半分以下だと思うが)、ヘビロテ回は暗誦状態であり(完全に頭に叩き込まれているので)神経を持って行かることがなく、他の(知的)作業の邪魔にならないのである [;_ _]。BGVとはかくあるべきものであるからBGVにしているのである。どうこう言われる筋合いはないのである。[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]

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*2015年11月21日:「琳派展」2回目/「江戸からたどる大マンガ史展」


 なんとか、晴れた。浜松から京都まで最も早く着くためには(始発バスだと始発新幹線に間に合わないから)駅まで歩かなくてはならないので、雨だとやはり、しんどいのである [;^J^]。5:23に自宅を出て、ロスタイム(コンビニで買い物)2分込みで、6:19に新幹線の下りホーム..正味54分か..まだまだだな..せめて50分、できれば45分で着ける脚力を取り戻さないと..[;_ _](今の私は、ほかの歩行者に「追い抜かれている」のである。1年前には想像もできなかったことだ。かつての私の歩行速度は街中の誰よりも早く、はっきりいって、ほとんど「迷惑歩行者」状態だったのである。)運動不足が原因だとは思うが..腿、膝、それに足首も、別に痛くはない。足(foot)の、特に「前半」が痛いのである。なんだろな?こりゃ..まぁ、1〜2週間前ほどは痛くなく、いくらか速く歩けるようになっているので、回復に向かっているのだとは思うが..

 とにもかくにも、6:32に浜松を発つ下りこだま、京都着は7:56。バスで8:20に京都国立博物館に着いた時点で、あらま、9:30の開館の70分前なのだが、行列は70人程度である。「琳派 京(みやこ)を彩る」(後期:〜11月23日(月・祝)まで)の、終了目前だというのに。(70分前に70人並んでいれば、十分盛況、大混雑だというのは、正論だが。[;^J^])

 前回は同じ時刻に、300人近く並んでいたのだが..そうか、前回(前期展示の最終日)は、「風神雷神図屏風」3バージョン揃い踏みの、最後の日だったのだ。あれが目当てだったのだな..というわけで、存外空いているかと思いきや、やはり行列は急激に伸び、そのため、定刻より30分近く前倒しの、9:05には入場させてくれた。

 今回も、図像は、検索結果へのリンクだけでご勘弁 [_ _]。図録は購入してきたので、スキャンすることはできるのだが、あまりにメジャーな作品は、手間暇かけてスキャンするモチベーションを保てない(既にこの日記のアップが遅れているのだから、さらなり。[;_ _])

 「第2章 光悦と宗達 書と料紙の交響」では、本阿弥光悦筆・俵屋宗達画の「鹿下絵新古今集和歌巻断簡」画像検索結果)が、実に幻想的で素晴らしい。本阿弥光悦筆・俵屋宗達画の「蓮下絵百人一首和歌巻断簡」画像検索結果)については、展示されている箇所とは違う部分が検索されていると思うが、仕方がない。まぁ大体、こういう作品世界である [;^J^]。「第3章 宗達と俵屋工房」では、うまく検索できなかったが、まず、「藤袴図屏風」「菊簾図屏風」は簾がはめ込まれているのが面白く、また、その尋常ではない厚塗りに驚く。そして、伝俵屋宗達筆・烏丸光広賛の「蔦の細道図屏風」画像検索結果)の、驚くほど近代的なグラフィック感覚!

 「第4章 かたちを受け継ぐ」で展示されている、酒井抱一筆の「夏秋草図屏風」画像検索結果)こそが、後期展示のハイライトである! 植物の細密描写の凄さ! そして、この銀色の翳り! もう、これだけで、今回の交通費のモトは取れた![^.^] 「第5章 光琳 琳派爛漫」では、尾形光琳筆の「夏草図屏風」画像検索結果)の構図も、素晴らしい。

 「第6章 くらしを彩る」では、尾形光琳画・尾形乾山作の「銹絵寿老図六角皿」画像検索結果)が、小品ながら面白いし、「第7章 光琳の後継者たち 琳派転生」では、酒井抱一筆の「四季草花下絵和歌巻」画像検索結果)..これも、展示とは違う部分が検索されていると思うが、まぁ大体、このような作品世界である [;^J^]。酒井抱一筆の「十二ヶ月花鳥図」画像検索結果)も、同様..というか、これは同じタイトルで10セットもあるらしい [;^J^]。検索結果がヒットするわけないわな [;^J^]。でも、ごめん、図録からスキャンする気力も時間もないの [;_ _][;^.^]。展示されていたのは、オレンジ色の日輪やヒマワリが「含まれていない」ものである。[;^J^]

 そして最後に、鈴木其一筆の「夏秋渓流図屏風」画像検索結果)! この毒々しさは、どうよ! この不気味な黴(?苔)は、どうよ! 東京の展覧会でも観る機会が多い作品であるが、好悪はわかれると思うが、このある意味カッ飛んでしまっている「美意識」の力強さ!

 10;45に退出し、徒歩で京都駅方面へ。駅のすぐ近くにあるラーメン屋、新福菜館本店に着いたのが、11:05。この時点で、店の外に30人並んでいる [;^J^]。15分前には、ひとりもいなかったらしいのだが。

 20分後に入店できた。中華そば。なるほど。11:40に出たら、店外の行列は80人 [;^J^]。確かに美味いが、80人となると推定1時間弱。そこまで並ぶぐらいなら、私は別の店に行く。

 いったん京都駅に戻り、地下鉄で京都国際マンガミュージアムに着いたのが、12:00。「江戸からたどる大マンガ史展 〜鳥羽絵・ポンチ・漫画〜」(前期:〜12月27日(日)まで、後期:1月4日(月)〜2月7日(日)まで)である。今日は前期。

 まぁ、図録もないわけだが..展覧会の内容は、タイトル(とホームページの記載)から想像できるとおりのものであり、江戸 → 明治 → 昭和(戦前)→ 昭和(戦後)と続く展示の最後が、「新宝島」である、というのが、なんともスタイリッシュで洒落ている [^J^]。つまり、現代マンガ史の開幕まで、というわけだ。

Picture

 以前、「冥途のみやげ」展の後期の紹介(「2015年09月12日」)で、月岡芳年の「応挙之幽霊 雪舟活画」が意外に検索できなかった(画像検索結果)のだが、ここに展示されていたので、写真を載せておく。

 念のために述べておくと、写真撮影OKの展示室と、NGの展示室がある。当然、これはOKの部屋で撮ったのである。また、ガラスに白いワイシャツの男が派手に映り込んでいるように見えるが、これは「(幽)霊」であるとして「見ない(視界に入れない)」訓練を、あなたはすべきである。



 14:00に退出。14:56、京都発のひかりで、16:05、浜松着(近い!)。16:45、帰宅。

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*2015年11月22日:全力でだらける [_ _][;^.^]


 今日は、年末までの多忙な週末群のうち、数少ない静養日である。疲労を溜めこんでいる場合ではない。映画鑑賞も先送り、先送り。

 9:50に出て、10:00から13:40まで湯風景しおり。日光浴のシーズンが終わっている今は、サウナがメインである。買い物してから、14:15に帰宅..

 ..今日はこれだけ [;^J^]。読書をする気力も起きないので、録画の始末をしたりしながら、ひたすらぐだーっと。ひたすらぐだーっと..[_ _][;^.^]

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Nov 26 2015
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