*2014年05月12日:あーりん辱め [^.^]
*2014年05月13日:ギーガー逝去
*2014年05月14日:昭和の歌たち
*2014年05月15日:一番イライラするパターン [;^.^]凸
*2014年05月16日:閉店ではなく改装なのか
*2014年05月17日:チャイナドレス展/クトゥルー神話展/3人で飲み
*2014年05月18日:『フローラの神殿』/Bunkamuraザ・ミュージアム
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*2014年05月12日:あーりん辱め [^.^]


 また、残業が長めになってきた..といっても、22時ですから、世間的には甘ちゃんですか? [;^J^]

 昨夜の「新堂本兄弟」の録画を観る。ゲストは工藤静香とももいろクローバーZであるが、この登場シーンがなかなかの見物(みもの)。大御所・工藤静香も、ももクロのほかのメンバーも、幕の裏から徒歩で登場したというのに、ひとり、あーりんだけが、しおりん(玉井詩織)の押す台車の上に設(しつら)えられた椅子に座り、まるで「女王様」然として登場したのである [;^J^]。もちろん、左足を骨折していて動かせない状態だからであるが、これははたから観ていてもなかなか「恥ずい」状態で、あーりんもたまらず両手で顔をおおっていたが..[;^J^]

 ..いわゆる「強制女王様プレイ」による辱め状態? [;^.^]

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*2014年05月13日:ギーガー逝去


 今日は、19:00に会社から引き上げる。これでなんとか、昨日の分を相殺できたかな..

 ギーガー、階段から転落死。享年74歳。それは仕方がないのだが..報道が揃いも揃って、「エイリアンのデザイナー」..まぁ、クラークが亡くなったときも「2001年宇宙の旅の原作者」、小松左京が亡くなったときも「日本沈没の作者」だったからなぁ..

 ..合掌。

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*2014年05月14日:昭和の歌たち


 10年ぐらい前に買った「昭和の歌511」という、27枚組(511曲入り)のCDセットを、カーステで虫干ししている。これで2〜3回目かな。(セットの内容をサーベイできる便利なページがあった。「小学館版 昭和の歌511のデータベース」である。)会社まで片道2〜30分なので、なかなか捗らない。もう、1ヶ月以上は聴いていることになるのかな。耳の状態は、ギリギリOK(ボコボコ現象が出る直前で耐えている感じ)なので、症状を「モニター(観測)」し続けるために、出来るだけ何らかの音楽を聴き続けるようにしているのである。

 511曲もあれば、大概の名曲は網羅されているように思えるでしょ? これがなかなか到底そんなものではなく、5000曲とは言わないが、まぁできれば2000曲は集めてもらわないと、欠落が多すぎるというのが偽らざる印象である。各歌手の、本当に代表曲を収めるのが精一杯(なかには、何曲か収められている歌手もいるが)であるだけでなく、完全に省かれている歌手が多すぎる。さだまさし、太田裕美はともかくとしても、山口百恵が1曲も無い状態で「昭和の歌」を名乗っていいものか? ..前記データベースページによると「Sony Records が参加していないのが残念」とあるので、どうやらその関係で、ごそっと抜けがあるようだ。まぁ、さだまさし、太田裕美、山口百恵がソニーレコードの人なのかどうかは知らないし、調べるつもりも(そこまでの興味も)ないが [;^J^] ..ま、そういう事情なので「百科事典」としては使えないのだが、「懐メロ集」として捉えると、511曲というのは、なかなかのものである。老後の楽しみとしても、悪くない。(今、楽しんでいるのだから、既に老後なんだろうって? こらっ! [;^.^]凸)

 (1ヶ月以上かかっているとはいえ)一気に500曲以上も聴くと、それなりに見えてくるものもある。軍歌から演歌からニューミュージックからロックまで、ほぼオールジャンル聴くことができるのだが、異様に突出した(特徴的な)ジャンルが、ひとつ、あるのである。

 いわゆる「四畳半フォーク」である。

 この歳になって、改めて聴いたからだろうが..その歌詞の「軟弱さ」には、驚いた。「戦争を知らない子供達」(1971年なので、「四畳半」フォークよりも少し前の曲だと思うが)など、聴いていて、あまりのむず痒さに頭を掻きむしりたくなった [;^J^]。私たちの「お兄さん世代」の歌であるが..そりゃ、当時の大人たちにバカにされたり迫害されたり(迫害はなかったかな [;^J^])するのは、当たり前だわ。張り倒したくなるわ。こんなん歌ってないで、働け! と、恫喝したくなるわ。[;^.^][;^.^][;^.^] 成長の遅い(遅すぎる)私も、ようやく、彼ら(大人たち)の気持ちがわかるようになりました。[;^J^]

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*2014年05月15日:一番イライラするパターン [;^.^]凸


 これも、前に書いたと思うが..会社で電話相談を受ける機会が非常に多いのであるが(そういう業務/役どころなのである)、一番困るのが、えんえんと質問が続いて、終わりが見えないパターンである。ひとつ回答してあげた(解決してあげた)あと、「あ、それからもうひとつ」「あ、それからもうひとつ」..そういうときは、最初から「質問が全部で5つありますが、今、時間はありますか?」、と、言えっつーの! [;^.^][;^.^][;^.^]凸

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*2014年05月16日:閉店ではなく改装なのか


 西山のセブンイレブン、潰れた(ので解体工事をしている)のかと思っていたら、同じセブンイレブンのまま、5月30日に新装開店するらしい。ごく標準的な店作りだったし、何がどうかわるのか不明だが、まぁ、楽しみにしておこう。(大体、通路とかが広くなって、ゆとりスペースもできたりして、モノが減るんだけどね。[;^J^])

 午前、部内ミーティングで珍しく半切れして、シャーペンを叩き折りそうになってしまった。いい歳こいて、何やってんだか [;_ _]。午後も午後で、子細は省くがさんざん振り回され、結局半日、無駄な作業をさせられたし..[;_ _]凸 そこまで暇じゃねーんだよっ!

 それやこれで必須作業が後ろ倒しになり、結局、22時近くまで残業。[;_ _]凸

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*2014年05月17日:チャイナドレス展/クトゥルー神話展/3人で飲み


 昨夜(というか、なかば今朝)の就眠時刻は、3:00を回っていた。しかし起床時刻は(案の定、目覚ましのセット時刻よりも早い)4:30である。ここまで来ると、もはや特技や体質なんてものではななく、ましてや歳のせいであるわけもない。こうなると「非人間的」としか言い様がない。潔く寝過ごせよっ! [;^.^]

 というわけで、無事に6:05に自宅を発ち、7:00浜松駅前ロータリー発の高速バス、渋谷新宿ライナー浜松2号。軽い事故渋滞が2回あったが、11時を少々回って、渋谷マークシティ着。

 11:20、タワレコ。ルネサンスのCDを2枚と、ももクロのライブBDを1セット。11:35に出て、12:00、久々に国会図書館。

 何時に出たのかは忘れたが(あえて伏せるが、忘れる理由があったのだ [;_ _])、15:15、八重洲中央口でKさんと落ち合う。15:20、連れだってブリヂストン美術館へ。「描かれたチャイナドレス ─ 藤島武二から梅原龍三郎まで」である。Kさんが年間パスポート(だったっけ?)をお持ちで、それはペアで入場できるのである。普通は女性連れで入るモノじゃないかと思いますけどね。[;^J^]

 小振りながら、それなりに面白い企画展である。近代洋画史(というより、日本の近代史)の「あだ花」という印象も拭えないが、もちろんいずれも真摯に描かれた作品であり、見応えのあるものも、いくつかある。

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 藤島武二の「東洋振り」は、検索を絞り込めなかった。おなじく「女の横顔」も絞り込めなかったので、ミュージアムショップで購入した絵葉書からスキャン。なかなかいいでしょ。様式はイタリア・ルネサンス、衣装は中国、モデルは日本人という、この「インターナショナル」ぶりが、ポイントかな。[;^J^]



 児島虎次郎の「西湖の画舫」画像検索結果)は、奥の女が iPad mini をいじってる。(うぞ。[^.^])久米民十郎の「支那の踊り」画像検索結果)の、異様な渦巻き構図。朝井閑右衛門の「蘇州風景」画像検索結果)は、別にいわゆる「チャイナドレス」が描かれているわけではないが、この風景、好きだなぁ..[^.^]

 それにしても「チャイナドレス割引」があるというのに、ひとりもチャイナドレスの客なんかいなかったぞっ [:-_-] 金返せ!(← オヤジふたりで来るから、こういう発想になる [;^.^]。みなさんよくご存知のとおり、普段の私は、上品な紳士です。[^.^])

 退出時刻は忘れたが、東京駅前から有楽町駅前までだらだらと歩き、16:20、スパンアートギャラリー。「クトゥルー神話展」である。大盛況。いくつかの作品の作者の方に、じきじきに解説していただく。出展者のひとりである高橋葉介氏もおみかけしたが、シャイなので声をかけられず。[;_ _][;^J^]

 40分ぐらいで出たかな。Y君との(有楽町の店での)待ち合わせ時刻は19時なので、時間つぶしをする。めったにダラダラ歩きをしない界隈なので、それなりに面白い。東京駅の大丸の8F〜10Fに入っているハンズで物色したり、画廊や、風水の店を軽くひやかしたり、沖縄物産のパイロットショップ(っていったっけ?)に入ってみたり、八重洲ブックセンターの1Fでアフリカの民族工芸の展示販売会をやっていたので、ここでは少し時間をかけて眺めたり。机上の整理に便利そうな綺麗な小物入れを購入。編み上げている材料は、なんと「電話線」である。「民俗楽器」の材料がコカコーラの瓶だったりスチール缶だったりするケースは珍しくないが、似たようなものかな。

 19:00、有楽町駅前のコルティブォーノへ。イタリアンの店である。Y君は少し先に来ていた。3人で会食、歓談。仕事関係の近況などは、もちろん、ちょ〜オフレコである。ヤバイネタを一杯仕入れてしまった。[;^.^]

 何時に出たかは失念。二次会は水道橋の「和伊わい亭」。ここでは仕事関係の話は少し控えめだったかも知れないけど、よく憶えていない。いずれにせよ、既婚者のおふたりの言葉(助言)で、もっとも胸に刺さったのが、「子どもは作れ! 結婚は 絶対に するな!」であった [;^J^]。う〜む、論理的には可能っちゃー、可能だけどさ [;^J^]。法的にも、多分。[;^.^]

 確か0:20頃に店を出て、水道橋駅で散会。私はそのまま徒歩10数分のスパ ラクーアへ。例によってテワラン(タイ古式マッサージ)を頼むが、90分コースで、1:30〜3:00まで。途中で何度も(あまりの眠さと気持ちよさ [;^.^] に)寝落ちしてしまった [;^J^]。ずっと起きてないともったいないというのに。(← 何が [;^.^])週末とあって、快適な座椅子はもちろん満席。通路に寝具を敷いて寝る。[;^J^]

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*2014年05月18日:『フローラの神殿』/Bunkamuraザ・ミュージアム


 8:20、ラクーアを退出。9:50、町田市立国際版画美術館。「華麗な花の饗宴『フローラの神殿』大公開」と「パブロ・ ピカソ ―版画の線とフォルム― Pablo Picasso:peintre-graveur その線は、とまらない」である。

 前者では、「ヒヤシンス」「バラ」「カナダユリ」「スタペリア」「ハナガサシャクナゲ」などは画像検索できなかったのだが、「カーネーション」画像検索結果)、「オーリキュラ」画像検索結果)、「チューリップ」画像検索結果)、そして超目玉の「夜の女王」画像検索結果)など。ま、あとで自宅に備え付けてある画集からスキャンして(これは「常設展」の一環なので、図録が販売されていない)、廃墟通信でご紹介すればいいや、と、この時点では思っていたのだが、実は帰宅してから気がついたのだが、私の書架には『フローラの神殿』が無かった! 意外。荒俣宏編纂の別の画集と混同していたらしい。これは、買っておかなくちゃならんなぁ..私の廃墟城には絶対に備え付けておかなくちゃならんでしょ、これ..でも、アマゾンで検索したら、古本で5万8千円からかぁ..きついなぁ..

 ピカソの方は、申し訳ないが、相対的に印象はマイルド。それでも、「ミノタウロマキア」画像検索結果)、「フランコの夢と嘘」画像検索結果)などは面白かった。「鳩」画像検索結果)は、検索結果のうち、写実的な方である。

 11:30、退出。町田駅前でつけ麺。

 13:20、Bunkamuraザ・ミュージアム。「ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館 華麗なる貴族コレクション」である。

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 正直、いまいちポイントを(事前に)絞り込めていなかったし、さほど期待はしていなかったのだが、やはり観るべき(紹介すべき)作品は、いくつもあった。まずは、“グリゼルダの物語の画家”の「アルテミジア」画像検索結果)。ピエロ・デル・ポッライウォーロの「貴婦人の肖像」画像検索結果)は、まったくもって、特にどこがどうこう言う作品ではないのだが、それだけに、いつまで観ていても見飽きないところがある。

 サンドロ・ボッティチェッリの「死せるキリストへの哀悼」画像検索結果)、パルマ・イル・ヴェッキオの「女性の肖像、通称「ラ・コルティナージャ(娼婦)」」、ルーカ・ジョルダーノの「大修道院長聖アントニウス」

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 ティツィアーノ・ヴェチェッリオに帰属させられている「紳士の肖像」画像検索結果)も、好きな作品である。軽薄な意味ではなく、品格があるよね。

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 そして、カナレットの「廃墟と古代建造物のあるカプリッチョ」画像検索結果)。「カプリッチョ」というのは「奇想画」というような意味で、要するに「あり得ない風景」。様々な建造物の廃墟を集めてきて見映え良く1枚のタブローに仕上げているが、現実には、こいつらが同時に見えるわけがないだろう、という、私の偏愛するジャンルである [;^J^]。「幻想絵画」の華である [^.^]。しかしそれだけに、このジャンルに対する私のハードルは高いよ [;^J^]。この作品は、ま、ぎりぎりクリアしてるくらいかな。[^.^](上から申し上げております。[^.^])



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 そして、ジュゼッペ・モルテーニの「レベッカ」画像検索結果)。いいねぇ、この表情。物語性を離れても、ほれぼれとしてしまう。自室に飾りたいかというと、また、話は少し別だが。[;^J^]



 14:40、退出。15:34、品川からこだま。17:23、寝過ごさずに無事に浜松で降りて、18:10、帰宅。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: May 24 2014
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