2012年10月01日:エアコン故障?[/_;] 2012年10月02日:エアコン無事 [;^.^] 2012年10月03日:こだわりやまが消えていた [;^.^] 2012年10月04日:「ももクロ夏のバカ騒ぎ」 2012年10月05日:最後の?ぶっこみ [;^.^] 2012年10月06日:図書館3軒ハシゴ 2012年10月07日:府中市美術館/国立新美術館目次へ戻る 先週へ 次週へ
5:20に起きたら、電気は回復していた。快晴。
台風一過ということで道路の状態も悪かろうし、早朝サイクリングはパス。またぞろ海から塩分を運んできただろうから、自転車のメンテをしないと..もっとも、前回の台風とは異なり、もっぱら強風で雨量はたいしたことはなかったのだが。(浜松西部地区では。)
BUBKAと、大道芸ワールドカップin静岡の公式パンフを買う。BUBKAと聞くと顔をしかめる [;^J^] 人もいるかも知れないが、「吾妻ひでおのアイドルスクラップ」なる連載を切り抜くために購入しているのである。それに、かつてはいかにも「裏」の雑誌であったが、今や健全?なアイドル雑誌である。AKBファミリーというか48系というのか、要するに秋元プロデュースのグループたちの記事がメインなのだが、ももいろクローバーZの追っかけライターがひとりいるらしく、毎号必ず、ももクロZの記事も載っている(ので、重宝しています。[_ _][;^.^])
昨夜、停電で観損ねた、「サロメ」(平野啓一郎訳、宮本亜門演出、多部未華子主演)のラストを観る。多部未華子、すごいね。[^J^]
夜、エアコンが全く効かないのでどうしたことかと確認したら、室外機が、完黙 [/_;][/_;][/_;] ..ダメだこりゃ [;^J^]。修理だな。いつにしよう。土日に来てくれるだろうか..それにしても、昨夜は、確実に効いていたのだが..もしかして、停電のショックで? [;^.^]
目次へ戻るメーカー(三菱)のカスタマーサポートに電話したところ、言下に、コンセントを抜いて1分間待て、と [;^.^]。これがビンゴ [;^.^]。LEDが点滅していたのだが(この状態は取扱説明書には記載されていないのだが [-_-]凸)、これが「室外機と通信できないよ」インジケーターであったのだった。この状態に落ち込んだトリガーは、やはり「停電」だったかも知れないね。
9月30日に録画した「題名のない音楽会」の録画を観ていて気がついた。9月3日の日記で言及した「クラシック名曲フレーズ集」の中で、私が音源を持っていなかった4曲のうちの1曲であるところの、「操り人形の葬送行進曲」(グノー)は、そもそも曲を知らなかったのだが、これ、「ヒッチコック劇場」のテーマ音楽として使われていたのか! どうりで。「知らない曲であるわりには、譜面づらにどこか見覚え(聞き覚え)がある(変な)曲」だなとは、思っていたのだ。[;^J^]
目次へ戻る朝は、微妙に寝過ごして時間が足りなかったので、サイクリングは(10キロ、35分の)ショートコース。
夜は、自転車で街中へ。買い物をひとつ片付けてから、久しぶりに「こだわりやま」に寄ってみたら..店名が変わっていた [;^J^]。あらま。「やきとり道場」だってさ [;^J^]。基本的にメニューは同じなので、経営母体は同じで、ブランドだけ変えたという可能性もあるな。
21:40帰宅。「新編バベルの図書館 1 アメリカ編」を発注する。
目次へ戻る4:30に起きて、7:30までかけて更新。サイクリングをしている時間、まったく無し。[;_ _]
昨日スカパーから録画した「ももクロ夏のバカ騒ぎ Summer Dive2012」の録画を観る。正確に言うと、「ももクロちゃんと一緒に観よう! Summer Dive2012 〜開幕戦〜 NHKホール大会編」(NHKホール、2012/06/17)と、「ももクロ夏のバカ騒ぎ Summer Dive2012 〜最終戦〜 西武ドーム大会編」(西武ドーム、2012/08/05)の2本である。いずれも今夏。つい最近。
これはもう..なんというのか..いずれも実に楽しいが、特に西武ドーム大会の規模には驚く。いったい、何万人集めたんだ? 演出も、野外の巨大ドーム(広大なアリーナ)を生かしている。
特に(いい意味で [;^J^])呆れたのは、私が大好きな「ココ☆ナツ」。「極楽門」(よみうりランド、2011/08/20)では、この曲の後半で観客席に走り込み(といっても、もちろん花道の上であるが)、大型の(抱えるタイプの)水鉄砲で、観客に水をぶっかけまくっていた(上に向けて発射して散水するだけでなく、水平撃ちもしていた [;^.^])のだが [;^.^]、今回はもう、今回はもう、ゆっくりと旋回する5本の大型アームにそれぞれが乗り込み、10メートル以上の高さからの、アリーナ席への「放水機」による放水である [;^.^]。極楽門の水鉄砲を子どもの玩具だとすれば、今回のは大人の兇器である。[;^.^][;^.^][;^.^]
しかしこのあまりにも大規模なパフォーマンスを観て、「心が折れる」人もいるであろう。10月1日の日記でご紹介したBUBKA誌のライターがまさにそうで、もう、自分の筆で伝えようにも、キャパを超えてしまった..と、書いていた。それはわかる気がする。私などは、ほんの半年ほど前にももクロを「発見」したばかりの、ぽっと出のファンに過ぎないが、彼女らがバンでドサ回りをし、駐車場で路上ライブをしていた頃から応援していたファンにとっては、これほどの大観衆は、嬉しく誇らしくもあろうが、それ以上に、もはや(大衆的人気・認知度という尺度では)完全に別のステージに旅立ってしまったことを思い知らされる、衝撃的な光景なのではあるまいか..
「NHKホール大会編」のパフォーマンスも素晴らしい..てゆーか、彼女らは常々、「紅白歌合戦出場!」を目標として公言しているが(そして私はそれを非常に好ましく思っているが)、もう、いいじゃん [;^J^]。NHKホールは、征服したよ。紅白歌合戦では、こんな(会場全体を(ホワイエや廊下・通路まで含めて)全部使い切る)演出なんて、出来ないんだぜ?[;^.^]
しかし、この両大会を観ていてなによりも感動的なのは、実は、ももクロ自体ではない。それは、観客(オーディエンス)の、幸せそうな笑顔である。(ももいろクローバーZのファンは「モノノフ」と呼ぶ習わしであるが、私は(まだ)恥ずかしくてよう書かんので、敢えて他人行儀な「オーディエンス」を使わせていただいております [;_ _][;_ _][;_ _]。このへんが、ファンとしてはまだまだ下っ端なところ。[;^.^])老いも若きも男も女も、心の底から嬉しそうに幸せそうに笑い、全力で踊っている..
ももいろクローバーZに対してネガティヴな感情を持っている人々は、もちろんいるであろう。それは人それぞれだから、もちろん全く構わない。ただ、私は、これほど大勢の人々を幸せにする存在は、無条件に、良いものである、と思う。
そう、信じている。
目次へ戻る夕方になって、Aさんから(結果的に)最後の?無茶振り [;^J^]。某企画に、イラストが数点、急遽追加収録されることになったのだが、念のためそのイラストの「初出データ(初出単行本)」を確認してみたら..その「初出単行本」には収録されてないんでやんの。[;^.^]
深夜までかかって、正しい初出単行本を探し出せた(自宅にあった)のは、ラッキーであったが [;^J^] ..ったく、これだから、いつまでたっても夜更かしが治んないっつーのっ![;^.^]
目次へ戻る..それでも平然と5:30に起きて、6時過ぎに発つ。浜松駅北口7:00発の高速バスで上京。定刻から20分少々遅れての11:10渋谷マークシティ着は、まったくの想定内。
まず、メトロで上野へ。11:55、国際こども図書館。某誌のバックナンバーがここにあるかも知れないので捜しにきたのだが、やはり無し [_ _]。なんでまたわざわざ足を運んでおるのか、ネットで調べられないのか、と思われるだろうが、国会図書館(国際こども図書館を含む)の蔵書は、基本的にはネットで検索できるのだが、一部「(まだ)データ化されていない」資料もあるのである。不便である。
引き続き、水道橋へ。12:50に、米澤嘉博記念図書館。会費納入と、Aさんから依頼されていたコピーを1件。
昼食を食べている暇は無いのできっぱり略して、八幡山へ。14:40に、大宅壮一文庫。手塚治虫の漫画作品を1件、発掘。[^J^](新発見といっても、私が知らなかっただけのことであるが、多分、どの作品リストにも載っていないと思う。載っていたら、すみません。[;^J^])
ものいいコーナー「おたくも、じゃんじゃん出したら?」:(1コマ):小説宝石:70/04
..このタイトルを把握した段階では、エッセイか談話だと思っていたんですけどね [^J^]。15:10に退出。八幡山駅への帰途、米澤嘉博記念図書館で取得したコピーを宅急便で発送するために寄った酒屋で、ふと目にはいった「豆乳のお酒 抹茶味」の小瓶を買って、飲んでみたのだが..一生飲まないんじゃないかな、私は、多分、二度と。[;^.^][;^.^][;^.^]
当初は、国会図書館にも寄る予定だったのだが、時間が足りなくなったし、今回の課題は、米澤嘉博記念図書館と大宅壮一文庫でほぼ片づいたので、パス。横浜の実家に直行し、17:40、着。
夜、雨になった。
目次へ戻る朝、寒い。雨が残っている。今回は半袖ワイシャツで上京(帰省)したのたが、今日は今季初の長袖ワイシャツで出かけることにした。
実家前のバス停から7:31のバス。東府中の府中市美術館に着いたのは、開館直前の9:55。「ポール・デルヴォー 夢をめぐる旅」である。
出迎えてくれるのが、「夜明け」(画像検索結果)である。いきなり、これ、来ましたか [^J^]。私はこの絵なら、半日は観ていられる自信があるぞ。[^J^]
初期の作品では「カエルのいる沼」が面白い。「行列」(画像検索結果)は、ティピカルな作例。「会話」(画像検索結果)は、裸婦と骸骨という(ある意味、伝統的な)組み合わせだが、同じポーズの繰り返しのリズムが面白い。
「トンネル」(画像検索結果)は、鏡の中の少女が不思議である。この少女の「実体」は、どこに存在するのか。次元の壁が破れているのである。ベラスケスの「ラス・メニーナス」(画像検索結果)のパロディ..というわけではなかろうが。[;^J^]
「夜の使者」(画像検索結果)は、中央の使者?の目が(デルヴォー作品の女性としては)小さく、異質(異分子)である。「エペソスの集いII」(画像検索結果)は、いい作品だとは思うが、何故か、入り込めない..「カリュプソー」(画像検索結果)は、最後の油彩画。視力/体力の衰えもあり、これまでの作品とは質感が異なるのだが、これはこれで、悪くない。まったく、悪くない。
11:25に退出し、東府中駅前のすき家で昼食。13:10に、ぎろっぽんの 国立新美術館。「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」である。
「バロックサロン」セクションで気になったのは、ヤン・ファン・ハイスム「テラコッタの花瓶の花」、フランツ・ヴェルナー・タム「花瓶の花」など。(後者の構図。青と白の寒色系。)
「名画ギャラリー:ルネサンス」セクションでは、やはりまずはなんといっても、ラファエッロ・サンティ「男の肖像」(画像検索結果)−これはもう、問答無用ですね [^J^]。クエンティン・マセイス「徴税吏たち」(画像検索結果)も、実にいい [^J^]。こいつらの悪すぎるツラ構え [^J^]。コインの光沢も、凄い。
「名画ギャラリー:イタリア・バロック」セクションては、グイド・レーニ「マグダラのマリア」と、クリストファーノ・アッローリ「ホロフェルネスの首を持つユディト」(画像検索結果)..この冷ややかなユディトの顔は、画家の片想いの相手の顔で、彼女に生首をぶら下げられているホロフェルネスの顔は自分の顔だというから、まっことあっぱれ [;^.^]。もしもあなたがここから被虐嗜好しか読みとれないとしたら、底が浅い。これは「復讐の絵画」である可能性が高い。
「名画ギャラリー:ルーベンス」セクションは、もちろん、ルーベンス特集。「ひげのある男」−素晴らしいツラ構え。「キリスト哀悼」−涙の表現のリアリティ。「果物籠を持つサテュロスと召使いの娘」−召使いの娘の(美女ではない)庶民的・健康的な魅力が、サテュロスとのツーショットには、似つかわしい [^.^]。「クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像」(画像検索結果)は、やはりいい。「占いの結果を問うデキウス・ムス」(画像検索結果)は、神官の表情がみどころ。
「名画ギャラリー:17世紀フランドル」セクションでは、やはり、ヤン・ブリューゲル「若きトビアスのいる風景」(画像検索結果)。この空気感と遠近感にはまると、17世紀フランドル絵画から足を洗えなくなってしまう [^.^]。アンソニー・ヴァン・ダイク「マリア・デ・タシスの肖像」(画像検索結果)の気品と誇らしさ!
「名画ギャラリー:17世紀オランダ」セクションでは、フランス・ハルス「男の肖像」の表情と筆致が、やはり絶品。ヘリット・アドリアーンスゾーン・ベルクヘイデ「ハールレムのマルクト広場、市庁舎のある眺め」は、おお、これはまるで、ハウステンボスみたいな。[;^.^]
「名画ギャラリー:18世紀 − 新古典主義の芽生え」セクションでは、アレッサンドロ・マニャスコ「古代の廃墟の奇想とバッカス祭」が、気になる。ネットから画像を拾えなくて申し訳ないのだが..あまりにも極端な、「斜めの構図」なのである。廃墟の前景の人物たちの体をつなぐ線が、右上から左下にむけて明確に走っている。これではまるで、新本格探偵小説の規範的傑作のひとつである「●●屋敷●●●」ではないか [;^.^]。また、人物がやや異形なのも気になる。頭部が小さすぎるし、歪んでもいる。不気味である。実に、不気味である..ジョヴァンニ・パオロ・パニーニ「古代ローマの傑出した遺跡と彫刻のある奇想」も、印象に残る。
最後の「名画ギャラリー:ビーダーマイヤー」セクションでは、まず、フリードリヒ・フォン・アメリング「夢に浸って」が、素晴らしく可愛い。同じく「マリー・フランツィスカ・リヒテンシュタイン侯女 2歳の肖像」(画像検索結果)も愛らしいが、彼女、日本人形を持っている..よね? フランチェスコ・アイエツ「復讐の誓い」の、物語性。フリードリヒ・ガウアーマン「干し草車」は、嵐から逃げる情景であるが、凄い迫力。
16:10に退出し、18:00過ぎに、実家に帰宅する。
目次へ戻る 先週へ 次週へLast Updated: Oct 11 2012
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