*2012年05月21日:金環日食
*2012年05月22日:「バトルシップ」
*2012年05月23日:薬の量を、倍にする
*2012年05月24日:叔父の訃報
*2012年05月25日:どんぶらこで飲み
*2012年05月26日:北斎展/叔父の通夜
*2012年05月27日:叔父の告別式
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*2012年05月21日:金環日食


 6:15に起床。分厚めの曇天。これは無理かな..と、早々に諦めて、炊事洗濯、部屋の掃除。7:00を過ぎてからシャワーを浴びていたら..窓の外が明るいではないか! 慌てて素っ裸で玄関から飛び出した(← 嘘。[;^.^])

 いつの間にやら、雲が千切れ飛んでいる。そこここに大きな雲の塊が流れており、それらが太陽を隠す可能性はあるが、その場合でも、一時的な遮蔽物になるに過ぎないだろう。アパートの駐車場で(ちゃんと洋服を着て [;^J^])あらかじめ用意しておいた日食観察用眼鏡で観てみたところ、すでに蝕は大幅に進んでおり、完全に三日月状態。にも関わらず、眼鏡無しでは眩しすぎて到底形を確認できないほどの明るさなのである。太陽が、いかに途轍もない光エネルギーの放射体であるかを、痛感する。

 流れる雲塊は、太陽を遮らない。7:30を回って、金環日食が成立した! 完全なリング! ..にも関わらず、眩しくて肉眼では、全く見えない。くどいようだが、太陽とは、これほど明るいものだったのか..とはいえしかし、微妙に明るさが減じては、いるのである。空は晴れており、太陽は煌々と輝いているのに、僅かに暗い(というより、明るくない)..不思議な雰囲気である。

 数分間、リングを得心がいくまで見つめてから、出勤。その後、午前中には再び曇ってしまった。金環日食の時間帯だけ、雲が少なくなったのである。

 先日受診した人間ドックの「下部内視鏡検査結果報告書」が届いた。実は、「大腸ポリープ(腺腫性ポリープ)」と「大腸憩室」が認められたので、生検(組織のサンプリング)をされていたのであるが..

 診断は、「組織検査の結果、悪性のものはありません」[^.^]。しかしながら、判定は、「異常ありません」、「心配ありません」、には○がついておらず、「日常生活で胃腸をいたわりましょう」に、○がついておりました。[;^J^]

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*2012年05月22日:「バトルシップ」


 会社から帰宅してから、車でサンストリート浜北へ。20:00からの回で「バトルシップ」を観る。

 軽いかるい [;^.^]。からんからん、すっからかんに空っぽな、天まで届く軽さである [;^.^][;^.^][;^.^]。ここまで内容が無いと、いっそ、爽快極まりない。この、一本、筋の通った無内容さには、確実に存在意義がある。[^.^]

 「要は、レーダー作戦ゲーム」という要約は、既にどこかで目にされているかも知れないが、実は、「レーダー作戦ゲーム」をやっている時間は、決して長くはない。対エイリアン戦のもっとも主要な局面というわけでもない。(印象に残るシーンではあるが。)

 日本へのリスペクトがわかりやすいので、気分良く観ていられるという側面は、確かにある。ダメ人間が戦いを通じて一人前になるとか、親子/兄弟の葛藤とか、そこらへんのアレな展開(定型)もひととおり取り揃えられているところがまた、軽やかである。つっこみ始めたらきりがない映画であるが(そもそも基本設定が..)、それはルール違反であろう。[^.^]

 1800円払って映画館で観る価値があるかというと、それはなんとも [;^J^]。いずれWOWOWで放映されるだろうし、それを(ストレス解消、あるいは暇つぶし用に)録画しておけば十分だという気は、する。

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*2012年05月23日:薬の量を、倍にする


 快晴。午前半休。浜松医療センター。

 右耳がボコボコと鳴る現象は、相変わらず軽減する気配も無い。ここの医師には原因がわからず、問診を手がかりに、何か影響を与えそうな薬を探している状態である。

 そろそろ、セカンドオピニオンを考えるべき時期なのだろうが、4月6日に、右耳の鼓膜の無駄な振動を止めるべく貼り付けたテープが、まだ残っている。これも、通例ならばそろそろ耳の中の新陳代謝に伴って浮いてきて、自然に剥がれ始めている時期らしいのだが、私の耳の中の新陳代謝の進行はよほど遅いのか、剥がれる様子が無い。(これもまた、異例なことのひとつではある..)無理に剥がすと鼓膜を傷めてしまう。セカンドオピニオンとして別の病院を訪れるにしても、少なくともこれが剥がれてからでなければ失礼であるし、診療の初動に影響を与えることもあろう..というわけで、これが剥がれるまでは、引き続きここの医師に診ていただくことになる。

 前回から、薬を変えている。それは、「ボコボコと鳴らない時間帯はあるのだが、いったん、何かのきっかけ(それは多くの場合“音”なのだが)でボコッと鳴ってしまうと、そのあと、鳴りやすい状態が継続する」、という、私の訴えをヒントとして処方された、痙攣を抑制するタイプの薬である。いきなり「定量」を処方すると、副作用がきつい可能性があるということで、定量の半分を処方されていた。2週間たち、特に異常も副作用も見受けられないことから、本来の量に(すなわち、これまでの倍に)することにした。「いったん、試みた以上、少なくともこの薬が効くかどうかは、見極めましょう(そのために、本来の量にしましょう)」、という、医師の判断には、全面的に賛成できる。

 吾妻ひでお関係の情報が入った。

 6月22日(金)吾妻ひでお×菊地成孔トークイベント〜『ポスト非リア充時代のための吾妻ひでお』(河出書房新社)刊行記念〜 である! [^.^]

> ※参加チケットの販売は5月26日(土)午前10時より開始致します。
> 日時:6月22日(金) 午後7時〜 (6時30分開場)
> 会場:西武池袋本店別館8階池袋コミュニティ・カレッジ コミカレホール
> 参加チケット販売開始日:5月26日(土)午前10時〜
> 参加チケット:税込1,000円
> チケット販売場所:西武池袋本店書籍館地下1階リブロリファレンスカウンター
> お問合せ:リブロ池袋本店 03-5949-2910

 ..とのこと。当然、午後半休を取得する予定。さても、楽しみなことである。[^.^]

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*2012年05月24日:叔父の訃報


 会社からの帰路、アポしていた18時に、車検の事前点検のためにIKKOにマーチを持ち込んだのだが、どうやら想定外の、金がかかりそうな不具合(オイル漏れなど)が見つかったらしく、「今日は整備士がいない」とかで、かかる費用を見積もることができず、整備士がいる日に出直すことになった [;_ _]凸。二度手間もいいところである。[;-_-][;-_-][;-_-]凸

 まぁ、しゃぁない。なるはやで処理したいので、26日(土)の午前中、9時に出直すことにする。

 21時過ぎ、実家から電話。父方の叔父が亡くなったとの連絡である。心不全。享年82歳。以前から、具合がよくないという話は聞いていたので、驚きは無い。まずは、大往生と言うべきであろうか..(ここ1年半ほどで亡くなった親戚は、3人目である..)

 26日(土)に三鷹で通夜、27日(日)に告別式。もちろん、出席する。

 河出書房のAさんに資料として送る単行本の準備と、参考図版のスキャンを行う。本来、土日に行うつもりだったのだが、前記の事情が発生したので、今夜に前倒し。深夜までかかった。

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*2012年05月25日:どんぶらこで飲み


 会社からの帰路、雨が多少降って心配したが、帰宅した頃には上がった。

 改めて出動し、いささか迷ってしまったものの [;^.^]、なんとか遅刻もせずに18:50頃、どんぶらこという店に着。Kさん、Hさんと3人で飲み。久し振りである。

 非常にコストパフォーマンスが良い店である。料理が美味くて量が多い。酒(日本酒)も、値段のわりには多く注いでくれる。また、何かの機会に利用したいな。(無事に、着ければの話であるが。[;^.^])

 24:00頃、散会。0:40頃、帰宅。

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*2012年05月26日:北斎展/叔父の通夜


 8:15にいったん車で発ち、ヤマト運輸の高丘営業所から、河出書房のAさんに資料を発送。8:45、IKKOで車検事前点検。10:40に帰宅。

 改めて、11:00に起動。バスで街中に出て、りそなで金を下ろし、11:35に有楽街の有楽つけ丸でつけ麺。12:11のひかりに間に合ってしまったが、無駄に早いので見送り、12:20のこだまで上京。14:40、三井記念美術館 着。「北斎展」である。5月6日に既に見ているのだが、その時は、展示替え前の前期展示。今日は後期展示である。(ほぼ、総替えなのだ。)..どうでもいいが、この美術館では展覧会のページに固有のURLがアサインされておらず、その時開催されている展覧会のページが、「exhibition/index.html」という具合なのである。したがって、次の展覧会が始まってしまったら、上記リンクは外れてしまうことになるが、仕方がない。

 展覧会のポスターにもなっている「諸国瀧廻り 下野黒髪山きりふりの滝」画像検索結果)が、やはり素晴らしい。また、「游亀」画像検索結果)の観察眼にも、深く感じ入った。

 15:55に出、16:35、三鷹の通夜会場着。通夜が終わった時刻をメモし忘れているが、横浜の実家に着いたのが、22:40。

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*2012年05月27日:叔父の告別式


 9:31に実家前のバス停から発ち、11:30頃、昨夜と同じ会場に着く。告別式である。

 友人代表で弔辞を読んだのが辻惟雄氏で、吃驚した。叔父と大学の同級生だったとは、知らなかった。(叔父の専門は、日本中世絵画史である。)まさか、場所柄、サインを貰うわけにもいかないし。[;^J^]

 繰り上げての初七日も済ませて、17:15に発ち、18:26に東京を発つこだまに乗り、20:55、浜松の自宅に帰宅。

 吉田秀和氏、逝去。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: May 31 2012
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