*2012年03月19日:「SPA!」を買う
*2012年03月20日:R−1グランプリ
*2012年03月21日:ディスプレイを処分する
*2012年03月22日:COMICリュウ、復活
*2012年03月23日:急遽、明日から上京
*2012年03月24日:「時間の庭」
*2012年03月25日:眞葛焼/都市と塔の物語/イ・ブル展/送別会
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*2012年03月19日:「SPA!」を買う


 朝は、半袖シャツ+長袖ワイシャツに薄手のジャンパーで済ませるほど暖かかったが、帰宅時には気温が下がり、ベストを追加しても、やや涼しいぐらい。

 帰路、書店で「SPA!」を買う。吾妻ひでおと山本直樹と、うしじまいい肉(ブログ)の鼎談が掲載されているからである。わけのわからん組み合わせだと思われるでしょうが [;^J^]、「21世紀のための吾妻ひでお」がらみである。このアンソロジーの監修者が山本直樹、書店では買いづらい [;^.^] 表紙写真が、うしじまいい肉なのである。(私も今回の企画があるまで、このコスプレイヤーのお名前を存じ上げませんでした。[_ _])鼎談の内容自体は、別に必読というほどのものではないが、吾妻ファンなら押さえておく価値はありますよ。

 「SPA!」の隣に置かれていた「FLASH」のグラビアが優香と吉木りさだったので、これもよほど買おうかと思ったのだが、ここで負けてはダメなので、我慢した。[;^.^]

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*2012年03月20日:R−1グランプリ


 晴天なので、10:20頃から湯風景しおり。でもやはり、日光浴にはいささか涼しい。午後は早めに帰宅して、あとは引きこもり。

 「まんだらけZENBU」の最新号に目を通す。手塚治虫の新発見作品として、

仮題・神と人間:00:10:未発表:45/?

 ..を採取し、作品リストに追加した。

 ..以前からひどく気になっているのだが..近年、まんだらけにポツポツと現れる、手塚治虫の初期の(デビュー前の)「新発見作品群」は、手塚治虫の学生時代のご友人が、手放しているものなのである。手放すのは個人の自由であるし、死蔵しておくよりはマシであろう。しかしそれが何故、まんだらけに流れるのか。

 手塚プロダクションは、これらに関して(手塚プロ内部の方に伺ったところ)全くの「蚊帳の外」なのである。(「つんぼさじき」の方がニュアンスとしては正しいのであるが、無駄な指摘メールを受け取るのも面倒なのでね。)手塚治虫の貴重な新発見作品の存在が、手塚プロに知らされていないのである。こともあろうに手塚プロが、手塚治虫の作品リストに書き入れられないのである。おかしいではないか。手塚治虫の新発見作品の原稿自体でなくとも、少なくともその情報/データは、手塚プロに集積させるべきではないか。コピーだけでも渡すべきではないか..(まんだらけが、売却前に手塚プロに渡しているのなら、話は別です。[_ _])

 文化遺産/文化情報の散逸ではないか..(まぁ、こんなことは、漫画に限らず、美術や文学など、あらゆる分野で起きている日常茶飯事なのでしょうけどね..)

 「R−1グランプリ2012」を観る。(公式サイトにリンクを張ろうとしたところ、いきなり優勝者が大写しになっていたので、万が一、録画したまま、まだ結果を知らず、今週末にでも観ることを楽しみにしていた人のスポイラーとならないよう、リンクはしないことにした。)

 出演者12人全員の講評を書くのは、面倒なのでやめる [;^J^]。特に気に入ったのは、ヤナギブソン。帰宅してから以降の「風呂」「屁」「メシ」「寝る」の順番の組み立てに頭を悩まし、「屁」「帰宅」「屁」「風呂」「屁」「メシ」「屁」「寝る」「屁」という、見事な「ミルフィーユ」状態を案出して悦に入っていたところ、「タバコ」を入れ忘れていたことに気がついてプランが崩壊していらつく、というネタの“リアリティ”が、素晴らしい [;^.^]。私も(「屁」の入れどころで悩んだことはないが [;^J^])大体いつも、こういうこと(美しいプランが、ちょっとした見落としで崩壊すること)で悩んでいるのである [;^.^][;^.^][;^.^]。これに比べれば、このプランをワードでメモしたり、USBに落としたり、ヤフー知恵袋で質問したり、質問を(英語で)動画にしてYouTubeにアップしたり、という“ITネタ”は(それ自体、十分面白くはあるが)セカンダリである。

 COWCOW多田の、ショートギャグ(一言ギャグ)の連射も、いい。いくつかピックアップすると、だまされたプリンセス・プリンセス「ダイヤモンドじゃねー!」、チャラチャラした裁判長「逆に、無罪」など [^.^]。また、要約しにくいのだが、千鳥大悟のネタも良かった。

 昔から不満なのだが、雨上がり決死隊のMCの品質が低い [;_ _]。「面白いですね」しか言わない [;_ _]凸。もちろん、主役は演者たちなのであり、妙に自己主張して出しゃばられて邪魔になるよりはマシであるが、それにしても、もう少しなんとかならないものか..たとえば、昨年末の「THE MANZAI 2011」でのナインティナイン(及び、ビートたけし、高島彩アナ、佐野瑞樹アナ、爆笑問題(爆チュー問題))のMCは、出すぎず引きすぎずで、非常に良かったと記憶しているのだが..

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*2012年03月21日:ディスプレイを処分する


 午前半休。9時から浜松医療センター。10:15に帰宅。

 出社前に、もうひと案件片付けられる。ということで、早速、パナソニックに電話。先週末、突然映らなくなったディスプレイ(TX-D5L31TN-J)の修理相談であるが..とっくの昔に生産完了で修理期間も完了とのこと。さいですか [;^J^]。先週末にフットワークよく修理出ししていたら無駄足を踏むところだった。すぐに状況を把握できたので、よしとする。

 今日は午後から出社なのだが、たまたま、業務中に私有車を使う必要があり、自家用車出勤の予定だったのである。善は急げと、車に TX-D5L31TN-J を積んで出勤し、帰途、OAナガシマ浜松西インター店に寄って、引き取ってもらった。この店では、1000円以上買うと、PC周辺ハードウェアを1台、無料で引き取ってくれるのである。(今回は、BD−R 50Gの5枚セットを買いました。)..ここ数年間、私はこの店を、こういう使い方しかしていないような気が、ふとしたが、気のせいじゃないかな。[;^.^]

 ついでに店内のディスプレイ売場を、画質と価格の相場を知るために、ざっと視察する。ふむふむ..ま、急いで買う必要も無いので、じっくり考えましょ。

 「グータンヌーボ」、今夜でついに、最終回。

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*2012年03月22日:COMICリュウ、復活


 暖かい。会社の駐輪場に停めてある自転車が、冬本番になって以来、12〜3台から7〜8台前後に減っていたのだが、ここ最近、台数が戻っているようである..

 ..こんじょなしどもめぇ..[;^.^]

 1時間半、残業。帰路、三方原のアマノ書店の雑誌コーナーで、鶴田謙二のエマノンのポップをみつけ、なんで今頃?と、ぼんやり眺めていたのだが、平置き台を見て気がついた(思い出した)。「月刊COMICリュウ」が、3月19日に、9ヶ月ぶりに復活していたのだった [;^J^]。確保。

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*2012年03月23日:急遽、明日から上京


 朝から晩まで、久々に気合いの入った雨。

 次回の上京(図書館よりも美術館メイン)は、4月7日〜8日のつもりだったのだが、25日(日)の晩に米澤嘉博記念図書館のスタッフのSさんとMさん(ウケを狙っているわけではない。たまたまである [^.^])の送別会を神保町界隈で行なう、との連絡が入った。

 ..明後日ではないか。[;^J^]

 急遽、明日から上京決定。高速バス(東名ライナー204号)のチケットをウェブで確保した。

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*2012年03月24日:「時間の庭」


 6:20に発ち、自宅直近のバス停から6:35のバスに乗り、6:45に浜松駅前バスロータリー着..早すぎた。[;^J^]

 7:30に、高速バス(東名ライナー204号)で東上開始。案の定、春休みのこととて、首都高速が大層混んでいるようで、12:10に用賀PAに着いた時点で、ここで降りることを運転手より勧告される [;^J^]。ここから田園都市線用賀駅まで徒歩5分とかからず、また、霞ヶ関や東京駅までの料金の(差分の)払い戻しは無い代わりに、田園都市線の渋谷までのチケットを(190円のところを)100円で売ってもらえるのである。さほど急いでいるわけでもないが、霞ヶ関まで50分かかるようなので、もちろん、降りる。

 ちょうど昼食時刻なので、用賀駅前の若鯱家という店で、「甘辛味噌カツ丼 〜温玉のせミニ麺セット(ミニカレーうどん)〜」をいただく。

 14:00、国立西洋美術館着。「ユベール・ロベール - 時間の庭」と「ピラネージ『牢獄』展」である。「廃墟のロベール」である! 廃墟な私としては、これは観なくちゃならんでしょう。[;^.^]

 「古代建築と彫刻のカプリッチョ」(これはロベールではなく、パニーニの作品)、「アルカディアの牧人たち」、「古代の廃墟」など。ロベールの作品の面白いところは、廃墟図にせよ風景画にせよ、同じモチーフというか定番ネタを繰り返し再利用し、組み合わせて架空の情景を創りだしていることである。いわば「虚構」の自乗なのである。

 また、この展覧会のキュレーターが意識していたかどうかはわからないが、「時間の庭」とくればJ.G.バラードである。短編集「時間都市」に収録された、この珠玉の大傑作! バラードにしては「ぬるい」と思われる人も多々いらっしゃることでしょうが、私は大好きなのである。[^.^]

 16:45に退出し、18:20、横浜・鶴ヶ峰の実家着。

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*2012年03月25日:眞葛焼/都市と塔の物語/イ・ブル展/送別会


 実家前のバス停から8:41のバスで発ち、「神奈川県立歴史博物館」に、開館時刻の9:30の少し前に着く。(開いたのは、開館時刻を数分間、過ぎてからである。[;^.^]凸)常設展2階の近代のコーナーに展示されている、宮川香山の眞葛焼を観に来たのである。

 「高浮彫牡丹ニ眠猫覚醒蓋付水指」画像検索結果)のラブリーさを、ご覧なさい [^.^]。この肉球と毛描きのリアルさ!

 「高浮彫桜ニ群鳩花瓶」画像検索結果)の華やかさ。「高浮彫風神雷神花瓶」画像検索結果)のユーモア! 風神の袋が裂けた中に風神たちが居るという奇想を実体化させた、超絶技巧!

 そして何よりも信じがたい、「高取釉渡蟹水盤」画像検索結果)!! この蟹たちの尋常ではないリアリティは、やはり現物を見なければわからないだろうなぁ..

 10:25に発ち、11:25に「江戸東京博物館」着。まずは、1Fのカフェレストランで、おフランスなランチ。

 12:15から、「ザ・タワー 都市と塔の物語」を観る。導入部はもちろん、バベルの塔。そのあと、仏塔などもざっとなめるが、本編で取り扱われる「都市」は、東京、大阪、そして、パリである。二都物語ならぬ、三都物語。この思い切った絞り込みのお陰で、適正サイズの博覧会として成立している。

 1900年万国博覧会のためのエッフェル塔改修計画のイラストが何点か展示されているが、いずれも衝撃的である。特に、フランソワ=グザヴィエ・シェルコフのプラン(ウジェーヌ・ブートロン画)は、物凄い [;^.^][;^.^][;^.^]。もしもこれが実現していたら(そして、現在のエッフェル塔がそうであるように、取り壊されずに保存されたりしたら)、パリが、あやうく「怪奇幻想の魔都」と化すところであった..

 ..惜しいことをした。[;_ _][;^J^]

 「エッフェル塔三十六景」も、面白い。未知の作品であった。もちろん、「冨嶽三十六景」にインスパイアされた連作なのだが、おフランスのパリとエッフェル塔を描いているにも関わらず、明らかに、どこか和風なのである。[;^J^]

 そしてもちろん、「浅草十二階」が大きく取り扱われているのであるが、「十二階下の風景」のコーナーで、まず言及されているのが、乱歩の「押絵と旅する男」。おkです。[^.^]b

 新世界と通天閣の起源と意義についての展示も、勉強になった。私は初代通天閣の存在自体をそもそも知らず [;_ _]、その偉容の写真を観て、腰を抜かしそうになった [;*.*]。そもそも、凱旋門の上にエッフェル塔を積むという発想自体が、信じられん [;^.^]。さすがは大阪である [;^.^]。そうか、以前から、新世界の地図をみて、何かに似ていると漠然と思っていたのだが..エトワール広場に集まる放射状道路群のイミテーションだったのか。[;^J^]

 通天閣関連展示のひとつとして、通天閣のようなものが描かれている「少年未来旅行双六」が展示されているのだが、これも、面白いな。東京タワーを壊す怪獣のVも、もちろん流されているのだが、ガメラとガラモン..別に悪くはないが、モスラはどーした、モスラは![;^O^]凸

 14:30に発ち、15:35に森美術館着。「イ・ブル展」(韓国の女流クリエイター)を観に来たのであるが..森タワーの53Fの森美術館への通路と、チケット売場が無茶苦茶混んでいて、(知らなかったけど)イ・ブルってこんなに人気があったのか!?(美術界も韓流に席巻されているのか!?)と焦ったら..52Fの「ワンピース展」への人波でした。[;^J^](チケット売場が隣なのだ。)なんと、はた迷惑な。[;^.^]

 (ソフトな材質の、四肢等生えすぎ系の)モンスターシリーズも悪くないが、「網状組織(パール)」「網状組織(青)」が、いい。体内も体表も、ビーズその他硬質のキラキラ系。子どもの夢みたいな? [;^.^] サイボーグシリーズ(宙づりの四肢(1本)欠損系サイボーグ)、アナグラムシリーズもいいが、「私の大きな物語」シリーズの構築物群は、ちょっと大味な気がするなぁ。

 「あなたの冷たく暗い瞳は無限に輝く」は、いい。彼女の技法の集大成である。新作「秘密を共有するもの」も、素晴らしい。輝く硬質の質感のパーツの集積からなる犬が、観客に背を向けて、輝く硬質の質感のパーツの集積からなる吐瀉物を吐き出している。向いている先は、高層53Fの大きな窓。高層からの東京都の景観。このディスプレイは、いい。雄大な借景である。しかも、スカイツリー付きである![^.^][^.^][^.^]。写真とりたーい!\[^O^]/(← ダメです。[;^J^])

 17:10に退出し、17:50、神保町。適当に時間調整してから、18:45、米澤嘉博記念図書館(のスタッフルーム)。10数人で徒歩で「メナムのほとり」という店に向かう。途上、聞いたのだが、米澤嘉博記念図書館の近所に建設しているビルは、集英社のビルだとのこと。このご時勢に豪気なことだと思ったら、Sさんによると、集英社は(「ワンピース」のお陰で)儲かっているらしい。そういうことなら、森タワーで 大迷惑を蒙(こうむ)った ちょっとした混雑に巻き込まれたぐらいのことは、我慢しないとね。[;^.^]凸

 さて、「メナムのほとり」で、SさんとMさん(ウケを狙っているわけではない、たまたまである [^.^])が図書館のスタッフを離れる、送別会である。料理は美味いが、わりと、辛めである [;_ _]。わりと、辛めなのである。[;^.^]

 21:15にひと足お先に辞去し、水道橋駅に着いたのが、21:25。22:00東京発のひかりで、23:16、浜松着、23:30、帰宅。

 前田敦子、AKB卒業表明。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Mar 29 2012
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