*2011年07月18日:ゆれる、まなざし
*2011年07月19日:北海道立図書館からのコピー第2陣
*2011年07月20日:会社閉鎖、ならず
*2011年07月21日:一瞬の快楽 [;^.^]
*2011年07月22日:夏オフの準備を着々と
*2011年07月23日:「現代アートとおもちゃの世界」
*2011年07月24日:「午後のバロック」
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*2011年07月18日:ゆれる、まなざし


 (週明けそうそう、懐古的タイトルというのもどうかと思うが..[;^J^])

 三連休の三日目だが、弱雨との予報なので、浜松西郵便局で「洋酒天国」52冊の代金を払い込んだほかは、基本的に引きこもる。結果的に、たまにパラつく程度で、18:30頃に一時的に強く降りはしたが、すぐにやんだ。

 おやおや、今夜は何故か、少し深酒してしまったようだ。(別に、「洋酒天国」を拾い読みしながらだからというわけでもなかろうが。[^.^])これは少し、珍しい酔い方。定期的に、視界が左右に揺れる..心臓の鼓動と同期しているのである。[;^J^]


ックン.. ックン.. ックン.. ックン..
 
  ..に合わせて、眼球が、
 
、左.. 、左.. 、左.. 、左..

 ..[;^.^][;^.^][;^.^] どういう動きをしているのか、手鏡で確認しようとしてみたものの、何しろ観測主体である眼球自体が動いているので、よくわからない [;^.^][;^.^][;^.^]。iPhone のカメラのムービーで、自分撮りすれば面白いのだろうが、ここまで酔っていると、なかなかそのような複雑なことを思いつけるものでもなく..[;_ _](以上、ひと寝入りして眼球が落ち着いてから、思い出しつつメモ書きしたものである。[;^.^])

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*2011年07月19日:北海道立図書館からのコピー第2陣


 台風6号接近中。もちろん、自転車ではなく、自動車出勤である。

 夏オフ(8/6〜7)の宿を取るのを忘れてた!(何故か毎年、必ず忘れるのである [;^.^])昼休み、慌てて楽天トラベルから、サクラホテル幡ヶ谷に予約を入れた。やれやれ。出遅れたため最安値の部屋は取れず、ダブルベッド仕様の無駄に高い [;^J^] 部屋だが、仕方が無い。(誰か、遊びに来てくれないものか。[;^.^][;^.^][;^.^])

 定時退社せよとの指示が出た。既にかなりの大雨であり、駐車場の車に駆け込んだだけで、膝から下がズブ濡れになってしまった。明日は警報次第。7時の時点で暴風警報が出ていれば自宅待機、11時の時点で暴風警報が(まだ)出ていれば、終日操業停止。

 こんな日に、北海道立図書館から、コピーの第2便が到着した [;^J^]。全40件請求していたうちの、残り半分である。手塚治虫の(これまで未見だった)初出誌からのコピーを23件。作品としては全て把握していたものであり、リストに記載しているデータの裏付け(エビデンス)の確保が主目的であったが、初出誌データの微妙な間違いも、2件、修正できた。(誤:「漫画少年 1952/08/05 夏の増刊号」→ 正:「漫画少年 1952/08/05 臨時増刊 夏休みオール漫画号」、と、誤:「漫画少年 1953/01/20 新年増刊号」→ 正:「漫画少年 1953/01/25 新年増刊読みもの名作集」。)

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*2011年07月20日:会社閉鎖、ならず


 結局、暴風警報は出ず、大雨警報の中、通常出社。(暴風警報ほどではなくとも、大雨警報でも、じゅうぶん、車を運転するには危険な水準だと思うんですけど..[/_;])昼前には普通の降り方になったので、昼休みに三方原の郵便局まで車を走らせ、北海道立図書館にコピー代金と送料を定額小為替で送金する。現金書留よりはよほど廉くつくと思い込んでいたのだが、確かにいくらか廉いものの、たいして変わらないではないか [;^.^]。手間なだけ。[;^.^]凸

 15時頃には、雨は完全に上がったが..それにしても、ちょっと茶目っ気を出して、「学級閉鎖」の「学級」を「会社」に置き換えてみただけなのに、なぜに、かくも不吉な文字列に。[;^.^]

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*2011年07月21日:一瞬の快楽 [;^.^]


 雨が降らない限り自転車通勤なのだが、この季節はとにかく、汗との戦いなのである。リュックにタオルと着替えのTシャツを入れて、会社に着いたら、すぐに体を拭いてTシャツを交換しているのだが、できればシャワーを使いたいところである。[;_ _]

 「着替えのTシャツを(部署に設置されている)冷蔵庫で冷やしておけばよい」、というアドバイスを同僚社員からもらったのは、先週のことである。(彼は、自転車通勤こそしていないが、早朝から会社の敷地内でジョギングとウォーキングをしているのである。)それで先週末に、冷蔵庫の中にTシャツを仕込んでおき、今朝、会社に着いて、早速それに着替えてみたのだが..

 ..10秒フラット [;_ _]。着た瞬間は、確かにひんやりと気持ちが良いが、あっという間に体温を吸収して、常温に戻ってしまうのだった [;^.^]。冷蔵庫内のTシャツをローテーションする管理工数に見合うかどうか、かなり微妙なレベルである。[;^J^]

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*2011年07月22日:夏オフの準備を着々と..


 ..進めているわけだが、今年は、例年に比べて、ハープのグリッサンドが、記録的に少ない。全ての演奏曲について把握しきれたわけではないのだが、恐らく、マーラーの「復活」で、1回あるだけである。仕込み時間が大幅に短縮できて、大変助かる。

 その代わりといってはなんだが、「復活」(第4、第5楽章)のための仕込みが、ほとんど唯一、手間がかかる。当日現場でチャチャチャッとやるのは絶対に不可能で、あらかじめ専用セッティングを作り込んでおく必要がある。

 コントラバス、ハープ、パイプオルガン、タムタム(高低2種)、鐘(音程感が曖昧な3音)。ハープにはグリッサンドが1回ある。これらが全部同時に鳴るわけではないのだが..基本的に音源はFantom−S、1台で、トリガー用に外部MIDIキーボードが1台。これ以外にV−Drums(パッド4面)があるので、鐘の音はできればV−Drumsのパッドで鳴らしたいのだが、そのためには、MIDIマージャーが必要になる。かつて使っていた(外国製の、挙動不審な [;^.^])MIDIマージャーは、廃棄済みである。まぁ、Fantom−Sは、鍵盤以外にパッドも備えているので、これでトリガーしてもいいのだが..とか、とか。(外部MIDIキーボード(シンセ)もV−Drumsも、もちろん、自前の内蔵音源を持っているのだが、(前記の楽器音について言えば、)Fantom−Sで作りこんだ音のクォリティに及ばないのである。)

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*2011年07月23日:「現代アートとおもちゃの世界」


 9時前に(あらかじめアポしていた)ガス漏れ警報機の交換。所要時間、20分ほど。クリーニング出ししてから(快晴なので [^.^])湯風景しおりへ。10:30から14:30までゴロゴロと(「レコード芸術」誌などの)日光浴読書であるが、横になっていたベンチから体を起こしてみたら、体から剥がれ落ちた皮膚の細片がベンチにびっしりと貼りついてしまっており、次に使う人のために綺麗に洗うのが、結構な手間。[;_ _][;^.^]

 その足で浜松市美術館へ。14:45から16:30まで、「現代アートとおもちゃの世界」を観る。

 北原照久氏のコレクションの展示であり、前半が、よく知られている玩具のコレクション(雑誌の付録漫画や、トキワ荘の遺品なども含む)、後半が、現代美術のコレクション。後者はさらに、直接、氏の玩具のコレクションにインスパイアされた作品群と、それ以外の作品群に二分される。「現代美術」としては(便利すぎる言葉だが)サブカル寄りの、圧倒的にわかりやすく親しみやすい作品群である。

 殊に魅かれた作品をいくつか挙げると..まず、山本高樹のパノラマ系フィギュア。「有楽町ガード下パラダイス」や「駄菓子屋」もいいが、「新宿ゴールデン街」が、特に素晴らしい。

 森口裕二の「怪獣と18人の乙女」のエロティシズム。

 佐藤眞人のフィギュア(というか立体物)「I Talk to the Cosmos」「ボクラハゴミカラ生マレル妖精ダヨ」「Material Fairies」。

 そして、山下信一の、一連のアクリルケース入りフィギュア。「萱野(かやの)ひまわり」も良いが、ポスターでセンターを取っている「雲母(きらら)レイラ」が、エロティックで愛らしくて、最高である。[^.^]

 う〜ん、なかなか和める展覧会である [^.^]。これはもう1回、観に来よう。1000円だし、何よりも、上映所要時間50分のビデオを(閉館までに観終えられないことが確実だったので)5分程度しか観ていないし..動く玩具の映像を、今回展示されていないものも含めて収録したビデオで、(5分間チラ見した内容から判断するに)さほどのものではないことはわかっているのだが [;^J^]、ぼんやり眺めていると、結構、幸せになれるのである。[^J^]

 谷島屋に寄って、cocoの「異形たちによると世界は…」を買って、17:20に帰宅。

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*2011年07月24日:「午後のバロック」


 金曜日に立てたプランでは、もしも今日(日曜日)雨でも快晴でもない、ほどほどの天候になった場合は、6時から14時過ぎまで浜名湖一周サイクリング、(昼食は、浜菜坊で生しらす丼、)帰宅してからシャワーを浴びて、ひと息ついてから14:45に自宅を発って、15:30から遠州栄光教会 住吉礼拝堂でムジカチェレステの演奏会を聴く、という段取りだったのだが..

 朝、5時に起床したところ、思惑どおり、ほどほどの曇天ではあったのだが..やはりどう考えても、このプランは机上の空論 [;^J^]。演奏会で寝落ちするに決まってる。[;^.^]

 ..というわけで、サイクリングは中止。読書やら録画消化やら夏オフの準備やらで、午前中をだらだらと過ごす。

 記念すべきアナログ停波日なのだが、既に地デジしか入っておらず、確認のしようが無いので、スルーする。[;^J^]

 朝のニュースを見なかったので、昼過ぎになってから気がついた。中国の高速鉄道(新幹線ではないようだ)で、追突事故が発生。情報が多少錯綜しているが、死者、32人..

 14:45過ぎに自宅を発ち、遠州栄光教会 住吉礼拝堂へ。自転車で10分程度なので、15時の開場まで、手持ち豚さんになってしまう。(← ネタです。[;^J^]「てもちぶたさ」と思い込んでる人、多いよね。)

 15:30から17:10まで、「午後のバロック」と題された、ムジカチェレステの演奏会である。ムジカチェレステはメンバー10人のア・カペラ合唱団であるが、近年は、チェンバロやオルガンとの共演も行なっているらしい。今日も、オルガン奏者の伴奏付き。

 プログラムは、表題どおり、バロック音楽時代の両端に聳(そび)える、モンテヴェルディ(「聖母マリアの夕べの祈り」より「マニフィカト」)と、J.S.バッハ(「モテット 第3番“イエス、わが喜び”」BWV227)を両端に配して、第2部に近現代のア・カペラ作品(プーランク、デュリュフレ等)を置くという、非常にバランスの良い、筋のとおったプラン。声楽のライブを聴くのは久しぶりだが、やはり耳が洗われた。(魂が、とまでは言わない [;^J^]。私の魂の筋金入りのどす黒さは、そんなヤワなものではないのだ。[;^.^])ちなみにこの教会に設置されている電子オルガンは、カワイ製であった。(思わず商売っ気を出して、確認してしまいました。[;^J^])

 17:20過ぎに帰宅。

 中国の高速鉄道の追突事故の件、続報によると、どうやら列車の追い越し?が発生していたらしい。後方を走っていたはずの列車に追突したのである。不謹慎を承知で書くが..ミステリファン的には興味深い状況である。まぁもちろん、真相は散文的であるに決まっているのだが。

 「前方に存在するはずの無い列車であればこそ、(その列車への異常接近という)アラームが発生しなかった」、と、考えることもできるが、どうやらそれほど「高級」な話でもなさそうである。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Jul 28 2011
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