*2011年01月17日:浜松凍結!
*2011年01月18日:まだ少し凍結 [;^.^]
*2011年01月19日:「宇宙水爆戦」
*2011年01月20日:γGTP、さらに改善! [^O^]
*2011年01月21日:夜の迷走 [;^.^]
*2011年01月22日:時代舎など
*2011年01月23日:DVD消化な日曜日
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*2011年01月17日:浜松凍結!


 早朝、駐車場の車も路面もうっすらと雪化粧。他の都市(地方)ではまったく問題にもならない程度のものではあるが、そもそも浜松にはほとんど雪が降らないので、この程度でも油断はできない。すでに晴れてはいるのだが、自転車はやめて、自動車で出勤することにする。なにしろ前回、自転車で雪(または氷)の上を走ったのは、短く見積もっても40年以上昔のことであり [;^J^]、経験値はゼロリセット済み。今日のところは、遅刻せずに会社に着ける手段をとるべきである。普段は45分の経路なので、最長でその2倍かかるとして、8:30の始業に間に合わせるためには、7時前に出ればいいだろう..

 自宅を出て、すぐに舘山寺街道に入り、北上開始。この時点では、まださほどの問題は感じなかった。歩道や裏道(の車道部分)に氷が残っているのは当然として、幹線道路である舘山寺街道の車道のかなりの部分が、まだ薄い雪と氷に覆われているのは想定外だったが、注意して走れば、問題ない。車の量も流れ方も、普段とさほどの違いは無い..

 様子が違うことに最初に気が付いたのは、西山の交差点で舘山寺街道を離れて裏道を抜け、自衛隊北基地の外周路に南側から合流するT字路でである。つまり、ここで少し「滑った」のである。滑ったといっても高々20センチ程度のことであり、別に何かにぶつけたわけではないのだが..もちろん、路面が凍っているときは、まだ車に(ある程度の)運動量が残っている状態でブレーキを踏んで車輪を止めると「スキー」状態になるのは当然であり、それは重々理解しているのだが、この時点でこの場所が「凍っている」とは予想していなかったのである。仮に夜間に凍ったとしても、とっくに溶けていると予想していたのである。(だろう運転ではありました。[_ _])..となると、ここから先、かなりの箇所が凍っていると考えるべきである..

 このあとはギアを落とし、極力フットブレーキを使わずエンジンブレーキだけで凌ぐことに専念した。実際、これ以降の路面は、ほとんどアイスバーンなのであった。自衛隊外周路の西側を北上するあたりの下り坂はかなり恐く、どの車も平均時速20キロ以下。それでもまだ(鈍行運転ではあるものの)流れてはいたのだが、浜松環状線を横切り、257号に入って北上を始めてから、完全な大渋滞。iPhone を確認したら、会社から緊急連絡メールが届いており、それによると、本日の遅刻は遅刻とは見なさないので、安全な時刻に出社するようにとのことであったが、今更、おせーんだよっ!! [;^.^]凸

 私だって、(どんなに注意していても)時々少しは滑らせてしまうので、偉そうなことは言えないのだが [_ _]、私の車の前を走っている軽トラが派手なドリフト走行をしているので、危なっかしくて仕方がない [;^J^]。ちなみに(数えていたわけではないのであくまで印象だが)対向車線の車を観察する限り、チェーン装着車は、やはり100台に1台。スタッドレスを履いている車の率はわからないが、まぁしれたものだろう。これが、浜松スタンダードというやつだ。

 それにしても、どうしてこれほど流れないのかと思ったら、会社まであと2キロの地点の根洗の交差点で疑問氷解。257号が、ここで通行止めになっておる [;^.^]。この先の全長1キロの下り坂が危険だということだろう。この地に住まって四半世紀を越えているが、こういう事態は記憶にない。(通勤時にこの道を通らない事業所に勤めていた期間もそれなりにあるので、私が知らないだけかも知れませんが。)それにしても、困ったな。左右のどちらかに進んで、回り込まなければならないのだが、私はあまり裏道に詳しくないし、どうせ、いつかはどこかの坂を下りなければならないのである。その道もまた「通行止め」かも知れないではないか。この渋滞時にどえらい工数をかけて道を探しても探しても、会社に接近できないかも知れないではないか..

 ..というわけで、この日記がアップされる日から遡ること10日前ということはすなわち、もはや完全に時効が成立しているので事実をありのままに書くが [;^J^]、特に見張り人も見当たらないので、「通行止め」の看板(の横)を強行突破したのであった。[;^.^]

 ..やめときゃ、よかった [;_ _]。人の言うことは、素直に聞くべきです [;_ _]。この1キロの下り坂は、ほんとに恐ろしかった。とにかく極力フットブレーキを踏まずに、超低速で下りきったのである。幸い、通行止めを無視するようなやんちゃな車はごく少数であり(日本人の順法精神は見上げたものである [;^.^])、前方にも後方にも車の影はほぼ見えず、追突事故の危険だけはほとんど無かったのであるが、反対側の上り坂車線には車が連なっていたので、コントロールを失って、こちらにぶつかる可能性は、それなりにあったのである。(坂をおり切ってから気が付いたことであるが、実は反対側の上り坂車線も通行止めだったのである [;^J^]。日本人の順法精神も、知れたものである。[;^.^])

 ..というわけで、なんとか無事に9:00過ぎに会社に着いた。2時間かかった。この時点で出社できている社員は、2〜3割程度であろうか。昼頃になってようやく大体そろったが、普段30〜40分の道を3時間以上かかったという人も、少なくなかったようである。

 (あとから知ったことであるが、)この朝だけで、浜松西部地区における(雪を原因とする)交通事故は、500件を越えたらしい。とにかく幹線道路すら、そこらじゅうで(凍結、または事故により)寸断され、浜松全体の物流が、なかば麻痺してしまっていたのであった。

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*2011年01月18日:まだ少し凍結 [;^.^]


 昨朝の路面の氷は、昨夕にはほぼ完全に溶けていた。その後、追加の雪も雨もないので、今朝は安全なはずである。もちろん、自転車出勤である。

 ただし、一箇所だけ、気がかりなポイントがあった。昨朝、恐い思いをして下りた、1キロの下り坂である。ここは高台の北側斜面であり、日当たりが悪いので、昨夕の帰社時に、少なくとも歩道には、まだ雪が残っていたことを視認していたのである。車道はクリアだったようだが..

 ..はい、もちろん、歩道の氷雪は、一部、車道の端っこ(自転車が走る部分)に、はみ出しておりました [;_ _]。普段は、最高時速40キロ強でおりるのだが、そんな事態ではなく、30キロ弱で、ゆっくりゆっくり、おりたのでございます。[;_ _][;^J^]

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*2011年01月19日:「宇宙水爆戦」


 いまだにDVD化されてない名作SF映画の筆頭は、「宇宙水爆戦(This Island Earth)」だろう。VHSなら中古で入手できるのだが、いまさらなメディアである上に、かなりの高額。DVD時代になってこれだけ時間が経つのに、いまだに出ていないということは、何か複雑な事情があるのかも知れない。もしかすると、今後も出ないのかも知れない。

 ..というわけで、数年前から、WOWOWと、CSの各種の映画専門チャンネル(ただし「よくばりパック」に含まれているチャンネルに限る。スターチャンネルは(高いので)契約していない)に目を光らせているのだが、いっこうに放映される気配がない..

 今日、なにげなく「宇宙水爆戦」でぐぐってみたら、あるブログが引っかかり、なんと、BSの深夜枠で放映されたと書かれていたのである![/_;] 日付は2009年。つい最近のことではないか。完全に見落としていた。「BSの深夜枠」としか書かれていないので、どのチャンネルで放映されたのかは不明なのだが..(それに、この調子だと、前記「スターチャンネル」でも放映されていた可能性もある。)うーむ、うーむ。しかし、「放映されることはある」という裏づけは取れたわけだ。網を張りなおすことにしますかね。[;^J^]

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*2011年01月20日:γGTP、さらに改善! [^O^]


 帰路、風が強い。257号を自転車で南下中に、突風で歩道側に30センチ以上、平行に飛ばされた。[;*.*](車道側ではなく)歩道側に飛ばされたのは幸運だったし、歩行者がいなかったのも幸運だった。それにたまたま飛ばされた先に何もなかったから良かったようなものの、もしも縁石に引っかかっていたら、転倒していた可能性もあった。気をつけないといかんなぁ。

 いったん、高丘のアマノ書店に寄ってから、自宅に向かう。途中、弥生坂の「太イつけ麺グループ」が潰れたあとに、インド料理店が新規開店しているのに気が付いた。いずれ入ってみよう。既に開店しているように見えるのに、看板が整備されていないのが不安要素ではあるが..(もしかして、まだ営業していないの? [;^J^])

 帰宅して、気が付いた。自転車のハブライトが、無い。[/_;]

 私の自転車には、ライトが3つ付いている(付いていた)。ヘッドライトと、(前輪のハブにつける)ハブライトと、テールライトである。ヘッドライトは点滅させて警告用、ハブライトは点灯させて近距離の路面モニター用。そのハブライトが、影も形もない。[/_;]

 (簡単に取り外せるので)「盗られたか!」、と、一瞬逆上したものの、よく考えたら、高丘のアマノ書店で乗るときに点灯させた(つまりこの時点では付いていた)のであり、このあと、信号待ち以外では一度も停車していないのだから、盗まれるチャンスは無い。走行中に落としたのである。明るい場所を走っているときに落としたら、あるいは気が付かないこともあるかも知れない。

 「(誰かの悪意で)盗られるよりは(自分のドジで)紛失するほうが、救いがあるわな」、と、どこまでもポジティブな私ではあるのだが [;^J^]、しかし、本体は2千円かそこらの安物とはいえ、エネループを入れていたのは、痛かった [;_ _]。まだ1回しか充電していないのである [;_ _]。誰でもいいから拾った人が、有効活用してくれることを祈るのみ。[;_ _]

 をを、先週の献血時の検査成績が、早くも届いている。γGTP、さらに20ポイント下がって、77である! [^.^]。正常値(65以下)が、完全に射程距離に入った。200を遥かに越えていた昨春以降、酒量は減らしていないのだから、これはもう、自転車通勤以外の要因は考えられない。「飲酒」よりも「運動不足」が支配的だったのである。(お陰で、節酒のモチベーションが、大幅に低下してしまった [;^J^]。良し悪しだよなぁ..)

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*2011年01月21日:夜の迷走 [;^.^]


 というわけで、ハブライトを買いなおすためにナカノサイクルセンターに向かうべく、帰路、普段とは違う経路を通ったのである。257号を和地山の明開堂書店の信号で右折し、坂を下りきったところで「主婦の店 富塚店」で左折し、段子川沿いに走って、舘山寺街道に出る..

 ..なんと、迷ったのである [;_ _]。これほど単純な経路なのに、主婦の店を突破出来なかったのである [;_ _]。主婦の店までは辿り着けたのであるが、ここから何度、どの方向に走り直しても、主婦の店に戻ってきてしまうのである [;^.^]。この付近を夜に走ったことが無く、従って見慣れた風景とは雰囲気が全く異なるとはいえ、これは完全に理解を絶した現象であった。

 もちろん、iPhone でマップを確認すれば良かったのであるが..ここが私の度し難いところであって [;^J^]、こうなると、意地でもハイテクの助けを借りなくなってしまうのである [;_ _]。というか、この事態を楽しみ始めてしまったのであった [;^.^]。「主婦の店」を「友引高校」に置き換えると、BD2(「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」)の前半にほとんど同じエピソードがあることを、オタクなあなたはご存知だろう。私はまさに、エッシャー宇宙に捕らえられたのである..

 ..とはいえ、いつかは帰らなくてはならないので [;^J^]、最終的には主婦の店の店員さんに尋ねて、正しい経路に復帰できたのであった [;^J^]。なんだこれは。こんなに簡単な道筋を、どうして見つけられなかったのだろう。まるで魔術をかけられていたかのごとくである..

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*2011年01月22日:時代舎など


 10時に自転車で起動。うららかな休日ではあるが、風はそれなりに冷たい。日光浴は無理なのだが、それでも湯風景しおりへ。なぜならここには「ボディプランナー」という、体脂肪率などを測定する機械が設置されているからである(1回100円)。昨秋以来、月末には測定して変化を見るようにしているのであった。

 ふむ。測定誤差がどの程度含まれているのかはわからないが、体脂肪率、内臓脂肪指数とも、順調に漸減しているようである [^.^]。12:40に出る。

 駅前に向かい、まずはりそな銀行で金を下ろし、新幹線高架下の駐輪場に止めて、メイワン谷島屋、成城石井、ビックカメラ。

 帰路、久しぶりに、浜松市役所北側の古書店「時代舎」へ。ここは比較的小規模な「街の古本屋さん」なのであるが、ある意味理想的なバランスの品揃えが魅力的。主流文学、幻想文学、画集、展覧会の目録、郷土(浜松/静岡)の出版物、漫画、文庫、新書、音楽/演劇関係、映画のパンフ、等など、などなど..しかもこれだけ幅広いジャンルを取り扱っているのに、「広く浅く」という印象を与えないところが、特筆に値する。漫画にしても、量的にはけっして多くないのに、古くて渋くて美味しいところを揃えているのである。強いてバランスを崩しているところを探すと、エロ本関係が皆無であるところか..わたくし的にはあっても無くても構わないジャンルだが、そのぶんのスペースを他のジャンルに回してもらっている現状の方が嬉しいのは確か。結局、つげ義春など数冊を購入して、帰宅。

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*2011年01月23日:DVD消化な日曜日


 陽射しはうららかなのだが、風は冷たい。この陽光を素肌に浴びたくはあるのだが、現実問題、この風には勝てないだろう。湯風景しおりはパスである。(測定は、昨日、済ませたし。[;^J^])

 一昨夜のリベンジを果たすべく、自転車で「主婦の店 富塚店」へ。片道2キロ強の道のりだが、なんなく往復できた。当たり前である [;^J^]。やはり、夜の幻想効果だったのだろう。それと、段子川沿いに立地しているのだが、「主婦の店」と、「段子川」と、主婦の店を囲む「2本の道」と、「交差点(信号)」の位置関係が、やや直感に反するところがあり、「向きを、90度間違えやすい」のは事実である。一昨夜は、この罠にはまり続けたのだろう。

 杏林堂にも寄ってから、帰宅。積視聴DVD崩し。

 「ヴィレッジ」(PONY CANYON PCBC-51425)と「魍魎の匣」(GENEON GNBD-1488)は、映画館で観て感心したので、手元保存用に買っておいたもの。(こういうジャンルが、一番、積視聴されやすいのだ。[;^J^])内容は知っているので、ながら的にBGV的に流しながら他の作業をしていたのだが、もちろん、要所要所では引き込まれてしまうわけだ。その「引き込まれ率」が高いのは、「ヴィレッジ」よりも、圧倒的に「魍魎の匣」であった。やはりこれは、傑作だよ。

 「シンドバッド 7回目の航海」(ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント TSDD-10214)も、以前に一度観たことがあるっちゃーあるのだが、それは恐らく、40年ぐらい昔のこと [;^J^]。気分はほとんど初見であるが、やはり、いいものはいい。

 「巨泉×前武 ゲバゲバ90分!傑作選 DVD-BOX」(VAP VPBF-13972)は..正直、つらかった [;_ _]。身も蓋もない言い方になるが..つまらないのである。完全に、古びてしまった。「8時だよ、全員集合!」の黎明期と同時代(1970〜71年)の番組なのだが、当時の「全員集合」が今なお鮮烈な面白さを放っているのとは、対照的である。実力差だとは、思わない。潤沢な資金を投入して、一流のスタッフと一流のタレントたちが作り上げた番組である。当時は確かに、面白かったのだが..

 とはいえ、歴史の記録としての価値はあるので、このソフトを手放すつもりはない。また、巨泉と前武(特に巨泉)の「喋り」(だけ)は、確かにいまだに面白い。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Jan 27 2011
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