2010年11月08日:西崎義展氏、死亡 2010年11月09日:さすがに寿命か.. 2010年11月10日:iPhone のリストア、難航中 2010年11月11日:来週末の大阪の宿 2010年11月12日:健康診断/腹囲改善 2010年11月13日:「鉄腕アトム《オリジナル版》復刻大全集 ユニット5」照合調査 2010年11月14日:源氏物語絵巻展/円山応挙展/19世紀フランス版画展目次へ戻る 先週へ 次週へ
西崎義展氏、船から転落死。
彼ほど、「功罪相半ばす」という言葉が似合う人も少ないだろう。覚せい剤やら銃砲刀やらの違法行為のことではない。(これらの不祥事はどうでもいい、とは言わないが。[;^J^])彼はアニメ業界に、負の影響も及ぼしているのである。さすがにオフレコだと思うので(当事者=被害者からの証言を当人から直接聞いただけであり、裏は取っていないこともあるし)詳述は避けるが、アニメ産業草創期に、あるプロダクションに対して、非常にまずい(致命的な)ことを行なっているのである。
とはいえ、彼がこんにちのアニメブームの礎を築いたひとりであることは、歴史上の事実である。その功績は、疑いようもない。
素直に合掌する気にはなれないが..
目次へ戻る..いや、私がではなく。[;^J^]
まったく今更ながらではあるのだが、目覚まし時計が壊れていることに気がついた。そう言えば確かに、先週あたりからベルの音を聞いたおぼえが無い [;^.^]。5:30にセットしているのだが、大体目を覚ますのが5:50頃。まぁ、6:50に出ればいいのだから、朝の段取りが少々慌しくなる程度のことではあるのだが。(さらに言えば、遅刻しないぎりぎりのデッドラインは7:40だから、全然余裕ではあるのだが。)
この目覚まし時計、いつ頃買ったんだっけかなぁ。どこぞのホームセンターで一番廉いのを買ったんだろうなぁ。何度か試していると、たまに鳴ることはあるので、どうも接触不良系ではないかと思われるが、確実性の無い目覚まし時計など、語義矛盾である [;^J^]。買い直さないと..
目次へ戻る母艦PCにバックアップした iPhone のデータを iPhone にリストアすることが、いまだに出来ない。バックアップから戻せない以上、バックアップ出来ていないも同然であり、実は結構、深刻な状態なのである。[;_ _]
問題点を要約する。
iPhone A の複製を iPhone B に作成したい。 AのOSは、3.1.3、BのOSは、4.0.1、母艦PCの iTunes のバージョンは、10.0.1.22である。 以下の手順で作業すると、BにAのアプリ群は現れる(コピーされる)が、各アプリの設定やローカルデータはコピーされない(まっさらの状態である)。
試みている「手順」は、以下のとおりである。
1.Aを母艦PC(の iTunes)と同期させ、母艦から取り外す。
2.AのSIMカードをBに挿して、Bを母艦PCと接続する。(このとき、自動的に「同期」されてしまう。)
3.Bに対して「バックアップからの復元」を行なう。
4.「同期」を行なう。
いまひとつ、iPhone の「同期」の動作仕様が解っていないのだが [;_ _]、確かに、この手順はおかしいとは思う。なぜなら、2に括弧書きしたとおり、この段階で、iPhone に作成されたのは「(Aではなく)Bのバックアップ」だと思われるからだ。だとすると、3、4で母艦からBに「戻される」のは、自分自身のイメージ(まっさらな設定と、空っぽのローカルデータ)であり、Aのそれらのコピーではない、というのは当たり前である。
ネット上で検索したところ、「iTunes を「自動的に同期しない」にしていれば、「同期」をクリックしない限り、同期されない」、という情報が得られた。なるほど、2を行なう前にこの作業を行なっておけば、母艦PC上にはAのバックアップが保持されたままBが接続され、「それに対して同期を行なえば」BにAのイメージが転送されそうである。
しかしやはり疑問は残る。母艦PCにAのイメージがあり、接続されたBにはBのイメージがあるとき、これを「同期」すると、「母艦にBのイメージが転送されるのであろうか? あるいは、Bに(母艦上の)Aのイメージが転送されるのであろうか?」
そしてもうひとつ。「iTunes を「自動的に同期しない」にする」方法が、わからないのである。そもそも iPhone を接続するまでは、iPhone との同期に関する設定画面(デバイスタブ)すら選択できないのだが、そのデバイス画面の「概要」や「App」を探しても、そのような設定スイッチは、ない。
「Aの内容をBに複写する」などは、基本中の基本ではないか。これができないわけがないのだが、いったい、どうすればよいのであろうか? [;^J^]
目次へ戻る来週末の金曜/土曜は、大坂で遊ぶ。
関西フィルハーモニー管弦楽団 第225回定期演奏会
ザ・シンフォニーホール
2010年11月19日(金)
19:00開演 18:00開場
18:40〜 指揮・藤岡幸夫によるプレ・トーク開催!
指揮:藤岡幸夫
ピアノ:山下洋輔
◆ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 作品90
◆一柳 慧:オペラ「愛の白夜」より”ワルツ”
◆一柳 慧:ピアノ協奏曲第4番「JAZZ」(関西初演)
..である。
例によって、「堂島川温泉 天神の湯 ドーミーイン梅田東」に泊まる心積もりだったのだが、まったく油断していた結果、満室で取れなかった [/_;]。いくら週末だからといって、こんなに早く埋まるとは思わなかった。
しかたがないので(ドーミーイン梅田東の素敵な大浴場に未練を残しつつ)楽天で検索し、「ホテルリブマックス梅田」を予約した。
ちなみに、土曜の予定は未定である。前回の上阪時は、新世界/天王寺界隈をそぞろ歩いたのだが、今度はどこにしようかな..中之島を散策してみようかな..
目次へ戻る健康診断である。血液検査の結果が出るのは、もうしばらく先になるが、腹囲が、5月の人間ドックの時から3cm減った。[^.^](ちなみに、私の腹囲の絶対値に興味のある読者などいる筈がないので、それは公表しない。[;^.^])
この半年間でやった(始めた)ことと言うと..5月と6月は早朝ウォーキング。これでは運動量がものたりなくなったので、7月から早朝ジョギングに切り替えたものの、膝が痛くなって、8月の前半で終了。9月は何もせず、10月初頭から自転車に乗り始め、10月中旬からは往復27キロの自転車通勤開始。
まぁ、腹囲は、測るときのコンディションによっても変わるし、一時的なものかも知れないので油断はできないにせよ、いわゆるメタボ領域からは完全に離脱したので、後戻りしないようにしたいものである。(上述のごとく、運動面では大幅に生活改善したものの、酒量は少しも減っていないのです。[;^J^])
目次へ戻る8:10浜松発。9:35中山着。例によってTさん宅で、「鉄腕アトム《オリジナル版》復刻大全集」の照合調査である。今回は、ユニット5。「史上最大のロボット」「ロボイド」等の大作を含む巻である。書き換え箇所はこれまでのユニットよりも格段に少なく、合計10箇所。それも、ケアレスミスの修正が目立つ。それもあって調査はサクサク進み、12時過ぎに終了した。
中山駅まで送っていただき、ここからバスで実家に直帰してもよかったのだが、夕方に着くと連絡していたこともあるし、中山駅前のサイゼリアで昼食を食べてから帰宅することにした。ペペロンチーノに、半熟卵をトッピング。
バスで、14:15に実家着。
目次へ戻る実家前のバス停から、7:31のバスで出発。明らかに早すぎるのだが、この次のバスは30分後なのだ。結果、五島美術館に着いたのが、8:45。開館時刻75分前で、しかもまだ誰も並んでいないのである [/_;]。30分たっても、私のあとに列が5人しか伸びないのである。[/_;][/_;][/_;][;^.^]
10時開館。「国宝 源氏物語絵巻」展である。いやまったく、これは、なんという..
実のところ、「絵」を観に来たのであるが、それよりも遥かに心を奪われてしまったのが、「詞書」である。風景画と抽象的なデザインの間(あわい)を漂う料紙の、なんという幻想的な美しさ! その上に浮かび上がるように書かれた書体との絶妙な響き合い! 妙な連想かも知れないが、私は、三善晃の「オーケストラと童声合唱のための<響紋>」を想起してしまった。
ちなみに、10:55に出た頃には、40分待ちの行列が出来ていた。今日はこのあと予定が詰まっているのだから、待たずに入れる時刻に来たのは、もちろん正解なのである。
11:35に渋谷。11:40タワレコ。クラシック売場はさっと舐めただけで、ロック売場でリック・ウェイクマンを探し、ははは、あったあった [;^J^]。「神秘への旅路」と「罪なる舞踏 」と「ラプソディーズ」である。この3枚を探していたというかなんというか..つまり、「ヘンリー8世の6人の妻」「地底探検」「アーサー王と円卓の騎士」という、デビュー直後の3枚に始まる「初期(70年代)」の終わりごろの3枚。ぶっちゃけ、私がリック・ウェイクマンを見限る直前の3枚である [;^J^]。コアなファンの方には申し訳ないが、凡作3枚 [;_ _]。これでも、当時はこれら3枚をそれなりに聴きこんだ上で、最終的に、「ここらで、もういいかな..」、と見放したという経緯があるので、この程度の暴言はスルーしていただきたい [;^J^]。まぁ、「神秘への旅路」は、いくらかましだと思うし、この3枚のどれにも、光る瞬間・光る楽想はあるのだが、アルバム全体としてはどうにもこうにも..[;_ _]
じゃぁなぜ買うんだ、と問われると、「ノスタルジーに落とし前をつけるため」、としか、答えようが無い [;^J^]。とりあえず2回ずつは聴くし、そのあとも、それぞれ、7〜8年に1回ぐらいは聴くんじゃないかな [;^J^]。なんにせよ、リック・ウェイクマンの「買いなおし」は、これにて(70年代サルベージにて)完了である。彼のこのあとの(厖大な)ディスコグラフィーには、興味は無い。
渋谷駅に戻る途上で見つけた「天然とんこつラーメン専門店 一蘭」で、昼食。それなりに美味いと思うよ。
半蔵門線で三越前へ。12:40、三井記念美術館。「円山応挙 空間の創造」展である。比較的小規模(コンパクト)な展示であるが、内容はガッチリしている。応挙の空間構成の特徴である「迫央構図」(中央に広大な空間を残し、その周囲をモチーフ群が3次元的に渦巻くように取り囲む)を、「山水図屏風」「雪松図屏風」などで具体的に例示してくれるし、「松に孔雀図」なども、絶品である。14:10まで堪能した。
徒歩で東京駅に出て、上野へ。14:45、国立西洋美術館着。「アルブレヒト・デューラー版画・素描展 宗教/肖像/自然」は、微妙に時間が足りないので、当初の予定どおり先送り。常設展とその一環、「19世紀フランス版画の闇と光 ― メリヨン、ブレダン、ブラックモン、ルドン」を観る。(ここの常設展は、非常に見応えがあるのです。)「19世紀フランス版画の闇と光」は特別展ではないので図録も無いが、出品画像一覧は、これである。(このリンクがいつまで有効なのかは知らないが。)メリヨン、ブレダン、ブラックモン、ルドンの40点。メリヨンの「パリの銅版画」シリーズ、ブレダンの偏執狂的な描き込み、ブラックモンの「ラ・フォンテーヌの寓話(モロー原画)」、ルドンの「聖アントニウスの誘惑」。ルドンのこの作品の現物は、中学生時代から何度も観ているし、ブレダンも以前から愛好していたが、メリヨン、ブラックモンも、実に素晴らしい。
16時にひととおり観終えたが、微妙に早いものの、秋葉原や神保町に足を伸ばす元気はなく、(まぁ、秋葉のアーツ千代田3331は考えなくもなかったが、)素直に東京駅へ。八重洲中央口向かいの「北海道フーディスト」で酒やつまみを仕入れて、17:03のひかりで浜松へ帰る。
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