2010年08月23日:シュレッダー鋏の真相 2010年08月24日:「量子回廊」 2010年08月25日:微妙な不調、2件 2010年08月26日:スマメアダプタ、再入手 2010年08月27日:避暑地へのお誘い 2010年08月28日:大宅壮一文庫/アーツ千代田3331/吾妻ひでおさん 2010年08月29日:久々の日光浴目次へ戻る 先週へ 次週へ
PVR−3(USB HDDに録画可能なデジタルハイビジョンチューナー)が届いたが、これを試用するためには、現在RD−X5で行なっている録画スケジュールの隙間を狙わなくてはならず、さらに言えば昨日買ってきたUSB HDDをフォーマットしなくてはならないのだが、そのためには、電源を入れたらすぐに落ちる [;_ _][;^.^] デスクトップ機を整備しなくてはならず、これらの時間を捻出するのが難しいため、早くても週末までは触れそうにない..まぁ、不要不急ではあるのだが。[;^J^]
「雑学王」を見ていて驚いた。シュレッダー鋏って(特定の銘柄だけでも)80万本以上も売れているのか。私も1本(景品か何かで)入手したものの、全く使い物にならず、捨てるのも面倒なので文具箱の中に放置してるんですけどね。[;^J^]
Vを見ていると、レシートのような小さなものを切っている。なるほど、これならさほどストレスを感じることはないかも知れないが..(私は、もっと大きな書類の処分を試みていたのである)ただ、このように直線状に(短冊状に)切っただけでは、さほど手間をかけずに復元できることは、指摘しておきましょう。(復元せざるを得ない状況に追い込まれたことが、あるのです。[;_ _][;^.^])
本来、この鋏は、「刻み海苔」を作るために開発されたものの、その用途では全く売れず、時代の空気を読んで「シュレッダー用」として再デビューさせたところ、大ヒットしたとのこと。ビジネスとしては、尊敬に値する。
目次へ戻る「量子回廊」(大森望、日下三蔵編、創元SF文庫)読了。年刊日本SF傑作選である。
「日下兄妹」(市川春子)が、再読三読四読五読しても止まらない素晴らしさ!(周知の傑作らしいが、私は未読だったのだ。)エイリアン(流星のかけら)との交流など、使い古されたネタである筈なのに、なんという瑞々しさであろうか!
「確認済飛行物体」(三崎亜記)のオチ(確認した上でのシカト [;^J^])は、やはり見事である。「紙片50」(倉田タカシ)は、ツイッター小説の集積。もちろん、ひとつひとつ独立して面白いのだが、集積することによって群体となり、新たな生命体となる。ツイッター単体では、ここまでは持ち込めないのである。
「ひな菊」(高野史緒)はソ連を舞台に、音楽と生物学を結びつける、アイデアの勝利。「ナルキッソスたち」(森奈津子)については..はっきり言ってこの作者の作風はいささか苦手なのだが [;_ _]、まぁ、笑ってしまったし、ここは勝ちを譲っておくべきところだろう。[;^.^]
「夜なのに」(田中哲弥)は、タイムラインを自在にスキップしつつ、軽やかに会話を転がしてゆく。まさに読む快感以外の何物でも無い。「星魂転生」(谷甲州)は、ひたすら壮大なだけという気もするが..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^] ほか、「心の闇」(綾辻行人)、「バナナ剥きには最適の日々」(円城塔)などが面白かった。第1回創元SF短編賞受賞作の「あがり」(松崎有理)は、アイデア自体は面白いのだが、バカSFとしての破壊力・突破力が、もうひとつ欲しかった。(どうも、リミッターがかかっているようなのである。)
目次へ戻る帰省から帰ってきたあとも、月曜日、火曜日と、早朝ジョギングを休んでいた。久しぶりに再開。それにしても左膝(の裏側)が、微妙に痛い。問題なさそうな気はするのだが、悪い方向に進んでいる可能性もある。一度、医者に見てもらうべきかな..
iPhone の Home ボタンの感触が悪くなってきた。軽く押しただけでは入らないことがある。強く押しすぎるとチャタる。角度によるような気もする。ただ、普通に(常識的に)判断して、この程度では「不良」とは言いがたいのである。ソフトバンクショップに持ち込めば、整備してくれるかも知れないが..ただ、万が一「交換」ということになってしまうと、非常に困る。代替機がないので、数日間(最悪、数週間?)iPhone 無しで生活しなければならなくなってしまう..
目次へ戻る念のため早朝ジョギングを休んで、会社からの帰宅時にT整形外科(以前、五十肩現象でお世話になった医院)に寄ったが、勘違いしていて、既に受付時刻が終わっていた [;_ _]。出直しである。
先日、スマメ用のPCカードアダプタが手に入らないよう [/_;] と、ツイートしたところ、Aさんから、譲りますというお申し出をいただいていたのだが、本日、届いた! 早速、試用。無事に(Fantom−Sのストレージメディアである)スマートメディアの内容を、リブ100にコピーできた。やれやれ。(私の予感だが)このアダプタとは、長い付き合いになりそうな気がする。[;^.^]
目次へ戻る昨夜、mixiのアカウントに、Nさんからメッセージが届いていた。来週末(9/3〜5)、Tさんの野辺山の別荘にお邪魔するのだが、同行しないか?とのお誘いである。
行くも行かぬもない!\[^O^]/ 即刻、金曜日の有休を取得し [;^.^]、是非ともご一緒したい旨、返信する。今週末も上京するし、夏休みが明けてからも、週末ごとにイベント続きだな。[;^J^]
T整形外科で、左膝の(軽微な)痛みを見てもらう。変形性膝関節症の、極めて初期の状態らしい。筋トレとストレッチを命じられ、湿布を処方された。次回の診察は2週間後で、その間、来れる日はリハビリに来ること。リハビリの内容は、赤外線照射と低周波と筋トレ。
ジョギングに対してはいい顔をされず [;^J^]、運動をするのなら自転車が望ましいと指導された。ただ、ジョギングは禁止、というわけでもなさそうである。とりあえず2週間の間はメリハリをつけて養生するために、ジョギングは休むことにする。
自転車を始めることに否やはなく、会社まで片道13.6キロを自転車通勤してみたくはあるのだが、(途中に、いい感じのきつめの坂がいくつもあるのである [;^.^]、)ただ、自転車では「危険」とまでは言わないにしても「できれば走りたくない」パスが何箇所かあり、躊躇しているのである。(最大数キロ、遠回りになるとしても)それらを全て回避する道があれば、いいのだが..
目次へ戻る7:49のひかりで上京。今日の予定は、ひっさびさ(ほとんど10年ぶり)に大宅壮一文庫を訪れて、手塚・吾妻案件の調査、秋葉の「アーツ千代田3331」で「生きのびるためのアート 日韓展」、その後、吾妻ひでおファン数名でオフ..と、ツイートしたら、吾妻ひでおさんから、調子が良ければアーツ千代田に16時頃に出向く、と、ツイートされた。お会いできれば、実に13年ぶりであるが、この暑さ故、無理はしないで欲しい、と、ツイート返しする。
10時過ぎに、京王線八幡山駅から徒歩10分ほど(松沢病院の向かい)の大宅壮一文庫に到着。国会図書館や多摩図書館などに収蔵されていない雑誌が、ここで見つかるケースがあるからだが、しかしたとえば漫画雑誌は(漫画サンデーなど、一部の例外を除いて)ほとんど収蔵されていない。一番困るのは、目録が整備されていない..というより、整備の仕方が、私の目的と全然合致していないことである。1987年以前は電子化されていない件は、別に構わない。問題は、その目録が「人名索引」と「件名索引」のみで、「所蔵雑誌の目録が、存在しない」ことである。これは困る。私はたとえば、「ある雑誌の1958年頃の号のどこかに、手塚治虫関連記事が存在する可能性があるので、その頃のその雑誌を絨毯爆撃したい」、という調査の仕方をするのであるが、そもそもその雑誌が所蔵されているかどうか、目録だけではわからない。そのため、スタッフの手を煩わして調べていただいているのであるが、大変、親切で柔軟な対応をしていただける人ばかりなだけに、余計、申し訳なくてねぇ..[;_ _][;^J^]
..とはいえ、手加減している場合ではないので [;^.^]、閲覧希望雑誌のリストを(あとからあとから)ガンガン渡して調べてもらい、存在する雑誌について出納してもらう [;^J^]。そこそこ成果あり。(途中、外出して近所の店で冷やし中華を食す。)
13時頃退出。八幡山のアイドル雑誌系古書店「芸能資料館」で暫く和んでから [;^J^] 14:10頃に神保町着。ちょっち急ぐので、高岡書店のみ。徒歩で秋葉へ。ちょっち急ぐので、「ishimaru soft 本店」のみ。
15時過ぎに、アーツ千代田3331着。こんな施設があるとは知らなかった..のも無理はなく、つい最近、オープンしたらしい。ホームページから引用すると、
旧練成中学校を改修して誕生した3331 Arts Chiyodaは、さまざまなジャンルの第一線で活躍するアーティストやクリエーターたちがそれぞれの表現を自由に発信する場所です。最新のアートから、誰もが身近に感じられるものまで、そのテーマはいろいろ。
面白いのは、中学校の校舎を(内装に少し手をいれたぐらいで)そのまま使っている点で、いかにもごった煮状態のバラエティ豊かな展示内容とあいまって、「気合の入った学園祭」的な雰囲気が、濃密に漂っているのである [;^J^]。アクセスもいいし、このスポット、お薦めですよ。
そもそも、「生きのびるためのアート 日韓展」に吾妻ひでお作品が出展されているので、観に来たという次第である。吾妻ファン仲間のIさん、Oさんが、ぼつぼつと現れる。16:30過ぎに、吾妻ひでおさん登場。想像していたよりも、遥かにお元気そうである。出展作品(1ページの漫画作品3点と、イラスト5点)についてのお話など伺ったのちに、館内の喫茶エリアに移動し、17:50頃まで、様々なお話をする。
以下、思い出せる範囲で順不同で記すと..
まんだらけについて。まんだらけのカタログに載った「チーねずみ」(吾妻ひでおの未発表原稿を、編集者が勝手にまんだらけに売った)について。こういう事例を数え上げるときりがないが、まんだらけを善意の第三者と呼べるのか。(盗品だと知らぬわけがないではないか。)マンガの保存の仕方について。コレクターの末路について [;^J^]。米澤記念図書館について。安全面とコスト面から、漫画は疎開させるべきかも知れない件。(福島県の漫画図書館青虫について。)別府温泉について。ゲゲゲの女房について。デビューの頃の話。ツイッターについて。ツイッターを始めたら、読書量が減ったとのこと [;^.^]。暇になって、絵画教室やギターなど習い事を始めたら、非常に面白いとのこと。
島本和彦の「アオイホノオ」(自伝漫画)について。島本和彦は大阪芸術大学で庵野秀明と同級生だったが庵野秀明は当時から天才だった件。島本和彦は、ツイッターで、ファンとの交流しかしてないからイカン件 [;^.^]。いしかわじゅんは、小説も書けるから強い件。
吾妻ひでおの作品が掲載された大阪古書月報の発行元である大阪府古書籍商業共同組合とは、石川古本店つながりである件(石川古本店は、京都だが?)。この作品は上記組合のメンバー以外、現状では誰も読むことができないので、機会があれば単行本の埋め草にしてくださるとのこと [^.^]。未確認作品(ぶんか社のカラー4コマ漫画)が掲載されたのは、恐らく「みこすり半劇場」か「主任がゆく!」の特集号であるはずという件。(絨毯爆撃するか?)「ファミコン通信」に掲載された「世界各国のゲーム事情」(署名なし)は、吾妻作品だと思われるが、吾妻さんも現物をみないとなんともいえない件。
中国製の贋作の件。吉祥寺の伊勢丹が潰れた件。「アル中病棟」の進行状況について。来年中には終わらせたい、なぜなら、「アル中病棟」を描いている間は、女の子を描けないから [;^J^] ..等など。等など。
17:50にお開き。吾妻さんと別れて、I氏、O氏と3人で、駅前の「VICTORIAN PUB THE ROSE & CROWN」にて、18:10から20:30まで、ミニオフ。もろもろの四方山話。お台場の等身大ガンダムが東静岡に移転したが、これだけのために東静岡まで行くのはちょっと..とか。(しかし調べてみたら、意外に近いのであった。)このパブから「ガンダムカフェ」を見下ろせるが、いつまでたっても長い列。いったいどういう付加価値があるのだ、と、帰りがけにチラ見してみたが、外からはさっぱりわからなかった。
駅で散会し、東京駅から21:30のひかりに乗車。23:30に帰宅。大変疲れたが、楽しい1日であった。[^J^]
目次へ戻る久々に、浜松で、休日で、快晴である [^.^]。湯風景しおりである。[^.^]
..というわけで、10:15から14:30過ぎまで、入念に、皮膚癌を仕込む。(心配しなくても、先にほかの病気で死ぬからさ。[;^.^])
駅前に出て、メイワンでTシャツを2枚購入。ビックカメラで酒を買い、16:20頃、帰宅した。
目次へ戻る 先週へ 次週へLast Updated: Sep 2 2010
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