*2010年07月12日:AKB48の面白さ
*2010年07月13日:Gmail には、ほとほと呆れた
*2010年07月14日:デスクトップ機、絶不調
*2010年07月15日:夏オフ準備
*2010年07月16日:京本有加について
*2010年07月17日:律儀な梅雨明け
*2010年07月18日:メタな悪夢
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*2010年07月12日:AKB48の面白さ


 私は、ミュージシャンとしてのAKB48には、特段の興味はない。いくつかの歌は(バラエティ番組などで引用される機会等に)耳に入っているが、たとえば例の、「会いたかった〜♪、会いたかった〜♪」、という曲にしても、タイトルは知らない。

 AKB48が「きらいではない(面白い)」と思っているのは、彼女らの個々の可愛らしさというよりは、その「集団としてのありよう」である。これは、「大集団アイドル」というコンセプトの、ほとんど究極の姿ではあるまいか。私は「おにゃんこ」も「モーむす」も、ほぼスルーしてきたので、確信を持って言えないのだが、いずれもこれほど極端な集団では無かったと思う。

 チームA、チームK、チームB、各16名、計48名というのも大概だが [;^J^]、ちょっときまぐれを起こして「記憶力の活性化のために、ひとつ全員の顔と名前をおぼえてみようか」、と、ザ・テレビジョン誌から、名鑑ページ(見開き2ページ)を切り抜いてみたら、その裏ページに「SKE48」の名鑑が載っており、これがチームS、チームKII、各16名で、計32名 [;^J^]。さらに研究生が13名 [;^.^]凸。そしてこれらが全然固定しておらず、どんどん卒業させるは入れ換えるはで、まるで、「全員を憶えるなどという無駄なことをするな」というサインを送られているかのごとくである。つまり、(SKE48を含めた)AKB48というプロジェクトは、個々の構成員に意味があるというよりは、「場」としての総体に、意味があるのである。

 私がテレビでAKB48を面白がって見ているのは、従って、彼女ら全員(正確に言えば「総選挙」で選ばれた選抜メンバー)による歌でもなければ、いくつか存在するサブセットグループによる歌でもない。バラエティ番組においてである。バラエティ番組には、(「総選挙」で選ばれた選抜メンバー)全員が出演することは、ほぼあり得ない。「必ずサブセットが、「AKB48として」、登場する」のである。これが面白い。

 例えば、ある日の「ヘキサゴン」には、大島優子、板野友美、峯岸みなみ、宮澤佐江、柏木由紀の5名が出演した。このとき島田紳助は、彼女らを「AKB48」として紹介したのである。「AKB48からの5人」とは呼ばなかったのだ。この番組においては、この5名が「AKB48」だったのである。もちろん、個人で出演する場合、たとえば「Shibuya Deep A」に出演した前田敦子や篠田麻里子や河西智美、「カンニングの大安吉日」に出演した梅田彩佳、「ぐるナイ」に出演した小嶋陽菜は、AKB48とは呼ばれず個人名で呼ばれるが、それでももちろん、AKB48の金看板を背負っているのである。さらに言えば、前田敦子や大島優子ら、エース級が、常に代表者として(あるいは代弁者として)出演するわけではない。実にさまざまなメンバー(のさまざまな組み合わせ)が出演するのである。

 「会社組織」に、似ていると思う。よほど小さな会社(あるいは極端なワンマン経営)でない限り、普通、会社を特定のひとりかふたりの幹部(社長、会長、常務、専務クラス)が常に代表してメディアなどに露出するということは、まず、あり得ない。さまざまな部門のさまざまな立場のさまざまな役職の人が「その会社を代表する」のである。(そしてその会社組織全体は、部外者には把握しきれないほど巨大なものである。)AKB48の有り様(ありよう)は、この状況をシミュレートしているように見える。

 おそらく、そういう実験を行っているのだと思う。好悪はわかれようが、このプロジェクトを立ち上げ、維持管理しているプロデューサーは、やはり天才だと思う。

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*2010年07月13日:Gmail には、ほとほと呆れた


 まぁ、どのPCでもアクセスできるウェブメール、というメリットは非常に大きいので、Gmail をこれまで使ってきたし、これからも使うつもりだが、本当に、これだけは何とかして欲しいのが、スレッド表示しかできない件である。

 全く、信じられないことである。いくらなんでも、スレッド表示と時系列のプレーン表示を切り替えられないはずがない、と、探してみたが、そういう機能はないのである。ざっとぐぐってみたら、これに対する苦情は数年前から表明されており、グーグルにフィードバックもなされているようだが、それは実っていない。無視され続けているのである。

 「何月何日の何時ごろに着信したはずのメールが、見当たらない(読んだ記憶がない)。読み落としたのかも知れないし、事故で(あるいは送信者の誤操作で)着信していないのかも知れない」、という、実にありふれた状況を考えてみようか。全ての着信メールを時系列に表示できる普通のメーラならば、なんの苦労もなく、「そのメールを見落としていたのか、そもそも着信していないのか」、すぐに知ることができる。ところが Gmail においては、厖大な量のスレッドを、ひとつひとつ開いて、その時刻(付近)のメールが、そのスレッドに混入していないかどうか、確認しなければならないのだ。(ついでに言えば、Subject が少しでも変更されると、自動的に新しいスレッドが生成されるので、ユーザーの意図とは無関係に、スレッドの数は必要以上に厖大になるのである。)全く、信じられないことである。

 所詮は、無料のサービスだからな..と、できれば言いたくないことを言わざるを得ない。まぁ、こんな有様でも、プライベートユースには使えないことはないので今後も使い続けるが..仕事には使えないわなぁ..

 J.P.ホーガン、逝去。

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*2010年07月14日:デスクトップ機、絶不調


 自宅のデスクトップ機が、起動直後に電源が落ちてリブートするようになってしまった。無限ループである [_ _]。大逆境なのである。[;^.^]

 落ちるタイミングは微妙に不定であるが、大体、ウィンドウズ(XP)のデスクトップが出てから1分以内。たまたまそれを越えて安定しているように見えても、ブラウザやエクスプローラーを起動して操作しているうちに、落ちてしまう。

 ワクチンソフトやウィルスなど、疑うべきポイントはいくつもあるが、かなり以前に、やはり時々不安定だったということもあって、ハードが怪しいように思う。寿命なのかなぁ..

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*2010年07月15日:夏オフ準備


 今年も、夏オフの季節がやってきた。8/7、8/8の両日である。今年は、シンセに期待されている新規の音色としては、線路の切れ端(アンヴィル)ぐらいのものであるが、これも、実は数年前に「魔弾の射手」のために作ったことがあるので、これを調整すればいいか。

 悲愴交響曲の終結部、コントラバスとコントラファゴットだけになるのだが、今年もコントラバス奏者の参加が望み薄な気配なので、これらの低音楽器も保険として用意しておく方がいいだろう。

 今年は例年になく、ハープのグリッサンドが少ない。「亡き王女のためのパヴァーヌ」(ラヴェル)に、3個所だけ。去年が史上最悪(同じくラヴェルの「ダフニスとクロエ」に、実に25種類 [;^.^]凸)だったので、その反動かな。[;^J^]

 デスクトップ機の電源が落ちまくる件、Mixi日記とツイッターでぼやいたら、埃と電池がもっとも疑わしい、というフォローをいただいた。この週末に、整備してみるかな。

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*2010年07月16日:京本有加について


 1週間ほど、朝の天気がすぐれないので休んでいた早朝ジョギングを、再開した。6:00にスタートして、約1時間かかる。5Kmを30分走ったあと、2.5Kmを25分のウォーキング、及び整理運動である。7.5Km全部走れば、あと10分早く終わるはずであるが、まだそこまでの根性は無いのである。[;_ _][;^.^]

 今夜の「Shibuya Deep A」(毎週、見てるんですよ [;^J^])のゲストは、大島麻衣、神戸蘭子と京本有加であった。大島麻衣と神戸蘭子は良く知っているし、ファンでもあるが、京本有加を見るのは(名前は聞いたことがあるような気がするが)今夜が初めて..と、思っていたのだが、どうも、見覚えがある..それも、写真集などではなく、バラエティ番組で..

 はてな? ..と思いつつ、Wikipedia を眺めてみたら、「出演/テレビ」の項に、「熱血!平成教育学院(フジテレビ、2009年8月16日)緑川狂平として」、とあった! これか!

 この番組のこの回の抜粋を、DVD−RAMに保存していたのだった。どの部分を抜粋して保存していたかと言うと、カブトムシオタクの中上真亜子が、アクティオンゾウカブトという巨大なカブトムシの巨大な幼虫を持ち込み、高島彩に持たせようとしたところ、高島彩が悲鳴をあげて逃げ回ったシーンなのであるが(← そういう趣味なんですよ、所詮私は [;^.^])、改めてプレイバックしてみたら、確かにその背後に、「男装」の「彼女」が映っている。思い出してみれば、確かに「中野腐男子」とかいうグループのメンバーだと紹介されていたが、「腐男子」である以上、男だと信じて疑っていなかった [;^J^]。「異様なオーラ」を放つ「小柄な」青年だとは思っていたのだが..そうか、女だったのか [;^J^]。人騒がせな..[;^.^]

 ちなみに、今夜の彼女は、「クレーン(の上部の操縦席があるところ)」に棲んでみたい、というこだわりを紹介して、他の出演者たちを結構引かせていたが [;^J^]、その気持ちは良くわかる。私も、(高所恐怖症の件はさておき)あの非日常的な空間に住んでみたいと思う。今更私が述べることでもないだろうが、京本有加のオタクの筋は、なかなか良い。[^.^]

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*2010年07月17日:律儀な梅雨明け


 梅雨明けである。快晴である。学生どもの夏休みのスタートにピタリと合わせやがるあたりが、小賢しい。[;^.^]凸

 昨日同様、早朝ジョギング&ウォーキング。シャワーでさっぱりとしたあと、8:30頃に自宅を出て、14時頃まで湯風景しおりで日光浴。今日のように発汗MAXの状態だと、10分ごとに100g減る。これは非常に安定した測定値なのである。(もちろん、水分が出て行っただけであり、何か飲んだらすぐに戻る、ダイエットとは無関係な数字であるが。)

 ..というわけで、朝には走り、昼には日光浴し、夕べには昼寝をするという、極めて動物的な一日をすごしたのである。もちろん、PCの整備など、している場合ではなかったのであった。[;_ _]

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*2010年07月18日:メタな悪夢


 早朝ジョギングするため、5:30起きの日が続いている。するとさすがに就寝時刻も早まるわけであって、早寝早起きで大変結構なことなのであるが、私の場合、うっかり22時頃に寝たりすると、23:30頃に起きてしまうので、油断できない [;^J^]。もちろん、1時間半の睡眠時間で足りるわけがないので、朝までドロドロ、何度も何度も浅いレムな眠りを繰り返すわけである。当然、夢を大量に見る。

 もちろん、ほとんど憶えちゃいないのだが、今朝の悪夢は久々に記憶に残ったので、読者の迷惑を顧みず、書き記しておく。(すぐに終わるから、少しは辛抱して欲しい。[;^.^])

 登場人物は、私を含めて4人のグループである。私たちは、「この現実」が、実は夢なのではないかと疑っている。もちろん、夢であって欲しくはない。「この現実」が確かに現実であるという、証拠が欲しい。

 その証拠(確固たる現実の爪痕)として、とある都市(大阪?)の中心部に、太陽の塔を(念動力で)建造した。これは、夢の中では不可能なことなのである。よって、確かに、いま、われわれは「現実」の中にいるのだ、と、証明できた。それでは、祝杯をあげなくては!

 ..しかしその後、なぜか2人とはぐれてしまい、残されたふたりで、根城としていた居酒屋を探すが、その店はなぜかそこに存在しない。太陽の塔の建造の前後で、街の姿が、微妙に変わっているのである。

 やがていつしか、3人目ともはぐれて、一人きりになってしまい..そして、年月がたった。近頃では、私の思考内容が、印刷物などの形で、世の中に現れるようになった。誰にも表明していない、誰も知らないはずの思想であるにも関わらず..もしかして、私が長い年月、生きてきたこの世界は、結局、誰かの夢だったのか?(もっとも考えたくないことであるが、私自身の夢だったのか? 私は、私の夢の登場人物に過ぎないのか?)

 ..という知的な悪夢 [;^.^] から醒めてからは、昨日同様、早朝ジョギングと湯風景しおり。

 ..というわけで、昨日同様、朝には走り、昼には日光浴し、夕べには昼寝をするという、極めて動物的な一日をすごしたのである。もちろん、PCの整備などという、文明人の究極の哀しみなど、している場合ではなかったのである..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Jul 22 2010
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