*2010年06月14日:エンジンを切るとフットブレーキが利かない
*2010年06月15日:Twitter、始めました
*2010年06月16日:目玉焼きの作り方
*2010年06月17日:幻想交響曲の驚嘆すべきDVD
*2010年06月18日:ありがた迷惑 [;^.^]
*2010年06月19日:国会図書館で久々に吾妻作品発見
*2010年06月20日:星新一展/新宿でオフ
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*2010年06月14日:エンジンを切るとフットブレーキが利かない


 どうやら梅雨入りしたようで、朝から涼しく、過ごしよい。

 Mixiニュースから。

エコ運転注意!エンジン切るとブレーキ利かない

14日午前7時半頃、静岡市駿河区の国道150号で、赤信号で停止した際にエンジンを切る「エコドライブ」を実践していた静岡県焼津市内の男性公務員(48)の乗用車が、下り坂で動き出して車7台と接触した。

静岡南署の発表などによると、男性はブレーキを踏んだが利かなかったため、2車線の間をすり抜けようとして止まっていた先行車に次々と接触したという。けが人はなかった。男性は本紙の取材に、「環境に配慮して、普段から停車したときはエンジンを切っていた。サイドブレーキをかけていればよかった」と話している。

浜松市東区の遠鉄自動車学校によると、フットブレーキは油圧を利用しているため、エンジンを止めた際は大きな力で踏み込まなければ利かないという。担当者は「坂道であろうとなかろうと、車を停止させる際はフットブレーキとサイドブレーキを両方かけるのが鉄則だ」と呼びかけている。

(読売新聞 - 06月14日 13:37)

 ..これは(1985年当時の)教習所では習わなかったと思う。まぁ、こういう操作(エンジンを切ってフットブレーキだけで止める)をしたこともないので、これでは車は止まらないということに、実に四半世紀にわたって気が付いていなかったのだが。[;_ _][;^J^](エンジンを切ると、自動的に左手がサイドブレーキを引いてしまうのである..その時点で(停車した時点で)サイドブレーキをまだ引いていなければ。)

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*2010年06月15日:Twitter、始めました


 とうとう、Twitter を、始めてしまいました..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^] まだ何もわかっていないのですが、以下のURLを紹介すればいいのでしょうか?↓

http://twitter.com/KurataWataru

 こういう流行りものからは距離をおく性癖 [;^.^] のある私が、なんでまた手を染めてしまったのかというと、ひとつには、吾妻ひでおが Twitter を始めたからである [;^J^]。これまで吾妻ひでお関連の最新情報(どこぞの編集者に原稿を渡した等)は、公式ホームページの「ひでお日記」でキャッチアップしていたのだが、月いち更新なのでタイムラグがあり、取りこぼした(前記の例で言えば、その原稿が掲載された可能性がある雑誌を捜索・確保できなかった)こともあった [_ _]。今後は、Twitter にリアルタイムで情報が呟かれる可能性が高く、作品リストの作成者としては、当然、ウォッチしなければならないというわけで。

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*2010年06月16日:目玉焼きの作り方


 先日の「ためしてガッテン」で紹介された、「美味しい目玉焼きを作る方法」を試してみた。

 驚くほど単純で簡単な方法である。つまり、生卵をフライパンの上で割るときに、高い位置から落とさず、低い位置からそっと「置く」ようにするだけである。確かに、黄身の食感が違う。クリーミーになる。10cm程度の僅かな高さからの落下であっても、黄身にとっては致命的なのだ。黄身というのは、数百万個の卵黄球の集合体なのだが、衝撃を与えるとこれらが潰れてひとつの塊になってしまい、溶けにくくなる。衝撃を与えなければ卵黄球はバラバラのままで、これが生クリームのような食感をもたらすのである。

 この回では、もうひとつのノウハウとして、やや古くなって元気がなくなった卵の鮮度を回復する方法も紹介されていた。古い卵は黄身が水分を吸ってしまって食感を損なっているので、先に黄身だけ(スプーンで)フライパンに乗せ、黄身を直接熱して水分を飛ばし、しかるのちに白身を(回りに)置けば良いらしい。今夜のところは十分に古い卵がないので、この実験は、後日に回す。

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*2010年06月17日:幻想交響曲の驚嘆すべきDVD


 終業後にIKKOに寄って、マーチを車検出し。明日の18時に上がってくる。代車はアルトでオートマ車である。出来ればマニュアルトランスミッション車にして欲しかったのだが(そのようにリクエストしていたのだが)仕方がない [;^J^]。きょう日、MT車は稀少なのである。(何がなんでも代車は小型のMT車にしてくれぇ、と、駄々をこねたあげく、軽トラを用意されてしまったことがございましてね。[;^.^])まぁ、オートマでも(性に合わないだけで)運転ぐらいはできるので、無事に帰宅。[;^J^]

 現在使っているタジン鍋(外径19cm)は微妙に小さく、食材によっては、調理の際に窮屈に感じることがある。これは外径の問題というよりは内径(内部の容積)の問題なのだが、とにかく、アマゾンで外径22cmの(内径もそれなりにありそうな)品を見繕って発注した。これまで使ってきた外径19cmの鍋は、実家に持参して母にプレゼントするつもりである。

 何年間も寝かせておいたDVDを開封/再生して、驚いた。「ベルリオーズ:幻想交響曲、同:イタリアのハロルド」(Bel Air BAC016、クリストフ・エッシェンバッハ指揮、パリ管弦楽団、ビオラ:タベア・ツィンマーマン(ハロルドのみ))なのだが、ハロルドは、今夜は時間が無かったので後日改めて鑑賞することにして、とにもかくにも幻想交響曲のインプレを書いておく。

 演奏はもちろん申し分ないものであるが、それ以上に特筆すべきなのが、演出(カメラワーク)の素晴らしさである。ライブ映像なのだが、私が複数所有している幻想交響曲のライブ映像中、迷う余地無く最高水準のものである。

 その最大の特徴は、クローズアップの(極端な)多用である。実は私は、そもそもクローズアップが嫌いでして [;^J^]、ライブであろうがスタジオ録音であろうが、オーケストラの映像は中景・遠景からとらえた落ち着いたショットが最上なのであり、クローズアップなんぞは(音像と映像が食い違うことになるし)邪道だと思っていた。このソフトを見るまでは。

 とにかく、度肝を抜かれるようなショットの連続である。弦1本のクローズアップ。管楽器のキイひとつ、音孔ひとつのクローズアップ。ティンパニのスティックをクローズアップして、そのロール越しに指揮者をとらえる。第5楽章イントロの弦のトレモロは、たった1本の(小刻みに揺れる)弓のアップで表現され、鐘が打ち鳴らされる時は、鐘自体と奏者がそれぞれ大写しされるのであるが、徐々にカメラが寄ってゆき、ついには奏者の眼球のアップに到る。そしてこれらは単に奇を衒った映像なのではなく、実に音楽的に、リズミカルに切り替えられていくのである。

 クローズアップ自体に、意味がある。たとえば第1楽章展開部のクライマックスで、オーケストラの全景を全く映さずに、各奏者の極端なクローズアップだけでつないでいくのだが、これがいわば、「白兵戦のさなかでは、兵士のひとりひとりには合戦の全貌の把握のしようもなく、ただ無我夢中で手足を振り回しているだけだ」、的な迫力を生み出しているのである。

 これも特筆すべきことであるが、休みのあいだに他の奏者の演奏に耳を傾けている奏者のクローズアップもまた、多い。これが、音楽の内容自体の「ドラマ」に、演奏の現場の、演奏行為自体の「ドラマ」をオーバーラップさせるのである。例えば、第4楽章終結部のティンパニの「遠雷」を、緊張感を伴って目を閉じて、耳をすませて聴き入る奏者たち..

 さらについでにもうひとつ。指揮者の前方からとらえるショットは、多くの場合、何故か傾いているのであるが..実相寺昭雄かよ! [;^.^]

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*2010年06月18日:ありがた迷惑 [;^.^]


 会社からの帰途、代車でIKKOに寄り、車検あがりのマーチを受け取る。なにやら大きなダンボール箱をえっちらおっちら運んできたと思ったら、オマケだかお礼だかの、トイレットペーパー×40ヶである [;^J^]。ちょ〜ありがた迷惑であるが、そうは言えない。[;_ _][;^.^]

 かなりの風雨である。梅雨らしくて、結構なことだ。

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*2010年06月19日:国会図書館で久々に吾妻作品発見


 6:30、雨上がる。バスで発ち、7:19のひかりで上京。まずは国会図書館である。

 手塚治虫関連では、最近ネット上でその存在を発見して、既に作品リストにも掲載済みの、下記のグラビアのコピーを確保。

新婚時代この1枚(グラビア)::1:週刊読売:71/09/17

 (興味深いのは、「手塚治虫(漫画家)」ではなく、「手塚治虫(アニメーター)」と記載されていることである。)

 吾妻ひでお調査関連では、これも最近ネット上でその存在を発見した、以下の作品のコピーを確保。

基地がいっぱい::2:BOMB:1984/10

 これは、詩に近い短文に絵をつけたものであり、(私が編纂している作品リストの掲載条件を満たさない)「イラスト」に非常に近いものであるが、その「短文」も、吾妻ひでおの手になるものなので、さほど悩まず、リストに記載することを決定。

 ほか、古書市場で入手可能ではあるがあまりに高価で手が出ない某文庫本を1冊読み上げ、13:40頃に退出して神保町へ。

 以前から気になっていた(いつ通りすがっても、長蛇の列が出来ている)「丸香」という店で、つけ麺かうどんを食べるつもりだったのだが..着いたのが14:00頃で、昼食時をこれだけ外せば並ばずに入れるだろうと思っていたのだが..ルノアールのココアよりも、甘かった [;_ _][;^J^]。長蛇の列である [;_ _][;^.^]。今から並ぶと夕食時に腹に残っている可能性があるので、今日も諦め、ほど近い「なか卯」で、ミニ牛丼。(いずれにせよ、腹いっぱい食うべき時刻でもないのでね。)

 神保町をさらっと舐めて、渋谷タワレコでちょい購入して、17:15に横浜の実家へ。(手土産は、これまで使っていたタジン鍋である。)

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*2010年06月20日:星新一展/新宿でオフ


 実家前のバス停から、9:31のバスで発つ。新宿駅の井の頭線への連絡通路で、岡本太郎の「明日の神話」を初めて見た。(ここ最近、井の頭線に乗る機会が無かったので。)

Picture Picture

 迷宮美術館などのテレビ番組では、何度も見ていたのであるが、当たり前だがこれほどの巨大壁画ともなると、テレビと実物とでは、迫力が全く異なる。世評に違わぬ傑作である。ちなみに、写真を撮っている田舎者は、私のほか、あと1人ぐらいしかいなかった [;^J^]。ジモティーあるいはここを通勤通学経路にしている人々は、とっくの昔に見慣れて(見飽きて)いるのだろう。



 芦花公園に着いたのは、まだ昼前。駅前のスーパーの2Fの鮨居酒屋「梅の木」で、うにイクラ丼を食う。

 今日の(というか今回の上京の)目的は、ここから徒歩5分の世田谷文学館で開催されている星新一展。Aさん、Oさんと待ち合わせて、まずは星新一原作の人形アニメを4本観る。(「花ともぐら」「ふしぎなくすり」「ようこそ宇宙人」「キツツキ計画」)いずれも傑作。DVDが出ているはずなので、入手しておこう。展示も興味深いものであったが、はっきりとわかったのは、星新一は老眼ではなかったということである [;^J^]。細密文字でびっしりと書き込まれた下書きは、虫眼鏡を使っても読みにくいサイズであった。[;^.^]

 さらにTさん、Sさんと落ち合いつつ、新宿へ。17:10、82ALE HOUSE という店で、オフ。ビールが美味い。食事も美味い。それにしても、わざわざ集まっていながら、各自ツィッターしているというのは、いかがなものか。[;^.^](いや、会話もしていましたよ、もちろん、切れ目無く。[;^J^])

 20:50にお開き。21:30のひかりで、23:30に帰宅。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Jun 24 2010
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