*2009年09月21日:長崎旅行:第3日/軍艦島、長崎歴史文化博物館、稲佐山展望台
*2009年09月22日:長崎旅行:第4日/浦上エリア、丸山、旧香港上海銀行長崎支店記念館
*2009年09月23日:長崎旅行:最終日/トンチンカン人形、ペンギン水族館
*2009年09月24日:「幻想綺帖」
*2009年09月25日:Roland V-Piano Night
*2009年09月26日:英和辞典、ニュースリーダーなどをインストール
*2009年09月27日:秋分の日を過ぎて
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*2009年09月21日:長崎旅行:第3日/軍艦島、長崎歴史文化博物館、稲佐山展望台


 8:05、チェックアウト。カプセルホテルのわりには浴場と朝食が充実していたのは、ラッキーであった。(また泊まりたいとは、思わないにせよ。[;^J^])

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 今日は軍艦島クルーズである。天候良し。風も波も穏やかである。良かった、よかった。8:45、乗船開始。9:07、出港。



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 遠く見えてくる軍艦島。

 余談だが、今回の旅行では、写真はコンデジ(コンパクトデジカメ)と、iPhone の両方で撮影している。iPhone の内蔵カメラは、フォーカス(と絞り)をどこに合わせるかをタップして指定する以外、なんの調整もできない超単機能なものなのだが(それがメリットでもあるのだが)、コンデジ以外に、わざわざこれで“も”撮るのは、iPhone からアップしているMixi日記に写真を添付するためなのである。iPhone にはストラップが取り付けられず、指や腕に固定することができないので(それがメリットでもある..わけがない [;^.^]凸)、風が強い甲板上では、海の中に落としてしまわないよう、非常に、非常に、神経をつかった。[;_ _]


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 10:03、ドルフィン埠頭に接岸し、上陸。このトンネルを抜けると、見学通路である。



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 30年以上も封印されていた軍艦島への、一般人の上陸が許可されたのは、今年の4月22日である。無論、マスコミ関係者限定で上陸許可が出たことはこれまでもあったし(だから、軍艦島の写真集が存在する)、無断で上陸して落書きなどする連中もいた。

 一般人が足を踏み入れることができるのは、島の南部に整備された見学通路に限られる。ここから見えるのは、島の一部に過ぎない。もどかしさを感じないと言えば嘘になるが、「廃墟の王」の圧倒的な存在感は、確かに“降りて”来た。それは私に受容され、血肉となった。


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 10:55に船に戻り、11時過ぎにドルフィン埠頭を離岸。このあと15分かけて、島を一周する。もしも波が高くうねりが強い場合は、島への上陸は諦めて、この「軍艦島一周クルーズ」のみとなる。もっと天候が悪い場合には、もちろんそもそも、船が出ないわけだ。上陸のための風と波の安全基準は定められており、長崎市の見積もりでは、上陸できる日数は年間100日程度らしい。だから確かに、唐突に思いついて唐突にやってきて、まんまと上陸できた私は、ラッキーだったのである。「天気が良すぎて風情がない。やはりこの巨大な廃墟の量感に相応しいのは、灰色に渦巻く暗雲と強風、遠く近く不吉に轟く雷鳴であろうに..」、などというたわごとを呟いていたことは、白状しておくが。[;_ _][;^.^]


 12:03に港に戻り、軍艦島クルーズは終わった。今回の(四泊五日の)長崎旅行のメインイベントは終了である。今日の午後を入れて、まだあと2日半もあるぞ。きゃっほー! 何して遊ぼかな♪[^.^]V

 ..まずは、昼飯だ [;^.^]。12:38、長崎歴史文化博物館に隣接しているレストラン銀嶺へ。(路面電車だと三角回りになるので歩いたのだが、結果的に25分かかり、もちろん、失敗であった。[;^J^])初日にハウステンボス内の「とっとっと」で食べたトルコライスに納得できていなかったので、ここで改めてトルコライスを注文する。うむ。この店の方が、んまい!(私の主観だが。)

 13:25に、長崎歴史文化博物館に入館する..内容が多過ぎて、はきそうになる(← うぞ [;^.^])。特に興味深かったのは、「長崎くんち」という祭に関する展示・情報である。不勉強ながら、この祭りに関しては、予備知識が皆無だったのである。祭りの情景のビデオが流れていたが、20分以上も見入ってしまった。(iPhone でウィキペディアにアクセスして調べたりしながらね。)ご存知でない方は、Google で「長崎くんち」を画像検索してみていただきたい。大体、ダイナミックなドラゴン系の写真が出てくると思うが、実はこれだけではない。ウィキペディアから引用すると、

長崎くんちは、諏訪神社の氏子にあたる長崎市内の各町が、だしものと呼ばれるさまざまな演目(奉納踊)を奉納するものである。長崎市にある59の町(以前は77町)が5〜7町ごと7組に分かれて年ごとに奉納する。その年の当番に当たった町を踊り町(おどりちょう)と呼ぶ。すなわち一つの町を見ると、7年に一度、踊り町が回ってくることになる。
それぞれの踊り町は、その町のシンボルでもある、巨大な傘鉾(150kg前後)を先頭にして境内に進み、さまざまなだしものを神前に奉納する。踊り町ごとに得意とするだしものがある。川船、龍踊りなど多くのだしものは複数の町が奉納するためほぼ毎年〜数年ごとに見られるが、一部のだしもの(コッコデショ、鯨の潮吹きなど)は一つの町しか行わないため7年に一度しか奉納されない。

 そのだしものが、実にバラエティ豊かなのである。日本舞踊、阿蘭陀(おらんだ)万才、龍船、川船、唐人船、御座船、鯨の潮吹き、大名行列、などなど。実に楽しく、迫力がある。

 17:15に博物館を発つ。まだ夕食には少し早いが、昨日は中華街で目当ての店が全て非常に混んでいたため諦めていたので、今日はそのリベンジをしたい。早めに行けば空いているだろう..と、17:50に、中華街の玄武門のそばの会楽園という店に着いたのだが..列の長さは昨日とたいして変わらず [;_ _]、約20組(20人ではない)。しかしここは腹の据えどころだろう。何しろ私は暇なのだ [;^J^]。というわけで、待ち行列の名簿にエントリしておいて、中華街の中の土産物屋を楽しくひやかして歩いていたのだが..ふと、イヤな予感がして15分ぐらいで会楽園に戻ったところ、これが大正解。なんと5分ほどで名前を呼ばれたのである。[;^J^](トータル20分。)時間がかかると踏んで(私のように)どこかに暇つぶししに行ったまま、順番が来たときに店に戻ってきておらずに飛ばされてしまう人が、非常に多いのであった [;^.^]。ガイドブックに紹介されていた長崎チャンポンを食す。うむ。美味である。[^.^]

 腹くちくなったところでロープウェイへ。稲佐山山頂の展望台に着いたのが、19:45。百万弗の夜景を堪能する。(日本全国に「百万弗の夜景」がいくつ存在するのかは、知りませんが。[;^J^])もちろん、心地よく混んでいる。ぶっちゃけ、撮影大会である [;^J^]。一眼レフの人も多いが、コンデジやケータイの方が多い。「フラッシュ、炊いてみる?..」「夜景モードある?..」などなどのシロートくさい言葉が、飛び交っておりました。[;^.^](ちなみに iPhone のカメラでは、どーにもこーにもなりませんでした。[;_ _][;^J^])

 20:15に山を降りて、21:15にホテルに到着。今日と明日は、ここに連泊なのだが..あらま。昨夜のカプセルホテルの隣ではないか。[;^J^]

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*2009年09月22日:長崎旅行:第4日/浦上エリア、丸山、旧香港上海銀行長崎支店記念館


 今日は曇天。雨もよいである。8:00にホテルを発って、大波止(おおはと)駅から路面電車に乗る..なんか、土地勘がついて来てしまった。[;^J^]

 今日の午前中は、浦上エリアを歩き回るつもりであるが..わわ、タビリエ(ガイドブック)がない! どこかにおき忘れてきてしまった [;_ _]。まいったなぁ。まぁ、iPhone やデジカメを紛失することを考えれば、誤差にもならん被害ではあるが。[;^J^]

 セブンイレブンで別途ガイドブックを購入して [;^J^]、山王寺に着いたのが、8:30。8:45に、国立長崎原爆戦没者追悼平和祈念館。原爆資料館。(軽々しい感想は、差し控えたい。[_ _])さらに、野口彌太郎記念美術館、長崎市歴史民俗資料館、と回る。ここで雨が降ってきた。平和公園、浦上天主堂、長崎市永井隆記念館、如己堂、と回ったところで12時。ちょうど午前中いっぱいかかったか。さて、昼飯だ。

 ちょっと迷ったが、結局、路面電車で思案橋に戻る。12:50に、「しあんばし一二三亭」へ。「ゴマ入りおじや」と「角煮」の両方を食べたかったので、角煮定食のごはんをゴマ入りおじやにチェンジしてもらう。ちょっと量が多くなったが..うめえ! 満腹! 動くのが面倒になってきた [;^J^]。これはまずい。[;^.^]

Picture  13:45に店を出て、この界隈を無目的にそぞろ歩き、時間を贅沢に無駄遣いする [^J^] つもりだったのだが..このあたり(丸山地区)は、(まぁ、ここに限ったことではないのだろうが、)やたらと史跡・観光スポットが多く、少し歩くと、史跡、あるいは史跡への案内板にでくわし、そ・れ・だ・け・な・ら・ば・ま・だ・い・い・が!、その案内板には、なんと「連番」が振ってあって、言外に、「ほれほれ、順番に踏破してみい、ケケケ!」、と、言わんばかりなのである [;_ _]。これには到底、さからい得るものではない。さからい得るものではないのだ。[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]

 ..というわけで、結局、小雨が降ったりやんだりの中、花月、梅園身代わり天満宮、中の茶屋(清水崑展示館)、玉泉稲荷神社、中小島地蔵堂、高島秋帆旧宅、長崎丸山華街跡の碑、一文字地蔵、正覚寺..と、引っ張り回された挙句、正覚寺下の電停に引きずり下ろされてしまった。[/_;][;^.^](路面電車の停留所を、電停と呼ぶ。)

 もうこうなっては仕方がないので [;_ _]、海岸べりまで路面電車でおりて、まず、長崎市べっ甲工芸館。超絶技巧に驚嘆する。引き続き、閉館時刻間際の、旧香港上海銀行長崎支店記念館へ。実はここは、2日目にグラバー園から出たあと、寄らずにすっ飛ばしていたスポットであり、つまりさほど興味は無く、ガイドブックに義理を立てたようなものだったのだが..これが、大当たり!

 建物自体も、もちろん風情があるものではあるが、それよりなにより、2Fに展示されている「とんちんかん人形」が、凄い! これは、人形作家・ 久保田馨(1928-1970)の手になる素焼きの小さな人形群で、土産物として売られていたらしい。それだけでも一定の人気はあったのだが、芸術界から認められるや人気爆発。しかし作者は手作りにこだわり、海外展開、大量生産、事業化などはしなかったため、(それでも30万点も制作されたというから驚くが、)その死後、速やかに忘却された。なにしろ、(原爆の惨禍を踏まえた、平和希求のメッセージが込められた作品群であるとはいえ、)物理的には、壊れやすい駄玩具なのだ。一体、どれだけ現存しているのであろうか。

 驚くべきは、そのフォルムである。本当に30万点、全て異なっているのかどうかは知りようもないが、ここに展示されている数百点は、全て異なっている。それは確かに、埴輪と、インディオ美術と、アフリカ美術と、ピカソと、ミロを、同時に想起させる。もう少しわかりやすく言えば、「極度にユニークな形状の妖怪たち」である。某使徒たちの先祖のようにも見える。[;^.^]

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 17時まえに退出。雨の中、長崎水辺の森公園を散策しつつ通り抜け、一昨日同様、長崎港のウォーターフロントの出島ワーフの中の、R−10というレストランバーに、17:30。今日はもうへとへと、あとは何もしない。この感じの良いオープンカフェで長崎湾と稲佐山を眺めながら、飽きるまでカクテルを飲んでやる。[;^.^]



 21:30、ホテルにもどる。案の定、タビリエは、部屋におき忘れていた。[;^J^]

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*2009年09月23日:長崎旅行:最終日/トンチンカン人形、ペンギン水族館


 さて、長崎旅行の最終日である。雨は上がった。8:29にチェックアウトして、再度、旧香港上海銀行長崎支店記念館へ徒歩で向かう。受付の人に、「無理を承知でお尋ねしますが..トンチンカン人形の写真を撮っていいでしょうか? 昨日観に来て、非常に気にいったものですから..」、と訊いたところ、「ええ、構いませんとも。それに、昨日も観に来られたということでしたら、入館料は、不要です。(^_^)」..ありがとうございます![_ _][^J^]

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 「諸星大二郎」は、はっきりと見える。しかし面白いことに、「吾妻ひでお」は、あまり感じられないのだ。形態的には、非常に近いものがいくつもあるのに..いつか、真面目に考察してみよう。

 9:50頃に記念館を出て、いったん、長崎駅前にでる。今日の午後いちで(最後のイベントとして)長崎ペンギン水族館へ向かうつもりなのだが、あらかじめ、そこへのバスの便を調べておくためである。これは、やっておいて良かった。乗り場が、かな〜り、わかりにくかった。[;^J^]

 改めて路面電車で中華街近辺へ。最終日の昼飯としてガイドブックでチョイスしてあった店が、潰れてる [;^.^]。さて、どうしたものか、と、ガイドブックを睨んでいたら、通りすがりのガテン系のおじさんが、中華街で一番美味しい店は江山楼だよ!と、推薦してくれたので、この情況では、この店以外の選択肢はあり得ない [;^J^]。ガイドブックによると、ちゃんぽんが目玉であるので、特上ちゃんぽんを注文する。確かに、んまい![^.^]

 路面電車で長崎駅前に戻り、11:56のバスに乗ってペンギン水族館前のバス停に着いたのが、12:30。まず、長崎駅に戻るバスの時刻を確認したところ..13:45の便が最終でやんの [;_ _]。1時間しかないぞ、ということで少々あせあせしたが、それほど大きな施設ではなく、映画鑑賞などをすっ飛ばすことで、ひととおり観ることはできた。まぁ、その筋の人々にとっては、どれほど時間があっても足りないこととは思いますが。[;^J^]

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 13:45のバスで発つ。長崎駅に着いたのは、当初の予定よりも遥かに早い14:30。困ったな。なにしろ長崎から離脱する便まで2時間もあるし、逆に言うと2時間しかない。今更もうひと品、観光スポットを訪問するのも慌し過ぎるので、駅周辺で土産物を見繕ったり、本屋で雑誌を買ったり、ぐだぐだと時間を無駄遣いする。

 16:25、かもめ36号で長崎を発つ。22:55、浜松着。本当に楽しい5日間であった。[^J^]

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*2009年09月24日:「幻想綺帖」


 「幻想綺帖 一」(波津彬子、ソノラマコミックス)を一読した。傑作である。泉鏡花、サキ、芥川龍之介、モンゴメリ、中島敦、『耳袋』、中国奇談などを題材とした作品集。

 「山月記」(原作:中島敦)について言えば、原作に負けている(越えていない)とは思うが、しかしこの原作を越えることが出来る漫画家(あるいはその他のジャンルのクリエイター)が、果たして何人いるのだろうかとも思う。「嵐の夜に」(原作:モンゴメリ「スモーキー島のハウス・パーティー」)と「開いた窓」(原作:サキ)は、いずれも絶品。後者について言えば、この性悪女(ヴェラ嬢)が、最高によろしい。私も、こんなロリ系に翻弄されてみたい [;^.^]。他の収録作も、全て佳品である。

 私は波津彬子の大ファンであるが、実は、「雨柳堂夢咄」シリーズを除くと、「鏡花夢幻」「幽霊宿の主人」「唐人屋敷」ぐらいしか読んでいない。新刊書店やブックオフに「牡丹灯篭」や「夜のやさしい手」があることは確認しているのだが、敢えてまだ買っておらず、「冬になったら買ってみようかな..」、とか思っていたりする。つまり、まとめ買いして一気読みするのがもったいないのだ。「鏡花夢幻」にしても、さくさく読み進めてしまうのが惜しくて、新幹線の中で、本当にゆっくりと時間をかけて読んだものである。

 本書に気が付いたのは、「東雅夫の幻妖ブックブログ」で言及されていたからである。このブログの中の「東雅夫のイチオシ棚」に並べられている本の全てに興味があるわけではないが、見落とし・買い忘れのチェックには役立っている。

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*2009年09月25日:Roland V-Piano Night


 19時からアクトシティ中ホールで、「Roland V-Piano Night」。出演者は、小原孝氏、田代ユリ氏、及び、前田憲男トリオ。満席である。

 勤務先の製品であるので、業務内容に関わりかねない点については言及を避けるが、V-Piano の音色の多彩さと表現力の豊かさは、確かに感じられた。(実は、会社では弾いたことがないのである。[;^J^])

 客席の(というか、私の左隣に座っていたおばさまの)反応が、興味深かった。一般論になるが、そもそも電子ピアノの大きなメリットのひとつは、「メンテナンスフリー(調律不要)」ということである。これは、世界中の全ての電子ピアノについて言えることである。V-Piano の画期的な点は、それに加えて「調律“も”できる」ことである。その気になれば、調律を少し狂わせてホンキートンク風にすることもできるし、ある特定の音域や鍵のみ、響きを変えることもできるのだ。

 さて、小原孝氏が、このことを説明しようとして、「電子ピアノは調律がいらないわけですが、」、と、話し始めたら、左隣のおばさまは、この時点で「あぁ、そうなの..!」、と、感心してしまったのである [;^J^]。もちろん、それに続く「でも、V-Piano ではこのように調律することができて、」云々という説明にも大層感心していたのであるが..「ヒット製品のセオリー」であるところの「世間の常識からの“半歩前進”(一歩前進ではなく)」というのは、なかなか難しいものである。

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*2009年09月26日:英和辞典、ニュースリーダーなどをインストール


 今夜の「逃走中」(フジテレビ系)は、ちょいと面白かった。まぁ、世にもくだらないバラエティ番組でして [;_ _][;^.^]、要するに、街中での鬼ごっこなのであるが(今回の舞台は大坂のUSJ)、途中、何度か差し挟まれる「ミッション」のうちのうち、最後のものが、「これより、ハロウィーン・キャラクター・パレードを行う。パレードのルートの先には通過センサーが置かれている」..で、そこを通過すると非常に良くないことが起こるので、通過する前に、あることを行え、というものなのである。

 時々刻々と、パレードが近づいてくる様子と、逃走中のメンバーたちがハンターたちに見つからないようにミッションをクリアしようとする様子が、カットバックで進行するわけであるが、その、「パレードが(徐々に)近づいてくる様子」が、通常のパレードと同じ、楽しく賑やかなパフォーマンスであるだけに、逆に、実に禍々しく、不気味なのである [;^J^]。これはアイデア賞ものである。感心した。

 まさに、「何かが道をやってくる」(ブラッドベリ)なのであった。[;^.^][;^.^][;^.^]

 今日は、iPhone に以下のアプリをインストールした。

* GNReader(無料)
Google News のリーダー。
* iSWEN News JP(無料)
ニュースサイトを選んで読めるリーダー。ニュースリーダーの類は山ほどあるのだが、とりあえずこの2本で、最低限の用途は満たせそうだ。(Mixiの「ニュース」は、「最低限」の下の、さらに「底」の「底」の「底」の「底」の「底」あたりですのでね。[;^.^])
* 食べログ(無料)
口コミグルメサイト「食べログ」(アクセスしたことない [;_ _])のビューアー。今日のところは自宅に居座っている状態なので、どの程度役に立つのか判らないが、とりあえず入れておいてみよう。(長崎旅行の前にインストールしておくべきだったかな。)
* Planets(無料)
簡易型星座早見盤(&惑星情報)。ちょっと星座情報が少なすぎる(星の数が少ないだけでなく星座名すら表示されないぞぅ)、とプンスカしたのだが、よく見たらタイトルは「Planets」ではないか [;^J^]。星座表示は、ただのおまけだったのでした [;^.^]。惑星を指で転がすことが出来るのが面白いので、入れておく。マトモな星座早見盤は、別途探すことにしよう。(この画面サイズでは、さすがに苦しいかな..)
* Manetron(350円)
実に良くできている。これについては、Wikipedia の「メロトロン」の項の末尾付近で解説されているので、引用しよう。
2009年5月、「マネトロン」という名称のiPhone / iPod touch用のメロトロン・シミュレーションアプリが登場した。M400からサンプリングされたFlute、3 Violins、'Celloという基本的な3音色を選択、演奏することができる。モーターノイズやテープの巻き戻し音を同時に鳴らすことができるという点で画期的である。また、音程や音量の補正を行っていないため、携帯ガジェットのアプリケーションとしてのレベルを遥かに凌駕するリアリティを楽しむことが可能。
「8 Choir」も鳴らせれば、言うことはないのだが..
* QuickMark(230円)
QRコードリーダー。認識率はかなり高い。(とはいえ、一辺1cm以下の小型コードは、内蔵カメラの接写能力の限界なのか、読みとれなかったが。)アプリを立ち上げるとカメラの画面が開くので、中央あたりにQRコードが写るようにかざすと、(タップ操作なしに)URLを取得できる。それをタップすれば、ブラウザが立ち上がる。便利である。
* Memory Status(115円)
メモリー使用量のグラフと、メモリクリア。現在までのところ、メモリクリアをしたくなる状況に(まだ)追い込まれていないので、有り難みがいまいちわからないが、一応、いれておく。
* myLite(無料)
基本的には、画面が真っ白になるだけ [;^J^]。懐中電灯代わりに使える [;^.^]。様々な発光パターンの選択や色合いの調整もできるし、ライターの炎の動画にすることもできるのだが [;^J^]、まぁ実用的には、真っ白に限る。
* ウィズダム英和・和英辞典(2800円)
国語辞典としては、既に「大辞泉」を導入ずみ。やはり、日英の辞書が入っていないとね。(日常的には電子辞書を使っているのだが、外出時に常に持ち歩いているわけではないからね。)
* Hubble(無料)
宇宙映像集。「目の保養」というやつである。[^J^]
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*2009年09月27日:秋分の日を過ぎて


 快晴なので、例によって8時半頃から15時半頃まで、湯風景しおりで読書しながら日光浴。

 汗の流量が明らかに減った。風が爽やかだということもあるが、それより何より、はっきりと太陽の位置が下がっているのである。太陽光線が斜めから射し込む分、(凶悪な)エネルギー照射が和らげられているというわけだ。

 考えてみれば当たり前である。4日前が秋分の日だったのだ。既に、1年のうちの「日が短い半分」に突入しているのである。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Oct 1 2009
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