*2008年12月08日:エアコンが凹む
*2008年12月09日:エアコンが直る
*2008年12月10日:「密室入門!」
*2008年12月11日:ルナティック
*2008年12月12日:「失踪日記」、米国で受賞!
*2008年12月13日:年末のオフ会の準備
*2008年12月14日:遠くを見ろ!
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*2008年12月08日:エアコンが凹む


 朝っぱらから腹具合がおかしく、午前半休を取って静養していたところ、(何しろ私は腹を壊すとほとんど10分から15分ごとにトイレに駆け込むことになる体質であり、恐くて40分以上も車に乗って出勤できないのである、)8時20分頃、ドーン!と大きな音がして壁が揺れた。何事かと窓を開けて駐車場を見てみたところ(アパートの1階なのである)、おやおや、車がバックで、私の部屋のエアコンの室外機(地面の上のブロック上に置かれていた)にぶつけてしまったのである [;^J^]。で、その室外機が外壁にぶつかって、外壁も少〜し凹んだという次第である。室外機自体の凹み具合は、それほどたいしたものではないのだが、プロペラが当たってしまって回らない。当然、要修理である。

 犯人 [;^J^] は、同じアパートの(多分)学生のNさんで、大変恐縮されていた。とりあえず連絡先の電話番号だけ聞いておく。(といっても、すぐ上の部屋なのですが。)

 びっくりしたせいか腹具合が収まってしまったので [;^.^]、善は急げと修理の手配に動くことにする。無論電話でも構わないのだが、1日でも早く直すためには、修理窓口に直接出向くのがベストである。(何しろ、冬なのである [;^J^]。今日は無理でも、できれば明晩には使用を再開したい。)志都呂イオンの1Fのエイデンの開店時刻に合わせて車で出発。(途上、ついでに銀行と郵便局に寄る。)修理窓口で事情を相談してすぐに修理手配。最速で明日の午後に来られるようなので、半休を取ることにする。

 なんにせよ、腹を壊して午前半休を取っていたのはラッキーだった。もしも留守だった場合、初動が遅れ、修理も1日以上遅れたはずである。(← いつでもどこでも良かった探し。[^.^]b)

 午後は出勤。晩飯は(久々に)スシロー。

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*2008年12月09日:エアコンが直る


 ..というわけで、午後半休を取って帰宅する。14:45に三菱電機の担当者が来訪し、15:10に修理完了。良かった、良かった。さてこれは、無償修理の対象になるのかしらん?(エイデンの5年保証期間内ではあるのだが。)

 少し早いが、年末恒例のDVD−RAM/DVD−Rの棚卸しを行った。2004/12にハードディスクレコーダー(RD−X5)を購入して以来、ほぼ年に一度のサンプリングレートで、録画済みDVD−RAM/DVD−Rの枚数をカウントしているのである。(以下、両面DVD−RAMは2枚と数える。)

2006/01 
520枚
2006/12 
919枚
2007/12 
1206枚
2008/12 
1459枚
 最初の13ヶ月は、 520/13=40(枚/月)
 次の11ヶ月は、 (919−520)/11=36(枚/月)
 3年目は、 (1206−919)/12=24(枚/月)
 直近の1年間は、 (1459−1206)/12=21(枚/月)

 ..のペースだった。

 着実に消費量が減っているのは、喜ばしいことである [;^J^]。また、1年前の時点では、1206枚中、未視聴の録画は455枚で、未視聴率は38%だった。現時点では、1459枚中、未視聴の録画は522枚であり、未視聴率は35%に改善した。素晴らしい! [;^.^][;^.^][;^.^](未視聴メディアの絶対数自体は、67枚増加しているのだが..[;_ _][;_ _][;_ _])

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*2008年12月10日:「密室入門!」


 帰宅時に書店で「密室入門!」(有栖川有栖、安井俊夫、メディアファクトリー、ナレッジエンタ読本)を見つけてしまい、早速購入。早速読了。(ほかに山ほど読むべき本、観るべきDVD/LD/録画があると言うのによぅ。[;^.^])

 ディクスン・カーによる分類(「三つの棺」の「密室講義」、既読)と天城一による分類(「天城一の密室犯罪学教程」、未読)を柱とした、見通しの良い構成。天城一が密室トリックの最高峰として認定した作品が、チェスタトンの「見えない男」であるというのは意外だったが、確かに、数学者ならではの厳密で緻密な論理に当てはめると、この作品がハイエンドになるというのは、理解できる。

 細かい雑学も、いろいろ拾えた。「木と木で固定する鍵は、金属の鍵よりも丈夫である」(97頁)、「アルミ製の雨戸は木製の雨戸よりも脆い」(122頁)、「四畳半の部屋の畳を全部上げちゃうと、素人がもう一度敷こうと思っても、もう入らない。畳は一枚一枚大きさが違うので、畳屋さんが順番を決めてはめている」(127頁)、などなど。

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*2008年12月11日:ルナティック


 残業が続き始めた。師走だからというよりは、私が生産技術の一部を担当している製品が、とある新技術を使っている関係で、立ち上げに手間取っているのである。

 というわけで、それなりに遅く帰宅してから、湯風景しおりへ。満月ではないものの、素晴らしい月光浴である。何より良いのは、日光浴とは異なり、紫外線で肉体の健康を損なうリスクが無いことである。肉体の健康を損なうリスクはね..(良くわからない人は、lunatic を辞書で調べること。)

 ベンチに横になって、ごく薄い雲が月の下を通過していく様子を見つめていて、今更ながら気がついたのだが..「雲の動きがスムーズではない」ように見える。一定速度で流れているのではなく、細かく(進行方向に向かって前後に)震えながら移動していくように見えるのである。上空の風の流れがそのように不自然であるとは考えにくいのだが、しかし、どれほど目をこらして観察しても、そのように見えるのだ。月光と(移動してゆく)雲の形状の相互作用がもたらす錯覚なのだろうか? ..それとも、月光に当たりすぎた私(の視覚)が、既にいくらかルナティック?

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*2008年12月12日:「失踪日記」、米国で受賞!


 吾妻ひでおの「失踪日記」が、米ニューヨーク・マガジン誌の「The Years of Culture 2008」の、グラフィックノベルズ部門で1位受賞したとの情報が!

 「http://nymag.com/arts/articles/08/12/toptencomics/」によると、

1. Disappearance Diary by Hideo Azuma (Fanfare/Ponent Mon)

In 1989, veteran manga artist Azuma left his family and work behind to live as a hermit in the mountains of Japan. In a year fraught with financial tension, Azuma’s memoir of homelessness and menial labor - drawn in a deceptively light cartoon style, and packed with desperate sadness - is a timely reminder of how quickly lives can change. You may read it as a cautionary tale but at least you’ll learn how to make a meal out of a radish and tempura oil.

 ..とのこと。

 実際、どの程度メジャーな(あるいは「権威」のある)賞なのかはわからないが、めでたいことである。[^.^]

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*2008年12月13日:年末のオフ会の準備


 朝いちから休日出勤。残業や休出は(できるだけ)するなと指示されているのだが、間に合わないんだから仕方がない。このご時勢、仕事に追われて忙しいというだけでも、有難く思わねば。夕方までかかるかと覚悟していたが、比較的はやめに目処がつき、15時過ぎには引き上げることができた。

 いったん帰宅してから、改めて駅前へ。来週末の土曜日に大坂でオフ会があるので、早めに(いくらか廉い)チケットを確保しておこうという次第。ハイウェイバスという選択肢もあるかと思っていたのだが、なんと、浜松から大坂行きは、深夜便しかない。朝の7時前に着いても仕方がないし、6000円もする。これなら、チケット屋で新幹線の回数券を買う方がいい。というわけで、浜松 ⇔ 新大阪の回数券(7600円)を2枚ゲット。

 手土産のお菓子も見繕う。うなぎパイではベタ過ぎるので、それ以外のものを。また、ビンゴの景品(500円相当)も用意しなくてはならないのだが、以前よく利用していた駅前の雑貨屋が見当たらず(移転したのかしらん?)、今夜のところは見送った。

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*2008年12月14日:遠くを見ろ!


 例によって早起きしたので、昨夜(深夜)タイマー録画しておいた「小林麻耶の意外と!?シングルガール」の第16回の録画を見る。私は大学生時代の体育の授業でしかゴルフをしたことが無いという、ペーパーゴルファー(免許皆伝以前なので、ペーパーゴルファーですらないか [;^J^])であり、テレビでゴルフの試合を見る趣味も無いのだが、なぜかこの番組だけは好きで、全部録画しているのである。(単に、小林麻耶のファンだからというだけの理由のような気も、少しだけする。[;^.^])

 今回の「マヤヤレッスン」での先生の指導(アドバイス)は、大変興味深いものであった。「正しい方向にアドレスする方法」なのだが..素人は、足元のボールを見ながら方向を決めるが、これが間違い、プロは、(遠くの)目標を見ながら方向を決める、というもの。実に合理的で納得できる(..と、いっさい実践しないくせに、上から目線でモノをゆっております。[;^.^])

 そう言えば、遥かな遥かな大昔。恐らく小学校の6年生か中学校の1年生だった頃、親父の書棚で見つけた大藪春彦の「東名高速に死す」か「曠野に死す」かのどちらか(新書で、この2作が収録されていたはず)に、似たようなシーンがあったことを思い出す。無論、バイオレンスシーンなど眼中になく、ひたすらエロシーンだけを拾い読みしていた健全なエロ餓鬼だったので、ストーリーなんぞ、さっぱり憶えていないのだが [;^.^]、主人公がヤクザの若手たちに、拳銃の射撃の基礎を教えるシーンがあったはずである。そこで主人公が教えたのは、(さすがに正確には思い出せないが、確か)「照門(リアサイト)を見ろ、照星(フロントサイト)には焦点が合わなくてもいい」、という内容だったと思う..私は銃に関しては全くの素人であり、照門だのリアサイトだのの用語も、Wikipedia で調べたてのホヤホヤなのであるが [;_ _]、要するに、「手前のものを見るな、遠い方を見ろ」、ということであったはずだ。このアドバイスと、拳銃の正しい持ち方(親指と人差し指でV字型を作り、そのV字の中心にグリップ(銃把)を差し込む)を指導することにより、ド素人のヤクザでも、「数メートル離れたところから、畳1枚ぐらいの面積に当てられるようになった」、というシーン。どうして40年近くも憶えているのか不思議だが、とにかく、「手前の照準はボケてもいい」、という教えが、実に印象的だったのである。

 マヤヤの先生の教えは、これと本質的に同じ、とは言わないが、同じベクトル上にあると思う。実に応用が効く話である。朝礼などに活用していただきたい。

 午前中からイオンへ。3Fの谷島屋で諸星大二郎の「巨人譚」を発見し、購入。新雄踏街道沿いのハンプティーダンプティー浜松志都呂店で、オフ会のビンゴ大会用のプレゼントを購入してから、湯風景しおりに直行。昼前から夕方まで風呂と読書。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Dec 17 2008
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