2007年09月17日:現代マンガ図書館で44冊 2007年09月18日:スーパーの入れ替わり 2007年09月19日:リモコンの電池の謎 2007年09月20日:幼年時代の恐怖 2007年09月21日:最近読んだコミックなど 2007年09月22日:呪いのビデオ 2007年09月23日:フライパンとスポイト目次へ戻る 先週へ 次週へ
早朝の風は涼しいのだが..TVによると、今日の日中、東京は34℃になるらしい。[;_ _]
10:01のバスで、横浜の実家を発つ。江戸川橋のドトールに着いたのが11:45頃。時間調整として10分ほど腰掛けてアイスコーヒー&サンドイッチ&mixiアクセスするが、リブ100のバッテリーがもう完全に断末魔で、残量93%からいきなり2%に落ちた。10分と持たない。寿命だ。今年の1月に買ったばかりなのに..やはり自宅で(ほぼデスクトップ状態で)フル充電&通電しっぱなし、というのがいけなかったのだろう。「本体の充電回路になんらかの欠陥があり、バッテリーにダメージを与えている」という可能性もないことはないが..本体を修理/点検に出すのが、ほんっとーに、億劫でねぇ..どうしようかなぁ..
それはともかく、12:00から18:55まで現代マンガ図書館で短編集を44冊閲覧請求し、それらに収録されている短編を、計54タイトル読む。(量的には、全部あわせて20冊分程度か?)1冊全部読んでも100円、1冊の中の16ページだけ読んで返却しても100円。「もったいない」話ではあるが、「読むべき作品のリスト」に載せていない短編を読んでいる暇は、無いのである。
東京駅20:06発のひかりで浜松へ。この3連休は東京でマンガ漬けであった。来週末も3連休だが、来週は上京せず、地元浜松のマンガ喫茶(及び自宅)で読みふける予定である。
目次へ戻る先々週の日記に書くのを忘れていた。昨年12月の日記に書いたとおり、富塚町のCOXが撤退したあとに「fi:ne Ricetta」(フィーネ・リチェッタ)という、「なんちゃっておハイソ」[^.^] なスーパーが入っていたのだが..9/7の帰宅時にこの店の前を走ったときに、店名が「スーパーまるか」に変わっているのに気が付いたのであった [;^J^]。で、翌9/8に買い物(視察)に行ってみた、という次第。以下、備忘として書き残しておく。
そもそもフィーネ・リチェッタは、勘違いしているというよりは、「勘違いしきれていない/迷いがある」店であった。どういうことかというと..まず、(元々はCOXの建屋だったということもあり)あまり広くない。そのかわり天井は微妙に高く、なんとなくオシャレな雰囲気は演出できる。そこでだかどうかは知らないが(店の狭さを逆手にとって?)品数を減らしたのである。あえて通路をやや広くし、商品も密集させずに、余裕をもって広々と置く..となると当然、品揃えは「高級品」がメインだろうと、読者のあなたは推測したのではないか? それが、違うのである。どこにでも売っている、普通の食材なのである。近隣のスーパー群に比べて、値段はいささかお高い場合もあれば、廉い場合もあり、ようするに「ふつ〜」である。さぁこうなると、「品数の少なさ=選択肢の乏しさ」が、デメリットにしかならない。いったい、この店は、何をやりたかったんだろう? 何になりたかったんだろう?
多分、企画段階では「手の届くプチ高級品」「ちょっとオシャレな買い物体験」を目指していたのだと思う。この「fi:ne Ricetta」という店名がそうだし、妙にスカスカな並べ方にも、その想いが見て取れる。いつのことだったか忘れたが、ここで買い物をしていたら、とあるお客が店員に、「あの..この店、会員制ですか?」、と、おずおずと尋ねていたことを思い出す。確かにそういう雰囲気があった。店名もそうだが、何よりも、外からガラス越しに見えるレジに並んでいる店員たちの制服が(正確には憶えていないが、印象としては)「白ワイシャツに黒ベスト」なのである [;^J^]。ここ、青山? [;^.^]
しかし結局、開店直前に、「この地では高級品専門スーパーは成立しない」、という判断がなされたのであろう。店の狭さと商品密度(と店員の制服 [;^J^])は「高級品仕様」のまま、肝心のコンテンツは「普通の商品」になってしまった。にも関わらず、他店よりも概して少し高い。これではなんの魅力もない。そうでなくとも、半径300メートル以内に他のスーパーが3軒、1キロ少々先(車で移動する人にとっては隣も同然)にもう1軒、という、(いずれも小規模ないし中規模店舗ではあるが)スーパーの激戦地なのである。実際、時間帯にもよるが、客が2〜3人ということも珍しくはなく、これでは店として成立するはずもなく、やはり1年ともたなかった。終わり頃には日によっては、非常に格安の野菜なども並べていたりしたのだが..私自身は、この店は「高級品」で突っ張るべきだった、と、今でも思っている。「高級」とまではいわずとも、近隣のスーパーでは手に入らない海外の食材を並べてくれれば、住民の食生活のバラエティも広がるし、少々お高くても、一定の客足を確保できたと思うのだが..
さて、フィーネ・リチェッタの撤退後に入った「スーパーまるか」であるが..もう店名からして、真逆のベクトルである [;^J^]。わかりやすくて実によろしい。店舗面積を広げることはできないにしても、什器の置き方を工夫し、また、従来よりも什器の高さを高くする(というか、フィーネ・リチェッタ時代には必要以上に背の低い什器を使っていたのを、普通の高さにした)ことにより、商品の展示密度をいくらか高めた。店員の制服も、庶民的になった [;^.^]。よ〜するに、ますますもって普通のスーパーになったというわけである [;^J^]。妙な迷いが無い分、フィーネ・リチェッタよりは生き延びる可能性が高そうだが、しかし個性も必要だ..
目次へ戻る誰でも?知っていることだと思うが..TVでもDVDレコーダーでもなんでもいいが、リモコンのボタンを押しても反応しなくなったときは、リモコンの裏蓋を開けて、電池(単3、単4など)を装着したままクルクルと2〜3回まわしてやると、97%ぐらいの確率で復活する。(別の角度から言うと、「電池切れなど、滅多に起こるものではない」。)
これは、どういう理屈なのだろう? 普通に考えれば、電池の端子が接触不良を起こしていた(それによって電力が供給されなくなっていた)のを、回転という刺激を与えることによって接触が回復し、電力が再供給されるようになった、ということになるかと思うが..この仮説では説明しにくい現象もある。私が使用しているとあるリモコンの場合、ボタンを押しても反応しなくなったときでも、リモコン自体の表示機には「ただいま赤外線ビーム発射中!」という意味のアイコンが表示されているからである。つまり、「電源断」ではないのである。まぁ、本当に赤外線を発射しているかどうかは別の話で、単に「ボタン操作」に反応してこういう表示を出している可能性もあることはあるが..しかし、「表示するための電力」も必要だろうに。単3(4)電池とは別にバッテリーも持っているのか? 確かに、リモコン自体にも設定(例えば、同じタイプのリモコンを複数使う場合に「混信」しないための「ID」など)を記憶させたりするので、補助電源は持っているのかも知れないが..
もっとわからないのが、「一部のボタンだけ反応がなくなる」という症状である。この症状も、「電池回転」で解消する。なんで? [;^.^]
目次へ戻る数年前に書いたような気もするが、今夜は(今夜も)ネタが無いので、平然と書く。(正直に申告しているあたり、見上げたものである。[^.^][;^.^])
幼年時代(大体10歳ぐらいまで?)に、とても「恐かった」ものが、3つある。「耳の中の音」と「夜の影」と「鏡」である。
「耳の中の音」とは、布団に入って頭を横にして耳を枕に当てるとほどなく聞こえてくる、「ザンッザンッザンッザンッ..」という音のことである。これはもちろん、血管の中を、心臓から押し出されてきた血流が一気に流れるときの音、つまり「脈拍」の音である。当時から既に、親からそういう(正しい)説明を受けており、そこにはなんの神秘もなかった。にも関わらず..これは恐かった。なにしろ、尋常な音ではないのである。当時、別件で耳鼻科の医者にかかったときに、先生に「“千人の兵隊の足音”のような音が聞こえる」、と訴えたことを憶えている。「巨大な洞窟の中(半径数百メートルもの半球状の空間の内部)で「マネキン人形のように生気がない、土気色の」兵隊達が時計のように正確な動作で脚を跳ね上げて行進し、その「ザンッザンッザンッザンッ..」という足音に深いリバーブ(残響)がかかっている」、という視覚的なイメージを、はっきりと伴っていた。
この「足音」を聞きたくなければ、耳を枕につけなければいい。つまり、行儀良く真上を向いて眠るだけでよいのであるが..当時の私は、こういう姿勢で眠るのが、本当に苦手(ほとんど苦痛)であったのだ。(実は今でもあまり好きではない。横向きに眠るほうが好みである。)
この音は、いまや全く聞くことができない。いくら枕に耳を押し付けてもダメである。人間の体の構造上、子どもには聞こえやすく、大人には聞こえ難いのだとどこかで読んだ記憶がある。もはや「理不尽な恐怖に怯える」歳でもなくなった今となっては、実際にどのような音であったのか、もう一度聞いてみたくもあるのだが..
次に、「夜の影」。当時の私は、遅くとも21時までには子ども部屋に追いやられ、眠ることを強制されていたわけである。隣の居間は、まだ明るく、照明を落としたこちらの暗い部屋に、襖の隙間から明かりが漏れ入ってくる。そして、枕元に畳まれて置かれている明日の着替えを、「横から照らす」..このとき畳まれた着替えの表面にできる影が、恐ろしかった。昼の光(昼の生活)のもとでは、まったくあり得ない角度の光であり、出現することのない影である。従って、その影の形状は「夜、布団の中でしか」見ることができず、しかもそれは最悪なことに、不定形であったのだ。それは、感受性が高く、ダブルイメージをあとからあとから作り出す子どもにとっては、悪夢の種子以外の何物でもなかった。
最後に、「鏡」。これについては説明不要だろう。「夜の鏡」の恐ろしさは言うまでも無いが(そこに「自分とは異なる顔」が映らないという保証がどこにあるのか!?)、「昼の鏡」だって、油断がならない。特に静かな昼下がりに、ひとりで留守番しているとき..何かが起きたときに助けてくれる人がいないときに、洗面所の鏡の前をとおってトイレに入るためには、ちょっとした覚悟が必要だった。努めて(いや、決して)鏡を見ないようにしてトイレに入っていたことを想い出す。
このように「努力」した結果、(幸か不幸か)鏡の中に「魔物」を観たことは一度も無いが..しかし逆に「鏡の中の魔物に、見られている」気配は、常に感じていた。そして間違いなく、私は夜の布団の中で、耳の底に魔物の足音を聞き、枕元に畳まれた着替えの表面に魔物の顔を見ていた。「魔物」を、「妖怪」や「妖精」と言い換えても良い。それらはもはや完全に、私の世界から失われてしまったのである..
目次へ戻る「HELLSING」(平野耕太)- まだ連載が終わっておらず、最新刊(第8巻)まで読了。タイトルから明らかなように「吸血鬼」ものであるが..なんともあまりに「過剰」な世界である [;^J^]。「吸血鬼」の「能力」も、破壊と殺戮の規模も。
今のところ、まだロンドンが壊滅しただけであり、今後このカタストロフが全世界(あるいは全地球)に拡大してゆくのかどうかはわからないが..しかしこの類の「大破壊大殺戮系幻想マンガ」[;^J^] が醸し出しがちな「デジャブなマンネリ感」が(今のところは)それほど感じられず、ハイテンションを維持しているのは立派である。うまくまとめてソフトランディングに成功するか、ハードランディングに失敗して木っ端微塵に砕け散るか..無責任な一読者としては、もちろん後者を期待する。[;^J^]
「螺旋のかけら」(橘皆無)- 世界をわやにしようとする魔物と戦う別の魔物が、複数の人格に分裂して数百年の時を越え、現代の少年たちに転生し、戦いが現代に引き継がれる(..と、無理やりまとめてみた [;^J^])..悪くはない。まずまずの佳作だと思うが..驚いたのは、その序盤のテンポというか「こらえ性の無さ」である。どういうことかと言うと..魔物が分裂して転生したふたりの少年を、少年A、少年Bと呼ぶとして、主人公である少年Aは(もちろん)自分の前世を知らない。一方、少年Bは既に自分の前世を思い出していて少年Aを探していたのだが、ようやく見つけた少年Aが何も知らないのに衝撃を受けて、なんとか彼に前世を思い出させようとする..極めて妥当な導入部である。問題は、少年Aが、その10数ページあと(つまり、連載第1回が終わる前)に、自分の前世を「あっさり」思い出してしまうことである。そんなのありか〜っ!? [;^O^]凸 全10巻の作品なのだが、この規模であれば、普通、主人公が自分の正体(とか使命とか)を思い出すのは、第1巻か第2巻の終わり頃だろうに..まぁ、「短期連載の予定で始まったのであって、こんなところに時間をかけている余裕はなかった」、という事情かも知れないが..(私は知らない。今、思いつきで書いただけである。[;^J^])
これは私見だが、この類の「魔物系破滅系幻想マンガ」の「理想のプロポーション」を知りたければ、「デビルマン(オリジナル版)」(永井豪)を紐解けばよい。完璧な構成比の元に構築されたこの作品は、ありとあらゆる「魔物系破滅系幻想マンガ」の「規範(カノン)」と呼ぶべきものであり、画家の卵たちが先人の傑作を模写して学ぶのと同様、全ての(幻想)漫画家(の卵)は、一度は「デビルマン」を「模写」するべきである。(「デビルマン」の「構成比」を真似し続けよと言っているのではない。「デビルマン」を踏まえた上で、「デビルマン」を(乗り越えられるものなら)乗り越えよと言っているのである。)
以下に、参考までに、デビルマンの「構成」を書いておく。(ここで「デビルマン」と呼んでいるのは、講談社コミックスから出ている、全5巻の「完全復刻版」のことである。残念ながら、のちに加筆された「デビルマン」は、構成比の観点からは見劣りがする。)
第1巻は「デビルマン誕生篇」。主人公(不動明)の日常生活の描写からはじまり、彼が(飛鳥了の手引きで)デビルマンとなるまでが描かれる。第2巻の冒頭では第1巻冒頭の日常生活描写が繰り返されるが、主人公は既にデビルマンであり、その成り行きは自ずから変質している。そのあとは、ほぼ第2巻全巻を費やして、デビルマンと、魔界からの刺客「妖鳥シレーヌ」との戦いを描く。(この壮絶なバトルの「残虐美」(特に、デビルマンがシレーヌの翼を引きちぎる有名なシーン)について、語りたいことは山ほどあれど..)
第3巻が重要な分岐点で、前半では、日常に秘やかに侵入してくるデーモン族の影と、魔獣ジンメン。そして、永井豪自身の名作「ススムくん大ショック」を引用しつつ、再び、日常へのデーモン族の侵入を描く。ここで舞台が暗転したあと、後半で突如舞台が拡大し、デーモン族から人類へ全面攻撃が宣戦布告される。第4巻全部を使って、人類対デーモンの武力対決。謎の光球の出現。人類の自滅への第一歩。デビルマン軍団の誕生。そして飛鳥了は、ここまでの事件のすべてが自分の予想どおりに進みすぎることに不審感をいだき、全ての事件の振り出しに戻ろうとする..この巻のこの幕切れはなかなか凄く、読者をして、ここまでの(壮烈な)ストーリーの「全部」が、何かとんでもない「間違い」の上に成立していたのではないか?という「現実崩壊」の予感に怯えさせる。
そして最後の第5巻を、いったい、どういう言葉で語ればよいのか..飛鳥了に接近するデーモン族。飛鳥了の不審な行動(不動明に対する重大な裏切り)。魔女狩り。殺戮。不動明の孤独と絶望。デーモン族によるものでもデビルマン軍団によるものでもない、人類自身が手を下した人類滅亡(人類の自滅)。そしてここから、(神対悪魔でも人類対悪魔でもない)デーモン族(悪魔)対デビルマン軍団による最終戦争、去り行く謎の光球、そしてあの不滅のラストシーンまで、僅か30ページ!
この完璧なバランスは、おそらく永井豪自身によっても、計算できなかったものであろう。否、それは話が逆で、例えばいかなる音楽理論(対位法、和声学、楽式論、管弦楽法など)も、「先にそれがあった」のではなく、「数多くの傑作を分析し、それが傑作である理由を説明する後付けの理屈として(あるいはその傑作のコピーを作るための指針として)スタートした」ように、私が、「デビルマン」という完璧な作品が完璧である理由を考察したときに、その理由のひとつとして、この「デビルマン構成比」に思い至ったのである。
目次へ戻る(「R」のことではない。[;^.^])
6:20に車で出発、6:35から9:25まで「ゆう遊空間 宮竹店」。ブックオフに寄らず直帰。
「セーラー服と機関銃」(長澤まさみバージョン)の待ちに待った再放送が、毎週日曜日、SBS(TBS系)の深夜枠で放映されている。目当ては第4話のみ。昨年10月の初放映時には、バレーの大会だかなんだかによる放映時間のずれへの対処を誤り、肝心要の長澤まさみの宙吊り&水漬けシーンが切れてしまっており、切歯扼腕したものであるが [;^.^]、その映像をようやく取り戻せるのである! [^.^]
第4話のタイマー録画自体は、先週日曜日に無事に完了している [^.^]。さて、内容確認とDVD落としだっ(ルンルンッ!)、と、再生してみたら..あれれ、本編開始前にちょっと画面が乱れる。受信状態に問題あり、みたいなメッセージが録画されているが、確か(チューナーを内蔵している)デジタルテレビの録画ログには、そんなトラブルは記録されていなかったはずだが..(もうログは消しちゃったけど..)まぁ、乱れているのはコマーシャルの部分だけで、本編の被害は冒頭の僅か2フレームほど。ここまで削除しておけば見苦しくないだろう..と、編集実行したら..飛んだ!![;^O^][;^O^][;^O^][;^O^][;^O^] いやもう、ほとんど気持ち良いほどというか、敵ながら天晴れというか! [;^O^][;^O^][;^O^][;^O^][;^O^] もちろん、ハードディスクまるごと認識しなくなってしまったことは、言うまでもない! [;^O^][;^O^][;^O^][;^O^][;^O^]
ただし、被害は軽微である。別に予感が働いたわけでもなんでもないが、ハードディスク内のこれ以外のタイトルは、DVDに落とすべきものは既に全て落とし、落とすまでもないバラエティなどはひととおり目を通し終えていたので、事実上、被害はセラ機の第4話(正確には、長澤まさみの宙吊り&水漬けシーン [;^.^])のみであった。副次的な被害としては、ライブラリ情報が巻き添えで飛んでしまったので、2週間前のバックアップから再構築するのに少し手間がかかった。なに、バックアップをリストアしてから、この2週間に新たに作成した(または追加録画した)DVD−RAM/DVD−Rを、全て挿入してライブラリへの自動登録を行わせ、再度バックアップを作成するだけのことであるが..やれやれ、なんにせよ、今後は、不審な録画状態のタイトルを発見したら、とにかくそれ以外のタイトルを避難し、該当タイトルも極力編集せずにDVDに逃がすことだな..
ということで、セラ機#4は、「呪いのビデオ」確定である。買うつもりはないけど、もしもDVD−BOXを買ったら、どうせその部分だけ再生不良だかなんだかに決まってる [;^.^]。(それとももしかして、僕に、邪悪な想念があったことが原因なの? [;^.^][;^.^][;^.^][;^.^][;^.^])
以上の事件(DVDレコーダーの事故の発生とリカバー)は午後のことであるが、これより前の昼食時に作った「キャベツと肉の重ね蒸」(mixiで仕入れた新ネタ)もうまくいかなかったし、それもあって、晩飯は外したくないので、手早く簡単に作れるわりには美味しく、一度も失敗したことのない「若鶏の南蛮漬け」にしたのだが..これまたまさかの失敗 [;_ _]。別に「不味くはない」のだが、「さほど美味しくもない」。うぅぅ、厄日だ..[;_ _]
目次へ戻るこれまでのあらすじ
9/1に作った「具入りオムレツ」が想定外の上出来だったので増長した私は、これなら同類だし軽いかるい、などとうそぶきながらその翌日にオムライスに挑戦し、あえなく玉砕。トントン回転の練習が先であるとして、基本のプレーンオムレツに取り組んだものの、回転させる以前の問題として、どうしてもフライパンに貼り付いてしまうのだった。
四半世紀前の安物であるフライパンの性能をいったんは疑ったが、道具のせいにするのは最後の手段であるとして、さまざまな火加減と油加減を順列組み合わせで適用してみたものの、何度試みても貼り付くのだった。
..というわけで、これは最後の手段にすがるしかない、と、朝いちでカーマへ。10:00過ぎに着。調理道具コーナーに並んでいるのは、皆さんご存知のとおり、ほとんどが、テフロン加工だのIH対応だの新素材だののハイテクもの。どれがいいのやらさっぱりわからないが、その手の本には「基本は鉄のフライパン」と書かれているし、鉄のフライパンをすっ飛ばしてハイテクフライパンに頼るのは、喩えて言えばマニュアル車に一度も乗ることなくオートマ免許をとるようなもので、世の中の自動車のほとんどがオートマ車である以上、それでなんら問題はないとはいえ、やはり運転の基本が身に付いていない状況であるのと同じ様なものではないかと思う。(オートマ限定の免許をお持ちの方、すみません。m[;_ _]m)そこで、いかにも重たいのではあるが、鉄のフライパンを購入した。(従来から使っていたのも鉄製であるが、それよりかなり重い。)
これとは別に、調理小物のコーナーもちょい視察。どういう用件かというと、実家からもらってきた小さな空き瓶4本で、ニンニク醤油を作っているのだが、何しろ小さな瓶である故、これの口に入るサイズのお玉が見つからないため、毎回、瓶の口から直接、箸を伝わらせて注いで使っているのだが、この手の作業がなかなか苦手で、どうしても尻漏りしがちであることに悩んでいたのであった。それで、ミニミニサイズのお玉でもないかと探してみたところ、(何に使うのか知らないが)「カンロ杓」という道具を見つけた。これはいかなるお玉よりも直径が小さく、これならニンニク醤油の瓶の口に入りそうだ。
帰宅してフライパンの空焼きをすませて、早速昼食にプレーンオムレツを作ってみたところ、やはりトントン回転はしない。卵がフライパンに貼り付いている..ただし、一点でだけ、である。つまり、ほとんどの面積において、貼り付いていない。やはり道具に問題があったのである。この一個所の貼り付きは、火加減と油加減と調理の速度で解決できるように思われる。これは期待できそうだ。
一方、カンロ杓の方であるが..「外(の店)で見るものは自宅で見る場合よりも数割小さく見える」、という普遍的な法則がこの場合も有効で、確かに直径的にはギリギリ入るが、深さがありすぎ、ニンニクがたっぷりと沈んでいる瓶から醤油を掬いだす用途には、とてもとても使いにくいものなのであった..[;_ _]
さて、こうなると引っ込みがつかない(← 何故? [;^.^])。この問題を何が何でも今日中に解決しないと、負けである(← だから何故? [;^.^])..「直接傾けて注ぐと尻漏りする」「掬いだそうにも適当な道具がない」..まてよ、瓶の中の液体を外に出す方法は、他にもあるだろう..そうだ、「吸い出せばいい!!」
かくして私は、午前中に行って来たばかりだというのに、わざわざ再びカーマまで車を走らせ(往復26キロ)、「スポイト」を買ってきたのであった! これでようやく、今春以来悩み続けてきた問題が解決した [;^J^]。やれやれ。[;^.^]
既に計量用に100ccのビーカーを使っているところに、新メンバーとして10ccのスポイト..妙な野望が芽生えかけたことは否定しないが、それは圧殺したことをご報告申し上げておく。[_ _][;^.^]
目次へ戻る 先週へ 次週へLast Updated: Sep 26 2007
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