*2005年08月29日:ハナカマキリ
*2005年08月30日:唾が天から降ってくる [;^J^]
*2005年08月31日:新規開店
*2005年09月01日:巨大ハリケーン
*2005年09月02日:ある世論調査
*2005年09月03日:カトリーナの衝撃
*2005年09月04日:「逆境ナイン」..[;^.^]
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*2005年08月29日:ハナカマキリ


 録画番組ネタである。「赤道 生命の森」というシリーズの「東南アジア 巨木の森」の回。これはCSではなく、地上波だったんじゃないかな。

 私は大自然系のドキュメンタリー番組が好きで、風変わりな生物の映像もいろいろ観てきたが、ここで紹介されている「ハナカマキリ」には驚いた。その、あまりの美しさに。

 純白なのである。純白の花の花弁に擬態し、じっと獲物を待ち続けるシーン..そして、やがて蝶がやってきて、すぐ目の前に危険な捕食者がいることに気付かぬまま蜜を吸い、それを(間合いとタイミングを測りながら)純白のハナカマキリが、じっと見つめている..その、悪夢のような美しさ..

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*2005年08月30日:唾が天から降ってくる [;^J^]


 私はこれまでの人生において、おそらく何百回も罵り嘲ってきたと思う。本も読まずにテレビばかり見ている人々を..

 ..いまや私のことである [;^J^]。まぁ正確に言うと、「テレビばかり見ている」のではなく「テレビ番組の録画の消化に追われている」のだが..一緒? やっぱ。[;^.^]

 とにかくもう、本を読む暇どころか、雑誌も漫画も読んでいる時間が無いのである。そうこうしているうちに、RD−X5には240時間近く溜まり、残り30時間少々である。空けないと、空けないと、空けないと、空けないと..(← 呪文風に音読してください。)

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*2005年08月31日:新規開店


 最近になって気がついたのだが、自宅近くの、通称「ホワイトストリート」沿いに建設されていたカーディーラーの店。開店したのを見ると、例の「レクサス」の店であった。

 ちょいと洒落た店がいくらか並んでいるために、「浜松の青山通り」などとこっぱずかしい [;^J^] 呼ばれ方をされることもある通りであるが..また一段とおハイソになったんじゃありませんことかしら。[;^.^]

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*2005年09月01日:巨大ハリケーン


 今日は更新日。最近はもう前夜のうちに書き上げておくなどということが全くできず、木曜日の朝になってから書いていることがほとんどである。理由は簡単。木曜日が休日になったからである。出勤時刻までに書き上げねばならぬ、という時間的制約が外れたため、着手が遅くなってしまっているのである。あまりに当たり前過ぎて、教訓にもならぬ話である。[;^J^]

 さて、今朝もしこしこと日記の原稿を書きながらBGVがわりにテレビのニュース番組を見ていたら..カトリーナの映像が、かなり凄い。ほとんどインド洋大津波を想起させる。死者の数はまぁ桁違いに少ないとしても..しかし数百人から数千人になる恐れがあるという。1〜2日前の報道では死者50人とかであったが、こういう数字は、常に桁外れに増えていくものだからなぁ。

 そしてこれが、アメリカ特有の?リスクなのだが..やはり略奪が起きているという。インド洋大津波では略奪騒ぎがあったかなぁ? 孤児の誘拐の多発は大問題となり、それは良く憶えているのだが。阪神大震災でも、略奪行為などは記憶にない。まぁ小規模な火事場泥棒はいただろうが。

 救援物資が全然届かないらしく、その状況では生きるための(食糧などの)略奪行為はやむを得ないとも言える。きれい事を言っている場合ではない。

 ネットでチケットを購入してからバスで街中へ。トーホーシネマで「妖怪大戦争」を観る。まぁまぁかな。なんか「機怪」のCGがギクシャクしているんですが..パンフによると意図的なものだという。う〜ん..もともと(技術的にか資金的にか)ここまでしか動かないのを、逆手に取って言い張っているような気が、しなくもない [;^.^]。例えば副主人公的な「すねこすり」の動きを「敢えてギクシャクさせる」必要はないはずなのだが、やはりギクシャクしている..というか、ほとんどまともに動いていないし。

 この映画に限ったことではないが、こういう「うごきが悪い」CG、あるいは特撮で一番気になるのは、その「ギクシャクさ」ではなく、「物理法則を無視している」動きである。「フィクションなんだから当たり前じゃん」などと言うなかれ。フィクションだからこそ、架空の存在たちの動きだからこそ、リアルに動かさないと「ウソが映えない(輝かない)」のである。この映画で一番気になったのは、確かダイダラボッチが、空中に浮く巨大な妖怪から脱出するシーンであるが、綺麗な放物線を描いて飛び出していない。ガクガクガク、と、あり得ない飛びだし方をするのである。リアリティもないし、爽快感もない。こんなのは、時間や費用の制約ではあり得ない。作画(?)の技量の問題である。精進していただきたい。

 結局、最後の決戦では加藤に「勝った」らしいのだが..実にわかりにくい。なんか盛大に爆発した [;^J^] のはわかりますが。原作を読めばいいのだろうが、そこまで手間暇かけるつもりもないし。

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*2005年09月02日:ある世論調査


 日経新聞の朝刊から。


 「進化論信じず」米で4割

 【ワシントン支局】米民間調査団体ピュー・リサーチ・センターが発表した世論調査で、米国民の42%が「人間や生物は初めから現在の姿だった」と考え、進化論を信じていないことが分かった。神がすべての生物を創造したとする「天地創造論」を進化論とともに学校で教えるべきだと考える人は64%に上り、反対の26%を大きく上回った。
 調査は7月7日から17日にかけて、18歳以上の二千人を対象に実施した。生物が進化によって現在の姿になったと考える人は全体の48%、そのうち18%は「超越した存在が進化を導いた」と考えており、進化論そのものを信じる人は26%にすぎない。

 ..そういう傾向であることは、大昔から知っていたけど、(進化論を信じない人の割合は、)もう少し小さな数字だと思っていたのだが。

 まぁ、宗教と違って科学は「信じる/信じない」の問題ではないので、同列に並べる調査自体に無理があるんだけどね。

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*2005年09月03日:カトリーナの衝撃


 百歩も千歩も譲って、堤防決壊自体はやむを得なかったとしてみよう。

 しかしそれは、救援が何日も遅れる理由とはならない。市内が水没したとしても、世の中にはヘリコプターや船舶が存在するからである。スーパードームなどの「避難所」は「中継地点」と定義されているとかで、水も食糧も供給されていないのであるが、その状態で数日間放置しているようでは、「中継地点」という定義自体がウソだとしかいいようがない。

 何よりも考えさせられるのが、助けを求める人々の映像が、ほぼ全員、黒人だということである。確かに、ニューオーリンズ市の人口の2/3は黒人だというが..逆に言うと、1/3は黒人ではないのである。その人々は、ほぼ全員、脱出できたわけだ..

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*2005年09月04日:「逆境ナイン」..[;^.^]


 録画整理。台風接近中。

 万博のチケットが、あと2枚ある。(書き忘れていたが、横浜での夏休みから戻ってきた日に、浜松駅前のチケットセンターで追加購入していたのだ。)できれば、名古屋泊をはさんで木金に行きたいのだが..9/8も9/15も、名古屋駅近辺のホテルは空いていない。(少なくとも、楽天では見つけられない。)まぁ、宿泊せずに2往復すればいいのだが。

 中日新聞の朝刊2面の小さな囲み記事から。


 「小泉さんは二枚舌/われわれは逆境ナイン」

 「わたしたちは逆境ナイン。お金もない、組織もない、人手もない。カブト虫にも手伝ってほしいぐらいだ」(新党日本の田中康夫代表、名古屋市内の街頭演説で)

 ..ちょっとちょっと。田中さんってばっ! [;^.^] ..大丈夫かな、伝わったのかな、名古屋の街頭演説では [;^.^]。「逆境ナイン」を知らない人も大勢いる..というか、普通の人は知らないと思うのだが。[;^J^](あなたが知らない可能性だって、あるのだ。映画版の公式ウェブは、ここ。あと、こことかこことか見ると、雰囲気はつかめるかな。)

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Sep 10 2005
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