*2004年11月29日:緩慢な破滅
*2004年11月30日:徒歩旅行への憧れ
*2004年12月01日:サインをする時
*2004年12月02日:コンタクトレンズ、破損
*2004年12月03日:幼児の幻視力
*2004年12月04日:オーディオ/ラーメン/中古CD
*2004年12月05日:プログレノスタルジア
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*2004年11月29日:緩慢な破滅


 確か先週か先々週の事件だったのだが、書き忘れていた。今日はネタも無いのでこれで埋める。[;^J^]

 職場で隣りに座っているKさんが、突然、小さな悲鳴というかうなり声というかを上げて、呆然とPCのディスプレイを見つめているのである。どれどれ何ごと?、と、覗きに行って、私も、う〜〜ん..である。

 なんというか、バックスペースキーが、物理的に押されっぱなしになっているような状況である。そしてまたまずいことに、かなりの長文の文書の末尾で入力作業をしていたので、目の前で文書が、どんどん白紙になっていくのである [;^J^]。無論、思い付く限りのことは試みた。思い付く限りのキーは叩いてみた。しかし止まらない。そうこうしている間にも、目の前で文書が、どんどん白紙になっていくのである [;^J^]。半日分の英訳文書が。一気に消えるのではなく、徐々に徐々に、真綿で首を絞められるが如く、竹鋸で首を引かれるがごとく..[;^.^]

 結局、綺麗さっぱり消えてから、この現象は止まったが、もちろん、キーボードは壊れていなかった。バックスペースキーも正常だった。ソフト(WORD)のバグとしか思えない。WORDであれば、編集の復旧手段があるはずだが、それでも回復できなかったのであった。

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*2004年11月30日:徒歩旅行への憧れ


 「ヨコハマ買い出し紀行 12」(芦奈野ひとし、アフタヌーンKC)のカバー端書きに、作者の素敵な言葉が載っている。


15年前、歩いて1時間かかるけど
大好きな場所がありました。
10年前、バイクで10分のそこは、
わりとお気に入りの普通の道になりました。
5年前、車で5分のそこは、
ただの通過点になりました。
久しぶりに歩いて
行ってみようかと思います。

 ..そうだ。そうだよ。私も(たまには)徒歩時代に戻らなくては。

 とにかく、学生時代はよく歩いた。電車で15分の道を、わざわざ2時間以上かけて歩いた。新入社員1〜2年目も、よく歩いた。バスで20分の道を、わざわざ1時間40分かけて歩いた。金が無かったのではない。単に、歩くことが好きだったのである。

 今でも、歩くことが嫌いなわけじゃない。ただ単に、忙しすぎて、そんなことをしている時間が無いのだ。平日は帰宅が遅く、本も雑誌も満足に読めない。週末はだから、本と雑誌(とCDとDVD)を消化するのに大わらわである。徒歩旅行どころか散歩する時間もない。外出と言えば慌ただしく、買い物のために車で走り回るのが精一杯なのであった..

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*2004年12月01日:サインをする時


 宅急便その他の受け取りのとき、サインをする。サインが終わったら、受領書とボールペンを、それぞれ180度回転させて相手に渡す..

 ..というのが、普通の作法だと思うのだが(無意識のうちににそうしているのだが)、どうも、そのようにしない人もいるようだ。他の人がどうやっているのかを注視しているわけではないが、受け取る相手の手が「恐縮している」ことに気がつくことがあるからである。

 別に固いこと言うつもりはないが、ちょっとした心遣いだと思うけどね。

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*2004年12月02日:コンタクトレンズ、破損


 朝、コンタクトレンズを装着したら、どうも左目が落ち着かない。髪の毛か睫毛が入っている感じ。しゃーないなー、失敗したか、入れ直しだ、と、ぶつぶつ言いながら外したら..あらら、切れてる。[;^J^]

 このレンズを新調してから1年以内なので、無料交換できる。右目のレンズの調子もいまいちで(滲みがちなので)現在、交換レンズを発注中である。この土曜日には入ってくるはずなので、今日の内に連絡したら、左目の分も間に合うかな。

 というわけで、眼鏡で出社。今春、今の部署に異動してからは、ずーっと、コンタクトで出勤していたので、眼鏡姿はなかなかウケた。[;^J^](非常に度がきついので、眼鏡をかけると、顔の輪郭が変わって見えるのである。)

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*2004年12月03日:幼児の幻視力


 一体、メルマガは何種類届いているのだろう。ほとんど読まずに捨てているのだが、唯一、「ウィークリーまぐまぐ」の「まぐまぐVOW3」(読者投稿欄)というコーナーだけには目を通して、楽しんでいる。

 それの、[総合版増刊号] 2004/12/03 号に、久々に凄いのがあった。


○息子が幼稚園の頃。「お母さんの小さい頃って色が白と黒しかなかったんで
しょ?」と聞いてくる。意味不明なこと言うなぁと思いながらも「ん?いろん
な色があったよ」返事すると「お母さんの小さい頃の写真は白黒写真だから…」
とのたまった。実生活も白黒写真の色彩の世界だと思ったらしい。 (mayu)

 これには驚嘆した。意表を突かれた。この発想は凄い。やはり子どもには、かなわない。

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*2004年12月04日:オーディオ/ラーメン/中古CD


 コマツヤに車を走らせ、オーディオラックを見繕う。今冬のボーナスで、オーディオ回りを(AVよりに)整備するつもりなのである。(なに、世間並みにするだけですが。[;^J^])在庫はたいして無いが、アンプその他が4台入る、手頃なサイズの物件あり。1万少々なので、いずれキャパが不足して買い直す必要に迫られたとしても、あまり惜しくはない。軽くツバつけとく。

 カーマも見に行く。ここの在庫は(記憶とは異なり)スカであった。

 電話で、コンタクトのアイシティに入荷予定を聞く。(先日の左目のコンタクトの破損の件も、もちろん連絡済みである。)なんと、左目のレンズは特殊な仕様だったらしく、入荷は17日になるとのこと。まーしゃーない。

 いったん帰宅して、ジョーシンへ。DVDプレーヤーを修理だしする。ここのところ、DVD−Rのかかりが悪くなっていたのだ。(子細は略すが、メディアの問題ではなく本体の問題であると推量されるのである。)店員たちの手際の悪いこと。3人がかりで10分以上かかったぞ。そんなに複雑でイレギュラーな処理を頼んだつもりはないのだが。

 エイデンで、オーディオ系の購入相談をする。敢えてど素人モードで「やりたいこと」と「今持っているもの」を紙に書いて行ったのである。これまた、まともな対応が出来る店員に辿り着くまで、3人たらい回しされたが..結局、なんだかんだで3台買って、計6台になりそうだ。うーむ、目星つけてたラックのキャパが、いきなり不足する [;^J^]。とはいえ部屋が狭いので、これ以上大きいラックは買いづらいのだ。ま、考えときましょ。

 帰宅してから、ジョーシンから電話。DVDプレーヤーの修理は、1万4千円位しそうとのこと。購入価格が(4年前に)4〜5万円かそこらなので、ちょっとバランスが取れない。元々DVD−Rの再生の調子が悪いだけだし、CD/DVD系の再生用途には、別のプレーヤーを買う予定があるわけだし、で、やめることにする。明日、取り返しに行く。

 夕方になって、友人から電話。雨模様だが、ラーメンを食べに行くことになる。しばらくしてから車で迎えに来た。「ハングリータイム」という店である。塩ラーメン専門の店で、メニューには、塩ラーメンとチャーシューメンとネギチャーシューメンしかない。(あと、ライスね。)まだ18時前なので、すいている。

 注文してから出てくるまでの早さにも驚いたが、出てきたネギチャーシューメンを見て驚いた。とにかく、一面の緑の草原である [;^J^]。ネギしか見えない [;^J^]。割り箸でツンツンとボーリングしてみたら、これまた肉(チャーシュー)の地層にしか突き当たらない [;^J^]。そしてまたそのチャーシューが分厚く、しかも二重になってたりする。これらを剥がして、ようやくマントル層ラーメン層に到達する。[;^.^]

 麺の味自体は普通かな、と思ったが、とにかくチャーシューの量に圧倒される。(味も良く、実に柔らかい。)冗談抜きで、普通の定食屋の焼き肉定食の肉の量の、2倍近くあるぞ。残したら負けである。必死になって完食する。(昼食が遅かったので、マジで辛かった。[;^.^])「ハングリータイム」とはよくいったもので、少なくとも私の場合、一食抜いておくぐらいの準備が必要。[;^.^]

 マスターの自慢話。メディアへの露出が多いこと。客を選ぶこと。(「儲かってるんだから、態度の無礼な客は来て頂かなくて結構」)実際、月火休みだし、その他の平日は昼だけだし、それでこの店が維持できているのだから、人気はあるのだろう。ストイックな店構えで、店の中には、テレビもねぇ。雑誌もねぇ。レーザーディスクは何物だ!状態だし。[;^J^]

 帰り道、アビーロード浜松店というのを見つけたので寄ってみる。中古レコードと中古CDである。腹ごなしがてら、店内散策。ピンクフロイドの中古CDを3枚ゲット。「原子心母」「神秘」「おせっかい」である。いずれも、LPを所有していたことはなく、エアチェックしたのみである..のだと思うが、なにしろ30年前近く昔のことなので、良く判らない [;^J^]。私ごのみの在庫が多く、なかなか良い店。在庫量的には、例えば東京のレコファンなどとは比較出来ないにせよ、地元の良い店は応援すべきである。

 記念セール開催中とかで籤を引いたらC賞当選。なんとラーメン2袋(4食分)ゲット。うっぷ。[;^.^]

 帰路、雨が時々、強く降る。

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*2004年12月05日:プログレノスタルジア


 一晩中、風がうるさく寝苦しかったが..未明5時頃、突如、途轍もない暴風雨となって叩き起こされた。雨というよりは、空から落ちてくる水の塊である。雨戸を閉めていなかったので、ガラスが心配になるほどの威力。朝には上がった。

 午前中、ちょっと休日出勤。昼過ぎ、ジョーシンにDVDプレーヤーを取り返しに行く。またまた手際の悪いこと。2人がかりで10分以上かかった。そんなに複雑でイレギュラーな処理を頼んだつもりはないのだが。

 午後は、未聴のCDの消化にあてる。昨日購入したピンクフロイドの3枚など。

 プログレ系のCDの所有リストを携帯用に作っておく。実際、昨日、キングクリムゾンの「太陽と戦慄」を買おうかしかしこれは持っているのでは?と迷って、結局買わなかったのだが、帰宅してみたら、確かに既に所有していたのである。

 プログレ系は、かなりの量のLPを学生時代に購入し、それらを(食うに困って [;^.^])片端から売り飛ばし、近年になってから、CDで少しずつ買い直している、という状態なので、店頭で(中古)CDを見つけても、それを所有しているのかしていないのか、非常に判りづらいのである。かつてLPで持っていたことは直撃で判るが、CDで買い直したかどうかは、ちょっと..ま、イエスとジェネシスについては、1980年代までの分についてはCDでコンプリートしていることは判っているので、世話はないが。(1990年代以降は、抜けが多い。)

 今後のテーマとして、リック・ウェイクマンの中古CDを探すことにしよう。かつて、彼のLPはほとんど全て持っていたが、全て売却した。今は「ヘンリー8世の6人の妻」のCDを持っているだけである。

 彼のレコードはいつ頃まで追い掛けていたかなぁ。1985年くらいまでか。「ホワイト・ロック」はたしかに買った。そのあとの2枚組も買って..そこら辺までか。その後、彼がニューエイジミュージックの世界に転じてからは、完全にシカトである。(聴いていないんだから、評価はできない。もしかしたら傑作アルバムをリリースし続けていたのかも知れないが、聴く気になれないジャンルなのだから、仕方がない。)

 ネットでかき集める、などという不粋なことはしない。どれだけCD化されているか調べる、などという不粋なこともしない。行く先々の中古CD屋で、ちょいと探すのだ。

 ヴァンゲリスも久しぶりに聴きたいなぁ。「天国と地獄」「反射率0.39」「ブレードランナーのサントラ」、は、ある。今、聴きたいのは、「チャイナ」である。渋谷陽一のサウンドストリートか何かでエアチェックしたのかも知れない。そのテープは部屋の中にある可能性が高いが、なにしろ、カセットテープを再生できる環境がないし、そのカセットテープが再生できる状態かどうかもわからない。なかなか良いアルバムだったと記憶する。「中国」といっても、1980年代の西洋人の目からみた「中国」であり、つまり、「20世紀初頭」のイメージだ。それがいいのだ。

 (久しぶりに、ダラダラと書き流してみました..て、いつものことか。[;^J^])

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Dec 8 2004 
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