*2004年11月08日:駐車場の恐怖
*2004年11月09日:転送魔
*2004年11月10日:ようやく人並みに?
*2004年11月11日:突然の豪雨
*2004年11月12日:「永遠の森 博物館惑星」
*2004年11月13日:秋祭り2004
*2004年11月14日:「ROBOT Operation」
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*2004年11月08日:駐車場の恐怖


 行き付けのコンビニの駐車場に車を止めて、店の入口に向かう..ふと視界の端に違和感を感じて振り向いたら、隣りに止めていた車の助手席の女性。なぜか、シートに両膝をついて、後部座席側に顔を向けていたのだが、一見して、そうとは(前後逆だとは)気がつきにくかった。

 彼女は、見事なストレートのロングヘアーであった..

 ...

..貞子かと思った..[/_;][/_;][/_;]
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*2004年11月09日:転送魔


 体調不良で、有休取得。

 日々の多忙にかまけてやっていなかったことを、この機会にやっておくことにする。リブ100(PEGANA)のHDDと旧式のDVD−RAMメディアの内容を、XPデスクトップ機(GORMENGHAST)のHDDと新式のDVD−RAMメディアへバックアップすることである。何、ホームLANでコピーするだけのことであるが、たったこれだけのことも、これまで先送りにしていたわけ。(それなりに時間もかかるのでね。)

 ここで「旧式DVD−RAM」といっているのは、片面2.6G(両面5.2G)で、しかもカートリッジに入っているメディアである。これを読み書きできる自宅のDVD−RAMドライブの端子はSCSIで、リブ100にしかつながらない。(XPデスクトップ機には、SCSIボードを用意していない。)だから、このメディアの内容を、XP機で読み書き可能な新式の(片面4.7G、両面9.4Gの)DVD−RAMメディアにコピーしようとすると、リブ100とXP機をLANでつないで、リブ100に旧式のDVD−RAMドライブをつないで..という手間がかかるわけだ。

 今回、主要な(バックアップしておくに値する)データ群(合計数十Gバイト)は、全て(長時間かけて)新式DVD−RAMに収められたので、まずはめでたしめでたしなのであるが..この過程で、改めて思い知らされたことがある。

 それは、私自身の性向についてである。

 私は、自分自身を「バックアップ魔」だと思っていた。PCのデータのバックアップを、浜松に(自宅を含めて)2個所、横浜に1個所置き、激甚災害が浜松か横浜かのいずれかで発生しても、少なくともひとつのバックアップは生き残る(浜松と横浜が“同時に”激甚災害に襲われた暁には、全てのバックアップが失われる可能性があるが、この場合には日本全体が無事な状況ではあるまいから、これはもう諦める)、という体制を維持してきたことは、この日記にも何度か書いてきた。

 しかし本日、一連の「転送作業」をしていて思い至った。私は確かに「バックアップ」が好きだが、どうやらそれ以上に、「右から左へ、あのメディアからこのハードディスクへ、このハードディスクからあのメディアへ」、と、データを転送すること自体に“淫している”らしいのである。[;^J^]

 ま、人畜無害な道楽(性向)であるが..仮にもしも、「お金の転送」に淫していさえすれば、いまごろは一財産できていたかも知れないんだけどなぁ..[;^J^]..ま、そういう嗜好が全くないのだから仕方がない。それに、そんな性向を持ち合わせていたら、バブル崩壊で大火傷して一文無しになっていたかも知れないしねぇ..人生いろいろだ。

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*2004年11月10日:ようやく人並みに?


 今日は、水曜日かぁ..今日をいれて、あと3日働くと、週末の2連休になるのだな(ワクワク)..

 ..なに当たり前のことを書いているんだ、と、呆れられているかも知れないが..単に「今度の週末が(特別な楽しみがあるので)待ち遠しい」というような、スポット的な心持ちではなく、「“定常的に”週末が待ち遠しい」、という心境を抱くようになったのは、実に、約20年前に入社して以来、初めてのことなのである。

 平日の帰宅があまりに遅く、ほとんど仕事以外に何もできない日々が続いているからなのであるが、しかしそれを言うなら、もっともっと仕事まみれで帰宅が遅い日々も、いくらでもあったのである。

 別に、仕事が面白くないとか、職場の人間関係がアレとか、そういう理由はないのである(と自覚している [;^J^])。そうではなく、この歳になってようやく、「平日よりも休日のほうが楽しい」という、(日本のサラリーマンの)標準的な心境を抱くまでに成長できたのである、と解釈している。[;^J^]

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*2004年11月11日:突然の豪雨


 定時後、18:20頃、いったん外出して「ロックタウン」の中の靴屋に靴を買いに行く。(底に穴こそ開いていなかったが、なかなか酷い状態になっていたのである。)勤務先から車でほんの数キロの距離であるが、実は、平日に「ロックタウン」に来たことが無い、というか、「ロックタウン ←→ 会社」間の道を走ったことがなく、これほど近いということに気がついていなかった [;^J^]。利用する機会が増えるかも。

 この頃からポツポツと雨が降り始めていたのだが、21:30に退社する頃には久々の大雨となった。それもただの大雨ではなく、道が見えない。センターラインやサイドラインが水しぶきで見えないだけでなく、道の上を大量の水が(波となって)横殴りに流れており、目の錯覚で、道路の進行方向がわからない。恐怖である。雷も強烈。

 時速20キロくらいでコロコロと車を転がし、なんとか無事に帰宅した。

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*2004年11月12日:「永遠の森 博物館惑星」


 昨夜来の豪雨は、明け方4:30頃がピークで、窓ガラスは雨というより「水流」で洗い流されている状態。5:00頃にはほぼ終息した。

 「永遠の森 博物館惑星」(菅浩江、ハヤカワ文庫)を読む。単行本が出て以来、文庫落ちするのを4年間待ち、待望の文庫を買って以来、読むまでに(心ならずも [;^J^])半年以上熟成させた、という書物である。

 あぁ、これはいいなぁ..舞台は、地球の衛星軌道上に浮かぶ巨大博物館「アフロディーテ」で、ここには全世界のありとあらゆる芸術品が収められて、データベース・コンピュータに直接接続した学芸員たちが、分析鑑定を通して美の追究に勤しんでいるのである。(「直接接続」といっても、いわゆる「サイバーパンク」的な臭みは、皆無である。)短編集。

 本来の職務についている暇もなく、雑用(主として部門間の調整)に追われまくっている主人公、という設定が、実にリアルに実感出来て良い [;^J^]。「この子はだあれ」が特に良く、「夏衣の雪」「享ける形の手」「抱擁」「永遠の森」「ラヴ・ソング」がそれに次ぐ。(田中啓文の短編、「吐仏花ン惑星 永遠の森田健作」を先に読んでいたのだが..[;^.^])

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*2004年11月13日:秋祭り2004


 勤務先の「秋祭り2004」である。正式には「浜名湖秋博」という。(いうまでもなく、先日、成功裡に終了した「浜名湖花博」のパロディである。)場所は研究所。研究所には駐車場のキャパが無いので、直接乗り付けることは禁止されており、そのかわりに、車で15分ほど離れている細江工場から、15分ごとにシャトルバスが運行される。つまり、車で来る奴は、細江工場の駐車場に停めろ、ということである。

 去年の秋祭りに参加している友人が、今年も参加したがっていたので、数週間前から日程を連絡していた。ちょっと参加可能か否かあやうかったのだが、結局、私の自宅と細江工場の中間あたりの某パチンコ屋の駐車場で待ち合わせて、そこから私の車で(友人がハンドルを握って)細江工場へ向かう。着いたのは10:15頃。10:30過ぎに発つシャトルバスに乗る。(貸切バスの団体名表示板が「浜名湖秋博」で、なんだかとっても恥ずかしかったです。[;^.^])

 11時の開会式より少し前に着き、開会式はパスして、適当に展示などを見て回り始める。フリーマーケット、創作ゲーム(加速度センサーとOpenGLを使った、なかなか本格的なスキータイプのもの)、創作美術展示、ローランド博物館(これは秋祭りとは無関係な常設展示)。食堂街で飲み食い。ライヴフロア(ホール)では「But dani! Reloaded」と「Jeannes Destruction」を、ビジュアルライヴフロアでは「KaraftWerk」を観る。後者では、昨年出展した(今年は独立の出展はない)「早乙女研究所」のロボットが賛助出演して、いい味を出していた。

 あとは、ビデオルーム(というかビデオコーナー)で、まったりとくつろぐ。社員が(R社製の機器を用いて)編集した3〜5分程度のビデオ作品を、常時エンドレスで流しているコーナーである。素人のビデオ演出について、いろいろと(改めて)思う所はあった [;^J^]。技術的には(優秀な編集機器の助けを借りて)それなりの地点まで到達しているのであるが、はっきり言って、エンタテインメントの体を成していないものが少なくない。(端的に言えば、「飼い犬」のアルバムは微笑ましく観ることができるが、「我が子」のアルバムはちょっと..ということである。)「身内のためのプライベートビデオであって、不特定多数にみせるエンタテインメントとして製作したのではない」のであろうが、だとすれば、ちょっと場違いだったかなぁ。まぁ、主催者から乞われて出品したのかも知れないし、別に文句はありません [;^J^]。中には、湯飲み茶碗のコマ撮り撮影のバレー、という力作もあったし。(それこそ、技術的には問題ありありなのであるが、そのアマチュアならでの意気や良し!)

 16:00前には引き上げ、イオン志都呂店に(友人のハンドルで)直行する。実は私は、この巨大なショッピングセンターに、これまで一度も来たことが無かったのである。「非常に遠くて不便」、という印象があったからである。それはなぜか。

 花博のせいである。

 イオン志都呂店は、花博のために作られた「新雄踏バイパス」沿いに建設された。私がこのショッピングセンターの存在を知ったのは、浜松駅から花博会場へのシャトルバスの車窓からであるが、この時点で、「いささか遠いところにあるな」、と“錯覚”したのである。花博に行くためには、まず、浜松駅までバスで出る。次に駅前ロータリーからシャトルバスに乗り、20分(時には30分)以上走ったところで、イオン志都呂店の前を通り過ぎる。しかも、このあたりは「物凄く」混んでいる..つまり、「駅の向こう側の、遠くて不便なところにある」ように見えるのである。確かに、この経路でアクセスすれば、そのとおりである。

 その印象を抱いたまま、今日まで、特に地図を見ることも無かったのであるが..なんと、浜松環状線をずーっと南下していったら、環状線と新雄踏バイパスの交差点にイオンがあるではないか! こんなに便利な場所にあったのか!(従来のアクセス経路は、すんごい三角回りだったのである。)江戸川乱歩の「蜘蛛男」に、こんなトリックがあったと記憶している。[;^J^]

 さて、初イオンの印象だが..確かにでかくて広くて便利である。実にさまざまなテナントが入っている。しかし個々のテナントが、質・量ともに万全かというと、そうでもない。例えばHMV。実に中途半端な品揃えである。スタンスが見えない。誰にとっても使いにくいのではなかろうか..とかまぁ、いろいろ文句はあるのだが、全体として、確かに「楽しく滞在できる」場ではある。ときどき利用することにしようかな。

 環状線を北上して、今朝がた友人と待ち合わせた駐車場に戻ったあと、近くの運動公園(テニスコートを多数含む)へ徒歩で散歩。駐車場に戻ってから、車で数分間移動し、とある家の玄関前に止める。その家のモンチという飼い犬の散歩を、友人が“請け負っている”のである。“請け負っている”というのは、つまり、飼い主が散歩をさせる気がないので、友人が適当なときに行って、散歩させてあげているのである。驚いたことにその飼い主宅に断りもしない。門から勝手に庭に入り、「只今散歩中」という札をかけて、勝手に散歩に連れ出すのである。屋内では、庭でごそごそやっている音がきこえているはずなのだが、挨拶にも出て来ない。どういうセキュリティ意識をしているのだ [;^J^]。この犬がまた、ひとみしりしない犬であって、初対面の私にじゃれることじゃれること。実に幸せである。近くの公園まで走って、運動させる(させられた [;^.^])。

 しかし、酷い飼い主もいるもんだ。私は義憤を覚えたぞ。高齢とか健康がすぐれないとかの理由で散歩をさせられない、というのならわかるが、単に面倒で散歩をさせていないらしいのである。犬が可哀想である..それでもまぁ、人に頼んで散歩をさせているのだから、まだしも犬のことを考えていると言えるのか。(そう言えば、ハインラインの「犬の散歩も引き受けます」という短編があったっけなぁ。どんな話だったか、全然覚えていないが。[;^J^])

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*2004年11月14日:「ROBOT Operation」


 「ROBOT Operation」(日経キャラクターズ!編集部編、日経BP社)が届いた。一応、書籍ではあるが、実質的には付録のDVDが本体である。日本のロボット産業の最先端を紹介しているのだが、AIBOなどは完全にシカト。産業用というか実用ロボットにフォーカスしており、それを「アニメ的な視点」から見る、というところがポイント。高橋良輔、大河原邦男、押井守のインタビューも収録されている。

 紹介されているのは、

* 遠隔操縦可能なパワーショベルPC350−7コマツ
* レスキューロボットT−52援竜テムザック
* 水中探査ロボット潜太くん国土交通省
* 無人走行放水車レインボーファイブ東京消防庁
* 救出ロボットロボキュー東京消防庁
* 病院内自律搬送ロボットHOSPI松下電工
* 巡回警備ロボットT63アルテミステムザック
* ロボットスーツHAL筑波大学
* 汎用移動ロボットWL−16R早稲田大学

 ..である。

 情報量的には、やや期待はずれ。こちらがあらかじめ知っていたことが多いし、これらのロボットが動いている映像も、様々なチャンネルで(あらかじめ)観ていたりする。それなりに面白いのは確かだが、3480円(税込み)に見合う内容かと訊かれると、微妙である。

 その意味では、ウリはアニメ監督らへのインタビューと言える。例によって例の如くの、シニカルな押井節が冴え渡る。[;^J^]

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Nov 19 2004 
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