*2004年07月19日:夏オフ打ち合わせ
*2004年07月20日:カルロス・クライバー、逝去
*2004年07月21日:エアコン、敗れたり!
*2004年07月22日:ギャートルズの世界
*2004年07月23日:梱包部材ゲット
*2004年07月24日:「中央アジアの平原にて」
*2004年07月25日:遠雷を聞きながら
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*2004年07月19日:夏オフ打ち合わせ


 昼過ぎに実家を発つ。16時に品川駅で待ち合わせているのだが、中途半端に時間が余るので、東京駅近辺で1時間半ほど暇潰しをすることにする。

 こういう場合、東京ステーションギャラリーがベストチョイスなのだが、現在開催されている展覧会はいまいち趣味に合わないので、パス。そこで、(ひっさびさに)八重洲口に出て、数年ぶりに丸善へ行ってみたのだが..(もうしばらくしたら、移転がらみでしばし店を閉めるようだが..)丸善って、こんなに小さな店だったっけ? 記憶と全然違うのでショック。洋書フロアも、まるで使えない感じ。まぁ移転後には、でっかい店になるらしいので、期待したい。

 というわけで、仕方がないので(これまた久しぶりに)八重洲ブックセンターへ。うん、ここは使えるよ。文庫本がこれだけ集まっていると、非常に便利だ。とっくの昔に絶版になっている(と記憶していた)ものも沢山あるし。洋書の画集も、探していたものがあったわけではないが、それでもたとえば、Doverのコーナーになにげに目をやったら、Grandville のイラスト集が、「私を買ってネ!(ハートマーク)」、とウィンクしてるし。[;^J^](もちろん、保護しました。)

 16時に品川駅東口。FCLA関係の友人のTさん、Mさんと待ち合わせ。Tさんの車で横浜方向にしばらく走り、サイゼリアへ。夏オフの打ち合わせである。

 サイゼリアは、とにかくコストパフォーマンスが良い。料理も、この値段なら納得できる味だし、なんといっても酒(ワイン)が廉い。無論、ハンドルを握るTさんは飲まない(Mさんも飲まない)ので、私ひとりで1リットルも飲んで、申し訳ない次第である [;^J^]。打ち合わせ内容は、私が主催するオペラ枠のこと、楽譜の調達のこと、その他その他その他..

 品川駅まで送っていただき、22:07のひかりで浜松へ。

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*2004年07月20日:カルロス・クライバー、逝去


 ..(本日は、言葉無し..[_ _])

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*2004年07月21日:エアコン、敗れたり!


 夏場になると、直射日光ももちろん熱いが、それに輪をかけて街を暑くして下さるのが、エアコンの室外機である。部屋の中の気温を下げる辻褄合わせに、屋外に熱風を吹きだして下さるのである。ありがたいことである。(私もエアコンを酷使しまくっているので、どうこう言う資格はございません。[_ _])

 勤務先の社員通用口に通ずる、ごく狭い屋外通路に、やはりエアコンの室外機が並んでいる。私が出社する時刻にはこいつらはまだ働いていないのだが、夕方、退社する時刻には、フル稼働している。で、ヘアドライヤーのごとき熱風が、疲れを背負って退社する社員たちに、ブァァァァーッと、吹き付けられるのである。

 言うまでもなく、文句無しに不快なのであるが..しかしここ数日間は、違う。エアコンが吹き出す熱風よりも、浜松の大自然が生成する熱風の方が、体感温度が高いからである。室外機の熱風が「相対的に涼しい」とまでは流石に思わないが、しかし、「風力が強い」分、いっそ「爽快」であるのは確かである。

 つまり、エアコンの「負け」である。

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*2004年07月22日:ギャートルズの世界


 開高健の「オーパ!」の一連のシリーズのどれかで読んだのだと思うが..確か南米のどこかの国(ブラジルだったかな)のどこかの町(の日本人社会?)で、牛を一頭、「丸焼き」にして食うパーティーが開かれたのだという。文字通りの「丸焼き」で、電信柱みたいな串にブッ刺して火で炙る、という、豪快な催しである。テレビ局が取材に来たという..

 ..つまり、ニュースバリューがあったのだ。その国でも、牛をそんな食い方をすることは、珍しかったのである。(なんとなく、南米では「牛の丸焼き」ぐらいは日常的に行われているようなイメージがあったのだが、これが「差別的認識」というやつであろうか..)何故、珍しいのか。「食いきれない」からである。

 平均的な人間が一食で食べられる肉の量は、高々350g程度だという。ということは..そのパーティーに、仮に100人が集まったとしても、なんと、35Kgしか食べられないのである。牛一頭から35Kgさっ引いたとしても、ほとんど原形から変わらないのではあるまいか。勿体ない..(だから、こんなバカなパーティーは、その国では(あるいはどこの国でも)催されないのであった。)

 中野孝次、逝去。

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*2004年07月23日:梱包部材ゲット


 有休取得済み。夏オフ準備作業のためである。

 某所で段ボール箱ゲット。夏オフのために「先送り」する、「シンセ脚(キーボードスタンド)」の梱包部材としてである。手頃なサイズの出物があったのはラッキー。私はシンセ本体は(ソフトケースで)ハンドキャリーしているのだが、さすがに、キーボードスタンドまで手で運ぶ元気は無いのであった。

 クリーニング出しののち、ヤマハ浜松店へ「道化師の朝の歌」(ラヴェル)のフルスコアを買いに行く。夏オフ用である。ハープ2台、シロフォン、グロッケン(及び一部の打楽器)を、シンセで担当する必要があるのだが、それらの分担の見極めと事前の仕込みのためである。

 ざっと見たところ、鍵盤を(私のシンセ(Fantom−S)を含めて)3台用意できれば、機材的には楽勝である。但し、ハープのグリッサンドは、相当手強い。手弾きでは無理だろう。例によって、Fantom−Sに仕込むことになろう。(この技を駆使している(R社のワークステーションの)ユーザーは、全世界で何人、いるのであろうか?)

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*2004年07月24日:「中央アジアの平原にて」


 ヤマハ浜松店に、昨日買い忘れていた「中央アジアの平原にて」(ボロディン)のスコアを買いに行く。夏オフ用である。この曲の指揮者として立候補するつもりだからである。

 35年くらい昔の記憶なのだが、私が初めてお小遣いで買った一連のレコードのうちの1枚が、確か、ジャン・フルネ指揮する「管弦楽曲集」であった。(あるいは、父か親戚からのプレゼントだったかも知れないが。)収録曲は僅か4曲だったが、「中央アジアの平原にて」「魔法使いの弟子」「牧神の午後への前奏曲」「禿げ山の一夜」、という、珠玉のラインナップであった。その「A面第1曲」の「中央アジアの平原にて」は、だから、私の人生において、特別な意味を持っている音楽なのである..

 ..と、甘やかなノスタルジーに酔いしれながら、レジにスコアを持っていったのだが..このスコアは定価(税抜き)500円。ヤマハの会員だから5%引き [^.^]。消費税率は5%。500円ごとに、スタンプカードにスタンプを押してもらえるのだが..(はい、暗算が得意なあなたには、既に結末が見えましたね [;^J^])

 500 × 0.95 × 1.05 = 498.75


 「..スタンプ、押してもらえないんですよね? [/_;]」

 「..はい。(^.^)(憫笑)」


 ..酔いが醒めちまったよぅ..[/_;][/_;][/_;][;^.^][;^.^][;^.^]

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*2004年07月25日:遠雷を聞きながら


 本日一杯で、私が主催する夏オフオペラ「魔弾の射手」の歌手公募が締め切られる。当初の危惧どおり、応募は少ない。が、思ったよりもいいバランスになっている。あとはあまり無理せず、2〜3曲の歌い手を調整すれば、形になりそうである。

 ..とかやきもきしつつ、ほとんど終日、ADSL経由でニフにアクセスしたりインタネットでメールしたりしていたのだが..今日は、なかなかいい感じで雷がゴロゴロと鳴っているのだが..(私は、遠雷の重低音が大好きなのであるが..)ちょっと気合いの入った「ゴロゴロ」が聞こえるたびに回線が切れて(気絶して)しまうのは、なんとしたことだ。[;^.^]凸

 一昨日ゲットした段ボールの部材で、梱包箱を組み立てる。なかなか良い感じ。(但し、普通に組み立てたら、縦+横+高さで170cmになったのだが、ヤマトで「宅急便」扱いになるのは縦+横+高さが160cmまでなので、高さを10cm低くする作業に、やや手間を食った。)

 それにしても、今週末は夏オフ業務に追いまくられ、結局、浜名湖花博に行けなかった。まぁ、しゃーない..(ふと思い付いたが、熊野粘菌博というのはどうか。)

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Jul 30 2004 
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