*2004年07月05日:天知る、地知る(少し違う [;^J^])
*2004年07月06日:座れば温帯、寝れば寒帯
*2004年07月07日:大衆教養主義
*2004年07月08日:夏オフまで1ヶ月
*2004年07月09日:恐竜博もやってくる
*2004年07月10日:迫り来る夏オフ
*2004年07月11日:さらに迫り来る夏オフ
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*2004年07月05日:天知る、地知る(少し違う [;^J^])


 体調不良。午前半休をとって、ドロドロと眠っていたら昼近くになってしまった。今日は可燃ゴミの日だったのだが、出し損なってしまった。[;_ _]

 昼から出社。残業せずに帰宅。日経の夕刊の1面トップの見出しを見たら..なんだこりゃ? 「食品生産履歴 雲の形で証明」。


 三菱電機は全地球測位システム(GPS)と気象衛星の観測情報とを使い、地上にあるものの位置と時刻を認証するシステムを開発、サービスを開始する。雲の形状で時刻を証明するのが特徴。衛星からの情報で位置と時刻を同時に認証するのは国内で初めて。BSE(牛海綿状脳症)などを背景にした「食の安全」への関心の高まりから主にトレーサビリティー(生産履歴の追跡)向け需用を見込む。

 サービス名は「COCO−DATES(ココデイツ)」。時刻の正しさを証明するために気象衛星が撮影した天気図用の雲の画像を採用した。刻一刻と変化する雲の形と、特定の時刻を対照する仕組み。雲の画像は気象庁が公開していることから信頼性は高く、証明手段として最適と判断した。これにGPSからの位置情報を組み合わせる。(後略)


 ..へぇぇ、なるほどねぇ..である。あの画像には、こういう使い道があったのか。なかなか雄大でよろしい。(その一方で、日本の気象衛星事情は、予断を許さぬ事態に直面しているわけなのだが。)

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*2004年07月06日:座れば温帯、寝れば寒帯


 自宅のエアコンは、20年選手である。電気代を無駄遣いしているに決まっているので、買い換えるべきなのだが、まぁ面倒だし..それに、暖房として使っている場合は、いつのまにか冷房に切り替わっている、という、明確な不具合があるのだが [;^J^]、冷房として使っている場合は、こういう欠陥は無い。つまり、夏場には、「買い換えよう!」というモチベーションがさほど高まらない。

 それにしても、冷房の温度設定は難しい。当たり前だが、冷気は下に溜まる。つまり(和室なのだが)フトンに横になると、それなりの冷気に包まれ、結構冷え冷えする。しかし、体を起こして卓袱台(正確にはコタツ)に向かうと、冷え冷えしているのは腰から下だけで、上半身は(暑いとは言わないが)さほど涼しくないことがある。そこで、温度設定を下げることになるのだが..この状態で横になると、今度はどえらく寒すぎて、慌てて温度設定をあげることになる..

 ..ま、夜中の2時過ぎまで、寝たり起きたりを何度も繰り返すような生活態度自体が根本的にアカンということは、承知している。[;^J^]

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*2004年07月07日:大衆教養主義


 「レコード芸術」誌7月号は、カラヤンの特集である。「われわれの世代にとってのカラヤンとは?」と題された、満津岡信育と山崎浩太郎の対談に、面白いくだりがあった。


満津岡 アンチ・カラヤンであることがクラシック・マニアの勲章、条件みたいなところもありましたね。
山崎  そこがカラヤンの凄さですよね。
満津岡 V9時代の巨人や大鵬、そういう感じですね(笑い)。
山崎  なぜカラヤンがそういう存在になりえたのかというと、大衆教養主義的な側面があったと思うんです。とりあえず適当なお金を消費する能力がある人たちに、お金さえ払えばある程度身につけられますよ、という大衆教養主義の時代が60年代に始まるんですが、そこにカラヤンが乗った。例えば60年代前半に百科事典ブームというものがあるんですが、これは恐ろしいブームで、20数巻という百科事典が50万部売れたんです。信じられない数字です。
満津岡 今では考えられませんね。
山崎  それとカラヤンの「ベートーヴェン全集」がまさに重なっているんです。この全集は、最初はばら売りはせずにセットで出したんですから。ドイツ・グラモフォンの大きな賭けだったわけですが、それが大成功した。
満津岡 いわゆる脚付きステレオの時代に、この箱ものは飾りとしてもよかったわけですね。
山崎  この演奏はそういう意味では実にそれらしい演奏なんですね。それまでフィルハーモニアを振ってきたカラヤンが、ベルリン・フィルで初めて全集を作って、いろんな意味で「らしさ」を持った演奏になった。大衆教養主義の重要なポイントは「らしさ」ですから。百科事典もそうですが、カラヤンのこの全集もそうだった。この全集のそれらしい演奏が、カラヤンという人のスタイルを確立したのかも知れません。

 ..言い得て妙である。そしてまた私は「大衆教養主義」世代なのである、と、改めて思い知らされた。小学生時代、自宅のテレビの横にあった「国民百科事典」は、60年代前半の出版であったろうか? ただ、自宅の「百科事典」が、時々遊びにいく「よそのうち」の「百科事典」とは決定的に違うところが、ひとつあった。それは..よそのうちの「百科事典」は、とても綺麗でピカピカしていたのに対して、私のうちの「百科事典」は、手垢でボロボロに汚れていたことである。

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*2004年07月08日:夏オフまで1ヶ月


 出社途上、浜松西郵便局に寄る。昨夜、ゆうパックの不在通知が届いていたので、引き取りに。

 K氏からの、「魔弾の射手」のパート譜一式である。会社で開封しても仕方が無いので、帰宅してから内容をチェック。少々読みにくく、アマチュアが初見で演奏するには確かに厳しいかも知れないが..ま、なんとかなるんとちゃう? [;^J^]

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*2004年07月09日:恐竜博もやってくる


 7/16〜9/12まで、幕張メッセで「驚異の大恐竜博」が開催される。今月中は絶対に時間が取れないので、まぁ、8月の盆休みに行くことになるのであろうなぁ..あぁ、今から人混みで疲れ始めている..[;^.^]

 世間的には、やはり巨大な「チュアンジエサウルス」が注目のマトかも知れないが、私が一番見たいのは、羽毛恐竜「ミクロラプトル・グイ」である。それと、「ユタラプトル」! 疲れた(もとい、疲れる [;^J^])なんて、言っちゃいられないね!

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*2004年07月10日:迫り来る夏オフ


 一昨日に受け取った「魔弾の射手」のパート譜の整理。お借りしたものを右から左へと会場へ運べば良いというものではなく、下ごしらえというか下準備が必要なのだが、これに11時間ほどかかった [;^J^]。やや想定外である。ま、好きでなければ出来ない仕事ではある。

 ということで、晩飯は吉野家。(脈絡不明。)これも想定外ではあったが [;^.^]、先日もらったクーポン券で、半熟卵が無料なんでね。そんだけ。[;^J^]

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*2004年07月11日:さらに迫り来る夏オフ


 適当に早起きして、参院選の投票、散髪、クリーニング出しの順番に片付けてから、街中へ。銀行で金を下ろしてから、エイデンへ。コンプマートが改装してエイデンと合体して、昨日から新規オープンしているので、視察である。あらあら。地上2F、地下1Fの3フロアなのだが、地上はエイデン(1Fがデジタル家電、2Fが生活家電)、地下がコンプマート(PC)ですか〜。でもま、以前も1Fはデジタル家電だったので、見た目、さほど大きな変化は無いわな。DOS/Vパーツも扱ってるし。こんなもんか。

 昼過ぎに帰宅して、(久々に [;^.^])掃除、洗濯。なんとかワークエリア(そこそこ広い床面積)を確保して、昨日に引き続き、「魔弾の射手」のパート譜の整理。またしても数時間かかる。[;^J^]

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Jul 16 2004 
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