*2004年06月14日:書名なぞなぞ
*2004年06月15日:祖母の告別式
*2004年06月16日:プリズムの想い出
*2004年06月17日:銀玉鉄砲の想い出
*2004年06月18日:つんのめる [;^J^]
*2004年06月19日:夏オフオペラ、始動
*2004年06月20日:側転ロボット!
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*2004年06月14日:書名なぞなぞ


 古書店から送られてきた目録に、目を走らせていたら..(やたらと送られてくるので、遺憾ながら、じっくりと“読んで”いる暇は無いのだ、)一連のジュヴナイルSF(及びミステリ)のタイトルが並んでいた。学年誌の付録で、福島正実らがリライトしたもの。このタイトルが面白い。「原作」がわかるもの、わからないもの、色々ある。


* 黒い宇宙I・アシモフ
* 宇宙はゆれる!M・ラインスター
* 十本足の宇宙人ヴァン・ヴォクト
* 別世界から来た美女J・D・マクドナルド
* 五次元のかけ橋M・ラインスター
* みな殺しの星I・アシモフ
* 惑星SOSI・アシモフ
* 地球宇宙船奪回作戦I・アシモフ
* 失われた惑星E・ハミルトン
* 人類対バイトンE・F・ラッセル
* 宇宙の神D・ビレンキン
* 消えた宝石E・クイーン
* 死刑台へ追いつめろC・ウールリッチ
* 安全なアリバイC・ブッシュ

 ..などなど。一見して明らかでない原作のタイトルにしても、調べればすぐに判るのであるが、それは野暮というもの。あれのことかな、これのことかな?..と、頭を捻って楽しむべきである。

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*2004年06月15日:祖母の告別式


 7:40に自宅を発って、浜松を8:22に出る名古屋行きのこだま。9:25名古屋発の近鉄特急で、10:52鳥羽着。こんなに近かったのか。しかもがら空き。平日のこんな時刻に鳥羽に用のある人間なんか、確かにいるわけ無いわなぁ。[;^J^]

 母方の祖母の告別式である。(これで、私の祖父母は、全て亡くなったことになる。)93歳の大往生。「おめでとう、良かったね」、と言ってあげたいくらいのものである。親族一同が集まったが、涙無し。晴れ晴れとした雰囲気の中で、身内と、ごく近しい人々による、こぢんまりとした告別式。(こぢんまりであろうがあるまいが、足が痺れることには変わりはないが。[;^J^])

 自宅で支度をしている時には気が付かなかったのだが..この礼服、虫が食ってるじゃん [;^J^]。穴が貫通しているわけではない(ので、ワイシャツの「白」が透けて見えることはない)のだが、あちこち、損傷している。今日は身内しかいないから、この程度はノープロブレムだが..これはもう、使えないなぁ。

 近所のお寺で14時前から始まった式は、納骨を含めて15時前には終了。16:02鳥羽発の近鉄特急で、浜松へ。近鉄車中で、手みやげにもらった(大きな)幕の内弁当を、同梱されていた月桂冠の小瓶(300cc)ごと平らげる。というわけで、浜松に着いた頃には、早めの夕食が終わっていたわけで、こだわりやま(等)に寄る意欲はなく、しかし自宅に直帰するのもなぁ..と、ザザシティのトーホーシネマを覗いてみたが、どの映画も間が悪い(始まったばかりで、次の回まで2時間近く待つことになる)ので、結局、こだわりやま。

 そしたら、取引先からもらったが引き取る店員がいないとかで、ワインを1本、ただでもらってしまった。これは大当たり。今夜は黒字か? [;^J^]

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*2004年06月16日:プリズムの想い出


 私らの世代だと、「プリズム」と言えば「狂気」のジャケットですかな。(古い? [;^J^])

 実際問題、もっと古い話である。今を去ること40年近くも昔の、小学生時代。子どもの遊びと言えば、もちろん、メンコ、ビー玉、ベーゴマ、等など。これらを集めたり、取ったり取られたりしていたわけである。ちょっと毛色の変わったものに、「栓ブタ」というのもあった。日本酒の栓である。これはどうやって「勝負」していたのだろう? コレクションしていただけかな? 近所に沢山捨ててある「穴場」があったのだと記憶する。これはこれで、文字や図案のバラエティが豊かで、集める値打ちはそれなりにあった。

 そして、「プリズム」である。ある1時期(高々、1〜2ヶ月くらい?)のあいだだけ、男子のあいだで、異様に流行ったのである。やはり近所に、光学系の?工場があり、そこのゴミ捨て場?に潜入しては、拾い集めてきたのである。

 考えてみれば、いささか危険な行為であったような気もするが [;^J^]、とにかく、そうしてかき集めてきた、様々な形態のプリズム(の出来損ない)は、実に美しいものであった。(もちろん、形の良いプリズムをもっている奴が、偉かったのである。)その幻想換起力は、ビー玉なんぞの比では無かったが、たちまち廃れてしまったのは..やはり、それを「見つめる」以外の「遊び方」を、思いつけなかったからであろう..

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*2004年06月17日:銀玉鉄砲の想い出


 ネタが無いので、追憶の連発。「銀玉鉄砲」である。

 これも今では、すっかり廃れてしまったが..しかし、実によく出来た玩具であった。「危険性」と「安全性」のバランスが、絶妙なのである。

 まず、大した破壊力は無い。その意味で安全。しかしもちろん、目などに当たれば危険。(その注意書きは、覚えている。)だから当時の子どもたちは、安心して銃撃戦を繰り広げながらも、ある一線を越えれば「危険」なのである、ということは肝に銘じておく必要があった。そこそこ教育的でもあったのである。

 そしてまた、実に「始末の良い」玩具でもあった。銀玉鉄砲は、環境を破壊しないのである。確かに家じゅう(庭じゅう、町じゅう)に「銀玉」が散乱するが、それは「拾えば、跡形もなく片づく」のである。もちろん、そこそこ脆いものなので、潰せば粉になってしまうのだが..

 ということで、実は私は、「銀玉」を「買った」記憶が、ほとんど無い。「銀玉」は「拾って補給する」ものなのである。銀玉鉄砲遊びと言えば、撃っている情景よりも玉拾いしている情景を想い出すほどだ。つまり、循環型。環境にやさしく、家計にもやさしい、実にエコロジカルな遊戯だったのである。(これが「水鉄砲」だと、そうはいかない。私はここに宣言するが、それが私の書籍(あるいは書棚)であろうが、他人の書籍(あるいは書棚)であろうが、とにかく射程範囲内に「書物」がある状況下において「水鉄砲」遊びをしている餓鬼子どもがいたら、折檻してやるからな! [=_=]凸)

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*2004年06月18日:つんのめる [;^J^]


 あー、もう! 近所まで用足しに、サンダルをつっかけて玄関を出ようとしたら、転びそうになってしまった。見れば、右のサンダルの「口が開いている」というよりは、底が完全に外れかけている [;^J^]。「傷口」を見るに、これは、いま壊れたものではないな。どうしてこれまで気が付かなかったのかなぁ。

 大体、これ、何年間履いていたんだ? 俺、浜松に来てから、サンダルを買ったことって、あったっけ? [;^J^]

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*2004年06月19日:夏オフオペラ、始動


 快晴とは言えないが、良い天気。明日から下り坂になるはずなので、今日は花博に行っておきたいところだが、今日中に目処をつけるべき作業があるので、パス。

 クリーニング出ししたのち、紳士服の「はるやま」で礼服と半袖ワイシャツを買う。礼服は、先日、虫食いが判明したため。身内の式だったのでノープロブレムだったが、もう使えない。とはいえ、礼服など2着も要らないので(自宅のクローゼットに、そんな余裕は無い)、下取りしてもらおうと、持参したのだが..ここで判明したことは、下取りに出すと、新しい礼服が1.5万円引き、しかしいまは特別セール期間中で、その案内ハガキも持参していたのだが、これを使うと1.89万円引きなのである。そこでそちらを適用し、虫食い礼服は下取りには出さずにもってかえる..だめじゃん! [;^J^] 2着になってしまった。[;^.^]

 帰宅前にりそな銀行に寄る。普通口座から定期口座にいくらか移すつもりだったのだが..呆れた。定期の口座には、土曜日は振り込めないのである。通帳記入すらできない。なにこれ?

 帰宅してから、某オペラを2回通して聴き、スコアのチェックをする。(これが、「今日中に目処をつけるべき作業」なのであった。)よし、行けるでしょう。今年の夏オフの企画枠には、これで応募することにしよう。(私自身が、「企画枠」の担当なので、いささかやりにくい面はあるのだが。[;^J^])早速、楽譜の在処を探さなくては。

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*2004年06月20日:側転ロボット!


 台風接近中。昨日行けなかったので、今日は花博に行きたかったのだが..やめておこう。朝9時の段階では「曇り空」だし、なんとか夕方までは降らずにもちそうに思えるのだが..

 結局、終日、読書をしつつ、ネットを適当に拾い読みしていたら..おぉ、これは凄い! 「ウワサのキットロボット「KHR-1」を見てきました」!

 これだけのアクションが出来て、たったの12万6千円である。これはもう、お友だちみんなで買って、「地上最大のロボット」ごっこするしかないでしょう!(もう少し穏便なのでも、可。[;^J^])

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Jun 24 2004 
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