2003年09月15日:そりゃ、ごあいさつですな [;^.^] 2003年09月16日:阪神優勝! 2003年09月17日:21世紀の日本農業 2003年09月18日:涙への郷愁 2003年09月19日:買い換えるほどのことでは.. 2003年09月20日:UFOとエロス 2003年09月21日:箱、箱、箱..目次へ戻る 先週へ 次週へ
「まんだらけZENBU 20」。しっかし、突っ込みどころ満載の雑誌(というか、企業(というか、社長))だよなぁ..もちろん、「まんだらけ」がオタク文化を支える、極めて重要な役割を担っていることは重々承知の上なのだが..ちと、彼らの「器」が、それに見合っていない、というか..
巻頭の「ごあいさつ」で、ここ最近話題になった、一連の「盗品故買事件」についての釈明をしているのだが、おっしゃっていることは、まことにもっとも。この類の犯罪(原稿盗難)は、最終的に売買される「市場」に現物が流れてきて、初めて発見される類のものであって、その時それを「所持」していた売買業者(まんだらけ)“のみ”が、非難の対象にされがちであるが、それは心外であるということ。まんだらけに売りに来たその原稿が「盗品」であり売りに来た人間が「犯罪者」であることを、その場で調べてその場で押さえることは原理的に不可能であること。まんだらけは「善意の第三者」でしかあり得ない(それ以上の力をふるいたくてもふるえない)こと。そのとおり、そのとおり。
しかし、憤懣やるかたなかったのか..今回の事件で、自らの原稿を取り返すために自ら手足を動かさず、代理人(弁護士)まかせにしていた漫画家たちを批判するのは、完全に筋違いである。「自分の問題とは考えなかったのでしょうか?」..自分(漫画家たち)の問題のわけが無いでしょ、一方的に盗まれたんだから。暇で退屈で他にやることが無い漫画家ならばともかく、そうでなくとも〆切に追われている(しかも、なんの落ち度も無い)漫画家たちが、「代理人」を雇って解決にあたらせるのは、当然でしょ。(そもそも、代理人を「自腹を切って」雇うということ自体が、立派な“当事者”としてのアクションではないか。失礼なこと言ってんじゃないよ。)それとも、あれか。「中小規模の出版社の編集者に原稿を預けるなどという、不注意極まりない行為をした時点で、漫画家本人にも非がある」、という主張か。
そういうことなら、未来を見据えた抜本的な解決策は、実に単純明快だ。漫画家は原稿を編集者に渡さなければいい。現代の高性能コピーならば、原稿そのものと品質はなんら変わらない。(何十年も前の作品である、本宮ひろ志の「やぶれかぶれ」の序盤に、本宮ひろ志が、少年ジャンプの(当時の)西村編集長をコピー原稿で騙すシーンがある。)さらに言えば、「データ渡し」だ。実際問題、既にこんにち、当たり前のように行われていることであろうが..
..というわけで、まんだらけのビジネスの基幹のひとつをなしている「原稿(超高値)売買」に、未来は無い、というわけさ。
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これまで自分の大切な本やToyをお売りになろうかと迷ってらした方は、ぜひこの機会にチャレンジしてみてください。まんだらけが責任を持ってお預かりします。
前回の大オークションでの落札価格を他のオークションと見比べてください! 超高値には自信があります!!!
(「まんだらけZENBU 20」3頁)
..うぷぷ。「超高値」というのは、出品者には良いニュースだが、入札者には悪いニュースだということが、わからんのか。出品者よりも入札者の方が、遙かに人数が多いということも。健全な相場と市場を育てたいとは思わんのか。そんなに衰退したいのか。まんだらけだけが没落するのは別に構わんが、オタク業界全体を巻き添えにしないでもらいたいもんだねっ
ついでに、もうひとつ。108頁。社領系明(しゃりょうけいめい)という漫画家を紹介している文章中で..
またいまだに把握し切れてはいないのだが、その作品数の多さに希釈されないテーマやストーリーのクオリティには驚くに値するものがある。
..うぷぷ、「希釈」[^.^]。普通の言葉を使えよ、普通の言葉を。所詮は子どもの文章である。
目次へ戻る..といえば、ただちに「飛び込み」が連想されてしまうのは、多分、あまり幸福なことではないのだろう。5300人。今年はどうだか知らないが、前回は、ずいぶん魚たちが死んでいたという。なんだかなぁ..(なんとなく想起したが、「阪神優勝保険」、つーのは、いしいひさいちの昔のネタだったかなぁ..あぁ、あれは「タブチ保険」だったか [;^J^]。)
今日の新聞で知ったのだが、星野監督のご母堂は、13日に亡くなっていたとのこと。親の死に目にあえず(通夜にはかけつけたそうだが)葬儀にも出られず。(15日の葬儀を欠席して、その日に優勝を決めたのだ。)もしかして学生諸君は知らないかも知れないが、それが「仕事」というものなのである。星野監督が特別なのではない。
目次へ戻る「SPA!」誌で連載されている、「だめんず・うぉ〜か〜」(倉田真由美)。同姓のよしみもあり、この漫画家の主たる連載マンガは、リアルタイムに読んでいたのであるが、(エッセイ系の仕事も多いようだが、さすがにそれら全部を追い掛けることはしない。怪しげな雑誌が多いし [;^J^])考えてみたら最近は、これと、あとは「女性セブン」誌での、中村うさぎとのジョイント企画くらいかな、おっかけているのは。さて今週号で登場したのは、農家に嫁いだ(現在は離婚している)女性であるが、彼女の体験談に、強烈なのがひとつ。全国に配られる農業系新聞に、こんな記事が掲載されていたというのである。
「嫁はツノのない牛である。働妻賢母、これぞ女の本来の姿」
..まぁ、どうこういうまえに、ウラを取るべきなのだが..(私に届くまでに、3〜4段階の伝言ゲームを経てきている情報だし..)仮に、その新聞の論調として、読者層に、特に違和感も無く受け入れられているのだとするならば..この業界(日本農業)は、衰退(滅亡)してもやむなし!..としか、言い様がないのでは。だって..どんな業界でもどんな会社でも同じだと思うが、要は「人」だよ、未来を支えるのは。仮に、こんな認識がまかりとおっているのだとすれば..「人」が来るわけがないじゃないか、日本農業に..
目次へ戻る珍しいものを見させていただきました。こだわりやまのテーブル席(4〜5人ほどのグループ)で、女性がひとり、泣いていたのです。
..いや、これだけならば、それほどには珍しくない。そこまでの経緯が問題で..このグループは、最初は3人くらいだったのだが、携帯でいろいろ連絡をとりあったのち、いったん外出したのである。どうやら、友人(たち)を迎えに行ったらしいのであるが..それにしては時間がかかっているな、と、人ごとなので適当に [;^J^] 気にしていたら、外出していた連中(と、友人たち)が帰ってきて..外に迎えに行った女性のひとりが、その時点で泣いていたのである。
いったい何ごとか、と(人ごとなので適当に [;^J^])耳を傾けていたら..どうやら、彼女、「迷子になった」らしいのである [;^J^]。それで、心細くなって、泣き伏してしまった、というわけ [;^J^]。で、みんなが“あやしながら”帰ってきたというのであるが..どうみても(女子大生ではなく)OLなのである。[;^.^]
いや、からかっているのではない。私は彼女を羨んでいるのである。だってあなた、できますか? 「迷子になって泣く」ことが? 私には、できない。そんな感性は、とっくの昔に錆びて摩耗して消えてしまった。例えば、ここ10年ほどのあいだに、世にも素晴らしいホラー小説をたくさん読んで、感激を積み重ねてきたのだが..私に彼女の感性があれば、もっともっと感激できたのであろう..(実際、読了しても、世評の高さが全く理解できないままに小首を傾げてそれっきり、という小説も、少なくないのである。読む人が読めば、遙かに恐く、悲しく、素晴らしい小説だったのであろうなぁ..)
目次へ戻るいささか悩んでいること。自宅の冷蔵庫の扉が、一週間に一度は(帰宅したら)開いている。[;_ _]
別に、怪談ではない。扉の磁石が弱くて、ちょっと勢い良く閉めると、はねかえって戻ってしまうのである。で、朝の出がけなど急いでいる時には、それに気が付かずに出勤してしまい..帰宅したころには、庫内は霜だらけでコンテンツは温まっている、という寸法さ。全く、学習しないんだから、この私は..[;_ _]
目次へ戻るようやっと、「謎の円盤UFO」のBOX(TFC TBD 9007、第1クール13エピソード分、5枚セット)に手をつけた。(このまま積んでいると、年を越してしまいそうだったので。)今日の所は、とりあえず、第1話のみ。(やけに長いと思ったら、これ、1時間番組だったのでした。そうか、だから1クールで5枚組になっちゃうんだ..)
映像まわりは、大体記憶どおりだったのだが..音楽の印象が全く無かった。こんな音楽だったっけ? プログレっつーほどでもないが、それにしてもハモンドオルガンのサウンドが、いかにも時代(1970〜1971)を思わせて、いい感じである。(思うに、当時の私は「(突っ張り系 [;^J^] の)クラシック少年」だったために、こういう音楽に対する「感度」が無かった(ので、聞き流していた)のではないかと。)
..にしても、これ、「子ども番組」としては、少々難あり [;^J^] では。私も当時(エロ餓鬼時分)からハッキリ認識していたことであるが..カメラアングルが「オヤジ系」なのである [;^J^]。日本の戦隊物(等)の「健全なお色気」とは、微妙に違うような気が [;^J^]。さすがは英国、紳士の国のTV番組であることよ。[;^.^]
目次へ戻るOAナガシマでコンパクトフラッシュ256M(折良く、安売りしていた)とデジカメのバッテリーを購入。彩画堂で、額縁を2つ追加購入。
帰宅してから、先日購入したデジカメ(CANONの IXY DIGITAL 400)の取説を、ようやく読み始める。これまで、取り説を読まずに試し撮りしていたのであるが、来週後半の旅行用に(というか、この旅行を最初のターゲットとして)買い換えたんだから、そろそろ目を通しておかないと..
試し撮りついでに、自宅の玄関を「内側」から取った写真を載せておく。(右奧がドアである。)
以前から、「ストッパーボックスが便利だよ〜」、と、何度か書いているのだが、具体的な使用状況の紹介を兼ねている。この写真の圏内に44個のストッパーボックスがあるのだが、さまざまな用途に使われていることがわかるであろう。奧の壁沿いに積み上げられているものほとんどは「書籍」(主として文庫本)であるが、「CD」や「小型玩具類」も、若干ある。手前左側に2列7段積になっているのは、手前の上から、「雑貨」「雑貨」「MIDI MERGER & MIDI CABLE Set(FCLAの演奏オフで、年に2〜3回使う)」「ケーブル類」「旅行の土産物」など。奧の列には「薬」「リブ100周辺小物」「小型取説類」など。ほか、ダイニングキッチン(とは名ばかりの物置)には、「梱包用具」「食材」「衣類の端切れ」などなどの箱..
このように、“ありとあらゆる、とっちかりやすいもの”を、片端から、この規格化された箱の中に分類して詰め分けているのである。そしてご覧のとおり、この箱は極めて丈夫で、天井まで積み上げても強度的に問題はない。取り回しも極めて容易。今のところ150個あるが、うち30個近くが、未使用の予備である。「予備」にしては多すぎる(高々5〜10個で良いはず)と思われるであろう。確かにそのとおりなのだが..いつ製造中止になるかわからないので、恐いのである。それで、ついつい余分に買い込んでしまっている、という次第。
実際、この類の「組み合わせて(積み重ねて)スケールメリットを出す」、というタイプの「ユニット物」は、出来れば数十年間は(色はともかく、サイズや勘合の)規格を替えずに出し続けてくれないと困るのであるが..世に数多くある「VIDEO BOX」「COMIC BOX」の類は、決して製品寿命が長くない。(「製造寿命」は、もしかしたら長いのかも知れないが、近所のホームセンター等での取り扱い期間が、高々数年間(5年以内)だったりするのである。)で、微妙にサイズの異なる、様々なシリーズが、(安定して積み重ねることも出来ぬままに)増えてしまう、というわけだ。私は、そういうのは仕方がないので処分してしまうが..無駄だよねぇ..
..というわけで、今のところそれなりの製品寿命をもっている、このストッパーボックスを、大量購入しているわけなのであった。(そろそろ、予備のを置く場所に不自由し始めているんですけどね。[;^J^])
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