*2003年06月23日:味をしめる/「ナマズン」、発見!
*2003年06月24日:「野蛮の園」
*2003年06月25日:水害/異世界
*2003年06月26日:「不死鳥の剣」/惨劇の予感
*2003年06月27日:血まみれの勝利
*2003年06月28日:迷走する [;^J^]
*2003年06月29日:橋本國彦の交響曲
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*2003年06月23日:味をしめる/「ナマズン」、発見!


 会社で気がついた。リブ100(DIASPER)の背面が、一部破損している [/_;]。ま、動作に支障は無いとはいえ、基板もちょっと見えていることだし、入る埃・出る電波が気になるなぁ。

 ソフマップかどこかで、サブ機2号の入手を急がないと。あるいは、(準落下事故で動作しなくなっている)サブ機1号である「ARCTURUS」と、筐体だけ入れ替えるか..(ARCTURUS の筐体は、まだほとんど破損していないのだ。)

 日本生命から、今回の手術・入院に関する「お支払明細書」が届いた。これによると、「疾病入院給付金」「手術給付金」「通院給付金」を合計すると..あら、黒字 [;^J^]。実際の支払額よりも、かなり多額である。ちょっと驚いたのは「通院給付金」で、規定どおりに3000円/回、出ているのだが、私は毎回1000円くらいしか払っていないという証拠の領収書を提出しているのであるが..規定どおりということか。なるほど..

 そういうことなら、もうあと5〜6回、通院したい! [;^.^]

 ..いや全く、どう考えても、あと高々1回でお終いである。そうか〜。長引かせるのがコツだったのか〜 [;^J^]。そうでなくとも、健保の「高額医療補助」とかいう制度で、数万円もどってくるし..

 これは美味しい!! [;^.^]

 もっと手術・入院のネタはないか [;^.^]。オレの体、もっと壊れていないか [;^.^]。なんなら、頑張って「再発」という手も..(← こらこら。[;^.^])


 ヤフオクに仕掛けておいたアラートに、飛んでもないのが引っかかってきた! 吾妻ひでおの「ナマズン」である!

 ついに発見した!

 この作品は長年にわたって、初出誌も初出年月も不明であったのである。「冒険王」誌らしい、という(不確定)情報はあったのだが、執筆時期と思しき1970年代前半の同誌は、各図書館かき集めてもなかなか網羅できず、欠落個所は(大枚はたいて)古書市場で買い集めるなどしても、どうしても見つかっていなかったものなのである。ある時点で、「別冊冒険王」誌ではないか?..と、調査の矛先を変えたのであるが、この時期の「別冊冒険王」は、「冒険王」本誌よりもさらにレアで、調査は完全に暗礁に乗り上げていたのであったが..今回出品された「別冊冒険王 映画テレビマガジン 1973年12月号」に掲載されているらしい!

 落札しないと..なんとしてでも落札しないと..

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*2003年06月24日:「野蛮の園」


 M氏からメールで推薦していただいていた、西川魯介の「野蛮の園」(白泉社、ジェッツ・コミックス)を発見、確保した。

 実は数日前から、市内のめぼしい書店を探し回っていたのだが、数ヶ月前に出版されていた本書は、どの書店でも既に売り切れていたか、あるいはもともと入荷していなかったのである。今回は、以前に空振りだった書店の書棚をもう一度探して、発見したのであった。ほら、探偵や警察が一度探した場所は盲点になるので、そこに改めて死体を埋めるでしょ、ふつー。それを逆手にとったのさ。[^.^](← なんか違 [;^.^])

 「探し回るくらいなら、ネットで発注すればいいじゃん」、と、いま、あなたが突っ込んだのは知っているが、私は書籍は、極力、書店で現物を手にとって購入することにしているのである。通販は最後の武器なのだ。なぜなら、通販では、「美本」が届くとは限らないのだからね!(← 外道の基本。[;^.^])

 閑話休題。

 全く未知の漫画家であった。M氏から紹介された時点では、名前(「魯介」)の印象といい、「野蛮の園」というタイトルといい、粗雑な線の「鬼畜系」ヘタウマ(あるいはヘタヘタ)漫画ではないかと、いささか腰が引けていたのは確かであるが..現物の表紙を見てびっくり。すっきりとした線の「眼鏡っ娘フェチ系」漫画であった。(これはこれで鬼畜な..いやいや [;^J^])

 なるほど。ネタが濃い。というか濃すぎる。私にもわからないがしかしここは絶対に何かの引用かパロディだ、と確信できる個所が、多数ある。ファンによる関連ウェブページもいくつかあるようなので、じわじわ楽しみましょうかね。[^J^]

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*2003年06月25日:水害/異世界


 私の勤務先の出社時間は8:30だが、私は常々、7:40頃には着くように出勤していたのであった。(以上、背景。以下、事件。)

 今朝は、朝から大雨であった。7時過ぎに自宅を出る頃には、それでもまだ「普通の」大雨であったのだが、すみやかに酷くなり、道が(歩道もセンターラインも)見えない、という、ホラーな状態。会社の2キロほど手前のコンビニで、飲料と昼食を補給して行くのが日課なのだが、そこに着いた時点では、もはや完全にスコールである。「滝のような」というより、「バケツを絶え間なくひっくり返しているような」。

 数分間待っても、事態は好転しない。そこで意を決して車から飛び出してコンビニに飛び込んだのだが、(僅か数秒・数メートルのことなので、傘を開いているよりも、傘を使わずに走り込む方が濡れないのだが)..一瞬で、風呂上がり状態..いや、普通、風呂には服を着て入ったりしないな..プール(または河か海)に突き落とされて、這い上がってきた状態。

 会社に着く頃には、やや普通の大雨に弱まってきたのであるが、排水能力の悪い駐車場から玄関までの間の迂回できない個所に、5メートル以上にわたって、水深10センチの水たまり..ではなく、河。急流。他に通路も無いので、覚悟を決めて、踝まで水に浸かって(すなわち、靴を完全に水没させて)強行突破..

 仕事机の前で、冷房で風邪を引きそうになりながら、頭やら背中やらをハンカチやタオルで拭いていると..なんと、雨足が去りつつある。「せめて、8:30までは、今の雨量を維持してくれ!!」..と、心を込めて祈ったにも関わらず、8時前には小降りになりはじめ、みんなが普通に出勤してくる8:15頃には、例の急流も、迂回可能な単なる水たまりに。そして8:30には、ほとんど上がってしまった。平然として出社してくる同僚たち。濡れた頭を拭いているのは、私ひとり..

 こ・の・や・り・ば・の・な・い・い・か・り・を・い・か・ん・せ・ん..

 ..ま、それはともかく。[;^J^]

 昼休みに、昨日買ってきたPC USER誌に目を通す。この雑誌の中で一番好きなのは、文月凉氏によるデジカメ評である。私自身は、実のところそれほどデジカメに凝っているわけではないのだが、彼の(画質至上主義と言うべき)明快な論旨には、啓発されることが多い。

 今号のサンプル画像(不自然な撮影画像の例)を見て驚いた。普段は、「ん〜〜、と、この画像のどこら辺が劣悪なのかな?」、と悩んでしまうサンプルも結構あるのだが、確かに今号のサンプルには「凄い」のがいくつもあった。不自然というか..ほとんどシュルレアリスムの絵画であり、およそ地球上の風景..というか、この世の風景とは思えない。

 「まるで、3DCGのようだ!」、というのが、第一印象であった。同誌の巻末にも、毎号、最新の3DCG作品が掲載されているのだが..3DCGの技術が、画期的に向上しているのは判るにせよ、いつまでたっても「この世ならぬ」感触は消えない。私はこれは、「技術力」の問題だと思っていたのだが..(つまり、さらに高速なマシン、高精度なアルゴリズムが使われるようになれば、自然に解消する問題だと考えていたのだが..)もしかすると、こんにちの3DCGアーティストたちは、彼らの作成する画像を、不自然だとは思っていないのかも知れない。(低品質の)デジカメの撮影画像を見慣れているが故に、世界を、自然を、このように認識しているのかも知れない..

 笑い話を、ひとつ紹介しよう。(多分、まだこの日記には書いていないと思う。)CDが徐々にLPの領域を浸食しはじめた頃だから、1980年代後半のことだと思う。当時の多くの(古株の)オーディオマニアは、CDなんぞには鼻も引っかけず、何千枚(何万枚)もコレクションしたLPを聴いていたわけだ。で、何かの機会にCDを聴いたときには、「なんだ、この不自然な音質は!」、と、顔をしかめていたわけだ。

 そんな、とある老人(マニア)が、ある日、ピアノの演奏会を聴きにいった。そして帰宅してから、奥様に言ったことには..「おい、呆れたね。まるでCDみたいな音がしていたぞ!」..

 ..つまり、彼は「本物の音」を聴いたことは、実は無かったのでした、というオチ。この逸話、結構応用(適用)範囲が広いので、憶えておくといいよ。

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*2003年06月26日:「不死鳥の剣」/惨劇の予感


 「不死鳥の剣 剣と魔法の物語傑作選」(中村融編、河出文庫)、読了。

 ヒロイック・ファンタジーのアンソロジーであるが..あとがきによると、この種のアンソロジーが編まれるのは、なんと、「魔女の誕生」(都筑道夫編、新人物往来社、1970)以来とのこと。吃驚仰天とは、まさにこのことである。

 「魔女の誕生」は、当時、親父の書棚でめざとく見つけていたのであった。12歳の健やかな小学生(すなわち色餓鬼)であった私は、もちろん、本書の扇情的な口絵に惹かれて、もっぱらそういうシーンを探して拾い読みしていたのであったが..[;^J^] 10年近く経ち、大学生になってから読み返した時、錚々たる大作家たちの傑作・雄編が収められていることに改めて驚いた次第ではあった。(収録作は、「魔女の誕生」(ロバート・E・ハワード)、「沈める島」(フリッツ・ライバー)、「ウェレランの剣」(ロード・ダンセイニ)、「不死鳥の彼方」(ヘンリー・カットナー)、「ヘルズガルド城」(C・L・ムーア)。)

 さて、「不死鳥の剣」もまた、「魔女の誕生」に優るとも劣らぬ素晴らしい内容である。超特選が、(「魔女の誕生」にも採られていた)「ヘルズガルド城」(C・L・ムーア)、「翡翠男の眼」(マイケル・ムアコック)。特選が、「不死鳥の剣」(ロバート・E・ハワード)、「サファイアの女神」(ニッツィン・ダイアリス)、「天界の眼」(ジャック・ヴァンス)。他、「サクノスを除いては破るあたわざる堅砦」(ロード・ダンセイニ)、「暗黒の砦」(ヘンリー・カットナー)、「凄涼の岸」(フリッツ・ライバー)も、全て佳作。

 「ナマズン」が掲載されている「別冊冒険王 映画テレビマガジン 1973年12月号」に、競ってきた人がいる。先日、私は●万円、自動入札で設定しておいたのだが、あっさり、●万5百円、と被せられてきた。オークションの終了日時は、明日の22:37。(終了時刻まで5分以内に入札されると終了時刻が延長されるので、実際の終了時刻が何時になるかは、なんとも言えない。)彼のこれまでの落札記録をチェックする..冷やかしでも嫌がらせでもない、筋金入りのコレクターとみた。つまり..敵に回すと最も 悪質 なタイプ、すなわち、「金遣いの荒いアマチュア」である。(← おまえが言うな。[;^J^])

 ..ひさびさに、 を見ることになりそうだ..

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*2003年06月27日:血まみれの勝利


 私は、勝った..大量失血で意識朦朧となりながらも、(延長に次ぐ延長で)30分以上に及んだデスマッチを、制したのである..

 途方もない金額で、この雑誌を落札したのだった! [/_;]

 昨日、敵の素性(ヤフオクにおけるこれまでの経歴)を調べた時点で、こうなることは、判っていた。彼にとって私が「最悪の敵」であったと同様、私にとって彼は「最悪の敵」だったのである。両者が邂逅したのが、不運だったのだ。

 まさに血で血を洗う流血の惨事となったが..格闘技のデスマッチと異なるのは、最終的に血を流し苦痛の底に沈むのは、どちらか一方だけ、ということなのである。血を流した方が負けなのだ..あれ? 勝ちなのか..まぁ、いいや [;^J^]。つまりオークションとは、勝ち負けも定かでないような、畜生道、修羅道なのである。[;^.^]

 私は、こだわりやまのカウンターを、落札場所に設定した。それは、落札できれば祝杯を、できなければやけ酒を、すぐに調達できるからであったのだが..この酒はもはや、祝杯だかやけ酒だかも分明ではない、まさに畜生の酒、修羅の酒..[;^.^]

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*2003年06月28日:迷走する [;^J^]


 昨日、(落札金額のショックで [;^J^])紹介し忘れていた朝日新聞の記事から。


流出原稿、売らずに返して

「島耕作」の漫画家 弘兼さん近く提訴

 「島耕作」シリーズで知られる漫画家弘兼憲史さんの漫画原稿2千枚余りが、倒産した出版社から流出し、一部が漫画アニメ専門店で売りに出されていたことがわかった。弘兼さんは近く、返却を求めて東京地裁に提訴する構えだ。

 弘兼作品を売っていたのは、漫画の古書やアニメグッズを売買している東京都中野区の専門店。国内に7店舗を構える。
 弘兼さんの代理人弁護士によると、専門店のカタログで初期作品「ガクラン放浪記」の原稿約600枚に75万円の値が付けられていたのをはじめ、多量の原稿が売りに出されていた。
 かつて弘兼さんの作品集を発行した「さくら出版」(東京都中野区)に預けた原稿だったが、同出版は02年に破産し、原稿は行方がわからなくなった。
 専門店によると(中略)盗品かどうかなど入手経路まで確認するのは非常に難しい(中略)作者が返却を望んだ場合、店頭価格で買い戻してもらうのが原則という。(後略)

 (もちろん、「まんだらけ」のことである。)..さて、素人考えでは、弘兼氏に勝ち目は無いように思える。まんだらけが「善意の第三者」であると主張すれば(そして100%、そう主張するに決まっているが)、これらを買い取ったまんだらけの商行為は正当であり、(例え盗品であると証明されようとも)本来の持ち主(この場合は弘兼氏)に返却する義務など無い。

 (..と、今これを書いているのは7/2の深夜(正確には7/3の早朝)なのだが、ちょっとルール破りだが、6/28の日記に、未来(7/2)の情報を混入させる。すなわち、「やよいが行く!」の中の「日々是無事」の7/2あたりの記述だ。(これまでの経過のまとめもある。)ほとんど手遅れ、という状況のようである。また、上記新聞記事だけでは判らなかったのだが、弘兼氏以外の大勢の漫画家が被害にあっているらしい。また、提訴というのも、どうやら対「まんだらけ」以外に、対「さくら出版(の関係者)」というのもありそうなのだが、私は現状を把握できていない。)


 クリーニング出し。銀行で金を下ろして郵便局で流血する、もとい、振り込む [;^J^]。(例の落札の件である。)ジョーシンでDVD。

 東京靴流通センターで、数年ぶりに靴を買う。カカトに穴が開いているだけではなく、完全に靴底がツルンツルンにすり減ってしまっていて、雨の日の歩行が危険になっていたからである。

 そろそろ昼。いつもどおり、自衛隊北基地西側の「CoCo壱番屋」でカレーを食おうとして車を走らせていたら..道に迷ってしまった [;^.^]。ちょっとしたはずみで、いつもの道ではなく“5〜6年前にはしばしば通っていた道”に入ってしまい、久々に懐かしい風景でも眺めながら行くか..と、油断したのが大間違い [;^J^]。なまじ5〜6年前の記憶があるだけに、ちょっとした目標の変遷(消滅)に引っかかり、見事に、私の知らない世界へ..[;^.^]

 ここで素直に(ちゃんと、車に備え付けてある)地図を見ればいいものを、怠慢こいて、「ま、適当に走っていれば知ってる場所に出るだろさ」、と、適当に走っていたら..いつまでたっても、知ってる場所に出ない [;^J^]。浜松って、意外に広いぞ。[;^.^]

 すきっぱらを抱えて30分以上も迷走したのち、ようやく、浜松環状線に辿り着いた。やれやれ。[;^.^]

 カレーライスを食って、ガリヴァーで酒、書店で雑誌を購入してから帰宅。18:30に、徒歩であかちゃんへ。HMACSの「秘密宴会」である。この店に来るのは初めてのメンバーが多く、さまざまな理由で [;^J^] 驚いていたが、ま、楽しゅうございました。そこそこの時刻に散会。私はいったん街中に出たが、目当ての店には入れなかったので、久々に有楽街の屋台で「ニンニク卵入りラーメン」を食べただけで、タクシーで帰宅。

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*2003年06月29日:橋本國彦の交響曲


 昨夜の酒とニンニクが効いたのか、えらく喉が渇く。夜中に数回目を覚まして、数度にわけて牛乳1.5リットルほどを一気飲み。おかげで、朝から腹がゴロゴロである。[;^J^]

 例の落札金額、まだクヨクヨしているのであるが [;^.^]..えらいことに気がついてしまった。(具体的な金額は書かないが、)これは、今週月曜日、例の手術・入院で得た「黒字」と、ほとんど同額 なのである! そして私が、この「物件」を「発見」したのは..「んふふふふ..これは美味しい。うまい具合に病気になれれば..いっそ再発すれば [^.^]..」..などと、邪悪な 想念を紡いでいた、まさにその時であったのだ。そしてその物件は、すみやかに高騰し..私が手にしたあぶく銭を、全て回収していった..


「天網恢恢、疎にして漏らさず!」

 (..少し違うかも。[;^.^])


 最近、カーステに入れっぱなしにしているCDがある。「交響曲第1番 ニ調、交響組曲“天女と漁夫”」(橋本國彦作曲、沼尻竜典指揮、東京都交響楽団、NAXOS 8.555881J)である。

 橋本國彦は、戦前の日本の代表的な作曲家だったのだが、現在、CDとして聴ける作品はほとんど無い。戦後、戦争中の音楽活動に対する責任をとる形で、身を引いていったらしいのだが..そういう経緯から疎んじられてきたとすれば、馬鹿馬鹿しいことである。生み出された音楽自体の価値とは、無関係なことだからだ。

 「交響組曲“天女と漁夫”」も良いが、この「交響曲第1番」には驚いた。なんとリリカルで伸びやかな音楽だろう! 「皇紀2600年奉祝曲」であるが、繰り返すが、これが理由で、戦後、無視されてきたのだとすれば、なんと愚かなことだろうか。(呆れたことに、両曲とも、「世界初録音」なのである。)

 特にクラシック音楽界は、世界のどこの国でも、出口の見えないCD不況であるのだが..このような宝物を放置しておいたまま、同じ曲ばかり何十回も録音を繰り返して、売れない売れないもないもんだ。人のことは言えない。不況に苦しむ全ての職業人たちは、何かとんでもないものを見落としていないか、自戒すべきである。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Jul 2 2003 
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