2002年12月09日:吾妻作品、新発見か? 2002年12月10日:口唇の災厄 2002年12月11日:寒到来 2002年12月12日:HMACS宴会 2002年12月13日:国会図書館/三度目のベルレク 2002年12月14日:段取りの悪い土曜日 2002年12月15日:謎の吾妻作品目次へ戻る 先週へ 次週へ
夜、帰宅時に、濃霧発生。久しぶりである。ヘッドライトの光線が柔らかく散乱し、車の形が曖昧になる..実に幻想的で嬉しい眺めであるが..道が見えない、対向車が見えない。ハンドルを握っている立場としては、あまり嬉しくない。[;^J^]
「まんだらけZENBU」17号を入手。今回は、オークション特集である。いくつか入札すべき商品をピックアップしたが、妙な物件がひとつ。吾妻ひでおの「チーねずみ」という作品の原稿..知らんぞ、これ..(開始価格25万円..)
目次へ戻る唇の荒れに、苦しんでいる。大体、年に一度くらいは発生しているのだが、例年、1週間も経たずに収まっているところを、今回は既に2週間近い。
唇自体、及び(特に)その周辺がカサカサになり、こわばり、うっかり口を大きく開けると(柔軟性を失っているので)パリパリッと、ひび割れ、細かいあかぎれが無数に走ったような状態となり、触るとヒリヒリする..これらの“傷”が癒えるまでは、薄いかさぶたのようなものに覆われ、そしてうっかり口を開けると、これらがパリパリッと、ひび割れ..以下、ループ..[;_ _]
口を大きく開けられないと、何よりもまず、食事に難儀する。「一度も大口を開けなくても食べられるメニュー」、というのは、案外少ない。最初から最後まで「おちょぼ口」で食べられるメニューというのは。最悪なのがハンバーガーで、次がピザ。意外に苦労するのが(レタスをたくさん使った)サラダの類。逆に、全然オッケーなのが、飲酒行動 [;^J^]..というわけで、常にもまして、まともに食事もせずに酒を飲み続けている毎日なのであった。
目次へ戻るあの..無茶苦茶寒いんですが [/_;]..ここは本来温暖な浜松で、今は寒さのピークよりも2ヶ月も早い、まだ冬が始まったばかりの時期なのですが [/_;]..(「地球温暖化」というのは、杞憂だったようですね。[;^.^])
「遠くに行きたい 4」(とり・みき、河出書房)も、「バラバラくん」(唐沢なをき、偕成社)も、見つからないよぅ [/_;]。ま、ネット書店で発注すればすむことなのだが、極力書店に足を運んで“選んで”購入したいのだ。通販では「美本」が届くとは限りませんのでね..[;^J^]
目次へ戻る出勤時、信号待ちの間に道端を眺めていたら..水たまりが凍っていた。冗談はやめてくれ。[/_;]
会社で鼻をかんだら、鼻血が混じる。やばい。風邪だ。風邪をひきかけている。(私の場合、鼻の粘膜が弱って鼻血混じりになることが、風邪のひきかけ状態であることの、極めて正確なバロメータなのである。)まずいなぁ..この週末は(遊びで)爆忙だというのに。[;^.^]
まず、今日は、HMACS(Hamamatsu Music And Computer Science society)の久しぶりの宴会。有楽街の銀座ライオンで、19時から。久しぶりだったせいか、新顔も含めて実に30人以上の盛会である。大学関係者(教授、学生)、浜松ならではの(電子)楽器メーカー各社の社員、その他のメーカーの社員。大学教授と色々話し込むのは久しぶりであり、大いに刺激を受けた。
二次会は、同じビルの地下のカラオケ。20人ほどが二部屋を占拠。アニソンは避けたが [;^J^]..さて、私は一体、何時に帰ったんだろう? [;^.^]
目次へ戻る代休取得済み。当初の予定では7:00のひかりで上京するはずだったが、起きられなかったものは仕方がないので [;^J^]、10:02のひかりで上京。(正確に言うと、予定どおり6時過ぎに目は覚めたのだが、起きあがれなかったのである。[;^.^])国会図書館着は、12:00過ぎ。
手塚治虫関連調査。主としてヤフオクで収集したネタのサルベージである。
ちょっと説明しておこうか。ヤフオクで、キーワード「手塚治虫」でアラートをかけておくと、「手塚治虫」という文字列をキーワードに含む商品の出品状況が、毎日メールでレポートされる。それらのうち99%には、用がない。既にチェック済みの単行本や初出誌(漫画雑誌等)、及び私の興味範囲外のフィギュア/玩具/トレカ類である。
これらに混ざって、たまに、「こんな雑誌にこんな記事(インタビューや座談会など)が載っているとは、知らなかった!」、という商品が現れる。これが、「新情報」という奴である。
最初に行うことは、出品者への質問である。詳細な発行日、ページ数など。そして回答のメールが得られた場合は、エビデンスとしてはそれで十分な場合もあるが、しかしやはり現物にアクセスしなければならないことも多いのだ。
その場合、国会図書館(等)にあることが確実である(あるいは強く期待できる)雑誌や書籍ならば、メモを取っておくだけだ。しかし国会図書館を含む各図書館に収蔵されていないことが確実であるならば、入札するのである。(無論、首尾良く落札できることもあれば、他人にさらわれてしまうこともある。)こうして溜まった「ネタ」(前記の、メモしていた物件、及び、競り負けた物件)を、数ヶ月に一度、国会図書館(等)で総チェックかける、という次第。
今回の主なネタは、「少年サンデー」掲載の囲み記事的な小ネタをいくつかと、「時代の流れをどう読みとるか」という単行本。「別冊歴史読本」掲載の対談など。
端末で検索していて気が付いたのだが、ヒットしなかった場合、「ひとつも見つかりませんでした」と仰る..少し変。「一件も見つかりませんでした」の方が、普通の言葉づかいだと思うが..いっそのこと、「ひとっつもっ! 見つかりませんでしたっ!」とやらかしていただけると、吹っ切れててよろしいかと。[;^J^]
17時前に国会図書館を出る頃から、本格的に喉が暖かく、痒くなってきた。風邪だ。まずいなぁ..
神保町へ。「遠くに行きたい 4」(とり・みき、河出書房)、「バラバラくん」(唐沢なをき、偕成社)、「吼えろペン 6」(島本和彦、小学館)をゲット。
渋谷のNHKホールへ。N響定期で、演目は「レクイエム」(ベルリオーズ)である。(以前も書いたと思うが、この曲について興味があるのならば、「死者のための大ミサ曲」と「鳴り止まぬティンパニ」を、ご一読されたい。)
ブラスの人数は、作曲者の指示の丁度半分。木管は4管編成。弦楽器と合唱は、常識的な人数。ティンパニは指示どおりの台数(16釜)だが、シンバルは少な目..これは、現在この曲を演奏する際の、ほぼ標準的な編成である。これまでに接した2回の実演でも、数枚のLDでも、ほぼこのとおりである。
問題は、本来会場の四隅に配置して、立体音響のシャワーを降らせるべき「バンダ(4人乃至6人の、別働・小ブラスバンド)」だが,,「両翼配置」(ステージの上手と下手、及び、上手オルガン台と下手バルコニー)であった。これでは立体音響にならないのだが..しかしこれまた、現在この曲を「コンサートホールで」演奏する際の、標準的な「妥協案」なのである。別に日本に限ったことではなく、会場の四隅にバンダを置くことが出来る「コンサートホール」は、世界的にみても少数派なのだ。これまでに接した実演のうち、サントリーホールでは作曲者の指示どおりの「会場の四隅配置」だったが、東京文化会館では「舞台の四隅配置(すなわち、聴衆からみれば、全員前方にいる)」であった。これまでに視聴したLDも、いずれも「舞台の四隅配置」であった。(これらに比べれば今回の「両翼配置」の方が、高低差がある分、いくらか広がりはあると言える。)
但し、「舞台の四隅配置」にせよ「両翼配置」にせよ、本来の「会場の四隅配置」には無い利点が、少なくともひとつある。それは、「各バンダが何をやっているか、目に見える」ことである。キョロキョロしなくてもいいのだ。
ティンパニは、前述のとおり、本来の16台を、舞台中央に横一列に並べていた。素晴らしい。こうでなくてはならない。前記「鳴り止まぬティンパニ」でも述べたが、この場合の「視覚的効果」こそ、CDでは想像できない類のものなのである。(但し、本来10人で叩くべきところを、8人で叩いていた。)
演奏の質ですが..良かったと思いますよ。というか、正直なところ、私はよほどおかしな演奏でない限り、熱愛している曲の演奏は、大体何を聴いても感動できてしまうのである。(「演奏」や「演奏者」よりも「曲自体」を聴いてしまうタイプ。)幸せな体質だと思っている。評論家にはなれないけどね。
NHKホールの出口で、今月22日のお気楽オフに参加する、歌い手兼鍵盤奏者のMさん(主催者のMさんとは別人)と落ち合い、某イタリアレストランで、打ち合わせ。なにしろ、一日で「カルミナ・ブラーナ」(オルフ)と「一千人の交響曲」(マーラー)をやるのである。どちらも、鍵盤楽器と鍵盤打楽器が山盛りである。どのパートをどう拾って、複数の奏者にどうアサインするか..はっきりいって、22日より前に検討したりシンセに仕込んだりしている余裕は、ほとんど全くない。いずれも以前やったことがある曲だとはいえ、限りなく一発勝負に近い。
東京駅発23:43の「ながら」で、浜松へ。(帰宅したのは、翌朝4:00過ぎ。)
目次へ戻る今年最後の資源回収日。8:00過ぎに飛び起きて、新聞紙の束を、回収場所まで搬入する。(8:30までに運び込まなければならないのだ。あやうく寝過ごすところでした。[;^J^])
またしても「秀term」が不調になった。(起動すると、すぐにエラーで落ちる。)最新版をWebからダウンロードして、上書き再インストールしても、症状同じ。いったん、完全にアンインストールしてからインストールすれば良いのかも知れないが、それでは(上書き再インストールとは異なり)過去のさまざまな設定を引き継いでくれそうもないので、ちと大儀。また、レジストリが損傷している可能性もある..
..ということで、結局いつものように、VFATBAKで(安定していた時期のHDイメージの)フルリストアを開始しておいて、T外科へ。
数日前からおかしかった喉の症状が、昨夜、さらにいっそう進んだからである。まだ、熱は無いし、これといって咳も酷くない。まだまだ風邪ではない。風邪のひきかけに過ぎない..が、先手必勝。注射と、抗生物質を3日分。
カレーライスを食べてから昼過ぎに帰宅しても、まだVFATBAKリストアが終わっていなかった。これは誤算。これから街中へ出かけなければならないのだが..これでは端末を持っていけない。のみならず、午前中に届いているはずの(そしてこれから数時間以内に受け取るはずの)メールも、読むことができない..
..ま、大丈夫でしょ、と、軽く判断して、通信(メール)環境を持たずに街中(ザザシティ前)へ出かけたのだが、これが失敗。待ち合わせ場所にA氏が来ない。今ごろ(緊急)メールが届いているような気がするんだが..[;^J^]..仕方がないので、いったん帰宅。さすがにVFATBAKは終わっており、案の定、A氏からの(予定変更の)メールが来ていた。判断ミスだ。仕方がない。
再度街中へ。食事・買い物などしてから帰宅。
目次へ戻る休日出勤。13日の金曜日に休暇をとった報いである。(トホホ。[;^.^])
帰宅してから、改めて(「まんだらけZENBU」17号に掲載されている)吾妻ひでおの「チーねずみ」について調査する。
(私が作成している)全作品リストを洗い直してみたが、やはりこれは未知の作品である。しかし「未発表作品」とは限らない。私の勘であるが、作風的には、どうも、
SUSHI WORLD::3:NEWパンチザウルス:1989/05/23 コブトリお嬢さん::7:NEWパンチザウルス:1989/06/20 チャージガール:4:増刊ファミコン通信 Vol.3:1991/02/08 グルーミングとは何だ!?::9:モノ・マガジン:1991/05/02・16
..あたりと似ているような気がする。そしてこのあたりの雑誌は、絨毯爆撃出来ていない。特に「NEWパンチザウルス」は図書館への収蔵状況が悪く、僅か4〜5冊しか閲覧できていないのが現状である。この時期にこのへんの雑誌に発表された作品なのではないだろうか?
問題は、この「原稿」を落札すべきか否か、であるが..今夜は時間も無いし、長くなりそうなので、この件の考察は来週に回そう。
目次へ戻る 先週へ 次週へLast Updated: Dec 18 2002
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