*2002年09月16日:久々にヤフオクに出品
*2002年09月17日:ヤフオクで大規模詐欺事件
*2002年09月18日:誘拐殺人?
*2002年09月19日:カウントダウン開始
*2002年09月20日:シュークリームのチェーン店
*2002年09月21日:シンセで新ネタを仕込む
*2002年09月22日:ウィンスロップ・コレクション/お気楽3大レクイエム
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*2002年09月16日:久々にヤフオクに出品


 昨日からはじめていた、リブ100のHDDの完全デュプリ作業は、「携速ドライブ」群(HDDに常駐する仮想CD−ROM群)を戻し終えて、ひとまず終了。これで、危急の際の瞬発力が、ワンランクアップした。

 ちなみに、私のリブ100は、いまだにWin95である。98SE化を考えないでもないし、不可能でもないのだが、恐らく、CPU速度やRAMサイズとのバランスが悪いと思う。Win95がジャストサイズのPCなのだ。(そもそも、Win98 Second Edition など、もはや中古でなければ手に入らないのだが。)

 久々にヤフオクに出品。書籍やCDなど、計14点。いくらかでも不要品を放出して、部屋(正確には本棚)の中のフリースペースを広げたいのだが..もちろん、焼け石に水である。

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*2002年09月17日:ヤフオクで大規模詐欺事件


 おんやまぁ。ヤフオクで「大規模な詐欺事件が発生した」らしい。被害者は約200人、ひとりあたりの被害額は平均20万円なので、合計4000万円。

 エサはノートパソコン。単純な詐欺というよりは、売っては買い売っては買いの自転車操業がショートしたのではないかという観測もある由。ま、20万円は、授業料としては(微妙に)高いわなぁ。

 私は既に100回を遙かに越える回数、ヤフオクで売り買いしているが、幸いにも、こういう目に合ったことはない。(売れた商品を先送りしたら、2ヶ月間も振り込まれず、連絡も取れなくなっていたボケはいた。[;^J^])ま、ほとんどの取り引きが高々数千円(まれに数万円)規模なので、詐欺に合う確率は低いのだろうが。

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*2002年09月18日:誘拐殺人?


 北朝鮮が、ついに拉致の事実を認めた。驚いた。もう未来永劫に認めないのだろう、と..この問題は両国のあいだに永久に刺さったままのトゲとして残るのだろう、と..半ば達観(?)していたのだが..

 ..それ自体はグッドニュースなのだが、既に8人が死亡していたという事実には、さらに驚いた。彼らの「(まだまだ老衰死(自然死)などするはずのない)年齢」と、「事故死あるいは病死する確率」を考え合わせて、「死因」を推測すると..胸が悪くなる..

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*2002年09月19日:カウントダウン開始


 吾妻ひでおの「街を歩く」が連載されている「お宝ワイドショー」(コアマガジン社)が、リニューアルした。誌名から明らかなように、エッチな「お宝写真」を満載していた、判型の大きい紙質の良い雑誌であったのだが、「お宝写真業界」の過当競争からはじきだされたらしく、単なる「エロ情報&エロマンガ」雑誌に転落模様替えした。

 「倉田わたるの、雑誌判型変更の法則」を、憶えておいていただきたい。「判型を変更した雑誌は、多くの場合、ほどなく廃刊に至る」..

 ..さて、この隔月誌、年を越せるだろうか? [;^J^]

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*2002年09月20日:シュークリームのチェーン店


 その店の存在に気が付いたのは、今週の火曜日である。(開店したのは、そのさらに数日以上前だと思う。)「こだわりやま」のすぐ近く、有楽街の「表側」の入口のカドという、好立地(のわりには、これまで何度も店が(潰れて)入れ替わっている呪われた地点 [;^J^])に出店した、シュークリームのチェーン店。「beard papa's pipin'hot cream puffs」という。もしかして有名な店なのかも知れないが、私は(例によって)全く知らなかった。

 とにかく(老若男女問わず)夜更けまで、いつでもやたらと行列しているのである。それでつい気になって、並んで2つ、買ってみた。(120円/個)

 帰宅してから食べてみたら..なぁるほど、確かにこれは美味いや! クリームもさることながら、皮が良い。これでもう、スーパーのへろへろのシュークリームは、口が受け付けなくなっちまったなぁ..

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*2002年09月21日:シンセで新ネタを仕込む


 「お気楽3大レクイエム」前日である。(ラッター、フォーレ、モーツァルト、ブラームスのレクイエムを演奏するオフ。ラッターは「3大」の員数に入っていない。)

 シンセの仕込みは、例によって勝手知ったる、ポジティブ・オルガンとチャーチ・オルガン、それにハープ。しかもいずれの曲も、お気楽オフか夏オフで経験済み(ラッターは一部のみ)。「ちょちょいのちょいさぁ」、てなもんである..

 ..と、油断していたら、雲行きが怪しくなってきた [;^J^]。今回、低弦(チェロ、コントラバス)の参加者が非常に少ないので、シンセでサポートして欲しい、というのである。

 もちろん、否やはない。昔々、低弦のサポートをしたことが無くはないにせよ、経験値の極めて低い音色だが、新たな課題は常に歓迎である。

 ..ということで、各曲で必要とされる(シンセで弾かなくてはならない)楽器の組み合わせをリストアップして、それをどのようなマルチチンバーに組むか構想を立てて、XP−50にざっとセッティングした..ところでメールが舞い込み、先ほどの想定(構想)を一部変更しなければならないことが明らかになった。

 そこで、その新構想に従ってセッティングし直した..ところでまたメールが舞い込み、先ほどの想定(構想)をさらに一部変更しなければならないことが明らかになった..

 (..以上を、さらに3回繰り返す。[;^J^])

 もちろん私は大人なので、切れたりせず [^.^]、「ここは状況を放置して飲みに行くのが吉」、と、メールの受信をしばし止めてバスで出かけ、「こだわりやま」で飲み、シュークリームを買って帰宅。

 さすがにもうこれ以上の変更はないだろうと思われる最終版(もとい、最新版)のメールに沿って、シュークリームを食べながら仕込みを終わらせる。

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*2002年09月22日:ウィンスロップ・コレクション/お気楽3大レクイエム


 「お気楽3大レクイエム」当日である。例によって7:14の直通ひかりで上京すべく、バスで浜松駅に向かうが..おっとっと。休日は7:14のひかりが無いのか。たまたま早めに着いていたので、1本前の7:00のひかりに乗れたからいいようなものの。

 それなりに混んでおり、(途中、静岡にだけ停車するのであるが、)静岡までは座れず。静岡で空席を見つけ、網棚にシンセ(XP−50)を乗せる際に..首を「グキ」。[;^.^]

 まずいなぁ..2週間ばかし前に、八ヶ岳でやっちまった部位と同じだよ。クセになったんじゃあ、あるまいなぁ..それにしても八ヶ岳では、「天頂の星を見つめすぎて」得た、実にロマンティックな負傷だったのであるが..今日はなんとも、散文的なことである。[;^J^]

 12時過ぎに幡ヶ谷のアスピアに着けばよい。つまり午前中は暇である。ということで、東京駅「銀の鈴」の大型コインロッカーにシンセとリュックを放り込んで、上野に向かう。国立西洋美術館で開催されている「ウィンスロップ・コレクション展」である..上野に9時前に着いたのだが、9:30の開館までは、もちろんやることが無いのであった。[;^J^]

 やっほー!! これは凄いや。19世紀の英仏絵画、中でも象徴主義・ラファエロ前派に重心を置いた展示なのであるが..とりあえず、モローの「出現」の前で硬直してしまった。身動き出来ず。

 なんという幻想! そしてなんという細密描法か! 数十センチまで顔を近づけても、(宝石等の装飾品を描く)筆致の全てを読みとれないのだ。これには参った。「単眼鏡」を利用している人が何人かいたが、今度から私も用意しておくことにしよう。

 硬直ネタは、この1枚だけではない。ワッツとか、ブレイクとか、ロセッティとか..いちいち固まっていたら、夜になってしまう。11時過ぎには、この美術館を離脱する必要があるのだ。心を鬼にして(集中力を高める一方、図録で観れば十分と思われる作品は軽く眺めるだけでパスして)、極力早めにこの展覧会をクリアしたら..頑張り過ぎて、30分ほど余裕ができていた [;^J^]。せっかくなので、この30分を利用して(ひっさびさに)常設展のほうも観ておくことにするが..

 ..あのな。[;^J^]

 この美術館の「常設展」って、絵の前を(足を止めずに)普通に歩き抜けるだけで、20分はかかるんですが。[;^J^](屋外のロダンを除外しても。)あんまり久しぶりなので、勘が狂いまくり。私の大好きなフランドル絵画もたくさんあったのに..じっくり観る(はいりこむ)など、ほとんど論外..ま、どこにも逃げていかない常設展だ。気に病むことはない。後日後日。

 東京駅に戻り、シンセとリュックをコインロッカーから出したところ..なんと、リュックの肩紐がちぎれかけている [/_;]。普段使っている鞄の把手がちぎれかけたのは、夏休み直前である。最近は、こういう芸風なのか? [/_;]

 この状態で背負うのは(いつ落ちるかわからず)危険なので、左手でぶらさげて運ぶ。右肩にはシンセである。泣きながら幡ヶ谷へ向かう [/_;][;^.^]。駅前のラーメン屋で食事してからアスピアへ。12時半頃だったかな。シンセ回りのセッティングに、1時間弱..

 ..結論から先に言えば、今回は(今回も)悔いと反省を多く残した。[;_ _]

 一番問題を残したのが、今回の初物の「低弦(チェロ&コントラバス)」である。前日にきちんと確認すべきだったのだが、私は「チェロ」の音域で音色を合わせ込んでいたのであるが、実際に必要とされていたのは、「コントラバス」の音域だったのである。チェロ用の音色でコントラバスの音域を弾いても、ダメなのである。

 他にも、奏者が電子楽器の上に(なにげに)楽譜を置いてしまうことによってスイッチが押され、音色が変わってしまう、という事故を防げなかった(事前にその危険を察知して、ひとこと注意しておけば、この事故は起こらなかったはずなのに)、とか、指揮者と申し合わせていた音色を(現場の判断の結果とはいえ)使えなかったり。相変わらず、音量調整はベストとはいかず、届かない(聴こえない)パートが発生したり、せっかくの2スピーカー+スーパーウーファーという再生系をフル活用できなかったり..

 ..と、悔やむ点は多かったのだが、無論それに終始したわけではなく、誇るべき音色が鳴り響いた瞬間も(もちろん、奏者の努力や技量に負っているのだが)数多くあったし、オフ全体として、この4曲の演奏は、感興豊かなものであった。

 打ち上げは(いつもの)幡ヶ谷駅の真上の店。飲み放題で(銘柄不明の)日本酒をグビグビ飲みつつ、たれ回し(たれぱんだ8匹を積んだまま、崩さぬよう隣へ手渡して行く)に興ずる。

 今夜の「ながら」(東京23:43発)のチケットは、昨日入手済み。(シーズンオフなので、前日に押さえることができた。)これまでの経験から、22:52に幡ヶ谷を出る便に乗れば、余裕で間に合うはずなので、予定どおり、22:40には打ち上げを辞して、(真下の)駅に向かった。

 ちょっとした判断ミスを新宿駅でやらかした。この時点で23時過ぎであるから、山手線内回りに乗れば、(23:50過ぎに品川を出る)ながらを、品川駅で楽勝で迎え撃てる..にも関わらず、東京行きの中央線に乗ってしまったのである。だって、23:43までには、楽勝で東京駅につくはずだから..

 ..いつもの(昼間の)中央線ならね [;^J^]。なんとこやつは、各停だったのである。結果的に間に合ったとはいえ、東京駅での(「ながら」への)接続時間は、2〜3分。二度とこれには乗らんぞ。[;^J^]

 予定どおり、3:40過ぎに浜松着。タクシーで帰宅。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Sep 25 2002 
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