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墓参り。ほどほどに曇っていて、大汗をかかずにすんだ。
横浜で昼食。ルミネの書店(有隣堂)をざっと散策してみたら..なんだ、「怪」の13号、出てるじゃん。てっきり潰れたものかと思ってたのに。[;^J^]
しかし、改めて実感したのだが..横浜駅周辺の書店は、非常に不便だ。いや、横浜駅近辺の書店を日常的に利用していたのは、もう四半世紀も前のことであり、当時の記憶で書店を探しているので、より新しい、もっと便利な書店にアクセス出来ていないだけのことなのであろう、と、信じてはいるのだが..相鉄ジョイナスやダイヤモンド地下街やルミネの書店は、漫画雑誌の内容確認が、出来ない..というか、そもそも漫画雑誌がほとんど置かれていない。ビッグコミックすら見つけられなかったぞ、どーなってるんだ、こら! そして、いくらか置かれている漫画雑誌が、片端から紐でくくられているのである。何も私は、立ち読みですませるつもりはない。目次を調べられないのが困ると言っているのである。横浜の書店的には、漫画雑誌はコンビニに移管済みなんですか? しかし概してコンビニでは、マイナーな漫画雑誌は取り扱ってはいないからねぇ..
この点、浜松の方が圧倒的に便利である。ほとんどの(とまでは言わないにしても、多くの)漫画雑誌が(内容確認出来る状態で)設置されている書店が、いくつもあるのである。
目次へ戻る7:26のバスで、ルンルンワクワク、「世界最大の恐竜博2002」へ向かう。9:30、海浜幕張駅着、9:37会場(幕張メッセ、第9ホール)着。入場まで15分待ち。
ここ(幕張メッセ)に来たのは初めてである、と、一応述べておきましょう。
あぁ、久しぶりだが、やはり恐竜は良いなぁ..目玉はセイスモサウルスだが、他にも見るべき化石がたくさんある。夏休みの宿題だか自由研究だかのネタにするのだろうが、小学生たちが一生懸命メモを取っている姿が微笑ましい。頑張って初志貫徹して、末は(恐竜)博士か(恐竜)大臣になるんだぞ(..「恐竜大臣」とは何か [;^J^])。
「ジュラ紀の森」と称して、上記セイスモサウルスをはじめとする巨大な竜脚類の化石をずらりと並べた展示が圧巻だが、それよりも、今回の本当の目玉は、「羽毛恐竜」たちの展示であろう。いずれも小型の化石だが、これは実に印象的なものであった。
ひととおり見学するのに、4時間弱かかった。疲れた脚を引きずってJR海浜幕張駅に戻ろうとして、ものの見事に180度逆方向に、数百メートル歩いてしまった..はい、自分は、ここに来るのは初めてでしたから..[/_;][;^.^]
泣きながら駅まで戻り、駅構内の食堂で遅い昼食(生ビールとパスタ)。
東京駅へ。東京ステーションギャラリーで、モンゴル近代絵画展。通史的なモンゴル絵画の紹介は、世界的にも初めてだとのこと。確かに、珍しくもあり興味深くもあり、観て損はしなかったが..しかしわたくし的には、「カタログ的」な興味に留まったと(正直に)述べておこう。
秋葉に移動し、CD3枚。神保町に移動し、新刊書3冊。
目次へ戻る帰省するに際して、モデムカードを忘れてきたのであります。そのため、この夏休みは、ニフにもインタネットにも、PHSでアクセスしているのであります。割高だが仕方がない。実家の電話代を使わずに済む、という意味では、気楽だが。
..そー言えば..実家(というか、正確には、実家にいる妹のPC)は、つい最近、無線LANに接続されていたのだった。確か(公称)1.5Mくらい。浜松のわたしんちは、いまだにISDNだっつーに、いつのまにかブロードバンド(ブロードってほどでもないな、ミドルバンドくらいか)だってか..ケッ! [;^.^](ルーターも設置せずにPCに直つなぎらしいので、取りあえず私は利用しようが無い。)
今夜(というか明日早朝)が更新日なのだが、なんだかんだで更新準備不可。一日スライドすることにする。
目次へ戻るヤフオクのアラートを、さまざまなキーワードで設定しているのだが、キーワード「吾妻ひでお」で、妙なものが引っかかってきた。
「希望の友 1973年8月号」に、吾妻ひでおの「ターラン」という作品が掲載されているらしいのである! 全く知らなかった!
表紙と目次のJPEG画像では、作者名が潰れていてよく見えないのだが..確かに「ひでお」だ。「吾妻ひでお」のように見える。それにそもそも出品者は、この商品のキーワードとして「手塚治虫、吾妻ひでお、..」とコメントつけているわけだし、間違いあるまい。
実は私は、この雑誌のこの号を既に読んでいる。すなわち、手塚治虫の「ハヌマンの冒険」という作品がこの号に掲載されているので、これをチェックするために、現代マンガ図書館で数年前に閲覧済みなのである。なんでその時に、気がつかなかったかなぁ〜..
なんにせよ、明日は国会図書館(等)に出向く予定なので、早速チェックし、コピーを持ち帰ることにしよう。
目次へ戻る7:26のバスで国会図書館。昨日発見したばかりの「ターラン」(吾妻ひでお)は、希望の友の当該号の所蔵が無いので、閲覧できず。現代マンガ図書館には確実にあるはずだか(数年前にその号を閲覧しているのだから)、今日は金曜日なので、閉館である。ま、いっか。浜松に帰る日曜日に寄れば良いのだ。
昼前に引き上げて上野公園の国際子ども図書館へ。基本的には、国会図書館の児童図書部門が分館したようなものである。本格オープンしてからは、本日が初の利用日。資料請求してから出納されるまでのターンアラウンドタイムは、まずまず。
渋谷に移動。BUNKAMURA ザ・ミュージアムで開催されている「マグリット展」へ。懐かしい作品がたくさん。これらの「本物」を観るのは、本当に久しぶりであるが..しかし、誰の言葉だか忘れたが、「マグリットの真価は“複製”にある」、という箴言も思い出した。早い話、画集で観るときと、たいして感銘度が変わらないのである..しかしそれはそれとして、「アルンハイムの領地」の大画面とは、嬉しい再会。考えてみれば、ほぼ30年前にこの作品を含む「マグリット展」を観た時点で、私の時間軸はねじ曲がってしまっていたのであろうことよ。
目次へ戻る「これ、読んでごらん」、と、実家の連中に薦められたのが、絵本「あらしのよるに」シリーズ(木村裕一作、あべ弘士絵、講談社)、全6冊。
..なるほど、これは素晴らしい。そもそも1冊(1巻目)だけ出ていた(それで完結していた)のだが、評判の高さ故、その後日談5冊が追加された、という経緯らしいのだが..確かに、1冊目は、これで終わってしまって問題の無い幕切れである。未読の方も多いだろうから詳細は書かないが、リドル・ストーリーの傑作である。しかし、このあと「どうなったのか!?」、という疑問を多くの読者が持つのも当然。そして、そういう要望に押されて書かれた続編などは、大概、ロクなものにはならないのだが..このシリーズは幸福な例外となった。
目次へ戻るゆっくりと実家を発ち、正午の開館直後に現代マンガ図書館へ。目当ては無論、「希望の友 1973年8月号」に掲載された、吾妻ひでおの「ターラン」であるが..その号を出納してみたら、「ターラン」の作者は、篠田ひでお であった [;^J^] ..つーことで、この件は、ここまで。[;^.^]
気を取り直して、その他の調べ物をしていたら、1〜2時間ほどたってから、茶髪(つーか金髪)の女子高生が入ってきた。実はこういうタイプは、この図書館では、やや珍しい(男も女も、やぼったいタイプばかりである)..ので、内心、「場違いだよなぁ〜」、などと思いつつ、横目で眺めていたのたが..彼女が借り出したのは、超基本文献。すなわち、サンコミックス版「鉄腕アトム」の最初の8巻であり、第1巻から精読を始めた..
..一挙に印象が好転したことは、言うまでもあるまい。[;^J^]
例によって神保町をなめてから、浜松へ。
目次へ戻る 先週へ 次週へLast Updated: Aug 21 2002
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