*2002年01月28日:風邪でも仕事 [/_;]
*2002年01月29日:超寒波
*2002年01月30日:赤面/蒼白
*2002年01月31日:「ネットサーフィン」について
*2002年02月01日:「検索用キーワード」について
*2002年02月02日:付喪神について
*2002年02月03日:「天鵞絨の夢」
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*2002年01月28日:風邪でも仕事 [/_;]


 T外科で注射と薬の処方をしてもらってから、“一応”出社する。“一応”というのは、今日は休暇を取る予定だからだ。(その旨会社には連絡済み。)医者に寄った時点で既に遅刻だし、夕方まで仕事を出来るコンディションではない。ならばT外科からさっさと帰宅すればいいようなものだが、抱えている仕事がまさに佳境に差し掛かっているので、様子の確認(とメールのチェック)のために、1時間だけの予定で出社したのだが..

 ..結局、正午まで、仕事仕事仕事仕事..[/_;] 風邪だろうが高熱を発していようが、その場にいたら負けである [/_;]。病人は(金輪際)出社したらあかん [/_;]。

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*2002年01月29日:超寒波


 昨日の注射と、処方してもらった抗生物質は、良く効いているようだ。咳は残っているが、頭痛・発熱・節々の痛みは、ほぼ治まっている。無論、全快はしていないので要注意フェーズであることには違いないが、とにかくまともに仕事できる体調である。

 しかしそれにしても、なんという寒さだ [;>_<]。寒いどころではなく、冷たく、痛い。雪も舞っているし..間違いなく、この冬一番の寒さである。

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*2002年01月30日:赤面/蒼白


 私は、いつ頃から「赤面」しなくなったのだろう?

 若い頃は、確かに「赤面」したことがあるはずだ。頬がカーッと熱くなる感覚を憶えている。しかし近年は、それが無い。近年どころでは無い。もしかして10年..20年..?

 「単に歳をとって、ツラの皮が厚くなっただけだろう」、と、今、あなたが呟いたことは知っているが、ことはそれほど単純でもない。なぜなら、「青ざめる(顔面蒼白になる)」ことは、あるからである。血の気が引く感覚。まぁこれも数年に一度のことではあるが..

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*2002年01月31日:「ネットサーフィン」について


 昔から、「ネットサーフィン」をする習慣は無かった。ほとんど時間の無駄だからである。私にとって「インターネット」は、今も昔も「玉石混淆の情報の海」であり、これを活用するためには、各種サーチエンジンや「信頼できるリンクリスト」を頼りに、“直撃必殺”で(少なくともそれを目標として)情報検索する必要があるのである。ただ漫然と「ネットサーフィン」をしていても、有意な情報に遭遇することは滅多にない。(無論、たまにはあるし、その効用を否定するものではない。ここでは単に“私にとっては”効率が悪すぎると述べているに過ぎない。)

 ま、「暇つぶし」には適当だし、上述したことは、単に私には「暇がない」という、寂しい事実を明らかにしているだけではあるのだが..それはそれとして昔から不思議でならないのは、「ネット“サーフィン”」という語感である。

 一体、どこが「サーフィン」なの? あなたには、あれが「サーフィン」だと思える? 「ウェブページからウェブページへ、スーイスイッ」、というところから名付けられたらしいのだが..

 「サーフィンをやったこともない青瓢箪が何いってんだよ!」、と、笑われれば、それまでの話ではある。しかし客観的に観ても、サーフィンというのは「過程」を楽しむものであるはずである。A地点からB地点まで一瞬で移動出来てしまうようでは、サーフィンの楽しみもクソもあるまい。むしろ、過程が長ければ長いほど楽しみも増すのではないか。それに対していわゆる「ネットサーフィン」には、経過時間が全くない。まさに一瞬のワープなのである。一体、どこが「サーフィン」なのだろう?(「インターネットマガジン」の確か創刊号だったと思うが、ひねりも何もない「サーファー」たちの写真であった。「ばっかじゃなかろか?」、と首をひねったことを憶えている。)

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*2002年02月01日:「検索用キーワード」について


 ヤフー・オークションは、便利である。(当たり前だが)検索が出来る。キーワードを設定して「アラート」を仕掛けておけば、そのキーワードを含む新規の出品がメールで連絡されるので、見落としも無い。

 しかしひとつ、うざったいものがある。それは、「その検索用キーワードとは全く無関係なのに、検索に引っかかってくるアイテム」である。例えば私は(もちろん)「手塚治虫」や「吾妻ひでお」というキーワードでアラートをかけているのだが、彼らとは全くなんの関係もない同人誌、テレカ、ビデオ、ソフビ、玩具、漫画単行本、等などが、毎日のように引っかかって来るのである。

 これがつまり、「検索用キーワード」という奴だ。そのアイテムに関係があろうがあるまいが、例えばそれが漫画雑誌の付録であれば、ありったけの漫画家を、アダルトビデオであれば、ありったけのAV女優の名前を書き並べるのである。すると、なんらかの漫画家の名前で検索をかけると(無関係なのに)その漫画雑誌の付録が、なんらかのAV女優の名前で検索をかけると(無関係なのに)そのアダルトビデオが、検索に引っかかってしまう、という訳である。

 まぁ、中には「良心的」というか、ある程度の「関係性」のある「検索用キーワード設定」もある。例えば、藤子不二雄の「海の王子」の「検索用キーワード」として、いわゆる「トキワ荘グループ」の漫画家の名前を列挙するのは、「そのあたりの漫画家に興味のある人ならば、藤子不二雄の「海の王子」にも興味を示して貰えるのではあるまいか」、という「良識ある商売っ気」が感じられて、これは決して不快ではない。むしろ「声をかけてもらって」、嬉しいぐらいである。

 しかしそうではない、全く無節操で無関係でハタ迷惑な「検索用キーワード」に対しては、反感を感じるだけだ。ただひたすらビラをまいて宣伝して..なりふり構わぬ不快な“商魂”としか見えない。そういう商品に対しては、決して入札しない。あなたもご注意されたし。

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*2002年02月02日:付喪神について


 「紳士服のはるやま」で、スーツとジャケットを受け取ってから、休日出勤。いまさらながら気が付いたのだが、この店では「スーツの下取り」が出来たのであった。二度と着るはずのないスーツが、私のクローゼットの中に二着つり下げられている。これらを処分するチャンスだったのに、惜しいことをした。

 なにしろ、いずれも15年以上着ていないのだ。あと5年以内になんとかしないと、確実に化ける..

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*2002年02月03日:「天鵞絨の夢」


 今日も今日とて休日出勤..とはいえ、いくらかでも時間の余裕が出来てきたので、(順調に行けば来週には今の仕事が一段落つくはずなのだ、)危険な標高にまで積み上がっている積読の山をいくらかでも低くすべく、時間を盗んで必死に読む。

 七北数人編のアンソロジー、「猟奇文学館」(ちくま文庫)全3巻。今日は取りあえず、第1巻「監禁淫楽」を片付ける。「選ばれた女」(連城三紀彦)、「囚われて」(小池真理子)、「おれの人形」(式貴士)、「女形の橋」(赤江瀑)なども良いが、やはりベストは、巻末を飾る「天鵞絨(びろうど)の夢」(谷崎潤一郎)であろう!

 これは、私の愛惜してやまない超傑作。なんともデカダンで耽美的な夢を紡ぎかけ、それが中断したと思しき風情。(夢は常に未完で中断するものであることは、言うまでもあるまい。)湖の底のガラスの天井を持った地下室、という舞台装置は、あるいは「さかしま」にインスパイアされているのであろうか。塔の中の姫君..真っ白な真四角な池..人工美の極致..もしもあなたが乱歩の読者ならば、この珠玉作は必読である!

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Feb 6 2002 
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