*2000年08月21日:「スターログ」誌
*2000年08月22日:防犯考
*2000年08月23日:初代マクロス
*2000年08月24日:「デビルマンレディー」最終巻
*2000年08月25日:「技は、力のうちにあり」
*2000年08月26日:「デビルマンレディー」文庫版
*2000年08月27日:掲示板考
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*2000年08月21日:「スターログ」誌


 先日、伊勢丹大古本市で当選して配送を依頼していた、「スターログ」誌の「全巻揃い(但し1号欠)」が、到着した。具体的には、全100号中、第59号が欠落している、99冊揃いである。

 具体的な金額は、ここには書かないことにするが、コンプリートでは無い、ということで、いくらか(かなり?)割安であった。そしてその欠号は、比較的速やかに別途購入して補填出来る見込み(自信)が、あったのである。(実際、先週8月17日に、神保町の中野書店で確保したのであった。)このように、高価なコンプリートセットを買うよりは、敢えて“傷物”を購入して、自力で補充する、という選択肢もあるのである。

 「スターログ」誌を揃えた理由は..そもそもは、手塚治虫の(従来、リストアップされていなかった)さまざまな文章の初出誌として、国会図書館等で閲覧調査していたのだが、その内容のあまりの面白さとビジュアルインパクトの素晴らしさに、これは全巻揃えて手元に置いておくしかあるまいっ、と、決断したからである。

 上記判断を、先日、国会図書館でしたときには..「しかし、場所を食うぞぅ..」、と、覚悟していたのだが..本日届いた99冊の分量は、実はたいしたことは無かった。これは意外であった。

 つまり、最初の数十号は、そこそこ厚味のある雑誌だったのだが、第37号から、とても薄い雑誌になってしまっていたのだった。おかげで、スペースセーブが出来た。泣ける話や。有り難い話や..(トホホ。[/_;])

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*2000年08月22日:防犯考


 とっくの昔に開発(発売)されているのでしょうが..無線インターネットの最も有用なアプリとしては、やはり防犯が挙げられるであろう。

 車から離れる時、セキュアモードにセットする。セキュアモードの車は、インターネット経由なり(ドアノブ近辺の)テンキーなりで解除してからでないと、キーで開けることが出来ない..

 上記の(インターネットなりテンキーなりの)正しいプロトコルを経由せずに、いきなりドアノブをがちゃがちゃされたり、鍵穴に何か(それは恐らく、針金か盗んだ合い鍵であろう)を突っ込まれたり、あるいは窓を割られたりすると、自動的にデジカメによる(犯人の顔写真の)連続撮影が始まって、画像をインターネット経由で防犯会社または警察に飛ばすと同時に、GPSでゲットしている位置情報付きで、110番する..これは、インターネットの、非常に優れた使い方だと思うが、如何?

 無論、車だけに使うのは、もったいない技術である。人間にも適用する。

 つまり、自動的に(あるいは、ごく簡単なボタン操作に応じて)デジカメが連続撮影を開始し、画像をインターネット経由で防犯会社または警察に飛ばすと同時に、GPSでゲットしている位置情報付きで、110番する。トリガーとしては、襲われた時、あるいは、正しいプロトコルを経由せずに、いきなり鍵穴に何かを(予想外の展開になったので以下略)

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*2000年08月23日:初代マクロス


 誰しも、いまさらどうしたものか..という物件を、抱えているであろう。私にも、ある。

 それは例えば、“早瀬未沙”のTシャツである。(16年くらい前に買ったのではないかな。)いまさら、着ることは出来ない。しかし、手放すわけにも、いかないのである..[;^J^]

 以下、余談。

 「早瀬未沙」か「早瀬美沙」か自信が無かったので、gooで検索してみたのである。すると、どちらの名前でも、数十件、引っかかったのであった [;^J^]。ひとつのページに両方書いてる奴すら、いる。しっかりしろぃっ!!(← 正解を覚えていなかった奴の、言うことではない。)

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*2000年08月24日:「デビルマンレディー」最終巻


 永井豪の、「デビルマンレディー」の第17巻(最終巻)を購入する。モーニング誌上における連載の幕切れは、あまりにも慌ただしいものであったが、それが恐らくそのまま加筆訂正無しで、(微妙な差異はあるのかも知れないが、初出誌を保存していないので照合出来ない、)収録されている。もっと描き込んで欲しかったんだが、残念だったかな..と、思いつつ(いつもはすぐに破り捨てているのだが、今回、たまたま栞がわりに使っていた)“帯”を読んでみたら..


講談社漫画文庫
『デビルマンレディー』
(全9巻)1〜4巻発売中!!
毎月2巻ずつ、発売予定です。単行本にさらに新たなページを大幅加筆した、「完全版」の「レディー」もお楽しみ下さい!!
定価・本体各780円(税別)

こ・の・や・ろおぉぉぉおお〜〜〜っ!! [;^.^]

 そういう増補改訂を、期待してはいたが、するなら、最初に単行本化する時か、それが無理なら、最初の単行本が完結して、少し(数年)間を置いてからにしろよ。最初の単行本が完結していないうちに、いきなり加筆訂正版を売り出し始めるか?(まさかそんなことをするとは想像していなかったので、この文庫版は見送っていたのだった。買いそろえないと..)

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*2000年08月25日:「技は、力のうちにあり」


 「空手バカ一代」の、前半の名セリフのひとつ。


「技は、力のうちにあり」

 私は、空手も武道もやらないが、この格言を、年に数回は思い出している。即ち、夏オフをはじめとするFCLAの演奏オフに、シンセを持ち込んだ時である。


「音色は、音量のうちにあり」

 いや全く、どんなに素晴らしい音色を合成出来たとしても、それが“聴こえなければ”、全く何の意味も無いのである。

 私が常々痛感しているのは、ナマの「大太鼓」の物凄いアタックと音量であるが、これに限った話では無い。ヴァイオリンソロにせよ、フルートソロにせよ、自然楽器(ナマ楽器)の音量(エネルギー)は、日常的にオーディオの再生音ばかり聴いている人には、想像も出来ないほどのものなのである。

 その一方で、実際のコンサートを、特に後の方の席で聴くと、案外、音が小さく聴こえることが多いのも、事実である。空間が大きいからか?

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*2000年08月26日:「デビルマンレディー」文庫版


 昨夜、会社にリブ100を置き忘れていたのであった。最近、これをやらかす頻度が、やや高くなったのが気になる。(といっても、数ヶ月に一度ではあるが。)とにかく、(今日は休日であるが)会社まで取りに行く。

 書店回り。「デビルマンレディー」文庫版の、現在まで出ている第4巻までを揃える。(これが意外に難しかった。今月の新刊は、第3巻と第4巻であるが、ほとんどの書店では、この2冊が山積みされているだけで、最初の2巻の在庫が、全く無かったからである。)

 単行本は、全17巻で完結済み。文庫本は、全9巻の予定である。すなわち、文庫本の各巻に、単行本の約2巻分が収録されることになる。

 照合した。文庫版では、単行本第6巻第2章「スネーク」がカットされ、第4巻は、単行本第9巻第1章「消された歴史」までを収録。そしてここまでの範囲では、(コマの隅々、ネームの一言一句まで照合したわけでは無いが、)加筆訂正、一切、無し。


こ・の・や・ろおぉぉぉおお〜〜〜っ!! [;^.^]

 (もしかして、僕って、振り回されている?[;^.^]凸)こうなったら、(200ページは余る筈の)文庫本最終巻に、思いっきり描き足されていないと、ただじゃおかんぞ!

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*2000年08月27日:掲示板考


 私は、ウェブの「掲示板」に書き込むことが、嫌いである..とまでは言わないが、少なくとも、気が乗らない。出来れば、書かずにすませたい、と思っている。(実際、誰かの質問事項に、いつまでも正しい回答がつかないとか、間違った回答がついてしまったとか、とにかく(望んではいなかったが)“やむにやまれず”書き込んだ、というケースが、大半なのである。)

 なぜ、嫌いなのか。

 それは、“ログ”を取りにくいからである。

 私は、自分が書いた文章を、“出来る限り全て”保存している。別に“自己愛”の類では無い。単に“もったいない”からである。とっておけば“再利用”出来るからである。もちろん、昔書いた文章を、そのまま“引用”するわけではない。(することもあるが。)しばしば“調査”の上で書かれている文章を捨てたりすると、同じテーマでもう一度書くとき、調べ直しになってしまうからである。

 ネットニュースやメール(やメーリングリスト)に投稿する場合は、(半)自動的に、カーボンコピーを取っておける。ニフの会議室への書き込みも、同様。そうは問屋が下ろさないのが、ウェブの掲示板。

 掲示板へ書き込みをした場合、その“ログ”を、取って取れないことは無いが、当該URLとか、日時とかは、自分で(その“ログ”に、なんらかの手段で)書き込まないといけない。スクリーンのスナップショットですませたりすると、必要以上に巨大な画像ファイルになるし、肝心の書き込み部分が“テキストデータ”として再利用出来ない(再利用までの道のりが遠い)ので、意味が無い。それに例えば、一画面に収まらない量の書き込みをした場合、スナップショットを取ってもダメである。

 結局は、“原稿ファイル”を作成して、そこから貼り付けているのたが..それやこれやで“鬱陶しさ”が先に立つ。だから、掲示板は、苦手なのである。

 (苦手なので、滅多に書かない。→ 書く時は、どうしても書かざるを得ない、という状況に追い込まれた場合に限る。→ つまり、時には膨大な調査が必要となる、そんな書き込みばかりである。→ どうあっても、保存しておく必要がある..という、皮肉な展開となっている。)

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Aug 31 2000 
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