2022年01月31日:幻想美術選「アレクサンドリアのヘロン」ヴィクトル・ブローネル 2022年02月01日:石原慎太郎、逝去 2022年02月02日:2〜3月に出来れば観たい展覧会 2022年02月03日:まだ旬ではないと思うが、 2022年02月04日:テンキーが一番 2022年02月05日:人間ドック予約申し込み 2022年02月06日:「和田慎二 ART WORKS」目次へ戻る 先週へ 次週へ
「幻想美術選」、第282回。
Victor Brauner(1903〜1966、Wikipedia)は、ルーマニアに生まれ、フランスで活躍したシュルレアリスト。シュルレアリスムの理念に忠実だった時代の作品は、一種独特の秘教的なイメージが特徴的である(画像検索結果)。
「アレクサンドリアのへロン」とは、古代ローマのアレクサンドリアで1世紀頃に活躍した数学者、工学者、発明家であり、蒸気の圧力を利用したさまざまな自動装置を考案した。「へロンの公式」(美しい..)は、高校の数学教科書に載っていると思う。
画面の右側に女性(的な形象)が描かれた構図は、この時期のブローネルに特徴的な傾向のひとつである。左側に相対している、骸骨のような、植物のような、あるいはエクトプラズムのような物体?(気体?)と、エネルギー交換をしているように見える。あるいは、一方的に吸い取られているのだろうか..
目次へ戻る享年、89。申し訳ないが、合掌は他の人に任せる。
目次へ戻る..というわけで、「観覧予定」から「出来れば観たい」に格下げである。[;_ _]
太田記念美術館
「信じるココロ ―信仰・迷信・噂話」
〜2月27日(日)まで
世田谷文学館
「描くひと 谷口ジロー展」
〜2月27日(日)まで
千葉市美術館
「ジャポニスム―世界を魅了した浮世絵」
〜3月6日(日)まで
大阪中之島美術館
「Hello! Super Collection 超コレクション展 ―99のものがたり―」
〜3月21日(月)まで
森アーツセンターギャラリー
「ボストン美術館所蔵「THE HEROES 刀剣×浮世絵−武者たちの物語」」
〜3月25日(金)まで
東京ステーションギャラリー
「ハリー・ポッターと魔法の歴史」
〜3月27日(日)まで
東京国立博物館
「特別展「ポンペイ」」
〜4月3日(日)まで
東京都美術館
「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」
2月10日(木)〜4月3日(日)まで
名古屋市美術館
「ゴッホ展―響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」
2月23日(水・祝)〜4月10日(日)まで
Bunkamuraザ・ミュージアム
「ミロ展 ―日本を夢みて」
2月11日(金・祝)〜4月17(日)まで
2月中に動けるかねぇ..[;_ _][;_ _][;_ _]
目次へ戻る大好物のホタルイカがスーパーに並びはじめたので、早速、カゴへ。さて、酢味噌も..と、捜しても、見つからない。味噌売場にもない。どこにもない。食品売場じゅう捜していたら店員さんがいたので訊いたところ、なんと、ホタルイカのエリアから視線を30cmあげたら、ずらりと並んでいた。[;^J^]
店員さんにお礼をいいつつ、「フフフ..まさにこれぞ、『盗まれた手紙』というわけさっ [^.^]」..と、悦に入ってしまうこの性格は、直す方がいい。
なにか重要な問題から目を逸らしているような気がするから..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]
目次へ戻る何を今さらとお思いでしょうが、何が嫌いといって、年月日をドロップダウンリストから選ぶ、あのGUIが、果てしなく嫌いなのである。[;_ _]凸
皆さんはそうは思わないだろうか? とにかく面倒 [;_ _]。テンキー&エンターの方が、遥かに速くて簡単。何よりも鬱陶しいのが「視線を奪われる」ことである。目を離したまま(手元の資料などを見ながら)入力することができないのだ。
リスト方式のメリットとして考えられるのは、「入力範囲を絞れる」ことである。年月日のあり得ない組み合わせを、あらかじめ排除しておくことができる。「大の月」は「31日」まで、「小の月」は「30日」まで。2月は「28日」まで(ただし「年」が4の倍数の場合は「29日」まで)しか選べない..しかしながら実際には、このような実装がなされていないケースが多い。
リスト方式の変形である、iPhone のダイヤル方式。どこが使いやすいのか理解できない。現実世界に写像してみて欲しい。あんな入力方法があり得るであろうか。あるとしたら、それは幼児用の玩具である。(あるいはタイガー計算機。)ニュッニュッニューーー、とセットするダイヤル方式を、私は「赤ちゃん方式」と呼んでいる。
大人は、テンキー。目を離したままでも、ラフに、正確に、速く入力できるのは、テンキーである。
目次へ戻る雲が目立つものの快晴なのだが、午前中は、ときに雪がぱらつく。つまり、寒い。
りそなで金を下ろし、昼食は、青空きっど零壱でつけ麺。
人間ドックの予約をする。6月10日(金曜日)。オプションは、「SA(前立腺特異抗原)検査」「内臓脂肪CT検査」「頸動脈エコー検査」、とした。昨年は「大腸ファイバー」と「胃カメラ」などもつけたのだが、いずれも非常に結果が良く、特に大腸ファイバーは今後5年間は受診しなくていいと言われたので、今年は略。ついでに胃カメラも、略。胃カメラオプションをつけないと、デフォルトのバリウム検査になってしまうのだが、まぁ我慢しよう [;_ _]。バリウムを飲むことにはなんら抵抗はないのだが、あの「い〜も〜む〜し〜ご〜ろごろ〜〜〜」が、大っ嫌いなんですけどね。[;^J^]
目次へ戻る快晴。やや遅く車で発ち、駅前へ。メイワンの谷島屋で「和田慎二ARTWORKS 戦う美少女伝説」を購入。有楽街に寄るが、いかんともし難いこととはいえ、閉店が目立つなぁ..
昼は、1129(イイニク)で焼き肉。この店は初めて。入った理由は、レモンサワーの飲み放題があったからである [;^J^]。カウンターに座ってみたら、なるほど、目の前に自分で操作できるサワー蛇口 [^.^]。店員を呼ばずに自分のペースであおり続けられるので、これは便利 [^J^](無茶すんな。[;^.^])
帰宅してから、購入した「和田慎二ARTWORKS 戦う美少女伝説」を一読。懐かしい。まったく懐かしい..「和田慎二は、もっと再評価されるべきだ」という企画意図のようだが、同感である。歴史に埋もれるべき漫画家ではないのだ。
中高時代、妹が「別マ」「花ゆめ」を買っていたので、当然のごとく(ほとんど基礎教養として)和田慎二を読んでいた。(私の年代(1958年生まれ)の男子ならば、珍しくないケースだと思う。)だから、いちいち作品名に言及していると本当にきりがないので、ピンポイントで。
衝撃を受けたのは、やはり「銀色の髪の亜里沙」である。吐竜窟を脱出し、名前を変え姿も変えて復讐のために空港に降り立った亜里沙の、銀色の長髪とサングラスがあまりにも格好良く、大人になったらあんな姿になりたいと憧れ(若気の至り。[;_ _][;^.^])「スケバン刑事」、「超少女明日香」等などについては、言わずもがな。(どちらかと言えば「明日香」の方が好きだったかな。)
「愛と死の砂時計」については、特別の想いがある。これは、ある(歴史的に有名な)ミステリを下敷きにしているのであるが、私はそのことを知らず、先に「愛と死の砂時計」を読んだのである。後年になって、そのミステリを読み始めてしばらくして(中盤になって)、「これは、どこかで読んだような..?」、と、気がつき、さらに読み進めて、「あ、あれだ!」、と、「愛と死の砂時計」を思い出したのである。そしてその時点では、「愛と死の砂時計」の犯人とトリックまでは思いだしておらず、それらを思い出す前に、と、全速力でそのミステリを、少しずつ蘇ってくる記憶を懸命に封じつつ、まさに時間と競争しつつ、読み切ったのである。「愛と死の砂時計」の犯人とトリックを思い出しきる、まさに直前に..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]凸 そしてなんたる偶然か、このミステリ(そして「愛と死の砂時計」)もまた、「時間との競争」パターンの作品なのであった。[;^J^]
目次へ戻る 先週へ 次週へLast Updated: Feb 11 2022
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