*2021年05月10日:しおりん陽性 [/_;]
*2021年05月11日:幻想美術選「郷愁」浅原清隆
*2021年05月12日:5〜6月以降のできれば観たい展覧会
*2021年05月13日:映画にすっか..
*2021年05月14日:国会図書館に籠もる
*2021年05月15日:古書街の憂鬱/米澤嘉博記念図書館
*2021年05月16日:D850発注
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*2021年05月10日:しおりん陽性 [/_;]


 愛知県美術館に電話して確認した。緊急事態宣言に関わらず、今のところ休館予定はないとのこと。さすれば、「トライアローグ:横浜美術館・愛知県美術館・富山県美術館 20世紀西洋美術コレクション」(〜6月27日(日)まで)は、観られるということだろうか。事態がさらに悪化する(かもしれない)前に行くべきだろうか。それとも、少し待つべきだろうか..悩む、悩む..

 ももクロのしおりん(玉井詩織)、コロナ陽性..[/_;][/_;][/_;] 私の精神生活へのダメージは、想像以上に大きい..[/_;][/_;][/_;] 早く回復しますように..[;_ _][;_ _][;_ _]

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*2021年05月11日:幻想美術選「郷愁」浅原清隆


 「幻想美術選」、第247回。現代日本の画家、3回シリーズの第2回。今回は、僅か30歳で夭折した画家である。

Picture

「郷愁」(浅原清隆、1938年)

 浅原清隆(1915〜1945)は兵庫県で生まれ、帝国美術学校で学んでデビューし、1939年と1943年に応召したのち、1945年にビルマで行方不明となった。

 そういう背景を知ってしまうと、彼が残した数少ない作品(画像検索結果)は、ごく初期のものを除いて、いずれも静けさと安息のムードに満ちており、それはいかにも悪化する社会情勢からの現実逃避と見えてしまうのだが、しかしそれを批判する資格が、誰にあろうか。(たとえパンデミックの渦中にあろうとも)当時とは比較にならないほど平和な社会の中で生まれ育った人間の、驕りではないだろうか。

 この、なんとも微妙な、透き通るようなとも濁ったようなともいえる「青」のイメージ! 風景の一部は明らかに生物的なフォルムをしており、そしてそこには女性がいる..となると、これは「子宮」のイメージに他なるまい。実際、画家の未亡人によれば、ここに描かれているのは彼の故郷である播磨の海岸の夜の情景であり、「母の胎内を描こうとした」、と、彼女に語ったという。

 そして私は、これは明確に「夢の情景」だと、確信しているのだ。「夢のようなムードだから」などという浅薄な理由からではない。確固たる証拠があるのだ。それは、この生物の器官のような陸地?の、「のっぺりとした質感」である。ここでは、「細部が、必要以上に省略されている=描かれていない」のだ。これは、「夢の特質」なのだ。

 ここから少々、私事を書く。最近はあまりそういう経験はないのだが、昔はしばしば「夢をコントロールする」ことができた。夢見ているあいだに、これは夢だとはっきりと自覚しており、その物語に「介入」することができたのである。要するにレム睡眠の半覚醒状態なのだろう。多くの場合、ゼロから夢を創作するということはなく、現在進行形の夢が「気に入らない」場合、それを打ち切って「次の夢に行く」、あるいは、「現在の夢を条件を変えてリスタートさせる」という形であった。

 そしてその「介入した夢」の中では、さまざまなオブジェクトを「自分が想像(創造)しなくてはならない」が故に、あまり複雑な形状を取ることができないのだ。なぜなら、複雑なオブジェクトを想像(創造)してしまったが最後、それを維持し続けるために注意力の大半を割かなければならない、つまり、ほかのオブジェクトを想像(創造)する余裕がなくなるからである。

 私のこの「体験」が、ある程度普遍的なものだと確信している根拠は、江戸川乱歩の小説である。「パノラマ島奇譚」だったか「蜘蛛男」だったか「大暗室」だったか記憶が曖昧だが、とにかく終盤、「犯人」が作り上げた夢想世界(のパノラマ)に迷い込んだ主人公たちが見るのは、たとえば「奇妙にのっぺりとした」芝生なのである。そこには落ち葉も雑草もなく、ただ一面に(まるで今でいう人工芝のごとく)単調な緑なのである..これは、私が想像(創造)する「夢の情景」と同じなのだ。個々のオブジェクト(構成要素)の情報量をここまで落とさないと、全体を維持できないのだ。

 だから、こんな失敗をしたこともある。ある明け方、私は夢をコンストラクト(という表現が一番近いのだが)していた。単調な道を作り、そこを歩きながら、左には草原、右には林を作った。いずれももちろん、単純なフォルムである。しばらく気持ちの良い道を歩いた先に、小さな小屋を作った。そこに入った。地下室を作った。階段を降りていった。そこに、椅子に坐った女を作った..理由とか目的とか訊く? 必要だから作ったんだよ、就眠中の人格についてどうこう言われる筋合いはないっ! ..それはともかく [;^.^]、女を作った..つもりだったのだが、十分に考えてから作らなかった(細部まで想像していなかった)ために、そこに「出現」したのは、「女のようなもの」だったのだ! これには驚いた。あまりに驚いたので、夢の世界全体が、一気に諸星大二郎的に、あるいはディック的に崩壊し、私は目を覚ましてしまったのである..

 ..話をこの絵画作品に戻そう [;^J^]。前記のような体験があるからこそ、私はこの絵画世界を「夢の情景」だと信じているし、これは画家の「(故郷への、母への)郷愁」を描いたものであるのだろうが、同時に私の、そのような夢の遊戯に耽っていた時代への「郷愁」をも、呼び起こすのである。

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*2021年05月12日:5〜6月以降のできれば観たい展覧会


 まったくもって、「できれば観たい」としか..[;_ _][;_ _][;_ _]

*美術館「えき」KYOTO
 「田中一村展 奄美へとつづく道
 〜6月6日(日)まで

*愛知県美術館
 「トライアローグ:横浜美術館・愛知県美術館・富山県美術館 20世紀西洋美術コレクション
 〜6月27日(日)まで

*諸橋近代美術館
 「Shock of Dali ショック・オブ・ダリ 〜サルバドール・ダリと日本の前衛〜
 〜6月27日(日)まで

*サントリー美術館
 「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品
 〜6月27日(日)まで

*福田美術館
 「美人のすべてリターンズ
 前期:〜5月31日(月)まで
 後期:6月2日(水)〜7月4日(日)まで

*岡田美術館
 「東西の日本画 ― 大観・春草・松園など―
 〜9月26日(日)まで

 「第59回日本SF大会のついで」がなくなってしまった(SF大会が来年まで延期されてしまった)ので、諸橋近代美術館に行きにくくなってしまった..(少し遠いのだ。)現時点では、箱根の岡田美術館には無理なく行けそうだが、事態が悪化するかも知れないし..[;_ _]

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*2021年05月13日:映画にすっか..


 なんかくさくさするから、今週末は東京(OR 京都)にでも行くかぁ..[^.^][^.^][^.^] ..ということができなくなっているのが、本当につまらない [;_ _][;_ _][;_ _]凸。あれがストレス解消になっていたんだなぁ、本当に..[;_ _][;_ _][;_ _]

 地元でできるストレス解消と言えば、まずは映画である。幸い、静岡県では(まだ)トーホーシネマは通常どおり営業している。とりあえず、「ゴジラ VS. コング」..あらら、公開延期かよ..[;_ _] じゃあ、「地獄の花園」かな。「シン・エヴァンゲリオン」の再履修 [;^.^] も、ありか。

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*2021年05月14日:国会図書館に籠もる


 快晴。早すぎるが5:50に発って、バスで浜松駅へ。7:17のひかりで、永田町の国会図書館へ。近日刊行予定の某書籍のための、追い込みの調査である。この上京の代償として、来週1週間は浜松でテレワーク(出社自粛)である..[;_ _]

 9:30から18:30まで籠もって、週刊少年チャンピオンを中心に、がっつり調査。予定していた範囲は(ギリギリ駆け込みで)調査完了。成果あり。

 横浜・鶴ヶ峰へ。あぁ..わかっていたこととはいえ、休業、休業..これほどの大打撃を業者に強いたあげく、有意な効果が得られなかったとしても、誰も責任をとらないのだろう..

 コンビニで酒と総菜を購入して、20:15に鶴ヶ峰の家。iPhone の「どこでもDIGA」アプリで、浜松の自宅のBDレコーダーに溜まっている録画をネット越しに観ながら、家飲み。

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*2021年05月15日:古書街の憂鬱/米澤嘉博記念図書館


 曇天。次第に明るくなる。鶴ヶ峰の家の前のバス停から9:01のバス..で発つ予定だったのだが、ダイヤが変わっていた [;^J^]。鶴ヶ峰駅まで徒歩で向かう。

 10:25、御茶ノ水。土曜日の午前中に神保町に来ても、古書店はまだ開いていないのだが..なんだこりゃ。それどころではない。休業、休業..いったい、古書店を休業させて、なんの効果があるというのだ..これほどの大打撃を業者に強いたあげく、有意な効果が得られなかったとしても(バカバカしいのでコピペ中断)

 昼食は(何年ぶりだか見当もつかないが)丸香。釜たま山と、ちくわ天。

 米澤嘉博記念図書館で、12:00から15:30まで、月刊少年キャプテンとリュウを中心に、がっつり調査。残念ながら、新規の発見は無かった。

 16:03に東京発のひかり。17:27、浜松着。沼津魚がし鮨で飲み食い。東京に比べれば、浜松は(まだいまのところは)極楽だが..

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*2021年05月16日:D850発注


 ポツポツ雨の一日。名古屋の愛知県美術館に行こうかとも思ったのだが、迷った挙げ句、今日のところは見送り先送り。

 ニコンが大赤字だという。理由は言わずもがな。旅行・外遊び需要が激減しているのだからね..こんなとき、ファン(消費者)のできることは、ひとつである。ビックカメラで、D850AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR を発注する。普段は(特に交換レンズは)マップカメラで中古を探すのだが、今回ばかりは、本体もレンズも新品で。届くのは火曜日である。

 青空きっどで、黒つけ壱号。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: May 20 2021
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