*2019年09月30日:「おうむの夢と操り人形」
*2019年10月01日:10〜11月の展覧会観覧予定
*2019年10月02日:ジェシー・ノーマン、逝去
*2019年10月03日:佐藤しのぶ、逝去
*2019年10月04日:眼の痙攣を飼い慣らそう
*2019年10月05日:掛川花鳥園/湯風景しおり
*2019年10月06日:今秋の週末パズル
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*2019年09月30日:「おうむの夢と操り人形」


 おうむの夢と操り人形」(創元SF文庫)、読了。12年間続いた年刊日本SF傑作選の、これが最終巻とは、残念である。

 「わたしとワタシ」(宮部みゆき)−軽やかなタイプスリップもの。「リヴァイアさん」(斉藤直子)−文体もアイデアも軽やかではある [;^J^]。「レオノーラの卵」(日高トモキチ)−流して読んだが、そういう読み方でいいと思う、たぶん。「永世中立棋星」(肋骨凹介)−AIもの。まずまずの出来(上から。[;^J^])「検疫官」(柴田勝家)−“物語”を疫病と認定する社会。傑作。「おうむの夢と操り人形」(藤井太洋)−オウム返しの、エイダ型人工無能。魂は無い。原始的な仕掛けだが、本質的には同じ原理の物量作戦で、人間の判断と区別がつかなくなる。経営者も置換可能(オウム返しだけで乗り切れる)。傑作。

 「東京の鈴木」(西崎憲)−アノニマスによる世直し?的な(しかし物理的には不可能と思われる)犯罪? 日本で起こった事件を、ドイツの視点から記述しているところが面白い。やがてこの動きが世界に拡散していく。「アルモニカ」(水見稜)−メスメルが主役という着眼点の良さ。オールスターキャストも嬉しい。アルモニカによる治療法自体には(ラヴォワジェが断じたごとく)科学的根拠が無かったとしても。「四つのリング」(古橋秀之)−軽妙な童話。「三蔵法師殺人事件」(田中啓文)−年刊傑作選に収録するほどの作品ではないと思うがなぁ..「スノーホワイト/ホワイトアウト」(三方行成)−テンポ快調。傑作だと思う。「応為」(道満晴明)−なるほど、エロ漫画か。[;^J^]

 「クローム再襲撃」(宮内悠介)−まぁ、悪くはないと思うよ [;^J^]。「大熊座」(坂永雄一)−良さがわからない..[;_ _] 「「方霊船」始末」(飛浩隆)−語り口、よし。「零號琴」を読んでから再読しよう。「幻字」(円城塔)−知らない漢字がほとんどなので(まぁ、存在しない漢字がほとんどなのかもしれないが [;^J^])ロジックを追うのは諦めた..これをロジックと言うのならば、だが [;^J^]。「1カップの世界」(長谷敏司)−未来社会のひんやりとしたリアリティが出色である。「グラーフ・ツェッペリン夏の飛行」(高野史緒)−ジャンルとしてはファンタジーか。心地よく読める。「サンギータ」(アマサワトキオ)−素晴らしい。「リアルに神が存在する世界」の存在感・空気感が、強烈である。ダークな展開といい悲劇と絶妙に響き合う軽妙なユーモアといい、間然するところがない。

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*2019年10月01日:10〜11月の展覧会観覧予定


 少し油断していたら、たちまちこの始末..今秋は余裕がありそうだなどと、いつの時点の妄想だ(→ [;_ _])

*タワーレコード渋谷店
 「諸星大二郎×佐藤健寿 展
 後期:パプアニューギニア・マッドメン編:〜10月14日(月・祝)まで

*横須賀美術館
 「サラ・ベルナールの世界展
 〜11月4日(月・休)まで

*静岡県立美術館
 「古代への情熱―18世紀イタリア・考古学と芸術の出会い
 〜11月17日(日)まで

*大倉集古館
 「桃源郷展―蕪村・呉春が夢みたもの―
 〜11月17日(日)まで

*練馬区立美術館
 「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密
 〜11月24日(日)まで

*国立民族学博物館
 「特別展「驚異と怪異」
 〜11月26日(火)まで

*ポーラ美術館
 「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート
 〜12月1日(日)まで

*目黒区美術館
 「線の迷宮〈ラビリンス〉V 齋藤芽生とフローラの神殿
 10月12日(土)〜12月1日(日)まで

*浜松市美術館
 「―奇跡の写実絵画―スーパーリアルワールド展
 〜12月15日(日)まで

*東京都美術館
 「コートールド美術館展 魅惑の印象派
 〜12月15日(日)まで

*世田谷文学館
 「小松左京展―D計画―
 10月12日(土)〜12月22日(日)まで

*Bunkamuraザ・ミュージアム
 「リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展
 10月12日(土)〜12月23日(月)まで

*国立西洋美術館
 「ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史
 10月19日(土)〜1月26日(日)まで

 「「コートールド美術館展 魅惑の印象派」に行くのかよ。印象派嫌いを標榜していたくせに。ケケケッ」、てか? [;^J^] しょーがねーだろ。教科書的な主要作がこれほどまとめて来てしまっては。特に、マネのアレが来てしまっては..それに、マネは厳密に言えば印象派じゃないし..(← 子どもかよ。[;^.^])

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*2019年10月02日:ジェシー・ノーマン、逝去


 ジェシー・ノーマン、逝去。享年74歳。死因は多臓器不全。

 非常に多くのCDや映像ソフトが手元にあるが..やはり、「トロイアの人々」(ベルリオーズ、ジェイムズ・レヴァイン指揮、メトロポリタン歌劇場管弦楽団、1983、LD)のカサンドラだ。まさかこのオペラの舞台(映像)を観ることができる日が来るとは夢にも思っていなかった時代に、これほどの演唱に出会えたことが、私の音楽鑑賞人生を豊かに、幸せにしてくれたことは、疑いようもない。

 RIP..

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*2019年10月03日:佐藤しのぶ、逝去


 ..まさか、続くとは思わなかった..しかも、享年61歳である。迂闊にも気がついていなかったが、私と同い年だったのか..佐藤しのぶ、逝去。現時点では、死因は公表されていない。少し前から、予定をキャンセルしていたらしいが..

 合掌..

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*2019年10月04日:眼の痙攣を飼い慣らそう


 朝、会社にて、白内障手術以来の「眼の痙攣」は、手元の書籍やPC画面を見るときに発生するのであって、中遠距離を見るときには発生していないことに気がついた。(何を今さらと思われるでしょうね [;^J^]。私も思いました。[;_ _][;^.^])もしかして、「そういうこと」なのか?

 午後半休。海谷眼科にて、白内障手術後、4回目の検診。痙攣についての相談をする。要するに、本来の(調整能力のある)水晶体に換えて、調整能力のない人工のレンズを挿入したので、焦点距離から外れた(近すぎる)ところを見ようとすると、筋肉が力(りき)んでしまう。ほとんどの場合、何も問題は起こらないが、たまに、私のように痙攣が発生してしまうことがありうる。

 ということならば、筋肉に余計なことをさせなければいいわけか。手術後に作成した眼鏡は、あくまでも「仮」のものであり、近距離を見る用途には使えないので、手元(の書籍やPCやスマホ)を見るときには、眼鏡を外している。また、私にはもともと(数十年来)、手元のものを見るときには「目を非常に近づける」という癖がある..

 ..つまり、最適に調整された遠近両用眼鏡を装着し、さらに、手元のものに目を近づけすぎない、という習慣を身に着けることで、回避できるのではなかろうか。

 眼鏡の処方箋を作ってもらい、海谷眼科に隣接している(海谷眼科内に出張オフィスを開いている)眼鏡屋に処方箋を渡した。レンズが届くまで、1週間ほどかかるとのこと。ワクワクドキドキである。[;^J^]

 帰途、浜松駅前のビックカメラに寄り、テレビの視察。有機ELは確かに美しいが、値段も容赦なく高い。液晶については、店頭では品質の差がわかるようなものではない。店員さんに仕様についての基本的な質問と、配達、設置、及び現用のテレビの引き取りについての相談をする。案外、廉価で引き取ってもらえるようだ。

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*2019年10月05日:掛川花鳥園/湯風景しおり


 快晴。7:45に車で発って、8:25に掛川花鳥園に着く。開園は9:00。所要時間は前回よりも10分も短い。こういうことなら8:10〜20頃に発てばよさそうなものだが、その時間帯の道路の混み方が、わからない。

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 私が溺愛しているDCレンズによる、花の写真。(“溺愛”という字面は、このレンズのキャラクターに相応しい。)このレンズ、ぐるぐるボケになるんだよね。いけないクスリをやめられない気分..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]

 同じくDCレンズで、ソフトフォーカスとボケ味を強めにしてワライカワセミ。この設定で鳥を撮るのは、意外に難しそうだ。

 「ふれあいフィッシュ」というプールで、魚に手足を喰わせる [;^J^]。すね毛にはモザイクをかけておきましたので、安心してご覧下さい。[^.^]



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 コガネメキシコインコ。大きな温室の中で多数が放し飼いされており、餌を買って持ち歩いているとたちまち、頭上から背後から「降ってくる」。恐怖に泣いている子どももいる。トラウマにならなければいいのだが..

 ちなみに先週は、飛び乗ってきた奴に、肩に糞をされてしまったが [;_ _]凸、「糞害」に「憤慨」してはいけないという約束である。[_ _](← これ、熟年以上の男子は、一度は言わなくてはならないという約束なのである。[;^.^])



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 左写真は、クロツラヘラサギ。この嘴、生存競争に有利だとは思えないのだが..まぁ、箸を使いこなしている人種もいるわけだしな。中写真は、ギニアエボシドリ。

 右写真は、ハイイロコクジャク。ピントを合わせるのが難しくてね..背中の模様をくっきりと撮ったために、顔がピントから外れている。絞れば全体にピントが合うのだが、それをすると、地面が写りすぎてしまうのである。



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 掛川花鳥園名物の、コガネメキシコインコのスタンピード [^.^]。ほとんど、人間に対する示威行為であるかのごとくである。暴鳥族(..すみません、もう言いません。[;_ _][;^.^])



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 マトが小さすぎて、流し撮りを試みるも玉砕。ブレるはボケるは傾くはの失敗写真の山なのだが、現場の「すっげー!」という高揚感は記録できているような気がするので [;^.^]、私、これらの写真が案外気に入ってたりする [;^J^]。なまじ上達してしまうと、撮れなくなってしまう作品でもある(そこまで言うか。[;^.^])



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 左写真と中写真は、クロトキ。中写真は白目(というか黒目)をむいているのではなく、単に、瞬きした瞬間で眼を閉じているだけなのであるが、なんか恐い [;^J^]。右写真は、キンムネオナガテリムク。



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 屋外。左2枚は、エミュー。今日は水浴びをしていた。とにかく、絵になる。

 右2枚は、もっと絵になる、ヘビクイワシ。ヘビ型の人形に、えげつないキックを執拗に繰り返す。(ちなみに、右写真は、少しトリミングしている。鳥だけに..(← もう、およしなさい。[;^J^]))



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 再び、コガネメキシコインコ。写真の素材として、使いでがある。もっといろいろ工夫してみたい。



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 左写真と中写真は、ムギワラトキ。顔のディテールと美しく光り輝く羽根の両方を同時にフレームに収めるためには、さらに工夫しなければならない。

 右写真は、オオフラミンゴ。千両役者である。[^.^][^.^][^.^][;^.^]



 13:45に発ち、14:30に湯風景しおり。汗を流す。ヤマトの浜松高丘センターに寄って荷物を受け取り、17:35、帰宅。

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*2019年10月06日:今秋の週末パズル


 火曜日の日記に書いたような状況なので [;^J^]、とにかく、今秋の週末の空き日に展覧会をアサインしていくというパズルを解く。エアフェスタ浜松とか、大道芸ワールドカップとか、西への旅行(まだ予定/妄想段階だが)とかがあるので、実はかなり詰まっているのである。

 妹からのメールで、鶴ヶ峰の家の近所の図書館で、「旭区誕生50周年記念講演会「手塚治虫から“昭和”を覗く」」という催しがあることを知った。たまたまその日は、前記パズルの結果、鶴ヶ峰の家にいるのである。さっそく予定に組み込んだ。[^J^]

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Oct 10 2019
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