*2018年01月29日:幻想美術選「悦楽の園」ヒエロニムス・ボス
*2018年01月30日:いささか危険..
*2018年01月31日:皆既月食
*2018年02月01日:大失敗 [;_ _]
*2018年02月02日:連写女子の夢
*2018年02月03日:地道にリハビリ
*2018年02月04日:バックアップの徳
*目次へ戻る *先週へ *次週へ


*2018年01月29日:幻想美術選「悦楽の園」ヒエロニムス・ボス


 「幻想美術選」、記念すべき第100回。この連載が100回を超えることが確実になった時点で、第100回はこの作品にしようと、決めていた。ある意味、史上最大の幻想絵画とも言える。

Picture

「悦楽の園」(ヒエロニムス・ボス、1505〜16年頃)

 あまりにも名高い作品であり、解説する必要があるのかどうか、ほとんど疑問だが..逆に大変、解説しづらくもある。正確なところが、あまり解っていない作品だからである。

 初見の人でも、ぱっと見、見当はつく。左翼は「天国」、右翼は「地獄」。じゃあ中央図は「現世」だな、と。で、その「現世」が、なんとまぁあられもない格好の裸づくしで、しかもこのタイトルであるから、これは、享楽的現世への諷刺・警鐘であって、行き着く先は(右の)地獄だぞ、という意味なのだな..

 まぁ、数百年も昔から、だいたいそういう風に捉えられてきたのだが、実はそうではない、という学説が唱えられたのは、20世紀になってから。「これは、性の交わりを神に達する道とした「ホミネス・インテリゲンティアエ」という異端の秘密宗派の祭壇画である」..少し古い(半世紀ほど昔の)画集には、こういう解説が書かれていることもある。そう、つまりその後、この学説も否定されたのである。同様に、精神分析的解釈も、時代遅れになってしまったようである。

 よく見ると、不思議なことだらけなのである。誰もが直感的に「楽園/アダムとイブ」と読みとるであろう左翼図も、よく考えてみると、仮にアダムとイブだとしても、そこにキリスト(あるいは神)も居る、などという図像表現は、ちょっとほかには思いつかないし、そもそも少しも「楽園ではない」。獣たちの殺戮が繰り広げられているし、その獣たちにしても、悪魔というかベムというか、まことに幻想的な異形のものどもである。

 中央図もそうだ。遠目にみると、オージー(乱交パーティー)なのだが、仔細にみると、不可解な行為の集積である。確かに性行為なのだろうと思われるシーンも多数あるが、どちらかというと、むしろ性からの疎外を思わせる群像の方が多い。奇怪なアクション/記号/クリーチャーを数え上げるときりがなく、これは確かに、異教(秘教)の聖典/儀式に帰したくなるのも無理はない。

 右翼の「地獄」は、まだしもわかりやすいが、驚くのは遠景である。ボス得意の「燃え上がる建造物」だが、本作の迫力は尋常ではなく、火災というより、ほとんど爆発。20世紀の戦争の「空襲図」のごとくである..まさに「地獄」..

 類書や画集を読み比べても、安定した解釈には、辿り着けない。一致しているのは、この、植物/動物/鉱物が混交している世界は、錬金術、占星術、民間伝承、文学、ネーデルランドの諺や詩の隠喩、当時の銅版画、などなど、あらゆるインプットの集積、ある種の「世界風景」なのだろう、ということであるが..もしかすると、この見方も、もはやアウトオブデートかも知れない。

 堅苦しく考える必要はない。解像度高めでスキャンしておいたので、拡大して、すみずみまで眺め、「旅して」欲しい。この「世界」は、本当に、飽きない。楽しく、そしてどこか不気味な、異境のテーマパーク。さまざまな象徴を見つけては興ずるも、よし。目の悦楽に耽るもよし。

*目次へ戻る


*2018年01月30日:いささか危険..


 以前からあった傾向なのだが、最近、特に目立ち始めた..

 会社で昼休みに iPhone を操作しているときに、しばしば寝落ちするのだが..iPhone の画面に指を置いたまま、カックン、してしまうのである [;_ _]。気がついたら、不随意の入力がされ続けている、あるいは、画面が遷移し続けている..[;_ _]

 テンポラリなファイルを壊すぐらいならいいのだが、何か、ネットに対して、しでかしていなければいいのだが..[;_ _](というか、寝落ちするな。[;^.^])

*目次へ戻る


*2018年01月31日:皆既月食


 残業はそこそこで切り上げて帰宅する途中、なにか忘れているような気がして確認したら..今夜は、皆既月食なのだった。20:48からである。20:40頃に帰宅し、部分食スタートに数分遅れでカメラをスタンバイできた。

 アパートの駐車場に三脚を設置。皆既食のスタートまで1時間少々かかるのだが、まさか、三脚とカメラを駐車場に放置したまま部屋に引っ込むこともできない。着込んで番をしながら、時々撮影する。そこまで寒くはないので助かった。

 皆既食が始まった。月がふたたび完全に姿を現すのは、0:10頃。今夜しなければならない用事もあるので、「赤銅色の満月」が撮影できた時点でよしとして、機材を片づけ、部屋に引っ込んだ。(ここで、「室内で」PCで撮影画像を確認しなかったため、翌日、血涙を流すことになるとは、この時点では知る由もなかったのであった..)

*目次へ戻る


*2018年02月01日:大失敗 [;_ _]


 ..暗すぎた [;_ _]。皆既食に至るまでの部分食の連続写真は、まずは合格点の出来なのだが、「赤銅色の皆既食」が、もうまったく、写っていない [;_ _]。シャッター速度が速すぎたのである..[;_ _][;_ _][;_ _][/_;][/_;][/_;]

 私の悪いクセがいくつも、モロに出てしまった [;_ _]。これほど手痛い失敗をしたのだから、これを機会にこのクセ、矯正できればいいのだが..

 どういう「悪いクセ」かというと..「1.“目に見えているとおり”に撮すことを至上と考える」「2.撮影環境(明るさ)に惑わされる」「3.念のためにパラメータを変えて撮っておくことを、あまりしない」。

 「1.“目に見えているとおり”に撮すことを至上と考える」..「暗いものは暗く撮す」、という発想。間違いではない。間違いではないのだが..それを言ったら、そもそも天体写真など成立しないではないか [;_ _]。ルポじゃないんだから、そういう「悪(わる)写実主義」を採る必要など、ないのである。今回の事例では、そもそも、シャッター速度、ISO値とも、「満月用」のセッティングであった。だから、部分食の前半は、申し分のない写真が撮れた。後半からは、さすがに「三日月用」にしたが..いずれにせよ、皆既食になってしまえば、写真には「暗く写る」ということは、「わかっていた」。確信犯だったのである。「赤銅色の満月」は、暗い。ものすごく暗いのである。(人間の目には結構明るく見えるのは、それまでずっと、暗い夜空と細まる月を見つめ続けていたため、目が「慣れて」しまっているからである。)暗いのだから、暗く撮せばよいではないか、それが「リアル」というものではないか、という、ドグマ..[;_ _][;_ _][;_ _] 三脚を使っていたのだから、シャッター速度はどうにでもなった。光を十分に取り入れていたら、どれほど素敵な写真が撮れていただろうか..

 「2.撮影環境(明るさ)に惑わされる」..これは、純粋にテクニカルな問題である。別に夜空や夜景とは限らない。日中でも、ほの暗い林の中などでやってしまうことがある。つまり、周囲の環境が暗いと、モニタ画像が相対的に明るく見え、それに惑わされて、より暗く写るようにシャッター速度を速くしたり、露出アンダーにしたりしてしまうのである。(逆のことが、明るすぎる環境で発生することもある。)今回の場合、「赤銅色の満月」は、カメラのモニタでは「暗くはあるが、十分視認可能な程度に」見えていたのである。部屋に帰ってから、PCで確認すれば、いかに暗いか、一発でわかったはずなのに..

 「3.念のためにパラメータを変えて撮っておくことを、あまりしない」..これこそ、クセとしか言いようが..[;_ _] 現場でどんどん「失敗写真」を削除してしまうのも、同根である。そんなことは、帰宅してからPCで行えばいいのに..

 ..別に、命を取られたわけじゃない。金銭的な損害が発生したわけでもない。これを糧に、悪いクセを改め、次の機会にリベンジすればいいのだ..


 夏オフのホテルを確保するのを忘れていた。8月5日(日)の夜は、さくらホテルが取れた。8月4日(土)の夜が、取れない。まぁ、土曜日ははたごや(新宿のカプセルホテル)でもいいのだが..ということで、ちょっと静観。キャンセルが出ることもあるし。

 2月10日(土)〜12日(月・祝)まで、気晴らしと打ち合わせを兼ねて、上京(横浜の実家泊)することにした。2月10日のバスのチケットを確保した。

*目次へ戻る


*2018年02月02日:連写女子の夢


 私はカメラを持っている。隣にもカメラ女子がいる。彼女はシャッターボタンを押すたびに、少なくとも推定30連写。20Hzは越えていると思われ、ほとんど、シャッター音が低周波として聴こえそうなレベルである。「とにかくたくさん撮って、あとから選べばいいのよ」..それはもちろんその通りなのだが、そんなに撮ったら、あとから選ぶのも大変なのでは..1日で軽く1万枚は越えるのでは..

 ..という、夢を見た [;^.^][;^.^][;^.^]。今回の失敗を、そこまで気に病んでいたとは..なんと繊細なやつ。[;^.^][;^.^][;^.^]

*目次へ戻る


*2018年02月03日:地道にリハビリ


 本日午前中の配達指定のワインが、無事、11:00に届いた。おかげで(土曜日なので12:00までの)T整形外科に間に合った。軽度の腰痛のリハビリ。

 昼食は、CoCo壱番屋。帰宅してからは、いまいち無為だったかな..まぁ、いろいろクールダウンというか、気分の静養というか..

*目次へ戻る


*2018年02月04日:バックアップの徳


 なぜか、某アプリが不調になった。起動しない。PCを再起動してもダメ。何かのはずみでレジストリでも壊れたか? 再インストールすれば回復するかも知れないが..このアプリはもともと繊細で、ちょっとしたことで機嫌を悪くし、復旧を試みても(アクティベーションで)はまりがち..手数を省くために、1.ワーキングエリアのバックアップを取り、2.1月27日に作成しておいたシステムイメージを復元し、3.先ほど取得したバックアップを戻す。これで、ノー問題。

 バックアップを取っていないばかりに、非常時に右往左往している人々は、私の爪の垢を煎じて飲めばいいと思う(← こらこら。[;^J^])

 4月14日(土)の京都の宿を確保した。(14日に修学院離宮とその周辺を訪れるのは、確定済み。翌15日に苔寺(西芳寺)に行きたいのだが、こちらはこれから参観の申し込みするので、未確定。)できれば13日の金曜日 [^.^] にも有休取得して二泊三日としたいところではあるのだが、ちょっと休みにくい事情がある。まぁ、仕方がない。今回は、1泊だ。

*目次へ戻る *先週へ *次週へ


*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Feb 8 2018
Copyright (C) 2018 倉田わたる Mail [kurata@rinc.or.jp] Home [http://www.kurata-wataru.com/]