2017年03月20日:青空と白い花と 2017年03月21日:ついに脱ジャンパー 2017年03月22日:幻想美術選「トレド風景」エル・グレコ 2017年03月23日:いつの間にやら.. 2017年03月24日:ひとりだけ帰ってくる.. 2017年03月25日:大英自然史博物館展/ミュシャ展/実家 2017年03月26日:休日出勤/有安大学卒業!/吉田戦車原画展目次へ戻る 先週へ 次週へ
7:50に車で出て、佐鳴湖公園。昨日見つけた木蓮で撮影練習。
PLフィルタを装着している。(その証拠に、多少ケラレているのだが、現段階ではご愛敬である。[;^J^])空の色がなんだか冴えないが、もともとくすみ気味なので、これはまぁ、こうしたものなのかなぁ。太陽光線の方向をうまく掴まえられていないのだろうか。色は多少濃くはなっている。
それより気になるのは、木蓮の花が、多少黄ばんでいることである。実際の色はもっと白い。
そこで、ホワイトバランスを「電球」にしてみた。当然、一気に青くなり、黄ばみは一掃されたが、これでは
愛の水中花 [;^.^]。これはこれで悪くない(面白い)世界ではあるが、空気感がなくなり、窒息しそうである。[;^J^]
ならばと、最初の写真をPCでRAW現像にかけ、LCHエディタで青の彩度を持ち上げ、黄色の彩度を下げてやったら、あらま。花の色はほぼ、目で見えている状態に出来たし、青空の青は、いい感じに盛れた。うーむ、結局、こういったものか..(この作業は、帰宅してから行いました。)
PLフィルタで、ある程度「青」を立ち上げ、それをLCHエディタで掴まえやすいようにしておいて、あとは後者で彩度と明度を盛る..これはこれで、簡単でわかりやすい手法であるが..簡単すぎる。手ごたえがない。PLフィルタ(ハード)にせよ、LCHエディタ(ソフト)にせよ、それぞれ単体でもっと使い込むべきだろう。「合わせ技」は、その先の話ではなかろうか。
8:50に公園を離脱して、高丘へ。ヤマトの営業所。資源(段ボール)出し。セブンイレブンで「大英自然史博物館展」のチケット。開店直後のアマノ書店で雑誌購入。9:50から13:20まで、湯風景しおり。13:35、帰宅。
..このあとの記録(記憶)が、無い..[;_ _][;^.^]
目次へ戻る雨。さほど寒くない。今春、初めて、ジャケットの上にジャンパーを着ずに出社する。まぁ、また寒さが戻る日もくるのだろうが。
「シン・ゴジラ」のBDが届いたのだが、いつ観るんだ、いつ。[;^J^]
目次へ戻る「幻想美術選」の第56回にして、ようやく、この作品をご紹介できる。欣快の至りである。
「もし1日しかスペインに居られないのなら迷わずトレドへ行け」という格言をご存知の方は、多いだろう。いまだにスペインを訪れたことのない私も、是非ともトレドに行きたいと思っている。これほどの怪奇幻想都市ならば..(そういう意味ではないと思うぞ、この格言は。[;^J^])
エル・グレコ(1541〜1614、Wikipedia)が後半生を過ごしたトレドの景観を描くこの作品。建造物の配置は実際とは異なり、その意味では「奇想画」のジャンルに入るのだが、たいして意味のないレッテルではある。要は、画家の魂の内奥にある、「理想のトレド」、あるいは、「トレドの本質」を描いた作品なのだ。
ぐねぐねとうねるような、渦巻くような、蠢くような、異様なフォルムと空気感。神秘的な光..本来、どちらかと言えば「聖なる都市」なのだが、「魔界都市」の光景だと言われても、多くの人は納得するであろう。
一生に一度は訪れたいものである。この魔界都市、怪奇幻想都市を..
目次へ戻る..右肩と右膝が、治っている。本当に、「いつの間にやら」なのだ。(ほとんどの読者は、同感してくれるものと思う。)「痛めた瞬間」は、すぐにわかるし、記憶に残るのだが、「治る瞬間」は、わからない。
ひとつには、そのような「瞬間」など「存在しない」(つまり、緩やかにやわらいでいく)ことと、そもそも「痛くない状態」が「普通の(当然の)状態」なので、その状態になったからといって、いちいち気がついたりしないのであろう。
目次へ戻る先日、某所で少し話題になったのだが、「ハーメルンの笛吹き男」..おそらく、その不気味さと迫力において、人類史上屈指の伝説である。その真相は、とか、含意は、とか、そもそも実話なのか寓話なのか、とかとかについては、10数年前に読んだ本だが、「ハーメルンの笛吹き男」(阿部謹也、ちくま文庫)が、リーダビリティも高く、お薦めである。
前掲書に大体のことは書かれているので、今夜は、この伝説で、私がもっとも不気味に思っていることだけを、書く。それは、「ひとりだけ、難を逃れて帰ってくる」ことである..怖い。理由はうまく説明できないのだが、これが、何よりも、怖い..おそらく、それが「異様なリアリティ(真実味)」を喚起しているからだ。「多少の脚色や誇張や見間違えはあったとしても、事実、起こったことなのだ」、と、強く印象づけられるからなのだ。
目次へ戻る晴天。6:00に出る。いつもより早い6:54のひかりに乗るが、座れず [;^J^]。8:30、開館30分前に、上野の国立科学博物館着。「大英自然史博物館展」(〜6月11日(日)まで)である。この時点で100人弱の列だったので、いつもより早い便で上京したのは、正解だった。
見所は多すぎるので、列挙しきれない。前掲リンクを参照して欲しい(必ずしも手抜きというわけではない [;^J^])..が、強いてひとつだけ挙げるのなら、やはり「始祖鳥」の「ロンドン標本」であろう。
この展覧会は、数ヶ所を除いて撮影自由である。あらかじめそれは確認しておいたので、D750を持ち込んだのだが..もぅ、難しい難しい..[;_ _] とにかく、暗いのである。薄暗い広い空間に、スポットライトを浴びた明るい展示物が点在している。オートで撮ると、シャッター速度が飛んでもなく遅くなる。手ブレする。ISO感度を高くしても、思うようにはシャッター速度が速くならない。そこでマニュアルにして、1/80秒程度のシャッター速度を確保すると、これが暗くなりすぎて..絞りや露出を調整しても、なかなかベストなポイントが見つけられない。何を今さらだが、奥が深い..(もっと明るいレンズを持っていくべきだったかも知れない。)
というわけで、とてもじゃないが、お見せできるような写真は撮れなかったので、乞うご容赦。m[_ _]m
11:00に出て、昼食は省略して乃木坂へ。11:45、国立新美術館。「ミュシャ展」(〜6月5日(月)まで)である。
..悪いことは言わないから、これは観とけ! というか、観ろ! 観なきゃダメ! 絶対! とにもかくにも「スラブ叙事詩」(画像検索結果)である! まさに奇跡! この超巨大な20枚セットが、まさかまとめてチェコから出てくる日が来るとは! ただただ圧倒される..これは、現実に「体験」してみないと、わからない..
別に、「「スラブ叙事詩」展」ではないのだが、この作品の印象が圧倒的である。圧倒的ではあるが、ほかにも印象的な作品は来ている。ここでは、「クオ・ヴァディス」(画像検索結果)と「ヒヤシンス姫」(画像検索結果)を挙げておこう。特に後者! このぽっちゃり感..いいねぇ..[^,^][^,^][^,^]
13:50に退出し、15:40、横浜・鶴ヶ峰の実家へ。親戚が集まって、亡父の法事兼姪の誕生日。寿司とショートケーキを食べてテレビを見ながらおしゃべりしただけであるが。[^J^]
目次へ戻る小雨が降る中、実家前のバス停から7:01のバス。8:40に、私の勤務先であるところのR社の、秋葉原のオフィスへ。もちろん、今日は休日である。ここで某作業を行うのが、今回の上京の本来の目的。業務内容は、もちろん秘密である。ちょっと手こずったが、12:30には作業が全て完了し、退館。
ちょっと中途半端な時刻なのだが、まぁ早めに動いてもいいだろう、と、有楽町へ。駅前のいつもの店でカレーを食べながら iPhone でニュースをチェックしていて、衝撃を受けた。
ももクロ有安杏果、日本大学芸術学部を卒業「隠していてごめんなさい!」
(2017年03月26日 モデルプレス)
【有安杏果/モデルプレス=3月26日】ももいろクローバーZの有安杏果が25日、4年間在学した日本大学芸術学部を卒業したことを受け、同大学で行われた卒業記念取材会に出席した。
無事に大学を卒業した有安は「単位を落とさずにちゃんと4年で卒業できたので、ホッとしている気持ちが一番強いです。あとは、友達と一緒に卒業できることがすごくうれしい」とにっこり。
日芸生であることをこれまで公表していなかったことから報道陣も驚いており、「密かに4年間、埼玉の方に通っていました」とはにかむ有安は、「お仕事をやりながらの両立が大変でした。3、4年生はここですけど、1、2年生は所沢のキャンパスで、バスに並ぶ時間も合わせたら往復4時間くらいかかるので、学校に行ってからライブに行ったり、移動中もバレないようにすることが大変でした」と吐露。「楽屋では衣装を着たまま、テスト勉強やレポートを書いていました」と多忙ぶりをうかがわせるエピソードを披露した。
本大学を選んだ理由は、中学の頃から芸術に関心があり、デビュー後はメンバーの写真を撮っているうちに写真にはまり、「ちゃんと学校で学びたい」と思ったからだそうで、夢だった大学生活を振り返り、「いろんな作品や衝撃的な作品と出会えました」と喜ぶと、「これからはツアー会場で写真展示などをして、歌やダンスだけではなくて、写真を通してもいろんな思いを伝えていけたら」と目を輝かせた。
◆快挙を達成
卒業に伴い、有安は「芸術学部長特別賞」と「写真学科奨励賞」を受賞。「芸術学部長特別賞」は96年の歴史ある日大で今年創設されたもので、初代として大ホールで全校生徒を前に表彰された有安は、「自分の鼓動が聞こえるくらい、ライブよりも緊張したけど、ももクロの活動も評価してもらった賞なのでうれしかったです」とコメント。「写真学科奨励賞」については、名前が出ることで日大生であることがバレないよう控えていた展示を初めて行ったことを明かし、「歌いたいという気持ちを込めて作詞した『心の旋律』をテーマに、自分にしかできない作品を作ったら素敵な賞をいただけました」と報告した。
..驚いた。まず、よくもまぁ、大学通学と両立できたな、ということに。「籍だけ」の幽霊学生ではなく、しっかり通っていたのである。次に、よくもまぁ4年間、隠し続けられたな、ということに。もちろん、関係者たちはみな、知っていたのである。所属事務所(スターダスト)だけでなく、大学側も、学友たちも。それでも、すっぱ抜かれない。ファンだって、知っている人はそれなりの数、いたはずなのに、その「情報」を喧伝しない。拡散したりしない。私はここに、モノノフ(=ももクロファン)たちの、「品格の高さ」を見る。
確かに、昔から気にはなっていたのである。「ももクロChan」でも、有安がカメラやビデオを構えているシーンは、結構多い。「カメラの趣味があるんだな」、という程度に思っていたのだが..まさか、大学で本格的に学んでいたとはね。聞けば、彼女の愛機は、Nikon D600だという。私の愛機は、D750..つまり有安は妹分(やめろっ! [;^.^])..それと、芸術学部だからまぁ、それでもいいのかも知れないが、大学を卒業したんだから、もう少し学力(やめろやめろっ! [;^.^][;^.^])
有楽町駅前の三省堂で1冊買ってから、13:50、徒歩3分程度のスパンアートギャラリーへ。「吉田戦車 原画展」(〜4月4日(火)まで)である。本日は15:00からサイン会がある。整理番号(予約番号)は、ネットで取得済み。8番である。15:00からサイン会が始まり、15:10には、サインしていただけた。画廊内は大変混み合っているので、うだうだせずに、引き上げる。(こうなることがわかっていたので、1時間以上前に着いて、じっくりと展示作品を鑑賞しておいたのである。)
16:03に東京を発つひかりで、17:31に浜松着。八丁蔵で人心地ついてから、タクシーで20:00に帰宅。
再度確認しておくと、今回の上京は、「出張」だったのである。つまり、交通費は会社もち。展覧会3件(うち1件はサイン会付き)と法事の交通費は。[;^.^][;^.^][;^.^]
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