*2015年07月13日:エアコン死んだ?/蝉の蛹
*2015年07月14日:エアコンメーカーに電話
*2015年07月15日:「波の手紙が響くとき」
*2015年07月16日:台風11号接近中
*2015年07月17日:「ジーン・ウルフの記念日の本」
*2015年07月18日:エアコン修理など
*2015年07月19日:東京都庭園美術館/Bunkamuraで展覧会と映画
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*2015年07月13日:エアコン死んだ?/蝉の蛹


 ..あ、朝また、エアコンの電源LEDが点滅してる。昨夜からうっすらつけていたのだが、連続長時間運転は無理? 6:00頃から20分間、コンセントを抜いてリセットしてみたが..回復せず。改めてコンセントを抜いて、出社。

 (中略 [;^.^])

 帰宅したら、アパートの自宅のドア脇の柱に、蝉の蛹(さなぎ)。まだ抜け殻ではない。つつくと、元気に動いている。明日までには羽化するのかな?

 さて、エアコン。コンセントを接続して..ダメだ、電源LED、点滅。室外機、回らず。だましだましの限界を超えた。メーカーのCSコールだ。今夜はもう時間外なので、明日以降。

 急遽、18日(土)〜20日(月・祝)に上京することにしたのだが、あまりにも突然であることと、さすがに(学校にもよるだろうが、夏休みの突端の)3連休ということで、飲みがまとまらなかった..となると、土曜日の夜に東京にいる必要はない。直前すぎて、18日(土)7;00発の渋谷新宿ライナー浜松2号(に限らず、この日の高速バスすべて)は満席だったのだが、19日(日)ならば、8:00発(11:56渋谷着)の渋谷新宿ライナー浜松4号が押さえられる。これにしよう。いつもより1時間遅い便であり、もしかすると渋滞に巻き込まれがちな時間帯かも知れないが、ものは試しである。つまり18日は上京せずに、在浜松。エアコン修理のチャンスである。日曜日は無理でも、土曜日なら来てくれるだろう。

 それにしても..風が無い..暑い..地獄..[;_ _] ..などと弱音を吐いている場合ではない。まだまだまだまだこれからこれから..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]

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*2015年07月14日:エアコンメーカーに電話


 朝、ドア脇の蝉の蛹は、脱け殻になっていた。無事に羽化したかな? [^J^]

 (メーカーのCS窓口の受付時間(19時まで)に間に合うよう)残業せずに帰宅。すぐにエアコンをオンにしてみたら..あ、正常 [;^J^]。室外機、回る回る。冷える冷える..[;^.^] とはいえ、こんなきまぐれにつき合っている状況ではない、もはや。[;^J^]

 というわけで、M電機のCSに電話して、折り返し待ち。18:50、先方から電話。症状と経緯を説明したところ、やはり修理点検誘導。再度(今度は地元サービスセンターからの)電話待ち。ほどなく連絡があり、今週土曜日(18日)点検修理。当日の9:00から10:00のあいだに、何時に来れるか電話するとのこと。つまり、来訪時刻は、当日になるまで、わからない。まぁ、仕方がない。

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*2015年07月15日:「波の手紙が響くとき」


 相変わらず、エアコン、朝から、症状出たり、正常稼働したり..[;^J^]

 今日は快晴。18日に点検修理に来て貰い、19〜20日に上京するのだが、天気がちょうど、その頃ヤバイらしい..[;_ _] つか、18日までに部屋を片づけるのが大仕事..[;^.^]

 波の手紙が響くとき」(オキシ タケヒコ、早川書房、ハヤカワSFシリーズJコレクション)、読了。

 連作短編集。超技術が登場するわけではなく(測定器の精度は高いかも知れないし、超高度な手術は行われているが)現在の音響技術の射程内の物語群である。「エコーの中でもう一度」−盲人の聴感覚で、音から立体世界を再現する(これは既読だった)。「亡霊と天使のビート」−部屋の中のある一箇所でだけ聞こえる音。「サイレンの呪文」−聴く者を水の中に引きずり込む音楽。「波の手紙が響くとき」−「天体の音楽」ネタ。敢えて高望みすると、正直、ここまでなら誰でも思いつくのであって、もう一歩、突き抜けて欲しかった。まぁ、魅力的なキャラ群も含めて、この作品世界を壊さない範囲内でまとめたことはわかるが..(耳硬化症が重要なポイントの物語で、私にもその気があるので、普通の読者とは視点が異なっているかも知れない。)口の悪い一流音響技術者・武藤富士伸、いろいろ難あり [;^J^] の所長・佐敷裕一郎、雑用係・鏑島カリン。やたらと物騒な「音響兵器」を心ならずも作ってしまう天才ミュージシャン・日々木塚響。このシリーズ、続けて欲しい気はするな。

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*2015年07月16日:台風11号接近中


 午前半休。昨夜の雨が残っている。少し早いが7:40に出て、8:20に浜松医科大学医学部附属病院。アポは9:00だが、8:50頃から診てもらえ、9:00過ぎには終わった。右耳に(やや軽微とはいえ)症状は発生し続けているのだが、引き続き経過観察。それもこれも、手術する度胸が、私にないからである。「この際、症状が消えようが消えまいが“気にならなく”なって欲しい(そのまま死ぬまで逃げ切りたい)」、と、消極的な姿勢だからである。数年前のように、劇的に悪化したら、そのときはまた、別の判断となるだろうが..

 台風11号が接近しているので残業せず。どうせ浜松には来やしないけど。

 夏オフの鍵盤編成表の作成開始。某アニメ組曲がポイント。この曲は数年前に演奏しているので、そのときと同じ譜面を使うのかどうかで、私の準備工数が大幅に変わる。この曲の主催者に質問メールを送る。(さっそく返信があり、どうやら全く同じらしい。良かったよかった。[^J^])

 高城れに、左手骨折全治4ヶ月..うーむ、ちょっとももクロ、怪我が多すぎるなぁ..「怪我をせずに仕事し続けること」もプロの要件のひとつなのだから、気を引き締めて欲しい。

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*2015年07月17日:「ジーン・ウルフの記念日の本」


 朝、浜松、暴風警報は出ていない。「大雨警報:浜松北部、波浪警報:浜松南部」、のみ。出社を控える要件を満たしていない [;^J^]。しゃあない、行くか。[;^.^](結局終日、ほとんど降らず、僅かな小雨のみであった。)それにしても、1日早く来てくれて、助かった。今日も残業せずに帰宅したが、明日のために(室内にエアコン修理の業者を入れて室内機まで接近できるように)片づける気力、全く無し。[;^J^]

 ジーン・ウルフの記念日の本」(ジーン・ウルフ、国書刊行会、未来の文学)読了。

 ちょっと「奇妙な風合いの」(この世界でいう「奇妙な味の」とは、微妙に違う)短編集。「鞭はいかにして復活したか」−奴隷制度復活の顛末。「継電器と薔薇」−計算機(というか機械)でパートナーを選ぶ未来社会。「ポールの樹上の家」−そうか、避難所だったのか。「カー・シニスター」−まぁ、これだけの話だとは思うが [;^J^]。「養父」−デストピアではあるのだが..「フォーレセン」−イミテーションとしての人生か。一見、まったく無秩序なドタバタ世界なのだが、読み込めば緻密に計算されているのかも知れない..面倒なので、それは省略するが [;_ _][;^J^]。「取り替え子」−妖精物語の暗黒面。私の好きなパターン。「住処多し」−悪くない。「ラファイエット飛行中隊よ、きょうは休戦だ」−これも傑作。「三百万平方マイル」−あぁ、結局「行かなかった」のか..「ツリー会戦」−多くの人に認められている名作らしいのだが、私にレセプターがない。残念。「ラ・ベファーナ」−同前。「溶ける」−まさかの●オチ [;^.^]。以上を含む、全18編..私はそれなりに面白く読んだが、まぁ、万人にはお薦めできないなぁ、正直なところ。[;^J^]

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*2015年07月18日:エアコン修理など


 6:00から7:30までかかって、現代マンガ図書館に寄贈する「怪」(44冊)の梱包と、室内機への道造り [;_ _]。やれば、これだけの時間で片づくではないか。[;_ _][;^J^]

 朝から電源LEDが点滅し、動作せず。いい感じに症状が出ている。曇天。風は少しあるが、昼間は暑くなりそうだ [;_ _]。ついでに、8:30までかかって、エアコンのフィルターの掃除と洗濯もしておく [;^J^]。おや、涼しい。風が出てきた。

 8:30過ぎに修理担当から電話。14:00から15:00に来るとのこと。OK。先に外出&発送&買い物しておこう。9:30に出て、高丘のヤマトから、「怪」を含めて荷物を2点、発送。クリーニング(コタツ布団)引き取り。杏林堂で、先日処方された薬を引き取り。10:40、いったん帰宅。10:50現在、エアコン、正常稼働中。[;^J^]

 11:00、坂の下の「さわやか」へ。リニューアルオープンしてから初めてである。もちろん、げんこつハンバーグ。美味いなぁ..ちなみに「ハンバーグ(&ステーキ)レストランの「さわやか」が全国区だと思っている」のは、静岡県民の「あるあるネタ」の不動のトップ10(いや、トップ5ぐらいか?)である。[;^J^]

 11:30退出。イオンでスリッパ購入。シーツも購入したかったのだが、私が事前に測定しておいたサイズのものがない。もしかして測定ミスだったのかも知れないので、出直すことにする。12:15、帰宅。エアコン、引き続き正常稼働 [;^J^]。少し居眠りする。

 14:15頃、修理業者来訪。正常稼働中なのは(症状を見てもらえないのは)残念だが、室外機内の基板の腐食が結構進んでいる。少なくともこれは交換すべきだし、これが原因と仮定すれば、症状は全て説明できるとのこと。交換に合意。14:40、完了。請求書が今月中に送られてくるので振り込むこと(2万円弱)。

 あとはグダグダ。夏オフの準備などしながら、読書とか録画処理とか。

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*2015年07月19日:東京都庭園美術館/Bunkamuraで展覧会と映画


 7:00過ぎに発つ。ギリギリ曇天だったが、7:30、浜松駅に着いた時点ではそれなりの雨。8:00発の、浜松駅北口ロータリー発、渋谷新宿ライナー浜松4号。8:20には晴れてきて、12:05、ほぼ定刻どおりに渋谷に着いた頃には快晴。関東甲信越、梅雨明けである。

 まず目黒。前から気になっていた、東京都庭園美術館のすぐ近くにある某店で昼食。メニューはそれなり。カレーに30分以上も待たされて、この店、あまりいいチョイスではないな..とプンスカしながら確認したら、案の定、オーダーが通っていなかった [;-_-]凸。この時点で、この店、ひとたび見捨てたのだが、お詫びにドイツビールの中瓶(500cc)をサービスしてくれた。評価に迷う [;^.^]。そもそも既にベルギービールの中瓶(500cc)をオーダーして先に飲んでいたので、ありがたいことはありがたいのだが、トゥーマッチである。昼間っから。[;^.^]

 14:00過ぎ、東京都庭園美術館。「アール・デコの邸宅美術館」である。9月23日(水・祝)まで。年に一度の「展覧会場の展覧会」。

 特に画像の紹介もしないが、この美術館に行ったことのない人は、一度、訪れてご覧なさい。今回は「余計な」絵など展示されておらず [;^J^]、この建物自体を鑑賞できるチャンスなのだから。ちなみに、平日は屋内でも写真撮影OKである。それを承知の上で(別に写真が趣味だというわけでもないので)休日に来たという次第。まぁ、会期はまだまだあるので、デジカメを持って再訪するかもしれないけれど。

 15:40過ぎに退出し、渋谷へ。16:20、Bunkamuraザ・ミュージアム。「エリック・サティとその時代」である。8月30日(日)まで。ちょっと驚いたことに、コインロッカーが、要100円玉のリターナブル方式ではなくなっている。公共施設のコインロッカーが、ほとんどリターナブル方式である理由は、「鍵をもっていってしまう」という悪戯への対処だと理解していたが、ごく一部の不心得者への対策として、大多数の善良な人々にそれなりの手間を強いていたことは事実なので、この英断は評価したい。「案の定、鍵の紛失が続発したので、もとのリターナブルに戻しました」、というオチになりませんように..[-人-]

 さて、展覧会だが..これも、特に画像を紹介するまでもあるまい。(それをしている時間が無いということも背景にあります。[;^.^])前記の展覧会のサイトへのリンクで、雰囲気は伝わると思う。毎度お馴染みの作品が大部分であり、サティをキーにして、この時代の空気を吸いに行くための展覧会である。悪くないよ。ちなみに、さすがにサティというべきか(?)オーディエンスに、若い女子率高い [;^J^]。この展覧会に行こうかどうか迷っている人への参考情報として、申し添えておく。[;^.^]

 18:00過ぎ退出。さて、今夜は都内で泊まらなければならないのだが、さすがにまだ宵の口にもなっていない。どこで遊ぼう..たまにはキャバクラにでも行くか.. と悩んでいたら、同じビル内でターナーの伝記映画をやってるではないか(Bunkamura ル・シネマ1)。19:30からである。早速チケットを買って、外のラーメン屋でつけ麺を食い、そこらのベンチで軽く時間調整(読書)。「ターナー、光に愛を求めて」である。

 これは..ターナーのマニア(ファン)にはたまらん内容である。有名なエピソードを伴う有名な作品が次々と登場する。特に、「戦艦テメレール号」画像検索結果)のシーンの美しさは、鳥肌ものである。

 その一方で、ターナーに格別の思い入れの無い人にはどうかな..という感想も抱いた。当たり前の人生がそうであるように、さりげなく終わってしまうし..(そこがいいところなのだが..)とにかく、西洋美術のファンにはお薦めしておく。(ラスキンが、いい味出してるよ。[^.^])

 22:15まで。23:05、スパ ラクーア。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Jul 23 2015
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