2015年02月16日:ソノシートの想い出 2015年02月17日:嫌いなもの二題 [;^.^] 2015年02月18日:「ワンダー・AZUMA HIDEO・ランド」届く 2015年02月19日:ももクロの危機!?[;^.^] 2015年02月20日:亀の歩み [;^.^] 2015年02月21日:「小林清親展」1回目 2015年02月22日:石川恋の変身目次へ戻る 先週へ 次週へ
今日はそれほど寒くはない。ネタが無いので想い出話。(← 脈絡の無い文章の併置の例。[;^J^])以前にも廃墟通信に(ネタが無い日に)書いたかも知れないけど、背に腹は換えられない。[;^.^]
昔は、ソノシート付きの本というのがあった。(ソノシートを知らない 若造 若い人のために、ウィキペディアへのリンクを張っておこう。)ものにもよるが、片面10分程度から長いものでは20分越えのものもあっただろうか。今では書籍に添付されるのはCD/DVD/BDだから隔世の感があるが、しかし、ソノシート(というかアナログ盤)には、CD/DVD/BDにはない、極めて重大な利点があった。「再生装置を、自作できる」のである。その証拠に、「小学生向けの漫画雑誌の“付録”に、ソノシート再生装置自作キットが付いて来た」。材料は、大雑把にいって「ボール紙と針(のような尖ったもの)」だけである。(あとは(紙を固定するための)「割りピン」とタコ糸(または輪ゴム)ぐらいのものか。)子どもでも再生装置を作れたのだ。(さらに言えば、少々傷がついても、「プチッ」というノイズが発生するだけである。どうしても再生できないほど酷く傷がついたエリアがあっても、そこを避けて、前後を再生することはできる。現代のデジタルメディアには到底望み得ない頑丈さであり、利便性である。)
..ま、それはともかく、「ソノシート付きの本」である。自宅には「長靴をはいた猫」など、童話の類もあったが(今でいう「ドラマCD付き」という奴だ)、ここで取り上げるのは、もちろん、クラシック音楽。「大作曲家シリーズ」という(確か両面ソノシート4枚付きの)本が、数冊あったような気がするが、想い出せるのは「ベートーベン」の巻だけである。これは、小学校(低学年)の頃、実によく聴き込み、読み込んだ。私のベートーベンの基本イメージ(というか基礎知識)は、この書籍で作られていることは、間違いない。
ソノシート4枚(8面)の内容を想い出してみよう..確か..
・エリーゼのために
・悲愴ソナタ全3楽章(楽章ごとに1面)
・フィデリオ序曲
・交響曲第9番 第4楽章(3面に分割)
..これで、計8面。(もしかすると、「悲愴ソナタ」は3面も使っていなかったかも知れない。どれかの楽章を省略して、別の曲が入っていたかも知れない。「月光ソナタ」だったかも知れない。)まぁ、ベートーベン入門として、バランスが良いとも悪いとも言えるが、少なくとも初心者向きとしては、悪くないセレクションである。
問題は、「交響曲第9番 第4楽章(3面に分割)」である。どこで切られていたのかというと、(以下、この曲を知らない人にはわからない話で申し訳ないが、)
1.長大な序奏、バリトンソロからコーラス3回のあとひと休み、ア・ラ・マルチア(トルコ行進曲)、展開部、主題の再現、まで。
2.アンデンテ・マエストーソの荘重な合唱から二重フーガまで。
3.アンダンテ・マ・ノン・タント以降の、最後の急速な部分。
..こうして書いていても疑問なのだが、明らかにバランスがおかしい。時間的に、「3」が短すぎるのである。記憶違いだろうか..いや、音楽的には、3分割するとすればこれ以外の方法はないだろうし..
..それよりなにより問題は、当時の(小学生時分の)私は、この「2」と「3」の存在に「気が付かなかった」ということなのである [;^.^]。どうして、ソノシートを全部聴こうと思わなかったのか、今考えても理解できないが、とにかく、「交響曲第9番 第4楽章」というのは「1」のことだと思いこんでいたのである [;^J^]。まぁ、まさか1つの楽章が1面に収まらずに3面に渡っているとは想像もしなかった(小学生の常識を越えていた)というのは、理解できなくもないが..[;_ _][;^.^] とにかく、「1」の部分だけでも、音楽としてひととおりの「具材」は揃っており、形式的にも形は整っていると言える。それも、「ここで終わり」だと思い込んだ理由だろうが..「しかし、ベートーベンの最後の交響曲だというのに、あっけない終わり方だなぁ..」、と、数年間にわたって思い続けていたのであったことであるよ。[;^.^][;^.^][;^.^](そして数年後に「2」と「3」を「発見」したときの、私の驚愕を想像してご覧なさい [;^J^]。この曲、まだ続いていたのか!..という..[;^.^])
目次へ戻る何度か書いていると思うが..私はMac(コンピューター)にあまり好感情を抱いていない。積極的に嫌いというわけではないが、しかし、キッティング(初期設定)中にちょっと間をおいたり(電話に出たり)していると、いきなりしゃべり出すのには、閉口する [;_ _]。ここは職場なのである。みんなの仕事の邪魔である [;-_-]凸。所詮、ビジネスユースなど眼中に無いのだろう。個人の趣味か、「アーティスト」の「クリエイティブ・スタジオ」で使われることしか、念頭にないのだろう。
..で、どういう連想かと呆れられるかとは思うのだが [;^J^]、私は「ディズニー」にもあまり好感情を抱いていない。積極的に嫌いというわけではないが、たとえば「ディズニーランド」には一度も行ったことはない(し、おそらく一生、行かないであろう)。「それは食わず嫌いに過ぎないではないか」と言われれば確かにそのとおりだが、しかしわざわざ並びに行くほどの気にもなれず..(好きな映画はありますよ。「ファンタジア」(第一作)とかね。)
「Mac」と「ディズニー」は、私の脳内世界では同値類である。「アメリカの、いけ好かない部分」の象徴という意味で..(全く論理的でない感情論なので、あなたが書こうとしているマジレスは適切ではない。[;^.^])
目次へ戻る「ワンダー・AZUMA HIDEO・ランド」が届いた..呆れるほかない「単行本未収録作品(&イラスト)」の集成である [;^J^]。パラノイアの所業である [;^.^]。悔しいことに、私が知らなかった作品(未発表原稿など)も含まれている..内容をチェックして「吾妻ひでお 著作リスト」に反映させるためには、相当な工数がかかる。今週末に完遂できる保証はない..
..おやおや。奥付に私の名前が(「協力 倉田わたる」として)載っているではないか [;^J^]。理由は明らか。もはやほとんど稀覯本に類する「アレ」を貸与したからであろう。(どの作品が載っている書籍かは、伏せておこう。これ以上、変な目で見られたくないからである(← 何を今さら。[;^.^]))
ほかにも4冊ほど届いたし、そのうち2冊は、高いプライオリティで読みたいし、この週末は静岡市美術館にも行かなきゃならんしで、もう大変..[;_ _](有休を取りたいぐらいのものである。[;^J^])
目次へ戻る今日もさほど寒くない..つまり今が、一番危険な時期である。必ず寒さのぶり返しがあるはずで、今、油断すると、そのときに風邪をひく..
来週あたりから、地上波・宇宙波(..と書くと、電波系っぽいな [;^.^]、BS/CSを略して書いたんですけどね [;^J^])問わず、ももクロの出演番組が急に増える。もちろん、「幕が上がる」の宣伝がらみで、言うまでもなく極力すべてサルベージする予定であるが..それにしても、月曜日には「ネプリーグ」に出るのだ。大丈夫か? [;^.^]
かなり以前に視るのをやめていた番組とはいえ、ももクロが出演する以上、当然、録画するのであるが..一応「クイズ番組」なのである。「なぞなぞ」や「トンチ」ではない、ガチな知識が問われる番組である。「VS嵐」のような肉体系ゲーム番組や、トーク番組ならば何も心配しはしないが..ももクロのメンバーの「知力」たるや、そうとう「アレ」(← 婉曲表現 [;^J^])なのである。クイズ番組として、成立するのだろうか? 今ごろ、制作陣(プロデューサー、放送作家ら)は、頭を抱えているのではないだろうか..[;_ _][;_ _][;_ _](ひさしぶりに、正真正銘の「恐いもの見たさ」に、ブルっております。[;^.^])
目次へ戻るしかし本当に寒さが緩んできた。
Windows95 on VirtualBox、手強い。なかなかフロッピーの認識ができない(というより、安定しない)。仮想マシンを何度も作りなおし、Win95 を仮想フロッピー(imgファイル数十個)からインストールし直しているのであるが、この、最初の段階では、問題なくどんどん読み込める。インストールの最終段階、OSが再起動されて、最後に追加モジュールを読み込むステップで、仮想FDドライブが認識できなくなるのである。
とりあえず、FDファイルに分割収納されているCABファイル群を全て展開し、中のファイルを全て取りだしておく。次にやることは、最終段階でFDから追加モジュールを読み込めなくても無理矢理インストールを最後まで終わらせ、そのあとで、追加しそこなったモジュール(ファイル)を、コピーしてやることである。(それにしても、C:\Windows のファイルなのか C:\Windows\Command のファイルなのか C:\Windows\System のファイルなのか、という問題は残るが..Libretto 100 のフォルダ(ファイル)構成を参考にするしかあるまい..)
..ま、焦ることはない。道楽だと考えて、ゆっくりやろう。[;^.^]
目次へ戻る7:45に自宅を発ち、8:38のJR在来線で東上。9:51、静岡着。10:00の開館の数分前に、駅前の静岡市美術館着。「没後100年 小林清親展 文明開化の光と影をみつめて」である。
小林清親の名を知らない人は多かろう。まずはウィキペディアで、経歴をざっと。画像検索も、しておきましょうかね。→("小林清親" で検索、"小林清親" "東京名所図"で検索。)なんとなく、イメージは掴めたでしょう?
先に書いておくと、この素敵な展覧会の唯一最大の欠点が、「図録のサイズが小さすぎる」ことである [;-_-]凸。普通はA4版なのだが、半サイズのA5版 [;-_-]凸 ..まともなサイズの図版もあるが、半数以上は小さすぎて細部が潰れており、紹介したくてもスキャンのしようがない..スキャン用に絵葉書を3枚ほど補助で購入した(つまり、絵葉書からのスキャンの方がまだマシであると判断せざるを得なかった)が、こんな事態に追い込まれたのは、初めてである [;-_-]凸 ..まぁ、小林清親ファンであるにも関わらずまとまった画集(作品集)を持っていなかった私は、今回の展覧会の図録ですませようと思っていたのだが、そういうさもしい考えが間違っていたということだな [;^J^]。ちゃんとした画集を買えということなのだな [;^J^]。わかったよ、わかりましたよ..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]
..というわけで、スキャン画像の画質には、少々、目をつぶっていただくしかないが [_ _]、左図は、「萬代橋朝日出」。どうです、いいでしょう。この、さりげない色彩の輝き! 右図は有名な、「高輪牛町朧月景」。実は当時日本を走っていた蒸気機関車とは型が違う(つまり実際の写生ではない、合成図である)のだが、従来の「浮世絵」とは完全に違うステージに進んでいる。この力感!
そして、小林清親と言えば、「夜景」である。左図は「日本橋夜」、右図は「新橋ステンション」。特に「日本橋夜」は、ほとんど幻想絵画の領域に突入していると思う。
夜景ばかりではない。いずれもスキャン品質が低いのが悔しいが、いずれにせよ、これらは本物を観てもらわないと、真価がわからないよなぁ..左図は「猫と提灯」、右図は「鶏にトンボ」。「猫と提灯」の、猫の毛の表現が素晴らしいのだ。
左の「薩た之冨士」は、高速バスで上京するときに良く観られる風景なので、その意味でも親近感がある [^J^]。右の「朝鮮豊島海戦之図」は、日清戦争を素材とする戦争画。このジャンルも、いくつか出展されている。
肉筆画も、多く出展されている。左の「象図」は、水墨画。この大胆なタッチの素晴らしさ! 中央の「待乳山遠望竹屋の渡図」は絹本着色。右の「白雨黒風送晩春」は水彩画で、これはもう本当に、スキャン元の画像の小ささが悔しくて仕方がない [/_;]。実物は、本当に、本当に素晴らしいのである! 晩年の、こういう、あまりにもさりげない素材をあまりにもさりげない筆致で描いた水彩画が数多く出展されており、それらはいずれも、宝石のように輝いている..
11:15に会場を退出し、11:30に、静岡駅構内(というか同じビル内)のASTY内の「西安餃子」で昼食..いや、正直に書いておこう。紹興酒とつまみ3皿 [;_ _]。いいじゃんか、たまの休日なんだから昼酒ぐらい。[;^.^]
12:03静岡発のJRで、13:15、浜松着。13:50、帰宅。
..ビックカメラに寄って iPhone6 の防護シート買うのを、忘れてた。[;_ _](昼酒のせいだろうか..[;_ _][;^.^])
目次へ戻る今日は雨..の予報だったが、全然降る気配なし [;^.^]。いずれにせよ、終日引きこもる予定だから、どうでもいいが。
溜まっている録画の始末と、「ワンダー・AZUMA HIDEO・ランド」のデータ入力..のはずだったが、後者は、吾妻ひでおの単行本としては初めての「ワ行」のタイトルの本であり、ただこれだけのことで、メンテナンス用のバッチスクリプトを、13個も修正することになった..心が少し、折れました..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]
16:00頃に車で外出。駅前のビックカメラで iPhone6 の保護シートを購入。(ピンキリなので、もちろん安物を買う。どうせ消耗品だしね。)17:15に日産伊場店。キューブを預けて、17:30過ぎに代車で帰宅。ようやく、雨になった。18:00に改めてクリーニング受け取りに出て、すぐに帰宅。
吾妻データをゴリゴリ入力するはずだったが、折れた心は容易には戻らず [;_ _]、酒を飲んでグダグダに..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]
日曜夜の楽しみと言えば、「日曜洋画劇場」..ではなく、「有吉反省会」である [;^J^]。つまらんゲストのときは(有吉の手腕をもってしても)どうにもならんが、今夜は当たり。サンプラザ中野くんと、石川恋。後者は「ビリギャル」の表紙の子(イメージキャラ)だが、本当はビリでもギャルでもない、成績優秀な真面目な女子(なのに偽りの姿で仕事を取っていた)ということで、有吉が命じた禊ぎは、「黒髪に染めて出直す!」..過酷な禊ぎもあったものだが [;^J^](何しろ、これまでの仕事の大前提を覆すのだから)..なんということでしょう! 可愛い! 素晴らしい! (当たり前だが)ナチュラルである! 今後、モデル(タレント)として大成するか(あるいはその他大勢のひとりとして消えるか)どうかまでは判らないが、少なくとも今、今夜の時点では、彼女のファンになった!
もちろん、「ビリギャル」の表紙に起用されたぐらいだから、金髪ギャルとしても、相当な可愛さであったのである。滅多に観られない、「ビフォア/アフターの、両方が素晴らしいケース」である。この録画、永久保存版![^.^]
目次へ戻る 先週へ 次週へLast Updated: Feb 28 2015
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