2014年03月10日:「総力特集・ゴジラ」 2014年03月11日:なんのための識字率? [^.^] 2014年03月12日:これから週末大忙し 2014年03月13日:科学の本質 2014年03月14日:まさかの僥倖 [^.^] 2014年03月15日:世紀の日本画展/ももクロ@国立競技場 by LV@海老名 2014年03月16日:伊藤彦造展/シャガール展目次へ戻る 先週へ 次週へ
現在、CSの「日本映画専門チャンネル」で、ゴジラシリーズ30作品(ハイビジョンリマスター版)が「総力特集・ゴジラ」として、毎月「5」のつく日に放映されている。数年前にも、HR版が一挙放映されていたと記憶するが、そのときはBDレコーダーをもっていなかったので、高画質で録画しそこなっていた。現在はBDがあるので、せっせと録画してためこんでいる、というわけである。
無論、ほとんど全て(映画館か、なんらかのメディアで)観ているので、参照用(参考資料用)としての意味合いが大きいが、意外な発見(というか、思い出し)もある。(アンギラスって、案外弱かったのね、とか。[;^J^])次回、3月25日には、いよいよキングギドラの登場である![^.^]
目次へ戻るいつ読んだニュースか忘れたが、読書時間が「0時間」の大学生が、40%を越えたとのこと。まずは目を疑う、絶望的な(驚愕的な)数字であるが..慌ててはいけない。根拠がわからないのだ。調査対象も調査方法も..しかしまぁ確かに、昔よりは本を読んでいないのだろうな、とは思う。0時間が40%かどうかはともかくとして。
そしてまた、40%だろうが4%だろうが、本質は同じである。この新聞記事(だったっけ? Mixiニュースだったっけ?)は、ついでに、この「本を読まない」連中の「識字率」も調査すべきであった [^.^]。一体全体、本を読まない連中が、字を憶える必要があるのかね [^.^]。私の見聞した限りにおいては、本を読めない人は、漫画も読めない。(漫画は、活字文化なのである。)もちろん、新聞・雑誌を読んでいるはずもない。最近の若者はテレビも観てないらしいし(多分、映画も)..そっか。ニコ動か。ニコ動のコメントを読んだりコメントをつけたりするために、「字」を憶えているわけか。「WWWWWWWWW」とか、表意文字だと思ってたりしてね。[^.^](← 悪意は、あります。[^.^][^.^][^.^])(そう言えば、「本を読む人間」と「本を読まない人間」が(人類/地球規模で)殺し合う小説があったなぁ..清涼院流水だったっけ? [;^J^])
目次へ戻るもしかして、これから当分、週末は浜松にいないかも。
・3/15(土)、3/16(日)は、東京で展覧会巡り
・3/21(金)〜3/23(日)は、博多旅行(吾妻ひでお原画展絡み)
・3/29(土)、3/30(日)が、未定
・4/5(土)は東京文化会館で「ラインの黄金」、4/6(日)は都内で展覧会
3/29、3/30は、できれば浜松にいたいが、まだなんとも..
問題は、今の部署では、特に年度の切り替わりの時期に、突然休日出勤が決まりかねないということである..
目次へ戻るSTAP細胞の騒動の件。事実関係が(きちんと)報道されていないので、コメントは控えてきた。(多分、これからも当分は。)だから、一般論を書く。
仮に、ある研究者(チーム)が、なんらかの理由で、「再現しにくい方法で「結果を出し」、論文を発表した」とする..この時点で、既に破綻している。なぜなら、科学の本質は「定められた条件下では、誰がやっても再現できる」ところにあるからである。そこに「宗教」との、本質的な違いがある。
実際には、他者による再現実験が行われない論文も多いと聞く。(その必要も価値も認められなかったからだろう。)しかし今回は話が違う。大勢の研究者が、再現実験にとりくんだ。そして、再現できない..単に論文の不備(必須条件の記載漏れ)ならミスで済む話だが、そうではないとすると..まぁ、ここまでにしておこう。ここから先は、憶測ベースになってしまう(流言飛語と本質的に変わらない)からである。
目次へ戻る快晴。明日から2日間は、例によって上京展覧会巡り。本当は、ももクロの(ももクロが夢をかなえた)国立競技場ライブに行かなければ筋が通らないところであるが、私にはそんな根性もなく [;_ _](そもそも、チケットの入手確率を高めるためにファンクラブに入会することすらしておらず [;_ _](私にはそういうところがあり、吾妻ひでおのファンクラブにも手塚治虫のファンクラブにも入っておらず [;_ _](カッコのネストの数が適量とは到底言えず [;_ _][;^.^])))、ま、優雅に見送っていたわけである。ポーズとしては。[;^J^]
ところが、今日の昼休み、Mixiにアクセスしたところ、旧FCLAのMさんが、海老名のTOHOシネマでの(3月15日=明日の)ライブビューイングのチケットが1枚余ってしまった、先着1名様をご招待!..見苦しく、瞬速で反応してしまったことは、言うまでもない。[;_ _][;^.^]
さぁ、明日の予定を組み換えなくては。当初の予定としては、バスで上京して都内でまず2軒。水道橋のラクーア(または実家)泊。翌日曜日には都内で1軒、静岡で1軒。都合、2日間で展覧会を4軒..だったのであるが、明日の後半(15時から)観る予定だった三菱一号館美術館の「ザ・ビューティフル 英国の唯美主義 1860-1900」は5月6日(火)までやってるので先送りして、かわりにライブビューイングとさしかえることにした。
今夜は残業せず(なんとか今週中に片付けなければならない仕事だけ辻褄を合わせ、来週でもなんとかなる仕事は全て来週に先送りし)、O内科医院へ。月いちの検診である。無論、なんら異状はない。
目次へ戻る快晴。6:05に自宅を発つ。例によって、7:00、浜松駅北口ロータリー発の渋谷新宿ライナー浜松2号。渋谷着は事故渋滞でやや遅れ、11:30。上野に直行し、ぶんか亭で、ミニ豚の生姜焼き丼ととろろそばセット。
12:15、東京都美術館。「日本美術院再興100年 特別展『世紀の日本画』」の後期展示である。
狩野芳崖の「悲母観音」(画像検索結果)は、ある意味現代日本画の起点となった、名作中の名作。教科書でご存知の方も多いのではないか。橋本雅邦の「龍虎図屏風」(画像検索結果)..この調子でコメントしているときりが無いのだが [;^J^]、ものすごくわかりやすい迫力。マンガ的といっても良い。菱田春草の「四季山水」(画像検索結果)は、前期展示との巻き替え。確かに、風景画の新たな地平に舞い降りてきていると感じる。横山大観の「屈原」(画像検索結果)もまた(教科書的に?)有名な作品。屈原の表情と向かい風の表現の迫力も凄いが、鳥たちの(悪い [;^.^])目つきなどのディテールにも注目したい。
小倉遊亀の「コーちゃんの休日」(画像検索結果)は、なんというハイセンス! この並べ方だと、ここでいきなり世界が変わるが、これはもちろん、展示の都合(あるいはトリック)なのだが..音声ガイダンスによると、当時、マチスを研究していたらしい。なるほど..平櫛田中の「禾山笑」(画像検索結果)は、呵呵大笑している表情こそが「みもの」なのだが、展示位置が高く、私の身長では、背伸び(あるいはジャンプ [;^.^])をしないと、良く見えない [;^J^]凸。私より背の低い人も大勢いるので、ここはもう少し配慮が欲しかった。安田靫彦の「項羽」(画像検索結果)、前田青邨の「知盛幻生」(画像検索結果)。月岡榮貴の「やまたのおろち」はうまく画像検索できなかったのだが、むしろ超現実的な画面構成が面白い。
小茂田青樹の「虫魚画巻」(画像検索結果)は、やはり実にいい。以下、画像検索ができなかった(あるいは絞り込めなかった)作品が続いて恐縮だが、伊藤髟耳の「空点」、田渕俊夫の「流転」、齋藤満栄の「秋晨」(白と紅の菊)。今村紫紅の「熱国之巻(熱国之夕)」(画像検索結果)は、前期展示では「熱国之朝」が展示されたのだが、この素朴な感じ、好きだなぁ。
速水御舟の「比叡山」(画像検索結果)の群青! 蠢く青い量感! 山が光ってるし! 近藤浩一路の「十三夜」、岩橋英遠の「道産子追憶之巻」。平山郁夫の「絲綢之路天空」(画像検索結果)は、どなたもご存知(の系列)の作品。いいよねぇ。小田野尚之の「くつおと」(画像検索結果)は、地下鉄の出入り口(の洞窟 [;^.^])から現れるふたり。ほとんどホラー [;^.^]。北野恒富の「茶々殿」(画像検索結果)も、いい。
14:00に出て、海老名へ向かう。ももクロのライブビューイングである。17:00スタートなので、16:45に会場前での待ち合わせなのだが、少し早く、16:00過ぎに着いた。海老名には土地勘がないので、現地を下見しておくためである。
当初、水道橋のスパ ラクーアに泊まる予定だったのだが、終演後、水道橋まで戻れるとは思えないので(東京都美術館でも、ややウトウトしていたし [;^.^])、ここでホテルに泊まることにした。じっくり選ぶのも面倒なので、パッと目についた「ホテルビスタ海老名」にチェックイン。バリアフリーの9千円の部屋。
16:40頃にTOHOシネマ海老名で、Mさんと落ち合って入場。「ももクロ春の一大事2014 国立競技場大会 〜NEVER ENDING ADVENTURE 夢の向こうへ〜」のライブビューイング。なんと、「特等席」である。私がTOHOシネマでチケットを買うときにいつも選んでいる席だ。前から4列目のほぼ中央。通路に面しているので、前の列(3列目)とのあいだに距離があり、3列目が全員立ち上がっても(スクリーンの下の方に僅かに被りはするが)座ったまま無理なくスクリーン全体を観ることができる。歳相応の席である。[;^.^][;^.^][;^.^]
定刻の17:00に(数分間は遅れたかも知れないが)スタートした。セットリスト(曲順)は、ネットでいくらでも検索できるので適当に調べて欲しいが、まず、シングルをリリース順に、という、筋の通ったプラン。サイリウムを持っていなかったので、Mさんから黄と緑のサイリウムを借り、これを振り続けた。実は売店にスペシャルモデルのサイリウムも売られていたのだが、これがなんと「白」なのである。(5色に変わるタイプではなく。)まぁ、やすいものなので買っても良かったのだが、「実用性がない」[;^J^] ので、見送ったという次第であった。
..で、(先ほど少し述べたが)いささか眠い状態だと非常にわかりやすいのだが..「サイリウムの海」には、「催眠効果」がある [;^.^]。何度も(それぞれ一瞬ではあるが)記憶が飛んでいるのである [;^J^]。そして振り方だが..基本的には、決まりなど無い。好きなように振ってればいいのだが、やはり客席の全員がアクションを揃える「決め所」はいろいろあり、そこではもちろん、周囲に合わせる。それ以外の個所では、私は、アップテンポの曲では、基本的には(ノリの良い)「裏打ち」で振りたいのだが、どうもサイリウムの主流は、「頭打ち」なのである。繰り返すが、別にそれらに合わせなくてもいいのであるが、「こういうのが、日本人的なリズム感なのかなぁ..」、とは思ったし、それにまた「頭打ち」を維持し続ける理由も、なんとなくわかった。「あーりん!」、などのかけ声は基本的に「頭打ち」で入るので、サイリウムを頭打ちにしておくと、シームレスに入れるのである。なるほどぉ..
まことに意外なことに、特に凝った(凝りすぎた)演出も、意外なゲストもサプライズもなく(最後の松崎しげるの「アレ」は除いて [;^J^])、ド直球の、音楽(歌)に集中できる、オーソドックスなコンサートであった。「夢の国立」に敬意を表したのかも知れない..あ、「緑色のバースデイ」はあったか [^J^]。マネージャーが出てくる必要は無いと思ったが、まぁこのくらいは、大目に見よう(上から。[;^.^])
21時前には終わった。非常に良かったと思う。21:10に、Mさんと「龍馬軍鶏農場」という居酒屋へ。1時間ほど歓談してからお開き。ホテルへ。
目次へ戻るこのホテルの朝食バイキングは、なかなか美味い。8:15に発ち、9:50、根津の竹久夢二美術館/弥生美術館。開館10分前だが、5分前には入れてもらえた [^J^]。「生誕110年 降臨!神業絵師 伊藤彦造という男 ペン一本で極めた挿絵道」である。
あぁ、この挿絵も伊藤彦造だったのか..という例が多い。今では誰もが(多くのイラストレーターが)普通に使っている、いわばパブリックドメインなポーズの中にも、伊藤彦造が発明したものが数多くあるらしい。
11:35に発つ。12:26、東京発のこだま。13:50、静岡で途中下車。14:00、静岡市美術館。「シャガール展」である。
単独の油彩画や版画などではなく、壁画やステンドグラス、タペストリーなどの大作の「下絵」や「習作」がメインの展示である。それをものたりなく思う人もいるかも知れないが、普段はなかなか展示されない、面白い目の付け所だとも言える。たとえば、「オペラ座天井画のための最終下絵」(画像検索結果)..まさか、パリの「オペラ座天井画」を、外して持ってくるわけにはいかないでしょ [;^J^]。無論、「版画集「ダフニスとクロエ」より」(画像検索結果)のような例もある。「「魔笛」の思い出」(画像検索結果)は、えーと、この検索結果の中のどれだっけ [;^J^]。ほか、「サーカスI」、「預言者イザヤ」などは、画像検索結果を絞りきれなかった。
15:45、発つ。16:01、静岡発のJR。17:14、浜松着。18:10、帰宅。
目次へ戻る 先週へ 次週へLast Updated: Mar 20 2014
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