2013年08月12日:夏コミ/スパンアートギャラリー 2013年08月13日:京都の天一に行こう! 2013年08月14日:高級ランドセルについて 2013年08月15日:渋谷大古本市/大野麥風展/幽霊・妖怪画大全集展/他 2013年08月16日:「お友達から始めましょう」.. 2013年08月17日:「図説 金枝篇」 2013年08月18日:「浜」から「浜」へ目次へ戻る 先週へ 次週へ
さて、コミケ(最終日)である [;^J^]。この暑さだが、仕方がない。自宅直近バス停を9:56に発つバスで向かったが、最後の最後、大井町駅のりんかい線のホームで待っていたら、JR大崎駅での信号トラブルの余波とかで、25分ぐらい待たされた [;^J^]。まぁ、この程度で済んでラッキーだったと考えよう。国際展示場駅に着いたのは、11:40。昼飯は、駅の券売機エリアの隣りのそば屋でざるそば。
例年回っている評論系は、今回は昨日であり、今日はゲーム系のサークルがメインの日。このジャンルのサークルを回るのは初めて。どちらかといえば疎いジャンルであり、特に最近のゲームのキャラなんぞ知らない [;^J^] ので、もっぱら、ゲームのハードを作る系あたりを見て回った。
昨日は、「伝説のコミケ雲」とやらが出現したらしいが [;^J^]、そんな現場にいなくてよかったとも、せっかくだから見てみたかったとも、なんともいいがたいところ [;^J^]。今日は、雲も霧も霞も出現しなかった。体力を温存して、13:30に、さっさと離脱。
有楽町に移動して、14:25、スパンアートギャラリー。(有楽町線で向かったのだから、銀座一丁目で降りれば目と鼻の先だというのに、いつもいつもついうっかり、有楽町まで行き過ぎてしまう。[;^.^])「開田裕治 個展 幻視怪獣展II −オーラバトラーと怪獣の世界−」(8月17日まで)である。
第二回目となります『幻視怪獣展』。昨年は大怪獣絵巻をお楽しみいただきましたが、今年は少し趣を変えて、放送開始から30周年を迎えた「聖戦士ダンバイン」のイラストを集めてみました。
オーラバトラーは私にとってロボットいうよりは怪獣。
このシリーズを描くことで怪獣イラストにも幅が広がった思い出深いイラスト群です。
..とのことで、いわゆる怪獣イラスト展とは異なるのだが、十分、楽しめた。14:50に退出し、16:15、横浜・鶴ヶ峰の実家に帰宅。
夜、猛烈な稲光と雷鳴 [;*.*]。強烈な雷撃の直後、ショックでテレビの電源が落ちた。[;*.*](再投入で、無事に起動。)このあと、停電(瞬断)も発生した。雨が盛大に降り出したが、すぐにやむ。通り雷雨だったらしい。
深夜、またしても雷雨。
目次へ戻る昨夜、油断して扇風機の風を直接浴びたまま寝てしまった。危ない、あぶない。気をつけないと..[;_ _]
朝から曇天。昨夜の雨のせいか、今日はいくらか過ごしやすい。
帽子 某氏のツイッターを見ていて、そういえば、京都の天下一品本店にいったことがなかったことを思い出した。浜松にも天下一品はあるのだが、これが本来の味なのかどうか、いまひとつ納得がいっていないのである。一度、行ってみようかな..といっても、これだけのために浜松から京都に往復するのもな..
..あるじゃないか、別件が [^.^]。京都国際マンガミュージアムで開催中の「諸星大二郎原画展:不熟1970−2012」の「第2期:藤田和日郎セレクション」が、8月31日(土)までなのである。これと組み合わせよう。土曜日よりも日曜日が望ましい事情があり..となると、25日(日)しかないな。予定を調整するか。
目次へ戻る今日みたんだか昨日みたんだか、早くも記憶が怪しいが [;_ _]、某バラエティ番組だかニュース番組だかで仕入れた雑学。最近のランドセルって、4万円とか、ざらなのね。私の認識は、ひと桁間違ってました。[;^.^]
大丈夫なのかなぁ、そんな高級品を持ってって、学校で苛められたりしないのかなぁ、盗まれたりしないのかなぁ..まぁ、みんながみんな、そういうのを持っているということであれば、目立たないのかもしれないな。
ランドセルがもっとも売れるのは、盆休み。帰省した(来年から小学校の)孫に、祖父母が買い与えるものなのだが、「流行のデザインの(良いものを)買い与えます」..よいものを買うのはいいとして、「流行のデザイン」なんぞ、2年ももたないと思うのだが..[;^J^] それとも、小学校の卒業までに、何度か買い直すの? [;^J^] 僕、わかんな〜い..[;^.^]
目次へ戻る7:06、実家前のバス停からバスで発ち、7:25、隣り町のマン喫。7:50に発って、渋谷大古本市の会場に着いたのが、開場時刻10:00の直前。なんだか、規模が小さくなっているなぁ。これは気のせいじゃないと思うぞ。収穫は4冊、1万円弱。
11:10に離脱し、東京駅の構内でカレーを食べて、12:10、東京ステーションギャラリー。「大野麥風展 「大日本魚類画集」と博物画にみる魚たち」である。
もちろん、メインの大野の博物画も面白いのだが、他にも何人かの画家の作品が展示されている中で、杉浦千里の海老・蟹が、とりわけヤバイ [;*.*]。縮小印刷されている図録では、この超絶リアリティは再現しきれていない。
13:25、離脱。うっかり横浜までの切符を買ってしまったが、銀座一丁目の若山美術館に寄るのを忘れていたのを品川の直前で思い出し、葛藤の末、泣く泣く後戻り。[/_;](切符代450円、ドブ捨てである。[/_;])14:20、着。「松本零士漫画家生活60年記念展 パート2 松本零士と小松左京 日本SFの出発」である。
あらま、先客1名。女子高生? 女子大生? 備え付けられている松本零士の初期作品を読んでいる..ふたりっきりだと、緊張するってば。[;^.^][;^.^][;^.^]
15:00、離脱。有楽町のビックカメラでSDカードを買って、16:10、横浜そごう美術館。「幽霊・妖怪画大全集」の後期展示である。前期展示は先日観ているので、差分の確認のみ..のつもりであったが、特に「妖怪画」セクションは、ほぼ総替えかな。
歌川国芳の「木曽街道六十九次之内 細久手」、秀斎の「百鬼夜行図」(画像検索結果)。歌川芳艶の「大江山酒呑退治」(画像検索結果)は、良く知られている図像。
歌川国芳の「牛若丸と天狗」。月岡芳年の「和漢百物語 清姫」(画像検索結果)は、何度観ても凄いね、こりゃ。月岡芳年の「新形三十六怪撰 源頼光土蜘蛛ヲ切ル図」(画像検索結果)の、メイド姿 [;^.^] の土蜘蛛が、なんともラブリーで最高![^.^][^.^][^.^]
17:10に退出し、18:05、実家に帰宅。
目次へ戻る..というのが、Facebook の基本プロトコルだが、これって、アメリカならいざ知らず、少なくとも日本においては「遠回しの拒絶」であることが、理解できておらないのかなぁ..現在のユーザー数は知らないが、こと日本において、いまひとつ親しまれていない(というか、距離感があるように見える)遠因ではないのかなぁ..(ミクシィの「マイミク」、ツイッターの「フォロワー」などは、ほどほどに非日常的・抽象的な概念(用語)なので、この問題を回避できているのだ。)
終日、読書。夜、涼しい。
目次へ戻る先日、渋谷大古本市で入手した「図説 金枝篇」(東京書籍)、読了。もちろん、フレイザーの大著を、Mary Douglas と Sabine MarCormack が監修・抄訳したものである。(邦訳は、内田昭一郎と吉岡晶子。)
私は、金枝篇の全13巻本(原著は、1890〜1936)を読んでいない。私が読んだのは、著者自身による「簡約本」(1922)の邦訳(岩波文庫、全5巻、永橋卓介訳)である。かつて、大量の抜き書きをしながら読んだものだが、だいぶ以前のことでもあるし、手早く全貌をサーベイするのに便利だろう、と、この「図説 金枝篇」を入手した次第である。
せっかくだから、と、昔の抜き書きと照合しながら読み進めたのであるが、もちろん、文庫本全5巻より遙かに圧縮されている抄訳なので、抜き書きにはあって本書にはない個所も多い。で、抜き書きと本書の両方にある文章を読み比べたところ..
..読みやすさが、全然違う [;^.^][;^.^][;^.^]。ちょっと手間なので、例示は省略させていただくが [;_ _]、「図説 金枝篇」は、悪い買い物ではないですよ。文庫にもなっているようである。
序文から1個所だけ、引用しておこう。「彼ら(フレーザーを批判した、フレーザーの同時代の学者たち)は、人間が人間にたいしてひどく残忍にふるまうのは過去のことだと本気で考えていた。/… 二度の世界大戦が、人間のいたわりにたいするわれわれの自信を揺るがしてしまったのだ。… 人間の愚行の物語が幕を閉じたとはとても信じられない。ここにフレーザーの時代と現代の違いがある。今フレーザーを批判する者は、『金枝篇』の著者を批判するのではなく、むしろ彼によって代表される時代、およそ二百年前の時代そのものを批判しているのである。これがとりもなおさず『金枝篇』を読む理由なのだ」(16頁)。
目次へ戻る花から花へ、ではなく。[^.^]
早めに浜松に帰ることにした。普通は「帰浜」と書くのだろうが、今いるのが横浜なので、「帰浜」と書くと、方向がわからなくなってしまうのである。[^.^]
実家前のバス停から9:01のバスで発ち、10:22、新横浜発のひかり。11:32、浜松。12:10、帰宅。
そう言えば、今年の夏休みは、国会図書館をはじめとして、どの図書館に行かなかったなぁ。何年ぶりかなぁ..
目次へ戻る 先週へ 次週へLast Updated: Aug 23 2013
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