2013年06月17日:少年の兇悪犯罪 2013年06月18日:メーターが止まってる [;^.^] 2013年06月19日:アンソロジー2冊 2013年06月20日:言ってることは正しいが [;^J^] 2013年06月21日:「バーバリズム」を.. 2013年06月22日:そうだ、京都へ行こう! 2013年06月23日:ちょ〜久しぶりの掃除 [;^.^]目次へ戻る 先週へ 次週へ
少年の兇悪犯罪の報道が、しばしば、メディアをにぎわせている。昔よりも遙かに事態は悪化しているようである..が、実は錯覚。少年の兇悪犯罪は1960年代がピークであり、そのあとは、減少する一方なのである。疑念をもたれた向きは、自分で調べてご覧なさい。
それはそれとして、少年の兇悪犯罪報道に接すると、いつも、とある「探偵小説の黄金時代を代表する傑作」を想い出す。ネタバレになるので、タイトルは伏せる。その小説の幕切れ近く、探偵が、真犯人(少年)に引導を渡す(警察に引き渡すのではなく、“結果的に”「死」に誘導する)のだが..ことが終わったあとの、彼の言葉が恐ろしい。(手元に本書がないので記憶で書く。)
「彼は、生きるに適しないのです」
..「生きるに適しない」..こんにちの人権感覚では、通用しない言葉であろう。子どもなのだから、まだいくらでも「更正」「教育」のチャンス(時間)はあるはずなのだから..(しかし..)
目次へ戻る朝サイクリングをしている最中に気が付いた。距離計が動いていない [;^J^]。速度計などに切り替えても動かない [;^J^]。出発直後は、少なくとも速度計は動いていたと思うが..故障かなぁ? 電池ぎれだと、このように、ピタッと止まりはしないと思うのだが..しかしまずは、電池交換からかな? 今日は面倒なので明朝にでも。電池交換すると積算距離計がリセットされるので面倒なんだが [;^J^]、それにそなえて現在までの走行距離をメモしておく。
21:30まで、残業 [;_ _]。ここ何年間も、ほとんど残業していなかったのだが、今月は、大規模な組織変更や部署移動(引越し)を控えて、さすがにいささか繁忙期。[;^J^]
目次へ戻るおやまぁ、自転車のメーターの電池交換をしようとしたら、メーターが動いているではないの [;^J^]。軽く試してみたが、速度計も距離計も(多分)正常に動いている。昨日のはなんだったんだよ。嫌がらせか? [;^.^]凸
午前中は曇っていたが、午後から降り始めた。(遠くの台風に由来する雨なので、なま暖かくて不快。)とはいえ、夜になっても、結局たいした降り方にはならなかった。
最近、読書記録を書いていないな..読んでいないわけではないのだが(とはいえ、公私ともにいろいろあって、読書量が相当落ちているのは事実だが [;_ _])、忙しいと、気力がね..[;_ _] リハビリがわりに [;^.^] だいぶ前に読了していたアンソロジーを2冊、書き留めておく。
「てのひらの宇宙 星雲賞短編SF傑作選」(大森望編、創元SF文庫)。「星雲賞」を知らない人は、ウィキってください。当然ながら、歴代の名作・傑作(あるいは話題作)ぞろいである。「フル・ネルソン」(筒井康隆)、「白壁の文字は夕陽に映える」(荒巻義雄)、「ヴォミーサ」(小松左京)、「言葉使い師」(神林長平)、「火星鉄道一九」(谷甲州)、「山の上の交響楽」(中井紀夫)、「恐竜ラウレンティスの幻視」(梶尾真治)、「そばかすのフィギュア」(菅浩江)、「くるぐる使い」(大槻ケンヂ)、「ダイエットの方程式」(草上仁)、「インデペンデンス・デイ・イン・オオサカ(愛はなくとも資本主義)」(大原まり子)。
「フル・ネルソン」は昔から偏愛している作品。「白壁の文字は夕陽に映える」を初めて読んだのが何歳の頃だったかは憶えていないが、“超能力者には知性(知能)は必要ない(ので、知能は発達しない)”というヴィジョンに愕然としたことは、はっきりと記憶している。「ヴォミーサ」は、端から端まで鮮明に記憶している、極上のSFミステリ。“殺人ロボット”の行動の“論理的正当性”が、恐ろしい。「山の上の交響楽」も、大好きな作品。「くるぐる使い」は、実は昔は、非常に印象が悪かったのだが [;_ _]、今読むと、そう悪くもないじゃないか [;^J^]。歳を取って、人格が丸くなったか? [;^.^]
「日本SF短編50 II」(日本SF作家クラブ編、ハヤカワ文庫)は、ここ50年を10年ずつ区切って、各年を代表する短編を集めたシリーズの第2巻(1973年 〜 1982年)。「メシメリ街道」(山野浩一、1973)、「名残の雪」(眉村卓、1974)、「折紙宇宙船の伝説」(矢野徹、1975)、「ゴルディアスの結び目」(小松左京、1976)、「大正三年十一月十六日」(横田順彌、1977)、「ねこひきのオルオラネ」(夢枕獏、1978)、「妖精が舞う」(神林長平、1979)、「百光年ハネムーン」(梶尾真治、1980)、「ネプチューン」(新井素子、1981)、「アルザスの天使猫」(大原まり子、1982)。
「メシメリ街道」は、昔は「しょーもな!」、と切り捨てていたのだが、やはり(時代を加味すればだが)それなりの作品かな、と、考えが変わった。歳を取って(以下同文 [;^.^])。「折紙宇宙船の伝説」も、やはり、端から端まで鮮明に記憶している作品。「百光年ハネムーン」や「ネプチューン」も素晴らしいが、しかしやはり、「ゴルディアスの結び目」が、本書のベストワンか。このヴィジョンは、いまだに衝撃的である。
目次へ戻るYMの不倫離婚報道に関して(面倒だから、頭文字ですます)、とある論客?が、「私はですね、この日本人の無記名の陰湿な中傷というのがもう心底、海底2万マイルの底から嫌いなのです」、と、ブログに書いて、炎上しているらしい。
発言の趣旨には、まったく賛成なのである。私も、「(反撃される恐れのない)安全地帯から、安全に叩く」性根は大嫌いである..が、この発言には、どうにもムズムズして仕方がない突っ込みどころがあるのだ。[;^J^]
「この人は、「海底2万マイル」を読んでいるのだろうか?」さらに「基本的な理科の常識はあるのだろうか?」..どうも、「2万マイル」を「深さ」と認識(解釈)しているように読めて仕方がないのだが..もちろん、これは縦方向の距離ではなく、水平方向の(旅程の)移動距離である。ヴェルヌの小説を読んでいれば、自明のことなのであるが..それと、2万マイルをキロメートル単位に直すと、(「マイル」が一般的な「国際マイル」として)約3.2万キロメートル、または(「マイル」が「海里」だとして)約3.7万キロメートル。地球の直径が、約1.3万キロメートルなので、反対側にだいぶ突き出してしまうよね [;^J^]..ま、指が滑っただけだと、善意に解釈しておくけどさ。[;^.^](無論、ヴェルヌの小説中に「2万マイル、航行した」という記述があるわけではない。さらにいうと、そもそも原題(フランス語)の「lieues」は「マイル」「海里」「里」のどれに訳しても長さが違うのだが、ここでは論点が外れすぎるので略。[;^.^])
台風接近。降ったりやんだり。
目次へ戻る..「バカリズム」と空目したことに気づき、無駄に落ち込む朝..[_ _][_ _][_ _][;^.^]
目次へ戻る「京都国際マンガミュージアム」で開催中の「寺沢克也 ココ10年展」は、6月30日(日)まで。なかなか時間もとれないので、見送るつもりだったのだが、ぎりぎりクロスフェードして、「諸星大二郎原画展:不熟1970−2012」が始まってしまうのであった。
第1期=高橋葉介セレクション 2013年6月29日(土)〜 7月27日(土)
第2期=藤田和日郎セレクション 2013年7月28日(日)〜 8月31日(土)
第3期=諸星大二郎セレクション 2013年9月01日(日)〜 9月29日(日)
同じタイトルの展覧会を、有楽町の「スパンアートギャラリー」で観ているのだが、高橋葉介、藤田和日郎(及び、本人)のセレクションというのがポイント。第2期、第3期についてはわからないが、第1期(高橋葉介セレクション)では、全作品に高橋葉介の解説が付くらしいし..6月29日(土)か30日(日)であれば、両方を観ることができるし..29日に、上洛かな..[;^J^](翌30日には上京し、国立新美術館と江戸東京博物館、及び現代マンガ図書館。多分。[;^J^] )
目次へ戻る..まぁ、書きたくはないけどね [;^J^]。窓を開けて風を通してきちんと隅々まで掃除したのは、何ヶ月ぶりでしょうかね [;^J^]。埃って、ある程度十分積もらせ固めると、フェルトみたいになり、手で剥がして捨てられるので、掃除機いらずなんだよね。[;^.^][;^.^][;^.^]
曇天で、スーパームーン観られず。まぁいいや。昔、何度か観ているし。
目次へ戻る 先週へ 次週へLast Updated: Jun 27 2013
Copyright (C) 2013 倉田わたる Mail [KurataWataru@gmail.com] Home [http://www.kurata-wataru.com/]