2013年01月21日:「帰れま10」 2013年01月22日:腐グラドル [^.^] 2013年01月23日:浜信が.. 2013年01月24日:「カブのイサキ」 2013年01月25日:「邪神金融道」 2013年01月26日:「始発電車を待ちながら」/白隠展 2013年01月27日:伯父の三回忌目次へ戻る 先週へ 次週へ
バラエティ番組の話題で、恐縮です。[;_ _][;^J^]
「もしものシミュレーションバラエティー お試しかっ!」なる番組の(いまとなってはほとんど唯一の)番組内企画の「帰れま10」で、ついにパーフェクトが出た。驚いた。
面倒なので説明は前記リンクに任せるが [;^J^]、つまり、とある店の人気メニュートップ10を、一度も間違えずに連続して10品選ぶことができればクリアなのであるが、この企画がスタートしてから、実に4年4ヶ月。138回目にして、ようやく達成できたのである。
あまりのクリアできなさに、タカが(トシだっけ?)「こんなの、バラエティじゃねーだろ!」、と、吼えた [;^.^] ことも一度や二度では無かったと思うが、私もそう思っていた [;^J^]。1クールに1回とは言わないが、せめて年に一度は、「上がって」見せないとね。
これでようやく「憑き物」が落ちたわけだから、ぼちぼち別の企画も立ち上げてほしいところである。(「Aniコレ」の復活も、待望する。[^.^])
目次へ戻る今夜も、バラエティ番組の話題で、恐縮です。[;_ _][;^.^]
「浜ちゃんが!」なる深夜番組で、最近立ち上がった企画は、「芸視庁生活調査課」とかいって、芸能人の私生活(要するに、趣味の生活)の調査である。先週と今週と2回連続で、ゲストは、プロレスラー柴田勝頼、IQレスラー(ってなにさ [;^J^])桜庭和志、そして、吉木りさ。
先週はレスラー2人のプライベートの紹介で、試合会場への入場用のTシャツのデザインを自分たちで(PCで)作っているとかで、それを出演者みんなでデザインしたのであった。今週はその続きで、今度は吉木りさのプライベートの紹介なのだが、彼女は実は、腐女子なのであった。[^.^]
池袋の乙女ロードに通い(3次元に興味の無い腐女子たちからは完全にシカトされ [;^.^])ショッピングを楽しむ。いまどき腐った(という言い方はしないか [;^.^])グラドルなど珍しくもないのだろうが、彼女の部屋の書架の写真を見て、私は非常に感心した。中央に飾られているのは(案の定)エヴァのフィギュアで、エヴァファンの桜庭和志が早速そこに食いついていたが [^.^]、問題はその隣。つまり、書棚の中央の一番いい場所に並んでいるのが、なんと、サンコミックス版「鉄腕アトム」全巻揃いなのである! そして、BLなどに興味も関心もない浜田雅功と木村祐一にBLの手ほどきをすべく、BLの古典としてもってきたのが、「トーマの心臓」なのである!
つまり、基礎が、できているのだ。
蔵書数は小説とマンガで1000冊程度とのことで、別に多いとは思わないが、歳を考えれば、まずまずだろう。私は、彼女を見直した。優木まおみ亡きあと(← だから殺すな [;^.^])、いずれも性格が悪そうなところがそそってたまらん [^.^]「佐々木希」「芹那」あたりにふらついていたが、やはりここは、吉木りさに決めておこう。[^.^]
以下、余談。
吉木りさが「鉄腕アトム」を、どういう読み方をしているのかは、知らない。おそらく、素直に読んでいるのだろうと思う。しかしよく考えてみたら、「鉄腕アトム」こそは、BLネタの宝庫なのである。[;^.^]
邪悪な妄想を暴走させる前に [;^J^]、「アトム」の「BL文脈ではないエロス」について、先に2件、片付けておく必要があるだろう。
まず、アトム自身の問題である。冷静に考えてみよ。アトムって、むちゃくちゃ「エロく」ないか? それもそのはず。アトムは本来、アンドロギュノス(ヘルマプロディトス)属性なのである。これは、手塚治虫自身が、明言している。(大体、あの長い睫と、パンプスを見ただけでも、明らかではないか。)そんな、「半分は女性属性である」「幼児体型の」アトムが、「半裸で」格闘するのである。この時点でアウト、じゃなくって [;^.^]、やばい。[;^J^]
そしてもちろん、アトムの妹の「ウラン」の問題である。「ウランちゃんのパンツ」あたりにリビドーを感じているようではまだまだ幼すぎるのであって、これは廃墟通信でも何度か書いているが、「ウランちゃんの巻(原題:1/2人間の巻)」のヤバさたるや、R指定にならないのが不思議なほどのものなのである。
仔細は略すが、家族に内緒でロボットプロレスに出場したウランは、連戦連勝。しかし、ふとした齟齬から本来の力が出せなくなり(1/2になり)、敵選手(巨漢レスラーロボット)に、コテンパンに叩きのめされ、ぶち壊される..この一連のシーンの迫力(と、SM的な興奮度)たるや凄まじく、いまどきのそんじょそこらのSMマンガ(もどき)などとは、比較にもならない。たとえて言えば..ミニモニの頃の矢口真里が、水着姿でプロレスのリングに上がり、アンド・ザ・ジャイアントにボッコボコに半殺しにされるという、想像しただけでも鼻血が..閑話休題。[;^.^]
..で、これまで私自身は考えたことがなかった「鉄腕アトム」のBL属性であるが、これはもちろんとうの昔に腐女子たちの餌食になっているのであろうが [;^J^]、そんなものを参照してしまったりしては何も書けないので、いっさい検索もせずに、筆の(指の)走るままに書き散らしてみよう。
とにかく、イケメンの宝庫なのだ。人間や宇宙人にまで範囲を拡げると発散してしまうので、ここではイケメンロボットに限定する。(以下、「善玉」「悪玉」は、便宜上の大雑把な性格付けである。)
悪玉少年ロボットとしては、電光人間(「電光人間」)、アトラス(「アトラス」)、ベム(「地球最後の日」)、トント(「青騎士」)。善玉少年ロボットとしては、プラチナ(「幽霊製造機」)、デッドクロス殿下(「デッドクロス殿下」)。悪玉大人ロボットとしては、プルートウ(「地上最大のロボット」)、チボルト(「ロビオとロビエット」)、ブルー・ボン(「青騎士」)。善玉大人ロボットとしては、キノオ(「第三の魔術師」)、ゲジヒト(「地上最大のロボット」)、エプシロン(「地上最大のロボット」)、ボックス(「ロボイド」)、ロビオ(「ロビオとロビエット」)、クスコ一号(「青騎士」)、などなど。
吉木りさはまた、ガチムチ系にも、目がないらしい。番組中のロケは、Boys Love カフェ(「池袋男子BL学園 イケガク!」)で行い、そこで、店のスタッフのイケメンたちに(接吻に至る)BL寸劇を(980円で)演じさせて大興奮していたばかりではなく、スタッフたち(の体型)では無理なガチムチBL寸劇を、ゲストの桜庭和志と柴田勝頼に強要していた(← 暴力である [;^.^])のであるが、ガチムチとくれば、もちろん、「地上最大のロボットの巻」である。渋いイケメンのプルートウが、ひと回り以上も大きいボラーに、ボコボコにされるシーンなど、ぜぇはぁぜぇはぁ、なのでは、あるまいか..BL系腐女子の感性は、わからんけど。[;^.^]
目次へ戻る浜松信用金庫が、そこらじゅうで店舗を新改築しているけど、大丈夫? 景気がいいのかしら..?
目次へ戻る「カブのイサキ」(芦奈野ひとし)の最終巻(第6巻)を、読了。第5巻あたりから、この世界の秘密が垣間見えてきたのだが、なかなか巧妙に(いい意味ではぐらかして)着地したと思う。べたべたな●オチも容易に想像できたのであるが..
目次へ戻る「邪神金融道」(菊地秀行、創土社)、読了。クトゥルーの邪神たちといえども、現代に復活するためには、金が要る。それも大金が必要なのである..というわけで、街金の出番となる [;^J^]。主人公はクトゥルー神話どころか超自然現象など何ひとつ信じていない特撮オタクであり、目前に現出するあらゆる邪神現象を、全て、特撮/CG/大規模な仕掛けとしてしか解釈しないという設定(ギャグ)は、悪くない [^J^]。しかしながら、この作者のクトゥルーものとしては、「妖神グルメ」(同、創土社)の方が、出来が良いと思う。(かなり以前に読んだ作品なので、記憶の美化作用はあるかも知れないが。)「邪神金融道」を読んで面白いと思われた方には、絶対のお薦め![^.^]
目次へ戻る浜松駅前バスロータリーを7:00に発つ高速バスで上京する予定だったが、起床したら、ジャスト7:00 [;_ _]。あまりのことに、衝撃よりも爽快感が先に来た [;^.^]。まぁ、仕方がない。今日の予定はどうせ展覧会めぐりであり、1時間や2時間スライドしたところで、どうということはない。慌てず騒がず、8:15に発ち、9:11のひかりで上京する。
10:50、東京ステーションギャラリー着。「始発電車を待ちながら 東京駅と鉄道をめぐる現代アート 9つの物語」である。(2月24日(日)まで。)1時間もあれば観て回れるし、何しろ地の利がいいので、ついでがあれば覗いてみることをお勧めする。
面白かったのは、まず、パラモデルのインスタレーション(部屋一面の鉄道レール)。そして、ヤマガタユキヒロの作品。「復元された丸の内駅舎」「コンコース」「電車の到着と出発が繰りかえされるホーム」を精緻な大画面の線画で描き、そこに、時々刻々と変化する映像をシンクロさせて映写する。この面白さは、説明では伝えられない。実物を観てみないとわからない。とにかく、どれほど長時間観ていても、まったく見飽きないのである。「インテリアに欲しいねー..」というギャラリーの声が、多く聞かれた。
もうひとつ、特に気になったのが、廣瀬通孝の「Sharelog 3D」である。これは、suicaなどの交通系ICカードをかざすと、その中に記録されている移動経路(利用履歴)が、スクリーンに映し出される(日本の俯瞰図の上に、グラフィカルに「走る」)というもので、なかなか見ごたえがあり、ファンタスティック。残念ながら、私は(これほどたびたび上京しているというのに)その類のカードをもっていないので、試すことができなかったのだが..
ちなみに、誰もが思いつくであろう、自明なシナリオ(成り行き)を、記しておこう。ご夫婦で観に来たとする。奥さんが、ご主人に、「あなたのsuica、当ててみなさいよ」、と、勧めたとする。そのご主人は、これまで一度も(たとえば)大阪に行ったことが無いはずであるとする。ところが..(このリスクについての注意書きが見あたらないのは、いただけませんねぇ..[;^J^])
退出時間は忘れたが、12:05、渋谷タワレコ。7Fのクラシックフロアで、冨田勲の新作。5Fのロックフロアでプログレを2枚。12:35にまんだらけ。持参した11冊を、1270円で売却。
13:15に、Bunkamuraザ・ミュージアム。「白隠展」である。(こちらも、2月24日(日)まで。)
今回は、図録ではなく絵葉書を買ってきたので、主としてそこからのスキャンでお茶を濁しておこう。
「半身達磨」(左図)、「眼一つ達磨」(画像検索結果)、「すたすた坊主」(右図)。「鍾馗」(左図)、「百寿福禄寿」(中央図)、「無字」(右図)。
14:55に退出。図録の購入は見送る。(本当は買いたいのだが、置き場所の問題が深刻であるし、この展覧会を特集する美術番組が複数あるので、それらの録画をもって図録(解説)に代えようという魂胆である。)
16:40、横浜・鶴ヶ峰の実家着。
目次へ戻る実家前のバス停から10:31のバスで、母と発つ。早すぎるので渋谷で時間調整。12:30少し前に、表参道の善光寺。伯父の三回忌である。誰しも同じことかも知れないが、この歳になると、親戚とは法事でしか会わない。もったいないことであるが、なかなか機会を作れないのも事実。
二次会は、原宿駅前の南国酒家。中華料理は久しぶりである。料理も美味かったが、紹興酒の美味いこと! これは、単独で飲んでもダメ。美味い中華料理との組み合わせで、最高のパフォーマンスを発揮する酒なのである。(だから私は、これまで、紹興酒を購入したことが、ただの一度もない。)
お開きは、16:50頃だったかな。品川から17:34のこだまに乗り、寝過ごすこともなく、19:23に浜松で無事に降り、20:10に帰宅。
目次へ戻る 先週へ 次週へLast Updated: Jan 31 2013
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