2010年02月15日:吾妻新作、ロスト? 2010年02月16日:ソノラマコミック文庫について 2010年02月17日:きょういてき 2010年02月18日:「伊藤若冲 動植綵絵 全三十幅」 2010年02月19日:保全作業、一段落 2010年02月20日:スカパー!HDに切り替える 2010年02月21日:素手で洗ってみた目次へ戻る 先週へ 次週へ
吾妻ひでお公式HPの「ひでお日記」が3日前に更新されていたことを見落としていた。その中の「11月10日」(3ヶ月前!)の記述に、「ぶんか社のカラー4コマ漫画 なんとかアップしたので郵送する。」とあった。まずい。私は、この「カラー4コマ漫画」なるものを把握していない。いつ、どこに掲載されたんだ?
そもそも、ぶんか社のどの出版物のための原稿なのだろうか。雑誌か? 書籍か? かりに雑誌だとして、ぶんか社の雑誌の数は多い。11月10日にアップしてるということは、隔週誌か月刊誌用の原稿であった場合、12月か、どんなに遅くても1月には刊行されてしまっているのではなかろうか。
あるいは、コンビニ本だろうか。(カラーということから、ありそうもないが)他人の単行本への寄稿だろうか。雑誌やコンビニ本の場合、今からでは店頭では見つけられない可能性が非常に高い。カラー4コマ1本だけだとすると、ソロの仕事ではなく、複数の漫画家が参加している企画かも知れず、その場合、表紙に名前が載っていない可能性も高い..
..さぁ、大変。[;^J^]
ぶんか社の編集部に電話で訊く、というのは、禁じ手である。迷惑であるし、特に今回の場合、どの雑誌(あるいは単行本)に掲載されたのかもわからず、そもそも(まだ)掲載されていない可能性すらあるのだから..
1〜2ヶ月、間を置いてから、国会図書館でぶんか社の雑誌と書籍を絨毯爆撃するのが、確実かなぁ..(ざっと調べてみたところ、国会図書館には(意外にも)ぶんか社の雑誌の大半が収蔵されているようである。コンビニ本の類は未確認だが..)
目次へ戻るもうかなり以前から困っていること。それは、「百鬼夜行抄」(今市子)と「雨柳堂夢咄」(波津彬子)の、「ソノラマコミック文庫」での刊行が止まっていることである。この両シリーズ、文庫で揃えているんだけどなぁ..
両者とも「ネムキ」誌上では連載中だし、単行本(「眠れぬ夜の奇妙な話コミックス」)の刊行も続いている。しかし、久しく文庫落ちしてこないのだ。
アマゾンでチェックしたところ、ソノラマコミック文庫での最新刊は、それぞれ、
百鬼夜行抄 10 (ソノラマコミック文庫 い 65-14) 今 市子 (文庫 - 2008/7/4)
雨柳堂夢咄 其ノ七 (ソノラマコミック文庫 は 28-8) 波津 彬子 (文庫 - 2008/8/7)
..であり、そもそも、ソノラマコミック文庫自体の最新刊が、
グリムのような物語 トゥルーデおばさん (ソノラマコミック文庫 も 16-4) 諸星 大二郎 (文庫 - 2009/6/5)
..というありさまである。朝日新聞社は、このレーベルをフェイドアウトするつもりなのだろうか?
それならそれで仕方がないが、そうであるならば、「ソノラマコミック文庫は、もう出しません、やめます」、という、言質が欲しい。文庫落ちを待つのを諦めて単行本でキャッチアップし始めるやいなや、文庫で続刊が刊行される、という予知夢に苛まれて、単行本を買うに買えない日々が、ずーっと続いているのである..[;_ _][;_ _][;_ _](編集部に電話して訊いてやろうかしらん?[;^.^]凸)
目次へ戻るもっとも代表的な誤変換として「「意外に」⇔「以外に」」を挙げることに、異論のある人は少ないだろう。「意外に」の方が難しい?言葉らしく、「意外に」とすべきところを「以外に」と書いてしまうケースの方が、その逆のケースよりも遥かに多い。バラエティ番組の字幕では、もはや日常茶飯事であるし、ニュース番組ですら目撃したことがあるような気がするが、これは記憶違いかもしれない。
しかしこれはまだ、たちがよい方なのだ。何故なら、明確に「誤用」だからである。(「誤用」だということを知らない人も多いのだろうが。)むしろこれより遥かに気に障っているのが、「「驚異的」⇔「脅威的」」である。
これは文脈によっては、「誤用」にならないのだ。どちらでも意味が(正しく)通ることが少なくないのだ。たとえば普通は「驚異的な積雪」だろうが、「脅威的な積雪」でも間違いとは言えない。電車が止まったり、雪崩の恐れが発生するほどの積雪は、確かに脅威である。
とはいえ、「脅威的な名演奏」というのは、いかがなものかと思うが..まぁ、同業他者にとっては、仕事を奪われかねない(恐るべき)演奏なのかも知れないが [;^.^] ..もちろん、「脅威的な名演奏」と書く人は、99%、そんな意味で書いてはいないのである。Wondrous! と書いたつもりなのである。
これはあくまでも私の印象に過ぎないが、「意外に」を「以外に」と(確信犯で)間違える人は「無知」なのであり、「驚異的」を「脅威的」と(確信犯で)間違える人は「無神経」なのではあるまいか。そして私は、「無知」よりも「無神経」の方が、始末が悪いと思っているのである。
目次へ戻る昨夜届いた「伊藤若冲 動植綵絵 全三十幅」を、紐解いた..素晴らしい!! 息を呑む大迫力である!! よくもまぁ、これほどまでに精緻な作品を創り出したものである!! 超高精細拡大写真により、「実物を展覧会で観ても絶対に視認できない」細部に至るまで、恐ろしく手の込んだ描き込み・作り込みがなされていることが、はっきりとわかる。高倍率の虫眼鏡を使わなければ見えやしないのに、何故、ここまで..?
まさに、「神は細部に宿る」。これは、一生楽しめる宝石箱だ。52500円は、少しも高くはなかった。[^J^]
わけあって、先週の廃墟通信を読み返していたところ、一箇所、文字化けしているのに気が付いた。まずい! 文字コードを間違えている!
以前も一度やらかしたミスなのだが、本来、JISコードにコンバートされてからアップロードされるべきファイルが、シフトJISコードのままアップロードされているのだ。調べてみたら、2010年1月以降の日記のファイルが全滅である。原因(アップロード用のバッチスクリプトのバグ)はすぐにわかり、手早く修正した。やれやれ..(2010年問題とでも、申しましょうか。[;^J^])それにしても、文字コードを間違えた場合、FireFoxだと致命的に(ファイル全体が)文字化けするのだが、IEだとほとんど正常に読めてしまう(1〜2箇所、文字化けするだけである)のが、かえって迷惑 [;^J^]。ミスに気づくのが遅れてしまうのだ。(それに加えて、今回は、「「吾妻ひでお著作リスト」または「手塚治虫漫画全集解説総目録」と同時に、「廃墟通信」も更新した場合に限り」、発現するバグだったので、ますます発見が遅れたという次第であった。)
藤田まこと、逝去。享年、76歳。
目次へ戻る数えてはいないが、恐らく8〜900枚以上に及ぶと思われるコピーワンス録画メディアのうち、DVD−RAMとDVD−R、合わせて290枚弱の保全作業が完了した。コピーワンス録画メディアは、まだあと500枚以上あると思われるが、もっとも希少価値の高い(今後再放送されない可能性の高い)「バラエティ番組」と「サブカル系番組」のうち、主要なものの保全は終わった。これで、一安心である。
たとえば映画は(よほどレアなものを除き)これから何度でも再放送されるし、DVDだって手に入る。ドキュメンタリー番組の録画はNHKのものが多いのだが、これもDVDやNHKアーカイブなどでカバーできるケースも少なくなく、保全作業のプライオリティは低いのである。
目次へ戻る午前中から部屋の掃除。まったくもって久しぶりなので、厖大な量の埃が窓から空へ風に乗って流れ出していったことであるよ。[;^J^](環境破壊ってか?[;^.^])
13:30に、スカパー!からスカパー!HDに切り替えるための、チューナー置き換えサービス業者来訪。そもそもは自分で接続するつもりでチューナー(SP-HR200H)だけ送ってもらっていたのだが、背面を見て嫌気が差して [;^J^]、改めて設置サポートを頼んでいたのであった。面倒なことは金で解決 [^.^]。私は景気浮揚に協力を惜しまない。世のため人のためとは、このことだ。[^.^][;^.^]
14:00に作業終了。結局、ハードディスクレコーダー(RD-X5)とテレビ(TH-42PX300)との接続は、図のようになった。明らかに無駄な結線もあるのだが(スカパーチューナーとテレビを、アナログとHDMIの両方でつないでたり [;^J^])、まぁおいおい整理していこう。
以前のチューナーは、RD-X5 と「スカパー連動」端子で接続できたのだが、これが廃止された分、不便になった。IRコントローラーで、チューナーから RD-X5 の録画を制御できることは確認したが、この機能はチューナーで受信した番組の情報を転送することは(当然ながら)できないので、RD-X5 での録画予約はやはり必要なのである。つまり、両方で録画予約作業を行わなければならなくなった。(以前は、RD-X5 だけで予約すればよかったのだ。)まぁ、地デジとBSの録画予約は、テレビと RD-X5 の両方で行っているのだから、操作体系がフラットになったとは言える。[;^J^]
システム全体で、地デジチューナーがふたつになったのは助かる。従来はひとつしかなかったので、来年、アナログが停波になったら、地上波をダブ録できなくなるところだったのだ。
5年前に買った RD-X5 を使い続ける限り、ハイビジョン録画はできない。これは確かにもったいないことである。バラエティ番組などは(多くの場合)どうでもいいが、美術系の番組などは、ハイビジョンで残したいと思うことも多い。VARDIA で HDD に溜めるか、ソニー機で BD に録るか。いずれにせよ、「録画したメディアのバックアップ問題」を、なんらかの形で解決できる確証を得るまでは、買うことはできない。PCを使うという解もあるのだろうが..正直なところ、抵抗がある。ハードウェアメーカーに勤めている人間だからかも知れないが、画質や音質(や操作性)は、専用ハードウェアの方が汎用PCよりも優っていると思うのである。あるいは偏見なのかも知れないが。
目次へ戻るなんとなく雲が多いのだが、いずれ晴れるはずという天気予報を信じて、10:45に湯風景しおりへ。午後からは予報通り快晴となったので、15:45まで日光浴などしながらゆっくりと過ごす。[^J^]
今回、新しい試みとして、タオルを使わずに素手で体を洗ってみた。一体全体、どうしてこんな酔狂なことをしてみたのかと言うと..今週水曜日の「クイズ雑学王」なのである。[;^J^]
「有名人が実践!健康雑学SP」という内容で、なかなか興味深く、かつ簡単に実行できそうな雑学がいろいろ紹介されていたのだが、中でも、木の実ナナが紹介した、「ハリのある肌を維持するために、お風呂ではタオルを使わず、石鹸をよく泡立てて素手で洗う」、という雑学が、気になったのである。角質層を痛めるのを避けるためで、これによって肌の水分が保たれるのである。理屈は良く理解できるし、実践例(成功例)もそこにあるのだが..この方法だと、垢がしっかりと落ちないのではないだろうか? 私は普段、自宅では(湯船につからず)シャワーで済ませているが、垢を落とすためには、目の粗い(ポリエチレンの)タオルで、ガシガシゲシゲシと擦らなくてはならないのだ。素手で撫でる程度のことで、垢を落とせるのだろうか..?
..と、mixi日記に書いたところ、数人の方からコメントをいただいた。曰く、時間が重要なポイントなのである。お湯に長く浸かって、垢をしっかりとふやかして、さらに、石鹸をしっかりと泡立ててその上に塗る。それをすぐに洗い流さずに垢が浮くまで待てば、もはやガシガシ擦る必要はなく、その泡を撫で流すだけで垢は落ちるのである、と。
なるほど..というわけで、実験してみたのである。いつもは(面倒なことは先に済ませてしまえ、とばかりに [;^J^])湯に入る前にいきなり髪と体を全部洗ってしまい、それからゆっくり、湯船に浸かったりサウナで汗を流したり日光浴をしたりしているのであるが、その順序を逆にした。まずはざっと汗と汚れを洗い流してから、野天風呂にゆっくり浸かり、サウナで汗を流す。それから石鹸をたっぷりと泡立てて全身に塗り、しばらく放置。しかるのちに、素手で撫で落としてみたところ、あらあらまぁまぁ! 必要十分に垢が落ちてしまうではありませんか!(目から鱗も落ちました.. ← ここ、できればスルーしないでください。[;_ _][;^.^])そっか〜。順序が逆だったのか〜。この歳になるまで、気が付いていなかったな〜〜〜..[;^.^]
考えてみれば、当たり前である。食器を洗うときのことを思い出してみればよい。食後しばらく時間をおいて、食べ残しのソースやら米粒やらが乾いて貼り付いてしまった食器を、いきなり水とスポンジでゴシゴシ擦っても、なかなか綺麗にはならないが、しばらく水に浸しておけば、指で撫でるだけで、綺麗に落ちるではないか..う〜む。もっと早く気が付いていれば、今頃お肌つやつやの中年オヤジになれていたのかも知れないなぁ..[;^J^][;^J^][;^J^][*^.^*]
天下一品で早めの夕食を済ませて、帰宅。
iPhone のスケジューラーアプリである「さいすけ」と「Google Calendar」の(連携の)トラブルが、数週間ぶりに解決した。
どのようにトラブっていたのかというと..なんらかの理由で、「Google Calendar からさいすけへの同期はできるが、さいすけから Google Calendar への同期はできない」、という状態になっていたのである。(単に「双方向」設定が「片方向」設定に変わってしまっていた、という単純な話でもなかったのだ。)結局、原因追求を諦めて、iPhone 上でさいすけを再インストールしたら、あっけなく解決してしまった。う〜む..納得いかんなぁ..[;_ _][;_ _][;_ _]
不具合のトリガーは「Google Calendar」側の(なんらかの)トラブルである、と思われるのだが、今回の(「破壊的解決」であるところの)再インストールにより、原因追求の手がかりを失ってしまったわけである。まぁ、仕方が無い。データは(Google Calendar が保持しているので)問題なく引き継がれた。
目次へ戻る 先週へ 次週へLast Updated: Feb 25 2010
Copyright (C) 2010 倉田わたる Mail [KurataWataru@gmail.com] Home [http://www.kurata-wataru.com/]