2009年11月23日:要するに日時計 [;^J^] 2009年11月24日:廃棄、廃棄! 2009年11月25日:健康診断にて 2009年11月26日:ようやく地デジに正式対応 [;^J^] 2009年11月27日:オルガン・フェスティバル 2009年11月28日:国会図書館→ソフマップ→墓参り→宴会 2009年11月29日:気賀高校吹奏楽部定期演奏会目次へ戻る 先週へ 次週へ
快晴である。浜名湖立体花博の最終日なのだが、さぞや混んでいるであろうなぁ..パスするか。結局、一度も行かなかったなぁ..2004年の花博には7回も足を運んだのだが..まぁ、今回は縁が無かったということで。
結局いつものとおり、10時半から13時半まで、湯風景しおり。今日は風が冷たくないので、普通に日光浴できる(指先が冷たくなったりはしない [;^J^])のだが、しかしそれでも、13時過ぎがほぼ限界。この時刻には、まだ太陽はそれほど低くはないのだが、野天風呂の南側の林の梢に引っかかって、影になってしまうのである。いや実際、ここに通っていると、季節による太陽の高さの変動が、実にはっきりと体感できるのである。[;^J^]
目次へ戻るとにかく部屋が狭いのである [;_ _]。本を買おうにも、たとえば巻数の多い全集など、置く場所が無いばかりに買うのを断念したりしているのである [;_ _]。これほどの悲劇が、世にあろうか [/_;]。せめてひと部屋多いアパートに引っ越せば、少なくとも向こう数年間はこの悩みから解放されるはずだし、その程度の財力はあるのだが..“これら”を動かすなんて、とんでもないのである..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]
..というわけで、全くもって焼け石に水ではあるが、不要なものは捨てるしかない。そして、あまりにも昔からそこに置かれているものは、そもそも視界に入っていない(入っていても認識していない)ので、とっくの昔に不要になっていたにも関わらず、これまでそこに居座り続けていたということが珍しくないのである。
たとえば、目の前にある「フロッピーディスク整理ボックス」である [;^J^]。全部で100枚ぐらい入りそうなボックスが、ほぼ満杯になっている。捨てる、捨てる! とうに使わなくなっているソフトのマスターディスクとか、SCSIボードのドライバとか、そんなのばっか。結局、(念のための)5〜6枚を除いて、残り全部、廃棄処分とした。
紙類も廃棄の対象である。捨てられる本など滅多にないが、書棚の隅から、古い切り抜きが山ほど出てきた。10年前のデジカメの比較試用記事など、無意味である。捨てる、捨てる!
あいたたたたたたたっ!!..中学時代と高校時代の「作文」の束が出てきた! [;_ _][;_ _][;_ _] これはおぞましい。これはおぞましいが ..[/_;][/_;][/_;] しかし、焼却処分するのも躊躇(ためら)われる。私のティーンエイジャー時代の精神生活(キャハッ [;^.^])の記録は、これらを除けば(当時は日記を書いていなかったので)読書記録しかないのである..うーむ、うーむ、うーむ..仕方が無い。スキャンした上で、廃棄処分とするか..(← なんの解決にもなっていない上に、どちらかと言えば取り返しがつかない方向へのアクションのような気もするが。[;^J^])
目次へ戻る今日は会社で健康診断。まぁ結果は、最初からわかっているようなものではあるが。[;^J^]
早い時点で採血をし、次の身長体重検査の前に、「ここで5分間、しっかり押さえておいて下さい」と掲示されている休憩所で、時計を見ながら採血箇所を押さえていたら、暇をもてあましていた身長体重検査担当のオバハンが、もういいんじゃありませんか? と、採血箇所に貼られているバンドエイドを確認し、もういいですね、と、3分20秒で切り上げさせやがった。[;_ _]
夜、帰宅してからバンドエイドを外したら、案の定、止血不足で血豆&内出血になっているではないか [;-_-]凸。大体、採血したあとに貼ったバンドエイドなんぞ、1分目だろうが2分目だろうが、血が滲むことなどなく、綺麗なもんである。外観検査で、止血できたかどうか、わかるわけがないだろーがっ [;-_-]凸
目次へ戻る帰宅したら、ポストにB電器からのチラシが入っていた。BS/デジタル放送対応工事を、今週末の土日に行うとのことである。ようやく、このアパートも地デジに正式対応だ!\[^O^]/(従来は、アナログ用のアンテナで「大体受信できる」ので、それを流用していたのである。)土曜日は上京していて不在なので、日曜日に工事してもらうべく、B電器に電話する。
しかし考えてみれば、つい先日、(アナログの)受信不良でB電器に対応してもらったばかりなんだよなぁ..もろに二度手間だなぁ..アナログの修理依頼をもう少し待てば、まとめて一回で済んだのかもしれないなぁ..と、内心恐縮しなくもなかったのだが、大家さんがこの件でやってきたときに聞いたところ、先日の(私が依頼した)アンテナ修理を契機として、(ようやく重い腰を上げて)地デジ対応することにしたとのことであった。[;^.^](つまり、アレが無ければ、まだ向こう当分、地デジ対応は先送りされていたというわけさ。[;^.^]凸)
目次へ戻る定時に会社を出て、アクトシティ(中ホール)に直行。ローランドの電子オルガンによる「オルガン・フェスティバル」である。道が(驚くほど)空いていたので、18:30の開場時刻に余裕を持って到着できたが、やはり本来は、午後半休を取るべきなのであろう。
奏者は(プロの)ヘクター・オリベラがメインで、RMSオルガン・ミュージックフェスティバル全国大会の入賞者の演奏が3曲差し挟まれる。以下、勤務先の製品に関する部分は差しさわりが無い程度にお茶を濁して書くので、悪しからずご了承いただくとして.. [_ _] 前回、このフェスティバルを聴いたときは、オーケストラ音色のバランスの悪さ(木管や金管のソロは、実際のオーケストラにおけるそれらと同じような音量と距離感で鳴るのに、「弦楽器群」は、実際のオーケストラと、音量も距離感も異なる)に違和感を感じたのだが、今夜はそれほど気にならなかった。使用電子オルガンはAT−900だが、楽器の問題というよりは、セッティングの問題であろうか。
さて、1曲目の「交響詩フィンランディア」(シベリウス)の演奏が、いきなり気に入らない [;_ _][;^.^]。プロの演奏者の音楽性を云々するつもりは毛頭ないが [_ _]、どうも私と、音楽の「感じ方」が異なるのである。たとえば、アゴーギグ(テンポの緩急)が、あまりに極端だと思う。また、次のフレーズ、次の局面に移行するときに、普通はそこで「タメる」だろう、というタイミングで、むしろ逆に「早く切り上げて」飛び込むクセがあり、結果として非常に落ち着かない音楽になる。「フィンランディア」はそもそも曲自体の出来が良く、なんの工夫も無しに、インテンポで音価どおりに(譜面どおりに)四角四面に演奏するだけで、十分感動できるのだから、そんなにいじらなくてもいいのである。(繰り返すが、私の好みの演奏ではないと言っているだけであって、奏者を否定しているわけではない。)
ところが面白いことに、続く「スターウォーズ 〜 ダースベイダーのテーマ」と「シェルブールの雨傘」では、上記の問題が全く気にならない(アゴーギグの極端さが、影を潜める)のである。これは私の乏しい知見からの大胆な推測に過ぎないが、どうも、彼のような電子音楽の専門家は、「クラシックのオーケストラ曲」に向き合うとき、肩に力が入りすぎて、やらなくてもいいことまでやってしまうのではないだろうか。(同じ傾向が、たとえば冨田勲の音楽にも見られるのである。)なお、「ダースベイダーのテーマ」が、木管の音色でしっとりと叙情的に奏されたにも関わらず、「帝国は〜とても〜強い」としか聴こえなかったのは、オタクであるが故の「刑罰(呪い)」なのである。[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]
このあと、RMSオルガン・ミュージックフェスティバルの入賞者による演奏となるが、「Anithing Goes」(C.ポーター)を奏した小学5年生、「Sing Sang Sung」(G.グッドウィン)を奏した小学6年生の演奏は、ここまでのヘクター・オリベラの演奏よりは、感興豊かなものであった [;^J^]。「死の舞踏 抜粋」(リスト)を奏した高校3年生の演奏は、今ひとつだったかな。
休憩をはさんで、再びヘクター・オリベラの演奏。「シェヘラザード 抜粋」(R=コルサコフ)は、このオルガンに搭載されているバイオリン音色のデモのために選曲されたのだろうか。確かに、従来の電子楽器(シンセサイザー)の「バイオリン音色」とは一線を画するリアリティなのだが、そういうことなら、本来のバイオリンと同じ音量で演奏するべきではないだろうか。あまりにも「バイオリンソロ」の音が大きすぎ、残響も深すぎ、しかも音がリアルなものだから、一体、どちらに向かおうとしているのか(何をしたいのか)、聴いていて困惑してしまった。[;_ _][;^J^]
ここで楽器(オルガン)を変えて、C−330という、クラシック・オルガンで3曲。もちろん電子オルガンなのだが、パイプオルガン(と、若干の古典楽器)の音しか出ない、クラシック音楽専用のオルガンである。これが、音も演奏も素晴らしかった。オーケストラ曲の編曲の演奏に感じられる諸問題が、いっさい無い。曲は、「トッカータとフーガ二短調」(バッハ)、「カンタータ BWV156 より アリオーソ」(バッハ)、「トランペット・チューン・アンド・エア」(パーセル)である。実は、C−330の演奏を聴くのは初めてなのだが(工場にいれば自社製品の音はいつでも聴けるのではないかと思われているのならば、大間違い [;^.^])、これはかなりいいな。買う金(と置き場所)は無いけどさ。[;^J^]
さて、最後の曲は(楽器をAT−900に戻して)、ベートーベンの「交響曲第九番 第4楽章 抜粋」である。正直な話、ここまでの経緯から [;^J^] 全く期待しておらず、しかし途中で出るのも失礼かと思って聴いたのだが..これが予想外に良い出来であった。この電子オルガンの声楽の音は、かなり使えるのである。単体で鳴らした場合の実力はどうだかわからないが、この曲の終盤のドンチャン騒ぎ [;^.^] のような、管弦楽もコーラスもパワー全開!のような音楽では、オーケストラ音の中で非常に「それらしく」聴こえるのである。
終演後、べんがら横丁の満州屋でネギネギ餃子とライスを食べて、帰宅した。(ここの餃子は、ジューシーで美味いんだ。[^.^])
目次へ戻る6:30に自宅を出て、7:19のひかりで上京。まずは国会図書館。手塚治虫関連調査である。ヤングマガジンに 1980/07/07号(創刊号)から 1980/12/01号まで隔号連載されていた「こじき姫ルンペネラ」は、1980/09/01号では(作者急病のため)休載となっているが、その号に「休載のおわび」というカットが掲載されているという情報をヤフオクで発見したので、確認に来たという次第。ついでに、従来のリストでは創刊号を「1980/07/01」と誤記していたことにも気がつき、これも修正した。
国会図書館での調査はこれだけ。10時に出て秋葉へ向かう。5年ぐらい前に購入して以来ついにほとんど使わなかった「リブレットU」を、ソフマップで売るためである。このPCに非があったわけではなく、キータッチとキーの間隔に多少の違和感があったものの多分そのうち慣れるだろうと予想して購入したが、結局慣れず、使う意欲が起きなかったのである。これは私が悪かった [_ _]。このままではせっかくの優秀なハードウェアが、なんら世のため人のために役立つことなく朽ち果ててしまい、それは私の良心が許さないことであるので、誰かのお役に立つように、中古市場に出すことにしたのである。
言うまでも無く、引き取り価格は(具体的には書かないが)格安である [;^J^]。(同程度の性能のPCが、今、いくらで買えるのよ、ということだ。)それでも、ヤフオクで売れば、多分、倍ぐらいにはなるだろうが、しかし、ソフマップの担当者が動作確認を済ませた上での値づけであり、クレームが発生する可能性はゼロなので、安心感があるのである。ともあれ、ひと仕事終えた気分になる [;^J^]。やれやれ。
ソフマップで査定(動作確認)をしている間に、石丸電気SOFT3を冷やかしていたのであった。ベルリオーズの「ロメオとジュリエット」(Sylvain Cambreling 指揮)を発見し、iPhone の GoodReader に読み込んである購入済みCDリストに載っていないことを確認して、購入した。この曲のCDも、この指揮者のCDも、やたらとたくさん購入しており、ジャケットを見ても既に買っているのかどうか、確信が持てなかったのである [;^J^]。iPhone でこのリストを持ち歩く値打ちは、ここにある。従来はこういうケースでは、「念のため、買わない」というアクションを取っていたのである。
京浜東北線で東神奈川へ。13時に待ち合わせ、計7人でO君の墓参り。(中学時代の吹奏楽部の仲間たちである。)徒歩で東白楽の「たち花」へ向かい、13:50から(白昼堂々)宴会を始める [;^J^]。iPhone を自慢(プレゼン)したことは、言うまでも無い。[^.^]
17:15に店を出て、新横浜発18:22のひかりで、20:10に帰宅。
目次へ戻る朝一番で、部屋の中の本とDVDの山、及び壁際のCDラックを(涙目で [/_;][;^.^])移動して、B電器を待つ。10:20にやってきて、地デジ対応工事。要は壁のアンテナ端子の交換である。(CDラックに半ば塞がれていたのです。[_ _][;^.^])ほどなく終わり、受信状態確認。OK! [^.^]
昼過ぎ、iPhone の「Top 100's by Year」で1970年前後のヒットソングを聴きながら [;^J^]、佐鳴湖北岸まで往復30分ほど、歩いてみる。ふむふむ。佐鳴湖の周辺を歩くのは随分久しぶりだが、いい感じに遊歩道が整備されつつあるようだ。(まだ工事中だが。)早朝ウォーキングのコースとして、適切であるな。
夜、街中まで車で出て、19時からはまホールで、静岡県立気賀高等学校吹奏楽部の定期演奏会。なかなか楽しめた。演奏もそれなりに良かったが、(何人か、達者なソリストがいる、)それよりなにより、部員全員がしっかりとエンターテイナーしている。少額とはいえチケット代を取る以上、これは当然のことであるのだが、それを高校生時分から教育するのは、非常に良いことである。
実はこの演奏会は、ローランドの電子ドラム(V-Drums)と吹奏楽の(初の)コラボレーションでもあり、そのために作曲された作品も披露された。従って、宣伝的側面があることも否めないのだが、公立高校の吹奏楽部の定期演奏会という枠組みの中で、うまく「出過ぎず」にプレゼンしていたように思う。(どうでもいいが、このFEP、「おもう」の第一候補が常に「重う」であるのは、おかしいように想う。)
目次へ戻る 先週へ 次週へLast Updated: Dec 4 2009
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