*2009年08月10日:実家も地デジ
*2009年08月11日:地震に叩き起こされる
*2009年08月12日:ガレージハウス
*2009年08月13日:また地震
*2009年08月14日:「奇想の王国 だまし絵展」
*2009年08月15日:頑固なFEP
*2009年08月16日:午前中に帰宅する
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*2009年08月10日:実家も地デジ


 ホテルで早起きしてみれば、わはは、かなりの大雨である。都内のどこかで遊んでから横浜(鶴ヶ峰)の実家に帰省しようかと思っていたのだが、これではね。それに、盆休み期間中とはいえ平日である。時間帯によってはラッシュになるだろう。(幡ヶ谷 → 新宿 → 渋谷 → 横浜 → 鶴ヶ峰、と移動するのだ。)チェックアウト時刻の10時までホテルで粘って、ラッシュをやり過ごすか、逆に、さっさとホテルを発ってラッシュが始まる前に横浜まですり抜けるか..

 後者を選び、7:30にチェックアウト。これでは遅かったようで、渋谷までが大荷物(=シンセ)を担いでだとかなりきつかったが、それでも本格的なラッシュには遭遇せずに、9:20に鶴ヶ峰の実家に辿り着けた。

 おっと、実家のテレビが、とうとう液晶になっていた。日立のWoooで26型。これまでブラウン管テレビだったのだが、昨日か一昨日についに故障して買い替えたらしい。当然、地デジである。

 意外なことにというか当然なことにというか、浜松の自宅で使っている42型のプラズマよりも、美しくみえる。これは液晶とプラズマの差ではなく、メーカー(機種)の差でもない。同じ解像度なら、サイズが小さい方が密度感が高いのである。小さすぎることもなく、非常に良いサイズのモノを買ったといえる。

 難点がひとつ。深夜になると、NHK総合とNHK教育のノイズが激しく、画面がほとんどハングアップする。つい最近設置したばかりだから、データが少なすぎるのだが..ここ数日間の深夜といえば、大雨が降っている時間帯でもある。時刻の問題ではなく、大雨が降るとNHKの電波の受信状態が弱くなるのではないかと予想されるが、もう少し調べる必要がある。多分、ブースターで解決できると思うのだが..

 台風9号の被害が大きい。これらの報道を見ていると、ここ1〜2日に読んでいる「放浪惑星」(フリッツ・ライバー)の序盤、月の直近に突如出現した惑星によって月が破壊され、それによる潮汐力異常で全世界で地震や津波の大災害が起こるシーンと、微妙にシンクロしてしまう。[;^J^]

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*2009年08月11日:地震に叩き起こされる


 5時すぎ、強い揺れで飛び起きる。すぐにテレビをつけて情報収集。静岡西部で震度6弱(浜松は、4?5?)との報道。マジかよ。自宅と会社(工場)は大丈夫だろうか。地震情報によると、地震発生は5:06。震源地は駿河湾で地下23Km。M6.6。

 災害時に発動される、勤務先の「安否情報登録システム」に、「本人無事/家族無事/家屋無事(あとから気がついたのだが、これは正しくは「不明」とするべきであった)/出社不可能」、と、入力しておく。 10時前頃に、大家さんに電話確認。とくに問題はないとのこと。ただし、部屋の中で何かが倒れている可能性は、一応はある。液体系の調味料が倒れていたらイヤだが、どうしようもない。

 おや、東芝が、ついに年内にBD対応製品を出すとのこと。目出度い。当面は録画機ではなく、プレイヤーとPCだが、いつかそのうち、RDシリーズのラインナップに入ってくれないかなぁ。昼頃には雨が上がったので、隣町(電車でひと駅の二俣川)のネットカフェ(AirsCafe)へ。実家にネット環境が無いので、休み中はここに通う予定なのである。

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*2009年08月12日:ガレージハウス


 朝はむしろ肌寒いぐらいだったのだが、昨日の予報では、暑くなるはず。出かけるのなら早いうちに、と、朝っぱらからAirsCafe。昼前に帰宅。

 実家の地デジのNHKの不調現象は、さっぱり出なくなった。つまり、時間帯には依存していない。やはり、台風の風雨が原因だった可能性が高い。これは勘だが、私が実家に滞在している今週いっぱいは、もう症状は出ないのではあるまいか。いちおう、母に、症状が発生したときの受信強度の測り方を教えておく。

 ニュース系の番組(番組名、失念)で、「ガレージハウス」の流行が取りあげられていた。要するに、ガレージの中で生活しているのである。愛車と同衾しているのである。疑問の余地無き変態たちなのである..書庫に住んでいる(書籍と同衾している)も同然である我々も、堅気の世間から見れば同類か [;_ _]。いやいやもしかすると、彼らの方がまだマシな? ..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]

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*2009年08月13日:また地震


 昨夜もまた肌寒かった。窓を閉めて寝てしまったぐらいである。今朝も涼しかったが、どうせまた日中は暑くなるのだろう..

 おっと、またかよ。また揺れた。朝7:49、八丈島で震度5弱。横浜は震度3、と報道されたが、ここでは体感で震度2強といったところか。震源地が遠いのでこの程度だが、M6.5なので、実はエネルギーは一昨日の地震と同じぐらいである。午前中はAirsCafe..それにしても、ここ、長時間滞在させてなんぼの店のはずなのに、冷房効きすぎである [;_ _]。昼前に帰宅。快晴。暑い。

 「文豪てのひら怪談」(東雅夫編、ポプラ文庫)を購入して一読。「悪の手。」(車谷長吉)、「幽霊」(小松左京)、「小豆磨ぎ橋」(小泉八雲/池田雅之訳)、「異形の顔(抄)」(平賀白山/柴田宵曲訳)、「天使の落し文(抄)」(筒井康隆)、「張巡の妾」(王士禎/岡本綺堂訳)、「耳の塩漬」(小林甚二)、「熱のある時の夢(抄)」(吉本ばなな)、「驚狸」(石川鴻斎/小倉斉訳)、「奇怪な話(抄)」(豊島与志雄)、「突然の別れの日に」(辻征夫)、「死者からのたのみ(抄)」(松谷みよ子)、「人妖」(泉鏡花)など。

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*2009年08月14日:「奇想の王国 だまし絵展」


 少し早いとは思ったが、実家の前のバス停から8:11のバスで出発。案の定、渋谷に9:30に着いてしまった [;^J^]。喫茶店で時間をつぶし、10時から東急東横8Fの大古本市。収穫は3冊のみ。

 9Fでカレーを食べてから、Bunkamura ザ・ミュージアムへ。「奇想の王国 だまし絵展」である。明後日までなので、それなりに混んでいる。実のところ、たぶん既知の作品ばかりだろうと見当はついていたので、それほど期待はしていなかったのだが、なかなか面白い初見の作品もいくつもあったので、元はとれた。

 非常に可愛らしい女子中学生のグループがいて、どの娘もマグリットやダリやエッシャーを見るのは初めてのようで、初々しく驚いているのがまことに好ましく、気になって気になって仕方がなかった [;^.^]。下手に話しかけても怪しいオジサンでしかないので、アナモルフォーゼの作品の前で戸惑っている彼女らに「この方向から見るんですよ」などとアドバイスをするに留めた。[;_ _][;^.^]

 この美術館は、出口のところにある売店の品揃えが面白く、いつも楽しみにしているのである。ボッシュ(「快楽の園」「聖アントニウスの誘惑」)やブリューゲル(「天使の墜落」)の怪物フィギュア群が実にラブリーで、大人買いしたかったのであるが、置く場所がないので断念した。[/_;]

 このあと、弥生美術館か横浜美術館をはしごする予定だったのだが、微妙に時間(と体力)が足りなくなってきたので、神保町の新刊書店と古書店をざっと回り、最後にAirsCafeに寄ってmixiの未読を片付けてから、帰宅した。

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*2009年08月15日:頑固なFEP


 実家に引きこもって読書のみ。(AirsCafeにも出かけず。)

 私が常用しているFEP(ATOK12)は、時々妙に物覚えが悪くなる..というか、学習を忘れてしまうような気がする。典型的には、「返り値」である。第一候補が「返り血」なのは仕方がないにしても、いったん「返り値」と学習させて、しばらくの間は大人しくしているのであるが、数日後には、また「返り血」..[;^.^]

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*2009年08月16日:午前中に帰宅する


 早めに実家を発って東京駅へ。銀の鈴のコインロッカーにシンセを預けてから弥生美術館にでも..と思っていたのだが、ロッカーは満杯。手荷物預かりの(臨時?)窓口にも、長蛇の列。長蛇といっても、30分並ぶことはなさそうなのだが、弥生美術館の未来図展は来月末までやってるし..と、一気にモチベーションが落ちてしまい、そのまま新幹線のホームへ直行。浜松の自宅に昼前に帰宅。

 地震の形跡、ゼロ。いっさい、何も崩れていなかった [;^J^]。多分、このアパートに限っていえば、震度は2かそこらだったのではないだろうか。やれやれ。

 RD−X5にたまった録画を、ひたすら処理する。といっても、この盆休み中には特に大規模な特番も映画もなく、また、一部のバラエティ番組は横浜でも見ていたので、さほど時間はかからない。明後日ぐらいまでには全部消化できそうだ。

 19時から「熱血!平成教育学院」。毎週見ている番組ではないが、「昆虫大好き美女SP」とあったので、興味を惹かれて録画しつつ眺めていたら、ゲストの中上真亜子がアクティオンゾウカブトの妖虫幼虫を持ち込んでいて、出演者たちがプチパニック [;^J^]。まるまった状態で掌にちょうど乗る位の巨大な幼虫を、「(重さを実感するためにも)持ってみて!」、と、手渡されかけた高島彩が、「アァ〜!、絶対無理!」、と絶叫して逃げだし、そのあとのMCでもテンションが目一杯落ちて暗い表情になっていた風情がまことにゆかしく、このくだりだけ切り出してDVD−RAMへ。[^.^](そういう嗜好の人間なんですよ。[;_ _][;^.^])

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Aug 20 2009
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