*2006年04月24日:新ドメイン開通
*2006年04月25日:転居看板/フッタ修正開始
*2006年04月26日:「奇想コレクション」
*2006年04月27日:フッタ修正完了
*2006年04月28日:拘置所を羨む
*2006年04月29日:裁判官のプロレス観
*2006年04月30日:ある予想
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*2006年04月24日:新ドメイン開通


 昼休みに、「http://www.kurata-wataru.com/」でアクセス出来ない件をさくらインターネットのCS窓口に電話して相談する。案の定、単純な操作ミス(というか勘違い)であった。ドメイン追加の手順を改めて確認。

 夜、帰宅してから再設定。最長2日程度かかるということなので、遅くとも水曜日、次回の更新には間に合うか..と思いきや、10数分後には開通した。[^.^]

 というわけで、私のホームページは今後は「http://www.kurata-wataru.com/」、廃墟通信の入口は「http://www.kurata-wataru.com/ruin/ruin.html」ですので、よろしく。

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*2006年04月25日:転居看板/フッタ修正開始


 帰路、館山寺街道沿いの「酒蔵」に寄る。自宅からは12分ほどの距離である。確か炭焼きの店だったと記憶していたのだが、今日確認したら「炭焼きもある居酒屋」になっていた [;^J^]。この店(建家)は、ここ20年ぐらいで何度も商売替えしている。もともとはケーキ屋だったような気がするが..自動車のショールームだったこともある [;^J^]。創作料理がそこそこ面白いので、たまに寄る分には悪くないと思うが、一応満足するまで飲み食いして5000円。メニューは特に高い方ではないが、ちょっと財布に痛いかな。

 rincに置いてある旧ページ(「倉田わたるのミクロコスモス」とか「新・ベルリオーズ入門講座」とか「吾妻ひでお 著作リスト」とか「“類別トリック集成”読破リスト」とか「“怪談入門”読破リスト」とか「「2001年宇宙の旅」の真相」とか「「ゴジラ」の秘密」とか「シルクロード恐竜紀行 '94」とか「北海道無軌道紀行 '95」とか「“手塚治虫漫画全集”解説総目録」とか「廃墟通信(幻想日記)」とか)の入口に、片端から看板を建て、「http://www.kurata-wataru.com/」の下のそれぞれのページに誘導する。

 あわせて、各ページを構成するファイル群のフッタに埋め込まれている「倉田わたるのミクロコスモス」のURLを、rincから「http://www.kurata-wataru.com/」に書き替える作業を開始する。ファイルの数は2000近いので、手作業はありえない。自動書き換えのスクリプトは既に用意ずみなので、書き換え結果の確認をしつつ、スクリプトで少しずつ修正する。当初の心づもりとしては一気に(一晩で)やらなければならんか..と腹をくくっていたのだが、別にそこまで鮮やかにスイッチングする必要もないということに後から気が付いたので、ここは慎重に、数日間かけて書き替えることにする。今夜のところは、手始めに「ベルリオーズ」のファイル群で、スクリプトの動作を確かめる。

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*2006年04月26日:「奇想コレクション」


 最近はSFが売れているという。ほんとかなぁ? 数年前には栄耀栄華を誇り「ミステリにあらずんば人に非ず」という勢いだったミステリが、いまや(SFと入り替わりに)冬の時代なのだという。ほんとかなぁ? 書店にいけばまだまだミステリ(と児童向けファンタジー)が幅をきかせており、SFなんぞは目を凝らして探さなければならない始末なのだが。

 とはいえ、書籍全体が「冬の時代」である昨今、(しぶとい)固定読者層を確保しているSFは強い、と言われるとそのとおりかなと思う。私みたいに読む時間があろうがあるまいがとりあえず買いおく馬鹿もいるしさ。[;^J^]

 というわけで、過去一週間くらいで片付けた積読を3冊ほど。いずれも河出書房新社の「奇想コレクション」である。このシリーズはいまや、国書刊行会の「未来の文学」シリーズと並ぶ、海外SFの2大ブランドに成長したが、このいずれも「SF」と冠していないあたりが、まだまだ「SF」の復調は本物ではないのだなと思われる所以(ゆえん)なのだが、閑話休題。

 「フェッセンデンの宇宙」(Edmond Hamilton、中村融編訳)- さすがに傑作揃いである。特選はやはり表題作。結末は複数バージョンあり、ここに収録されているのがオリジナルバージョン。私はこのバージョンも既読のはずだが、どこで読んだのかな。「SF」をただ1篇の短編で代表させよと問われたら、この作品を挙げざるを得ないのではないか。「風の子供」も素晴らしい。ほか、「向こうはどんなところだい?」「帰ってきた男」「追放者」「翼を持つ男」「太陽の炎」「夢見る者の世界」など。それにしても「キャプテン・フューチャー全集」が、全11巻のうち9巻までで刊行が止まっているのが気になる。もしやと思うが、翻訳者の事情だろうか?

 「願い星、叶い星」(Alfred Bester、中村融編訳)- 特選は、やはり既読の「イヴのいないアダム」。これまたジャンルを代表するに値する雄編。この迫力たるや、物凄い。殺人ロボットを題材にした、有名な「ごきげん目盛り」は、私にはあまり乗れない。今回初訳の「地獄は永遠に」も、まぁこんなものかな。やはり既読の「昔を今になすよしもがな」が好きなんだなぁ。特に幕切れ近く、「不思議の国のアリス」の群像の彫像の頭部が、カマキリの頭部にすげ替えられるシーン。35年前に読んだ時の恐怖を、いま再び味わえた。感激。

 「どんがらがん」(Avram Davidson、殊能将之編)- 特選は、やはりいずれも既読の「さあ、みんなで眠ろう」と「どんがらがん」。特に後者はピーター・ブリューゲルの絵を思い浮かべながら読むと、最高である。「ゴーレム」「グーバーども」「ナポリ」「すべての根っこに宿る力」なども素晴らしい。有名な「さもなくば海は牡蠣でいっぱいに」は、私には昔からピンと来ない作品である。今回もいまいち乗れなかった。

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*2006年04月27日:フッタ修正完了


 朝っぱらから、各ページの各ファイルのフッタの書き換えをコツコツと。基本的にはスクリプトまかせなのだが、結果の検証に手間取るのである。

 KDDIからモデムが届く。5月2日からKDDIメタルプラスに切り替えるからである。コロっと忘れてた [;^J^]。ま、あとで設置マニュアルでも読んどきましょか。書類群はどこに隠れているのかな、この散乱した部屋の中の。[;^.^]

 日記の更新をすませてから、車で出動。りそな。ジョーシン(また一段と、棚がスカスカに)。べんがら横丁の「龍の家」で肉玉ラーメン。これは結構、美味いかも。谷島屋に寄ってから帰宅。

 夜までかかって、全ファイルのフッタの書き換え完了。やれやれ。

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*2006年04月28日:拘置所を羨む


 まずは谷島屋。昼食はべんがら横丁の「KO-LA」で鶏べんがら丼。う〜ん、特にたいしたことはない。まぁ、ランチメニューで評価するべきではあるまい。帰宅して、午後は録画消化。

 堀江被告、94日ぶり保釈。朝日新聞によると「取り調べのないときに読み終えた本は、小説や語学書など約200冊に及ぶという」。8キロ減量したらしいし、まるで夢のようではないか。僕も拘置所に入れて欲しい。[;^.^]

 もっとも、これに近い状況は、数年前に体験している。痔の手術で約2週間入院した時である。この時は私も、やはり1日に2冊のペースで、ばんばん読書できたものである。食事は美味いし、最高のバカンスであった。ホリエモンとは逆に(食っちゃ寝状態だったので?)太ってしまったけどね。[;^J^]

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*2006年04月29日:裁判官のプロレス観


 あまりにウケてしまったので、サンケイウェブから論評抜きで引用する。


「打ち合わせないプロレス、許されず」大仁田さんに賠償命令

 プロレスの場外乱闘で顔面をけられて大けがをしたなどとして、プロレスラーのセッド・ジニアスさん(39)=本名・渡辺幸正=が、参院議員でプロレスラーの大仁田厚さん(48)らに1500万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁の野村高弘裁判官は28日、「顔面を力任せにけるのはプロレスではない」と述べ、大仁田さんらに78万円の支払いを命じた。
 判決によると、渡辺さんは平成15年4月、大仁田さんらとのタッグマッチを開催。試合終了後、大仁田さんに対し、事前の打ち合わせのない場外乱闘を挑もうとした渡辺さんを、大仁田さんのセコンドが押し倒して顔面をけった。
 野村裁判官は「プロレスでは、打ち合わせなしに相手を攻撃するのは許されないこと」と指摘。セコンドが渡辺さんを押し倒したことは「やむを得ない行為」と判断したが、力任せに顔面をけることまでは「正当化する根拠がない」と述べた。その上で、「大仁田さんはセコンドの監督権限があり、使用者責任を負う」とした。

 ..[;^.^][;^.^][;^.^][;^.^][;^.^]

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*2006年04月30日:ある予想


 高千穂遙の「日々是口実」の4月29日分から。


しかし、拘置所で痩せても、意味はあまりない。すぐにリバウンドする。運動をほとんどしないで、1日1200キロカロリー(男性用メニュー)の食事だけで痩せたからだ。脂肪も落ちたが、筋肉も落ちている。当然、代謝能力も落ちている。この状態で娑婆に戻り、前と同じ食事を再開したらどうなるか。考えるまでもなく、明らかである。今後も堀江被告ウォッチをつづけて、どれくらいでリバウンドするのかを確認したいね。これはいい参考例になるはずである。

 言われてみれば、そのとおり。私も興味津々である。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: May 4 2006
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