*2004年12月20日:不安な日々 [;^J^]
*2004年12月21日:忘年会その一
*2004年12月22日:忘年会その二
*2004年12月23日:巨大な異物 [;_ _]
*2004年12月24日:順応する [;^.^]
*2004年12月25日:「ゴジラ ファイナル ウォーズ」!\[^O^]/
*2004年12月26日:「七人の侍」
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*2004年12月20日:不安な日々 [;^J^]


 何が不安なのかというと..一昨日発注した「TH−42PX300(42型のプラズマテレビ)」が、部屋に“入る”かどうかなのである [;^J^]。いや、物理的に入ることは判っている。これの台になる(新調した)オーディオラックの幅は120cmだし、このテレビの幅は113cmである。楽勝である。ただ..このテレビは、エイデンのだだっ広い店内で見てすら、「大きいなぁ..」、と、思えていたのである [;^J^]。六畳間に入れたら、体感サイズが50%近く巨大化することは、間違いないし..[;^.^]

 ま、23日に届くのが楽しみだ。[;^J^]

 ちなみに、購入価格は詳しくは書かないが、まぁ大体、「1インチ1万円」の相場どおりである。「kakaku.com」などで探せば、これより4万円は廉く買えることは、最初からわかっていた。但し、それらは通販である。地元の「店員の顔が見える店」で、長期保証をつけて買う方を選んだわけだ。この4万円の価格差など、屁でもない。(10万円なら、考えますけどね。)

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*2004年12月21日:忘年会その一


 今夜は、部署の(退職する同僚の送迎会を兼ねた)忘年会である。19:30から、会社の近くの「ふみや」という店。ここはなかなか美味いと思う。

 明日も仕事なのだし、さほど痛飲することもなく、23時になる前に代行運転で帰宅した(はずである)。(代行を使うのも、久しぶりである。)

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*2004年12月22日:忘年会その二


 午後半休。書店をハシゴしつつ帰宅。(最近は、書店が開いている時刻に退社できない事態が常態化しており、「足が速い」雑誌類を買い逃がしかねないという始末なのである。なんとかせんとなぁ..)買いそびれていた雑誌や書籍は、大体揃ったのだが..「レコード芸術」だけが、どこの書店にも無い。

 もともと20日発売であるし、ごく少部数しか入らない書店も多いので、早くも売り切れつつあるのか..とも思ったが..三方原の谷島屋書店では、「先月号」が山積みにされていた。(危うく間違えて買うところだった。)これはおかしい。いくらメンテの悪い書店でも、今月号が入荷したら、先月号は片付けるだろう。つまり、今月号はまだ入荷していないのか? ..富塚町のツタヤにも無かったので店員に調べてもらったら、まさにそのとおりであった..とうとう廃刊か? [;^J^]

 今夜は、昨夜とは別件の忘年会。富塚町の「主婦の店」の近くの「はわ家」という店に、19:30。ここに来るのは始めてである。

 わりと和めていい感じの店。勤務先の中堅社員を中心に、全部で10数名。出産間近の女性も数名。酒飲んでて大丈夫なのかなぁ [;^J^]。会費はいくら払ったんだろう? てゆーか、払ったよな? 記憶には無いが。[;^J^]

 今夜も代行で帰るつもりだったが、結局、O君に送ってもらう。車は明日、はわ家の駐車場まで取りに来ることにする。ここに来たのとは違うルートで送ってもらったのだが、実は自宅からかなり近いことに気が付いた。

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*2004年12月23日:巨大な異物 [;_ _]


 ちょっと寝坊してから、「はわ家」の駐車場までマーチを取りに行く。徒歩25分、2キロ強である。これなら、今後はこの店に行くときは、車ではなく歩きで十分だなぁ。帰りの足の心配なしに、十分飲めるわけだ。まぁ、真夏とか真冬とかは歩きたくないが。[;^J^]

 19:10、エイデンの配達車到着。AVC−2890(アンプ)と、TH−42PX300(プラズマテレビ)である。

 なるほど..でかい [;^J^]。配達員さんが、開口一番、「大きなモノを買われましたねぇ..普通の家庭では、32型か大きくても37型ですよ」、と、仰る [;^J^]。今ごろ言うか、今ごろ。[;^.^]凸

 ま、設定自体はサクサク終わる。アンプの設定は、あとで自分でやりますから、と、置いていくだけにしてもらう。従来使っていた(多分)21型のモニターディスプレイは、2100円で引き取っていただく。まだまだ問題なく使えるのに処分するなど、罰当たりな行為だとは思うが、置き場所が無いのだから仕方がない。背に腹は代えられない。願わくば「廃棄」ではなく「リサイクル」されるパーツが多からんことを..さらに願わくば、どこかで誰かにリユースされんことを..

 現在の接続は、ハードディスクレコーダー(RD−X5)がセンターになっており、LDもVHSも(予備のDVDプレーヤーも)ここに映像と音声を入力している。(DVDに録画するためである。)このレコーダーから映像信号だけがプラズマテレビへ、音声信号だけがアンプへ出力されている。実際にはアンプもプラズマテレビも、センター的機能を豊富にもっており、今の接続がベストかどうかは全然わかっていないのだが、まぁ当面は、絵と音をまともに出して、まともに録画できて、まともにDVDに焼けるところまで持ち込むのが先決である。

 RD−X5への入力系を、ひとつ忘れていた。地上波のアンテナである。現在、「テレビ番組」のソースは、これだけである。CSはともかくBSが入らないと、ちょっとつらいので、配達員さんに相談する。「アンテナは買えばいいとして、アンテナ線はどこを通そうかと..」すると全く当たり前のように「(あそこの)エアコンのダクトを通しましょう」「だとすると、エアコンの取り外しなので、おおごとになりませんか?」「なに、エアコンは引っかけてあるだけなので、ちょいと持ち上げればいいんです」..なるほど。では早速今週末あたりに、またエイデンで相談するか。

 配達員さんたちが帰ったあと、アンプは自分で接続する。RD−X5からデジタルケーブルを1本つなぐだけだから、楽勝である..

 ..音が出ない。[;^J^]

 もちろん、入力ソースの設定をしなければならないのだが、まずもって、「システムセットアップ」画面に入れない。取扱説明書どおりに操作しても、リモコンのスイッチ操作に反応しない。リモコンからなんらかの信号が送信されているのは、確かなのだが..

 ..ふと、ヘッドホンジャックからヘッドホンを外してみたら..反応した。[;^J^]

 おい、コラ! [;^.^]凸

 これを「仕様」と言いますか? これを「仕様」と言うのですか? [;^.^]凸(そりゃまあ、クイックスタートを本当に忠実になぞったら、途中で「ヘッドホンを接続する」機会など、無いんですけどね。[;^J^])

 しかし、まだ音が出ない。うーん、このケーブル、少し怪しげだが..しかしつい数日前、LANケーブルを疑って買い直した挙げ句、結局、ケーブルの問題ではなかった、という事例があったしなぁ。しかしとりあえず、音を出すのが先決だ。RD−X5とアナログでつないだら、特に設定することもなく問題なく音が出たので、当面、これでしのぐことにする。今週末にでも、腰を落ち着けて、マジメにセッティングするか。

Picture

 それにしても..42型なのである。ここは六畳間なのである [;^J^]。この違和感は、強烈である。(写真では、これがなかなか伝わらない。)とにかく、ギョッとするのである [;^J^]。非日常的というか、超現実的というか..いまふうに言うと、「ありえな〜い」、という奴だ [;^J^]。「大は小を兼ねる」「過ぎたるはなほ及ばざるが如し」が、耳の中でガンガン響きながらせめぎあっている..[;^.^]



 これは単に「大きさ」だけの問題ではなさそうだ。デカさかもデカさだが..私の部屋は、ご覧の通り、基本的には“神保町テースト”なのであるが..この一角だけ、秋葉原なのである [;^J^]。多分、このチルトスタンドが問題なのだ。42型を支えられる、骨太の重量感に加えて、みょ〜にカッコ良い、フューチャリスティックでスペイシーなデザイン [;^J^]。これもまぁ、もっと小さければ気にならないのだが..ラックの上にフィギュアを並べたり本を積み上げたりして“ダサく”すると、少しは“馴染む”かも知れないなぁ。[;^.^]

 晩には、ひさびさに、こだわりやまへ。

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*2004年12月24日:順応する [;^.^]


 この巨大なテレビに何かカバーをかけておくと、部屋の雰囲気が落ち着くかもしれない、と思いついた。とにかく、この(良い意味で [;^J^])ダサくて古本屋みたいな部屋の中で、あまりにメカメカピカピカしているからである。何か泰西名画のタペストリーでも見つかるといいのだが..

 ..というわけで、退社後、イオンに寄ってみる。(会社からだと、浜松環状線を約10キロ、15分ほど走るだけで着く。)タペストリーなどあるはずがないので、取りあえずカーテンの類を見繕う。ジャスコのカーテン売場の品は、泰西名画どころか、あまりにも汎用的で無難な色調ばかりでつまらない。エスニック系雑貨屋のカーテン系(の物件)には、多少そそられるデザインのものもあるのだが..この方向で“間違える”と、部屋にとって取り返しの付かないことになる [;^.^] ので、今日のところは見送ることにする。[;^J^]

 3Fの谷島屋。「レコード芸術」はここにも未入荷。店員に調べてもらうが、結局、音楽之友社のホームページにインフォが出てたのを発見。「製作ミスで、1週間遅れの27日に発売される」とのことであった。うーん、自力でこの情報を取得できなかったのは不覚であったが [;^J^]、それにしても、どういうミスをやらかしたんだろう? 私はこの雑誌を(多分)20年以上購読しているが、こういう事態は記憶にない。

 クリスマスイブだということを思いだしたので、1Fのジャスコで、シャンパンとか鳥とかスモークサーモンとかを買う。

 帰宅してみたら..意外にも、テレビの巨大さがさほど気にならなくなっていた。どうやら、感覚が歪んできた慣れてきたらしい。[;^J^]

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*2004年12月25日:「ゴジラ ファイナル ウォーズ」!\[^O^]/


 クリーニング出ししてから、車でジョーシンへ。高いので買うのをずーっとためらっていた「七人の侍」のDVDを、思い切って買う。また、その他のDVDを6点注文しておく。

 文泉堂と谷島屋に寄ってから、車でイオンへ。エイデンでBSアンテナ工事を発注する。30日の午前中に来てもらう。昼食は、1Fの「むつみ屋」で「北の恵みラーメン」。わたくし的には、ハズれ [_ _]。濃厚味噌ラーメンは美味かったんだがなぁ。次回は塩ラーメンを試してみるか。3Fの谷島屋でいろいろ購入してから、いったん帰宅。

 改めてバスで、街中に出動。トーホーシネマで「ゴジラ ファイナル ウォーズ」である。

 ..面白い。面白いぞ、これは! お薦めである!\[^O^]/

 予告編はほとんど観ていなかったが..事前の情報によると、「ミュータント部隊」だの「大怪獣が続々復活」だの「X星人」だの「妖星ゴラス」だの..支離滅裂ではないかそれでは!、と、頭を抱えていたのが正直なところで..ま、今年は既に「デビルマン」も観ているし、アレより下はあり得ないので、恐れることは何もないのだ [;^J^] ..と、自分の心を落ち着かせながら席に着いたのだが..

 「ミュータント部隊」だの「大怪獣が続々復活」だの「X星人」だの「妖星ゴラス」だのというのは、もちろんその通りの「支離滅裂」なストーリーなのだが [;^J^]、それで全然構わない映画であった [^.^]。とにかく、「楽しい怪獣映画を作ろーぜっ!」「(これで最後なんだから)持ちネタ全部繰り出そーぜっ!」、という熱意がストレートに伝わってくるのが、素晴らしい。

 もちろん、欠点はいくらでもあって、例えば(肝心要の)特撮にしても、こんにち的な意味では最高水準とは言えない。特に、怪獣たちの飛翔シーンのぎこちなさが、目に付くが..でもね..いーんだよ、そんなことは! だって、観ていて楽しいんだから!

 人によっては、(というか、多くの人は、)「あまりに人間(というかミュータント)たちのアクションシーンが多すぎる」と批判するかも知れないが、私はこれで構わないと思う。(マトリックスへのリスペクトが明らかな)肉弾戦を入れると決めたのであれば、このくらいの量(長さ)は入れないと、中途半端で無意味になってしまうし、マトリックスと比較して云々などという狭量な [;^J^] 視点を捨てれば、これらのアクションシーンも十分に楽しめるはずである。

 俳優たちもいい。主役の尾崎を演ずる松岡昌宏、ゴードン大佐を演ずるドン・フライもいいが、特に、X星人統制官を演ずる北村一輝が最高である。テレパシーで操る怪獣たちがゴジラに倒されるたびに、ガクガクとショックを受ける演技の胡乱さがなんとも。[;^.^]

 ギャグもたくさん散りばめられている。一連のゴジラ対怪獣戦の「前座」扱いの“動きの機敏な怪獣”が、いきなりゴジラに一蹴されると、X星人統制官が、「やっぱ、マグロ喰ってる奴はダメだな」..[;^J^]。これは誰にでも(?)判りやすいが、国連事務総長を演ずる宝田明が、「こう見えても昔は百発百中で」というのは、判る人にしか判らない。もっと難しい [;^J^] のは、テロリストを演ずる佐野史郎の、「(X星人のいいなりになっていると)古きものどもが甦るぞ!」、で..これは、単にクトゥルー神話の知識だけでなく、佐野史郎がクトゥルー神話フリークで、クトゥルーもののドラマで主演したり、クトゥルーものの小説を書いたりしている、ということを知っている人専用のギャグなのであった。[;^J^]

 音楽が、なかなかゴツいロックじゃん、と思っていたら、キース・エマーソンだったのね [;^J^]。事前知識が全然なかったものですから..とにかく、これは観ても損はしないよ。

 メイワンの谷島屋に寄り、遠鉄デパ地下で総菜を購入してから、バスで帰宅する。

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*2004年12月26日:「七人の侍」


 昨日買ってきた「七人の侍」のDVD(東宝、TDV2673D)を、早速観る。(他にも山ほど未視聴DVDが溜まっているのだが..)..をを! やはり42型にしといて良かった [^.^]。もう、「過ぎたるはなほ及ばざるが如し」なんて、言わないぞ! [^.^]b やはり、このアプリ(映画鑑賞)には、この程度の画面サイズは欲しいところだ。

 今さらこう書くのも間が抜けているが、やはり感動的..という言葉はいまいちそぐわないな。とにかく、圧倒的に面白い! いくつか見覚えのあるシーンが欠けているような気がしたが..何度か観直してみたところ、こちらの記憶が混交していて、他のシーンと混同していたために、欠落に思えたのだった。それと、これは以前から思っていたことなのだが..どうも、野伏の(その時々で)殺された人数と(その時々で)生き残った人数の勘定が合わないような気がするのだが..ま、これは突っ込むだけ野暮なような気がするので、細かく検証することはしない。[;^J^]

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Dec 29 2004 
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