*2003年02月10日:「だえもん」とかね
*2003年02月11日:宗教について
*2003年02月12日:「先送り」の本質
*2003年02月13日:事態は悪化する..
*2003年02月14日:聖バレンタインデーの惨劇
*2003年02月15日:半身不随
*2003年02月16日:ルナティック
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*2003年02月10日:「だえもん」とかね


 ふと思い出したけど..10年以上昔の「UNIX界」(junet)では、「ローマ字/カナ変換フィルタ」というのが、結構活用されていた(ポスト&メンテされていた)と記憶する。フィルタであるから、なんでも通る(なんにでも適用できる)。当然、普通のコマンドの出力に通しても、ギャグにしかならない。一体、何故こんなものが必要だったのかというと..

 ..「ローマ字」でポストされるニュース(あるいはメール)が、大量にあったからである。つまり、まともに日本語を使えない(日本語入力FEPがインストールされていない)環境が、珍しくなかったのだ。そんな時代があったのである..

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*2003年02月11日:宗教について


 想い出話は多忙のしるし [;^J^]。今日は、学生時代に身近にあった、とある新興宗教について..といっても、私が入信していたわけではない。通っていた大学の隣りに、その教団の総本山があったのである。

 「霊波の光」と言う。

 三層位の天守閣を模したその建家は、夜間にはライトアップされていた。毎日数回、定刻(何時だかは忘れたが)には、穏やかなテーマ・ミュージック(?)を流していた。白っぽい作業着(?)を着た信者たちは、時々道路掃除をしていた..なんにせよ、オウム事件などより遙か以前の時代のことでもあり、そういう集団に対して格別の偏見を持つ理由もなく、まぁ、私にとっては(言葉は悪いが)「毒にも薬にもならない」人々であり、宗教であった。前述の「テーマ・ミュージック」以外、ほとんど何も記憶に残っていない..

 ..のだが、ひとつだけ、印象に残っているエピソードがある。

 私の通学先の大学と「霊波の光」の総本山がある小さな小さな町の名は「運河」というのだが、その町のただひとつの(私鉄の)駅である「運河駅」のホームで、電車を待っていたときのこと。ほとんどひとけの無い閑散としたホームで、ふと隣りの人をみると、彼が足元に置いていた手荷物は、ローランドのシンセサイザー「システム700」のモジュール(メインコンソールシステム)なのであった。

 通常、持ち歩かれる物件ではない。さすがに驚いた私は彼に話しかけ、彼がローランド社のサービスマン(あるいは営業マン?)であって、「霊波の光」の教祖が使っている「システム700」の交換修理だかなんだかをしてきた帰りだということを知った。

 「布教に使うんでしょうかね? これ..」..と呟いていた、彼の困ったような微苦笑が、忘れられない..[;^J^]

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*2003年02月12日:「先送り」の本質


 とにかく、ほとんど笑えるほど、時間が無いのである。日記の更新なんかしている場合ではないのである..ということで、まだ宵の口だったが早々にギブアップして、「更新は遅れます」、と、アップしておいた。

 しかしね..こんなことをしても、少し長い目で見ると、なんの解決にもなっていないのである。なぜなら、来週の“時間資源”から、1日取り崩しているだけなのだから..

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*2003年02月13日:事態は悪化する..


 今夜も更新できなかった..

 ..つまり、「来週」から2日間、取り崩したわけである..

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*2003年02月14日:聖バレンタインデーの惨劇


 (確か)22時頃にこだわり山へ。(ここんとこ連日、2時近くに会社の門を出ていたので、画期的に早いとしか言い様がない。)..0時過ぎに、こだわり山を出て階段を降りたら、目の前の交差点の青信号が点滅を始めたところ。ここは無理をしてでも渡ろう!、と、走り始めた途端..

 ..思いっきり、前のめりに転倒!..[;_ _][;^.^]

 ..ただちに飛び起きて、(汚れを払い落とすなど)体裁を取り繕ったのだが、心配するまでもなく、私の方を見ている人は、ほとんどいなかった(ようだ)。体の右側から「着地」したのだが、これといって怪我も出血もしている気配はない。なんにせよ今夜のところは自重して(悪所に寄るのはやめておいて [;^J^])素直にタクシーで帰宅したのだが..

 ..なんか、タクシーから降りにくいとは思ったんだが..いざ着替える段になって気がついた。右腕、上がらないじゃん [;^.^]。いや、正確に言えば、上がるには上がるんだが、下ろせないじゃん。[;^.^]

 毎度毎度感心しない素人診断だが、これは筋肉痛(あるいは“ひねり”)だ。上腕なんとか筋だかが痛まっていて、これに力が入らないのだ。恐らく、「腕を下ろす」という動作をする時に(支える)仕事をする筋肉なのだろう。

 ..まぁ、いいや。こんなもんはそのうち治る。ついでに、右脚の打撲傷(?)にも気がついたが、ピョコタンピョコタン歩くことは出来るので、これも気にしないことにする。転倒したときに「ズッた」のか、ワイシャツの右腕の袖口付近が裂けている [;^.^] ことにも気がついたが、これもOK。ワイシャツは有り余るほど持っている。これは棄てることにしよう..

 ..ここでようやく、ちと深刻な事態に気がついた。背中のリュックに入っていたリブ100弐号機(ARCTURUS)が損傷している! [/_;][/_;][/_;]

 左側面から衝撃を受けたらしい。そちら側にあるHDD取り付け口の蓋が割れている。また、本体だけが衝撃を受けて、ディスプレイはその方向の力を受けなかったらしく、結果として、本体とディスプレイを止めていた「爪」が、左右両側とも折れている..そして電源を入れてみたら..

 ..もちろん、HDDを認識しない [;^J^]。慌てず騒がずHDDを外し、(といっても、前述のごとく、蓋が損傷して変形しているので、いささか手間取ったのだが、)このところずっと出番が無かった、リブ100壱号機(DIASPER)に装着してみたところ..無事に認識した。この状態で、直ちにバックアップを取る..

 つまり、ARCTURUS の本体側に問題があるのだ。マザーボードか、それとも単にコネクタか..ARCTURUS を(サブ機としてソフマップで)購入したのは、ほぼ1年前であり、今日まで、ほぼ主力として働いてきてくれたのだが、あるいはここまでか..どう考えても「全壊」ではないので「廃棄」はありえないことと、マザーボード系の故障であるとすると、修理出しをすれば目の玉が飛び出る金額を請求されるであろうことを考えると、「部品取り用に手元に置いておく」、という選択しかあり得ないかな..

 ..しかし翻って考えてみるに、「PC(等)を落として壊す」、というのは、モバイラーの基本である。誰もが一度は通る道なのである。想えば私は1990年にJ3100SS02Eを購入して以来、J3100SXP、T2150、リブ30、リブ100、(及びサブのリブ100)と、6台続けて東芝のモバイルPCを買ってきたのだが、この間、ただの一度も、「落として壊した」経験が無かったのであった。(今回も、正確には「落とした」わけではないが。)これでようやく、私も一人前になれたわけだ(← 違うよ [;^.^])。

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*2003年02月15日:半身不随


 朝になっても、腕は痛い。日常的な仕草で一番しんどいのが、上着に袖に腕を通す時である。あたたたたたたたたたたたたたたた..[/_;]

 しかしなんとか、休日出勤はできそうだ。右腕は極力動かさずに添えるだけにして、左腕一本で運転すれば。(をぃ [;^J^])

 ..閑話休題。

 ARCTURUS が損傷したために、これに装着していたHDDを DIASPER に装着し直したことによって、例の「サスペンド中、タイマーが止まってしまう」問題の切り分けが、自然にできてしまった。つまり、今は問題ないのだ。サスペンドから覚めた時に、現在時刻に切り替わっている。要するに、ARCTURUS のハードウェア(タイマー)の問題だったのだ。

 いずれにせよ、昨日も書いたように、ARCTURUS の「修理」は、ほぼあり得ない。そして、「サブ機の有用さ」は、今回(改めて)実証されたわけであり、(何しろ、本体が“壊れた”というのに、数十分間のロスも無しに環境を引き継いで作業の続行が出来たのである、)かつ、今はその「サブ機」が「無い」状況なのである。

 別に、死ぬまでリブ100を使い続けるつもりは無いのだが..未だにこれに代わりうるPCが存在しない以上、(ソニーに期待しているんですが、)中古市場で予備のリブ100を買うしかないよなぁ..次に上京するときに、ソフマップで見繕うことにするか。(ソフマップは、買うときに、目の前で動作試験(ディスプレイのドット欠けも含めて)をやってくれるので、すごく安心感があるのである。こういうのは、ヤフオクでは無理だしね。)

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*2003年02月16日:ルナティック


 昨夜、Nさんから手塚治虫関連資料が届いていたのだが、開封・吟味している時間があるわけがない..

 今日も今日とて休日出勤..

 暗鬱な雨模様..

 ..(仕事)..

 ..(仕事)..

 ..をを、帰宅時(深夜少し前)には、綺麗に晴れた。見事な月だ。満月か?..違うな、月齢14日目くらいかな?..あまりの美しさに、しばし癒される..

 ..しかし..この前、「満月」を観てから、どう考えても1〜2週間しか経っていないはずなんだが..もしかして私の時間感覚、雄大な(天文学的な)規模で狂ってる? [;^J^]

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Feb 21 2003 
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