*2002年11月25日:VFATBAKが生命線
*2002年11月26日:液晶パネルを廻る悩み
*2002年11月27日:岡崎二郎:戦闘開始
*2002年11月28日:気配りのすすめ(死語)
*2002年11月29日:ディックを片付ける
*2002年11月30日:歳末恒例休日出勤
*2002年12月01日:さらに、歳末恒例休日出勤
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*2002年11月25日:VFATBAKが生命線


 リブ100の調子がおかしくなった(「秀term」が起動しなくなってしまった)ので、「ワークエリア」のバックアップを取った上で、VFATBAKで、1ヶ月ほど前の(安定していた時期(環境)の)フルダンプイメージのリストアを開始しておいて、昨夜は寝たのであった。(以上、先週までのあらすじ。)

 リストアされた(1ヶ月前の)環境の動作チェック。秀term、問題無し。その他の通信回り、一切問題無し。OK。そこで、昨晩の「ワークエリア」のバックアップを「上書きリストア」したところ..

 ..ゲロゲロ!(死語)、また、秀termが起動しなくなってしまった..そこで、「ワークエリアのバックアップ/リストア」のスクリプトを調べてみたら..「秀termがインストールされているフォルダ」も、「ワークエリア」として、バックアップ/リストアの対象になっていたのであった。(通信ログその他の諸記録はこのフォルダに保存され、ここで成長するのであるから、このこと自体は全く正しい。)つまり、このフォルダの中に、「毒」が紛れ込んでいたのであるか..

 ..とまぁ、回り道はしたが、原因さえわかってしまえば、あとは手数だけの問題である。もうひとつの大ポカ(あまりに恥ずかしいのでここには書けない [;^.^])のリカバーも含めて、夜には安定した環境を取り戻せた。ひととおりの(常用している全てのアプリの)動作チェックを終えてから、この状態のVFATBAKフルダンプをスタートする。やれやれ。

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*2002年11月26日:液晶パネルを廻る悩み


 あいやー。久しぶりに、この現象を見たよ..

 私はリブ100を2台(「DIASPER」と「ARCTURUS」)持っていて、ここんとこずっと、ARCTURUS を使っているのだが、これの画面に、「薄い縦縞」が入った..(恐らく)1ドットごとに、白っぽくなるのである。(超ロートルなあなたには、大昔のパソコンの「640 × 200ドット」画面の「薄い横縞」の感じ、と言えば伝わるであろう。)

 但し、常時ではない。数時間使っているうちに、この現象は消えてしまい、元の、惚れ惚れするほど美しく滑らかな画面が、戻ってきた。

 この現象を、(しばらくすると「復旧」するという振舞いも含めて)私は良く知っている。要は、液晶パネルの寿命なのである。交換しなければ仕方がない..しかしこれがなかなか、困難な問題なのだ。

 どういうことかというと..この部品(液晶パネル)は、「買いだめ出来ない」のである。東芝のサービスで交換してもらおうが(約6万円以上)、秋葉のチチブ電器に出向いて、自分で購入・交換しようが(約3万円)、本質的には同じことで、つまり「旧部品(不良品)との交換」という形でしか、新部品を入手出来ないのだ。

 これは深刻な問題なのである。リブ100は、とっくの昔に製造中止である。リブ100専用パーツの在庫がいつまであるか、心もとない。仮に液晶パネルの寿命が3年だとして、3枚買いだめしておけば、(私には自力で交換する技量があるので、)少なくともあと9年間はリブ100を使い続けられる。しかし買いだめが不可能である以上、メーカー(あるいはチチブ電器)で在庫が切れた時点で、アウトなのである。

 では、今日、少しでも怪しい徴候が見えた「ARCTURUS」の液晶パネルを、この年末年始にでも交換するべきなのか? もちろん、するべきだろう。あとどれだけ保つかはわからないが、少なくとも、今交換すれば、(前述の仮定を適用するとして)あと3年は使えるから..交換しなければ、あと半年も保たないかも知れないから..

 ..しかし..しかしね..不良現象が(ひとまずは)消えている現時点で、それ(交換)を行うことは、心理的には不可能に近いのだ。とにかく、なんの問題も無く、新品同様に(惚れ惚れするほど)美しく表示してくれているこのパネルを「廃棄」するなど、ほとんど「倫理的に許されない」ことだと思う。

 使い切ってから棄てたい。しゃぶり尽くしてから棄てたい。そこまで、この「液晶パネル」を使い込んでやりたい..それが、これほどまでに美しく素晴らしい部品を作り出した「開発者」と「製造業者」と、そしてこの「液晶パネル自身」への、敬意表明に他ならないと思うのだ。

 ..しかし、「この部品の供給はいつ止まるかわからない」という現実と、「予備の購入が許されない」というシステムが、上記の「敬意表明」を不可能にする。今すぐ棄てよ、今すぐ交換せよ、と、私を焦らし、苛むのだ..

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*2002年11月27日:岡崎二郎:戦闘開始


 「アフター0」が大変素晴らしかったので、岡崎二郎の他の作品もひととおり読みたくなった..のだが..

 さくっと検索したところ、「時の添乗員」「国立博物館物語(全3巻)」「NEKO2(ネコネコ)(全2巻)」「大平面の小さな罪」「トワイライト・ミュージアム」(以上、いずれも小学館)が出ているらしいが、新刊書店(amazon)で購入できたのは、「時の添乗員」だけである。他のは、在庫切れだったり、入手不可だったり、あるいはあるにしても、「第2巻目だけ」だったりする。

 じゃあ古本屋でしょっ、と、「スーパー源氏」「日本の古本屋」「EasySeek」あたりで検索しても、ほとんど引っかからない。「ヤフオク」には少数出品されていたが、バカみたいな価格になっていたので、パス。

 意外にマイナーな漫画家だったのね..おかげさまで楽しみが増えたわけで、ありがたい [;^J^]。「読む楽しみ」は言うまでもなく、「“適価で”探す楽しみ」も。

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*2002年11月28日:気配りのすすめ(死語)


 私は、こういうのが、大っ嫌いっ!! [;-.-]凸

 「日経IT Pro」の(一部の)記事を読むためには、ユーザー登録しなければならないので、住所とか電話番号とかを、せっせとフォームに記入していたのである。で、最後に「登録」ボタンを押したら..「このページはメンテ中で表示できません。云々」..と来たもんだ。[;-.-]凸

 そういうことなら、登録のためのフォーム記入のページに入る前に、ブロックしてくれよ。貴重な時間をロスってしまったじゃないか。あるいは1時間後に「登録」ボタンを押せば登録できるのかも知れないが..いつになるのかわからない「再開時刻」まで、このPCを張り付けておくわけにはいかないんだよ。別の作業のために、リブートしたりもするんだよ。その場合は、フォームへの記入からやり直しなんだろ? プンスカプンスカ..

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*2002年11月29日:ディックを片付ける


 積読の山の中にP.K.ディックが3冊残っていたのを、2〜3日前から、一気に片付けてしまった。(いずれも、サンリオSF文庫である。)

 「銀河の壺直し」(1969、汀一弘訳)−「愚作」に一票 [;^J^]。寓意はわかるが、寓意でしか評価できない物語は、やはり価値が低いと思う。寓意の上層のレイヤーに、作者の熱意が感じられない。悪い意味で、いい加減。

 「怒りの神」(1976、ゼラズニイとの共著、仁賀克雄訳)−神学的に何かを言いたいことはわかるが [;^J^]、物語としては面白くない。エピソード群も小粒。バランスを逸していると思うがなぁ。ちなみに原題は「DIES IRAE」。「怒りの日」と訳してくれてもよさそうなもんだが..

 「ブラッドマネー博士」(1965,1980、阿部重夫、阿部啓子共訳)−前半はあまりに退屈(ワンパターン)で投げ出したくなったが、後半は(物語も動いて)面白くなった。といっても、ディックならではの個性(世界観)が前面に出ているというほどでもなく、普通のSF小説としての面白さではある。第三次世界大戦後の“日常風景”。絆としての宇宙飛行士=DJ。ダークパワーとしての身障者=超能力者。ホッピイとエディ&ビルの対立の構図は、「童夢」(大友克洋)を想起させる。

 ..以上をもって、邦訳されて単行本化されたディックのSF長短編は、全て読んだわけだ..

 ああ、せいせいスッキリした! [;^O^]

 (ノンSFの読み残しは4冊ほどあるのだが、今のところ、それらを読もうという熱意は起きない。)

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*2002年11月30日:歳末恒例休日出勤


 午後から休日出勤。具体的な業務内容は、もちろん秘密だ。

 秘密といいつつ、差し障りの無い範囲で書いておくと..週末(すなわち昨日)までには提出しますぅ..と、約束していた画像データが(全く手つかずのまま)週末ラインを突破することが確実になったため、金曜日の定時直前に(電話ではなく)メールで「月曜朝いちで提出しますぅ..m[;_ _]m」..ったく、お前は、漫画家か。[;^.^]

 夕刻までには、「あと一日で形になる」と予想できるところまで追い込めたので、無理せず、そこそこの時刻に帰宅。

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*2002年12月01日:さらに、歳末恒例休日出勤


 朝いちから休日出勤。昨日の続き。具体的な業務内容は、もちろん秘密だ。

 夕刻までにとは行かなかったが、まぁ宵の口程度の時刻に「絵」が完成したので、提出して帰宅。

 先週、「能率手帳」の「普通サイズ」が見当たらないよぅ..と騒いでいたが、なんのことはない、別の書店で、毎年使っている「普及版」をゲットできた。やっぱり、これでなくっちゃね。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Dec 4 2002 
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