*2001年01月22日:弐号機のコスト
*2001年01月23日:Nさん資料、第4便
*2001年01月24日:三国志の新局面
*2001年01月25日:PIAFSの威力
*2001年01月26日:「古本購買欲」
*2001年01月27日:谷島屋オンライン書店
*2001年01月28日:BeOS!
*目次へ戻る *先週へ *次週へ


*2001年01月22日:弐号機のコスト


 弐号機にかかったコストを、先日の日記に書いておくのを忘れていた。備忘として記しておく。

* マザーボードMK3312800
* CPUDuron 700MHz7800
* CPUクーラーCPUFC32682
* メモリC133SDRAM128 × 29880
* ビデオカードMatrox Millenium G45015980
* SCSIボードSC-NBD3780
* CD-ROMドライブCD2050E3762
* HDD 40GDTLA-305040A14800
* ケースATX54615120
* キーボード日本語89KB5380
* マウスバルク品980
* FDDゴミ0
* ディスプレイPanasonic TXD5L31TNJ117843

 (但し、OAナガシマで購入した分は、10%引き相当のポイント還元を織り込んだ価格である。(バルク品のCPUは、ポイント還元対象外。))

 つまり、ディスプレイを除く本体で、ざっと9万3千円。ディスプレイ込みで、21万円。予定どおりである。同程度の性能の既製品を買えば、これより大分廉くあげられるであろうことは、言うまでもない。

*目次へ戻る


*2001年01月23日:Nさん資料、第4便


 昨夕、不在配達届けを受け取っていたので、6:40に自宅を出て、浜松西郵便局に寄って荷物をゲットしてから、出社。

 Nさんからの、手塚治虫資料第4便である。今回は、雑誌の表紙イラストなどが多いはず。内容確認&整理は、早くても週末になりそうだ。

*目次へ戻る


*2001年01月24日:三国志の新局面


 ドリームキャスト、生産中止決定。あらま。

 ま、仕方ないか。作れば作るほど赤字だったというし。累計で600万台“しか”売れなかったそうだが..確かに、電子楽器業界とは、桁が違うが..

 今後は、ソフトで頑張る由。それはそれで結構だが、これで、ゲームハードの“三大勢力鼎立状態”が、最終的に消滅してしまった。ソニーの一人勝ちは、誰にとっても(ソニーにとっても)望ましいことではない。せめて、任天堂に頑張ってもらうしか無いが..マイクロソフトねぇ..

*目次へ戻る


*2001年01月25日:PIAFSの威力


 私は、大部分の時間、“会社”か“自宅”か“天狗”にいる。(書店にいる時間も、結構長いが、それは、通勤等の“移動時間”の一部である。)その天狗に電波が届かないとあっては、(PIAFS端末としての)PHSは、威力半減だと思うかね?

 私も最初はそう考えて、少々ガッカリしていたのだが..実は、PHSが“天狗よりも”役に立つ(威力を発揮する)場所が、あったのだ。

 それは、「会社」である。

 目の前にインターネット端末があるのだから、PHSは必要ない、と考えていたのは、完全な思い違い。そもそも、私が私用で使っているメールサーバ(rinc)は、会社で仕事に使っているマシン(目の前の端末)からは、ネットワーク的に少し遠いところ(社屋の中とはいえ、ファイアーウォールの外側)にある。

 無論、セキュリティ的になんら問題の無い方法で、そこにアクセスすることは、出来る。しかし、そのPOP3サーバに、直接リブ100のメーラがアクセスするわけでは無いのだから、いささか不便であるし..そもそも、技術的に問題が無いのと、モラル的に問題が無いのとは、話が違う。会社の(会社人としての)アカウントに、“一方的に”私用メールが届いてしまうのは仕方が無いし、モラル的にも問題は無い。しかし、私用の通信である、と、予め判っているファイルを、会社の回線を経由して転送するのは、それが高々数十Kバイトであろうとも、よろしくない。(たとえ、休憩時間であっても。)

 しかし、電波ならば、OKだ。

 そもそも、私が(私用のメールサーバで)受信する各種私用メール(もっとも多いのは、メーリングリストである)は、日中に届く本数の方が、夜間、天狗にいる時間帯(19時から22時半頃)に届く本数よりも、遙かに多いのである。(帰宅してからの深夜、0時から6時頃までに届くのが、その次に多い。要するに、19時から22時半頃までが、谷間なのである。)午前中に届いた私用メールを、昼休みにPHSで受信して、昼休み中に返事を書いて、PHSで飛ばす。午後に届いた私用メールは、3時休み、または、5時15分からの休み時間に受信して、返事を飛ばす..従来は、午前便も午後便も、帰宅してから(多くの場合、深夜に)受信して、夜間かあるいは早朝にリプライしていたのだから、半日乃至一日近く、レスポンスが早くなったわけだ。そして、天狗にいる間に受信できないことは、(その時間帯に届くメールの本数が少ないが故に、)それほど足を引っ張っているわけではないのであった。(無論、天狗のカウンターでメールの送受信が出来たり、ウェブのブラウズが出来たりするに越したことは、無いのだが。)

*目次へ戻る


*2001年01月26日:「古本購買欲」


 SFマガジンから抜き書きするのは、久しぶりである。


「古本コレクターには「古本購買欲」とでもいうようなものがあって、これはある程度の量(もしくは金額)の古本を買わないと解消されない。古書即売展に突入する時は、はっきりいってその欲望は尋常でないほどに昂揚している」
(北原尚彦、SFマガジン、2001年3月号、322頁)

 まさに、そのとおり。伊勢丹大古本市に行って、数冊(しかも合計1万円以内)しか収穫が無い時など、“罪悪感”に押しつぶされそうになる。

 しかし例えば、BOOK OFF から(収穫無しに)手ぶらで出てくる時には、この種の罪悪感は、全く感じない..というか、そもそも、「古本購買欲」が、かき立てられていないのである。これは何故か?

 BOOK OFF は、古書の“ハレの”舞台(空間)では無いからか? 単なる日常風景だからか? 私が(栄えある)「古書店」として、認識していないからか?

*目次へ戻る


*2001年01月27日:谷島屋オンライン書店


 インターネットで新刊本を買うときは、もっぱら「紀伊國屋書店 BookWeb」を使っているのだが、地元・浜松の谷島屋もオンライン販売を始めたらしいので、「谷島屋オンライン書店」に登録してみた。紀伊國屋と違って、入会費も年会費もいらないのが、よろしい。それに、谷島屋各店舗の店頭で受け取れるので、送料がかからないのである。これが大きい。

 これは前にも書いたと思うが、(「紀伊國屋 BookWeb」等で買う場合の)送料負担自体は、実は全然、たいしたことはないのだ。高々380円か500円か、そんなもんである。探して走り回る交通費(ガソリン代)と時間の浪費の方が、遙かに高く付く。問題は、「何冊買っても、送料は同じ!」、というシステムにある。つまり、「送料が同じなら、ついでに他の本も買っておこう」、という、自明で論理的な結論に誘導されてしまうのである。これによる(不要不急な書籍を購入してしまう)金銭的被害の方が、送料などより、桁外れに大きいのであった。私の積読の山の成長速度を加速してもいる。(「2万円以上買うと、送料はただ!」、なんぞ、まさに悪魔の智慧である!)

 閑話休題。

 登録作業に、手間取る。なんつーか..ページ全体のデザインというか遷移状態の設計が悪い。つまり、センスが良くない。老舗の「紀伊國屋 BookWeb」と比較する方が悪いか。ま、しばらく見守ろう。このオンライン書店は、確か、昨年(の後半?)に開店したばかりなのである。

 登録してから、試しに4冊ほど発注してみたら..昼前には、「調達できました」という返事が届いた。なかなかレスポンスが早くて、気持ちが良い。午後から休日出勤した帰り、(つまり、夕方になってから、)指定受け取り店である三方原店に行ってみたら..まだ届いていなかった。

 調達出来たというメールは、静岡本店で確保したとの意であり、三方原店に届くのは、もう数日先とのこと。「その節は、再度、メールしていただけるのでしょうか?」「いえ、電話でお知らせします」。

 まぁ、いいけど..[;^J^] な〜んか、私の感覚とはズレているんですが、ま、そういう運用なら、それはそれでいいでしょう。しばらく、見守るか。[;^J^]

*目次へ戻る


*2001年01月28日:BeOS!


 弐号機に、BeOSをインストールしてみた。

 もともと、40GのHDのうち20GだけFDISKで確保して、Win98をインストールしていたのである。BeOSは、残り20Gの使い道として、LinuxやFreeBSDと共に候補に上がっていたのであるが、良く調べてみたら、BeOSは、パーティションを確保しなくても、Winと“同居”出来るのであった。Winからは、BeOS環境全体が、512Mバイトのファイルイメージとして見える。BeOSへのスイッチコマンドをWinから起動すれば、BeOSが起動する。無論、マルチコンフィグにして、システムの起動時に選ぶことも出来る。実に敷居が低いではないか。

 あっという間にインストール完了。(Winの、ふつ〜のアプリやドライバを(setup.exe で)インストールするのと、なんら変わりは無い。)ところが、起動画面は表示するものの、デスクトップが表示されない。

 これは、予め予想されていた事態ではあった。弐号機のビデオカードは、(やや新しい)G450 である。G400 なら、確実にサポートされている、ということであったが..ま、この件は、別途、解決することにしよう。(ウェブには既に、G450 対応のドライバが、登録されているかも知れないし。)

 ついでに、リブ100にもインストールしてみたら..こちらは、なんの問題も無く、デスクトップが表示された。デモプログラムをいくつか走らせてみたが、ちゃんと動いているようである。(私が、リブ100のCPUやビデオチップの型番を知らない、というのは、ここだけの話である [;^J^]。3年前(リブ100を購入した時分)には、“そんなこと”には、なんの興味も関心も無かったのだ。)

 なまじ、SunOSやSolaris等の“UNIX”を知っているだけに、Linux等は(新鮮味という名の魅力がいまいちなので)導入するのも大儀だったのだが..BeOSは、“ほどよく”新鮮で、なかなか良い。マイナーなのも、オタク心をくすぐるし [;^J^]。ちょっと、使い込んでみようかな。(実は既に、参考書を4冊ほども買い込んでいたのであった。2万円超で、目が回ったが [;^.^]。)

*目次へ戻る *先週へ *次週へ


*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Jan 31 2001 
Copyright (C) 2001 倉田わたる Mail [KurataWataru@gmail.com] Home [http://www.kurata-wataru.com/]