*2022年03月14日:確定申告滑り込み [;^.^]
*2022年03月15日:e-Tax 障害続行
*2022年03月16日:硝子体の汚れ/100分de名著 ポー
*2022年03月17日:福島県沖で地震
*2022年03月18日:確定申告〆切延長
*2022年03月19日:眼鏡の調整で解決? [;^.^]
*2022年03月20日:「人類よさらば」「幽霊島」
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*2022年03月14日:確定申告滑り込み [;^.^]


 早朝までの雨は上がっていた。久しぶりに車で出勤。

 帰宅してからも、暑い。冷房。

 ようやくのことで、e−Taxで確定申告を済ませたのであった [;_ _]。〆切前日のことなのであった..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]

 国税庁のホームページから申告できるのだが、サポートアプリを使う方が簡単なのではないか、と、フリーの「弥生会計」で始めてみたのだが、使い始めの登録のところでちょっとつっかかってしまったので、素速く、「freee会計」に転進。これもいささか手間取ったが、なんとか無事に使用開始できた。誤解の無いように申し添えておくと、どちらのアプリもすんなり使い始められるものなのであるが、私がPCとスマホの両方を使っていたために、認証の手続きが多少ややこしくなっていただけのことである。

 freee会計の使い方は、めっちゃ簡単。給与所得の源泉徴収票、その他の雑所得の(確定申告用)エビデンス、医療費の集計エクセルなどを用意しておけば、ほとんど迷う余地はない。最初はPCで作業するつもりだったのだが、結局、iPhoneで全作業を完結させた。納付用のQRコードをゲットして、ローソンで支払った。

 ただし、迷う余地がまったくなかったというと、嘘になる。手戻りはないにしても、手順前後は発生した。たとえば、e−Taxを使うのは今回が初めてだったのだが、この登録手続きは最初にやっておく方が流れが素直だったところ、それに気がつかずに作業を進めてしまったので、最終段階でe−Taxに登録する必要が生じてしまった。この順序が間違いだというわけではないが、「いったん、e−Taxの登録をしにいってから、freee会計に戻ってくる」という流れになり、「どこに戻ってきたのかわからない/正しいステップに戻れているのか自信がない」という状態に陥った、とかね。

 というわけで、「ちゃんと納付出来ているのか(受け付けられているのか)確認しよう」、と、「e-Taxソフト(WEB版)」でアクセスしてみたのだが..これがもう、遅いというより、ほぼアクセスできない [;^J^]。ログインボタンに反応しない。軽くぐぐってみたところ、今日の昼からつながりにくくなっているらしい。どうせ、〆切前日のアクセス殺到が原因だろう。迷惑な..(お前もだ、お前も! → [;_ _][;^.^])私は、悪運強く間隙を縫って申告できたということか..それにしても、その申告は「受け付けられている」のだろうか..?

 深夜になっても、接続障害続行中..まぁ、申告書に書かれている(というか算出された)「申告納税額」と同じ金額の領収書を確保してるんだから、大丈夫だろうけど。[;^J^]

 3:50頃に目が覚めたので試したところ、「e-Taxソフト(WEB版)」にはようやくアクセスできるようになっていた。で、申告が受け付けられているかどうか確認しようとしたのだが..なんとも実にわかりにくいのだが [;_ _]凸、受け付けられているように見える。多分 [;^.^]。まぁいい。領収書は確保してるんだし。[;^J^]

 書き忘れていたが、「freee会計」は無料で確定申告用途に使用できるのだが、申告書のPDF等を手元に確保しておくためには、月額1298円のプランに入らなくてはならない。もちろん、迷う余地なくそのプランに入ったのだが、来月までに解約しないと。[;^.^](そもそも、確定申告専用のソフトではないのである。少なくとも現時点では、私は小規模事業者でもなんでもないので、毎月使い続ける用途はないのである。)

 それにしても..「〆切前日から作業開始しても間に合っちゃった! [^.^]」、という「負の成功体験」を、また積み重ねてしまったことであるよ。[;^J^]

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*2022年03月15日:e-Tax 障害続行


 曇天、暑い。Tシャツ一丁、まだ3月。(← 七五調。[^.^])

 e-Tax、まだ遅いらしい。のど元過ぎているので もう自分では確認しないけどな [;^J^]。原因不明だとのことだが..アクセス殺到ではなく? ハードウェア障害だろうか?(コロナのこともあって)可能な限り e-Tax で申告してくれぇ!と煽っていたんだし、アクセス数が急増したことは確実で、それも原因の一部だとは思うけどなぁ..

 今日が〆切なのだが、間に合いそうもない場合、「障害により遅延」という一筆で、延長が認められるとのこと。そりゃそうだ。便乗して喜んでいる一夜漬け体質のやつらが大勢いるはずでもちろん私もその範疇なのだが今年は〆切前に申告&納付ずみなので無罪だ。[^.^][;^.^]

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*2022年03月16日:硝子体の汚れ/100分de名著 ポー


 今日は有休取得済み。好天。海谷眼科の予約時刻は9:00なのだが、少し早めに出る。

 先月26日に行った左眼の後発白内障の手術の予後の診察である。もちろん、なんの問題もなし。この機会に、左眼の視界がクリアになったために相対的に気になってきた、右眼の視界の微かな「かすれ」についても診てもらったのだが、これは後発白内障の再発でもドライアイでもなく、硝子体自体が汚れ始めているからであるとのこと。これまで、白内障/後発白内障の症状で、マスクされていたのだ。

 そして、これを除去しようとすると、大事(おおごと)になるとのこと。白内障は、水晶体の濁った内部を吸引して取り除き、代わりに人工の眼内レンズを入れればいいし、後発白内障は、水晶体の袋にレーザーを当てて切開するだけであるが、硝子体の汚れを取るためには、硝子体を直接うりうりする外科的手術が必要となり、最悪、それによって失明する可能性は、ゼロではない。視力が落ちているわけではないし、ちゃんと見えているのだから、取るに値するリスクではない、様子見が適当とのこと。(この汚れは漸増するとは決まっておらず、増減するし、固定しているわけではないので移動もする。)納得した。実際、たいした「かすれ」ではないのだから。

 11:00までには退出した。雲は多いが明るい好天。11:25、カインズホームセンター。先日買った「28cmのフライパンのガラス蓋」を持参しており、これがぴったりと合うフライパンを探しに来たのだが..私がもっているのと同じ型番のフライパンは、どれもこれもこの蓋にぴったりと合うやんけ! [;^.^]凸。合って当たり前だ、そもそも対(つい)で企画されている商品なんだからな! [;^.^]凸。何年前に買ったのか憶えていないが、私が買った個体のみ、真円ではなく楕円だったというわけか。まぁいい [;^J^]。買い直す。

 高丘のアマノ書店、CoCo壱、富塚町の杏林堂、と寄って、13:35、帰宅。

 買い直したフライパンには、これまで合わなかったどの蓋も合う [;^J^]。そりゃそーだ、それぞれ(仕様どおり)真円なんだからな! [;^.^]凸 それにしても、この28cmのフライパン用のガラス窓付きの蓋が、間違えてだぶって買っていた分も含めて、4つになってしまった。どうしよう..[;_ _] どれを使っても味に変わりはないし(当たり前だ [;^.^])、こんなもん、ハードオフでも引き取ってもらえないし、なんの問題もなく使えるものを廃棄するなど、私の繊細な神経と精神に耐えられることではなく..[;_ _][;_ _][;_ _][;^J^]

 「100分de名著」、3月はエドガー・アラン・ポー特集だということを忘れてた! 今週号のテレビ誌で、3月21日に第3回、ということに気がついた! 先週号、先々週号で見落としていた理由は、謎。とにかく今からでは、第2回の再放送にすら、間に合わない。慌てて「NHKプラス」に登録したが、現時点で配信されているのは第2回のみ。ここはアーカイブではないのか。直近の見逃し配信のみなのか。とにかく第2回(アッシャー家の崩壊)の配信映像を、Windows10 のゲームバーで確保した。

 第1回(アーサー・ゴードン・ピム)は、「NHKオンデマンド」でなら見られそうである。月額990円の見放題パックは今のところは用途がないので、この番組のみ110円で単品買いし、ゲームバーで確保。やれやれ。[;^.^]

 3月21日に、蔓延防止を全面解除するとのこと。やれやれ..さて、第7波が来る前に、各地の展覧会に駆けつけることにするか。[;^.^]

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*2022年03月17日:福島県沖で地震


 昨夜23:36、福島県沖を震源とするM7.4の地震。宮城、福島などで震度6強..強いな..浜松の、私が居るあたりでは震度2程度だったようで、既に就眠していた私は、まったく気がついていなかった。

 とりあえず、原発は無事のようだが、発電所がいくつも止まっている。電力供給は大丈夫かな。真冬/真夏ではないのだから、なんとか足りるかな..

 新幹線も脱線している。東北へのアクセスが悪くなる。せっかく蔓延防止が解除されるのに、観光地のダメージは大きかろう..

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*2022年03月18日:確定申告〆切延長


 曇天。夕方からは、結構な風雨となった。久しぶりかな。

 確定申告、4月18日まで、個別に延長申請で対応するとのこと [;^.^]。お上(かみ)にも情けはある..じゃなくって、お上の不始末なんだから、当たり前だけどなっ! [^.^] 結局やっぱ、アクセス殺到が原因だったらしい。まぁ、原因がわかったんなら結構だ。対策できるからね。

 今日になって気がついた。愛用している靴(合皮)の縫い糸が一部ほつれて、僅かに「裂け」かけている。まだ致命的ではないが、今後、確実に悪化する..まぁ、買い換えるのを躊躇する金額ではなかったはずだが、しかしこの瑕疵を除けば、なんの問題もない。なんといっても、実に履き心地がいいのだ。捨てるのは惜しい。修理できるかなぁ..

 宝田明、急逝。享年、87。合掌..

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*2022年03月19日:眼鏡の調整で解決? [;^.^]


 雲が多いが明るい。

 「メガネのアイ」で、眼鏡の不具合(?)を診てもらう。眼鏡をかけると、右眼が近距離で見にくくなるからである。(裸眼ならばくっきりとピントが合うのに。)左右両眼とも白内障の手術をしており、水晶体の内部が人工レンズに置き換わっているのだが、これには、遠方にも近場にも自在にピントが合わせられる天然の水晶体の柔軟性はない。それを(遠近両用の)眼鏡でカバーしているのであるが、左眼は大体うまく調整できているものの、右眼がいまいちのようである。要するに基本的には(自動車の運転を想定して)遠方が見えるように調整するのだが、同時に近場も見えるように調整できていない。困ったなぁ..単に度が進んでいるというだけのことなのかなぁ..この眼鏡でも以前は右眼で近場(書籍やPCの画面)をストレスなく見ることができていたのになぁ..いずれにせよ、レンズを変えなくっちゃだわ..

 ..と、うじうじしているあいだに(レンズではなく)フレームの調整が終わり、かけてみたら、あ〜ら、右眼で遠方も近場も見えるじゃないの! どういう魔法? ..眼鏡の鼻あての部分が開いてしまって「眼鏡をかけたときにずり下がっていた」のであった [;_ _]。遠近両用レンズの上側の「遠方用エリア」で近場を見ていたので、ピントが合わなかったのであった [;_ _]。鼻あての開きを調整することにより、レンズの下側の「近場用エリア」で近場を見るようになったのであった [;^.^]。う〜む、意外な結末である [;^J^]。これで様子見。

 メイワンの MISTER MINIT で、昨日発見した靴のほつれ(破れかかり)の相談をする。縫いにくい個所で、根治は難しいとのこと。合皮だからと油で手入れもせずに放置していたのも要因か [;_ _]。いちおう、1650円でなんとか対処(縫い合わせ)してもらった。様子見とするが、いずれ再発しそうだなぁ。

 帰宅後、いまさらながら、油で手入れする [;^J^]。この油、何年前に買ったのか憶えていない。賞味期限が書かれていないが、まだ使えるんだろうなぁ。[^.^][;^.^]

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*2022年03月20日:「人類よさらば」「幽霊島」


 三方原のアマノ書店。麺屋 kazu-G でつけ麺。湯風景しおり。

 人類よさらば」(筒井康隆著、日下三蔵編、河出文庫)、読了。初期ショートショートを中心とする、拾遺集的アンソロジー。

 さすがに古びている作品もあるが、今でも結構、読めるものが多い。たとえば、「人類よさらば」「大怪獣ギョトス」は、あまりにも素朴なオチであるが故に、逆に、超時代的な普遍性を帯びているとすら言える。

 「更利萬吉の通勤」は、半世紀も昔(1971)に書かれた、テレワークの驚くほど見事な予見であり風刺である。他社に先んじて導入したはいいが、仕事道具をいちいち揃えなくちゃならんとか、ちょっと隣の人に相談することができなくて逆に効率が落ちたとか、結局やっぱりハンコをもらうために出社しなくちゃならんとか [^.^]。「更利萬吉の会議」は、同じく半世紀前に書かれた、ZOOM/Teams 会議の驚くほど見事な予見であり風刺である。各自それぞれ余所事をしていたりとか、周囲の騒音を拾ってしまい、うるさくてたまらんとか。[^.^]

 幽霊島 平井呈一怪談翻訳集成」(創元推理文庫)、読了。基本的にほとんど既読。

 「アウトサイダー」(ラヴクラフト)..大好きな作品ではあるのだが、やはり、変である [;^J^]。塔を登って地上に到達したということは、地下の空洞世界だったということになるのだろうが..それよりなにより、鏡がなくても自分の体ぐらいは見られるだろう、という、そもそも根本的な大問題が! [;^.^][;^.^][;^.^] 「幽霊島」(ブラックウッド)−なんの因果も語られず、起きた事件も説明されず、解決しない。極めてストイックで効果的。恐い。「吸血鬼」(ジョン・ポリドリ)−素人の作品であるし、確かに散漫ではあるのだが、これがすべての吸血鬼文学の嚆矢なのであるから、軽んじてはならない。「塔のなかの部屋」(E.F.ベンソン)−飛び飛びに連続し繰り返し襲い来る悪夢という趣向がいい。「サラの墓」(F.G.ローリング)−極めてオーソドックスな作例。これは初読だったかもしれない。「血こそ命なれば」(F.マリオン・クロフォード)−賊に殺され埋められた女の幽霊かと思いきや、吸血鬼となっていた..論理的にも、物語の情動としても筋が通らないのだが、雰囲気は実にいい。「サラー・ベネットの憑きもの」(W.F.ハーヴェイ)−これについては、読後感はいまいちマイルド [_ _]。「ライデンの一室」(リチャード・バーラム)−ある悪魔的な人物が、男女を破滅させてゆく。散漫な構成かと見えたが、伏線の回収はできている。[;^J^]

 「“若者よ、笛吹かばわれ行かん”」(M.R.ジェイムズ)−私はこれが好きでねぇ..[^.^] とにかく、「ヒヤリ」とするほど怖いのだ。海岸線に平行して短い間隔で設置されている波よけの柵を、「何者か」が「何か」から逃げて、ひとつひとつ乗り越えながらこちらに接近してくる、というビジョンが、特に..[/_;][/_;][/_;] 「のど斬り農場」(J.D.ベリスフォード)−これも、好きだなぁ..短くてスマート。包丁を研ぎ続ける音が通奏低音となっている。私はいつも、高橋葉介の「案山子亭」を想起している。「死骨の咲顔」(F.マリオン・クロフォード)−これももしかすると初読だったかもしれない。「不気味なにたにた笑い」は「アルクトゥールスへの旅」(デイヴィッド・リンゼイ)を想起させる。許嫁が妹であったことが判明するという結末は、これ、ハッピーエンドでいいのか? [;^.^] 「鎮魂曲」(シンシア・アスキス)−肉体を取り戻そうとする過去の亡霊に憑依される。「カンタヴィルの幽霊」(オスカー・ワイルド)−素晴らしい! グレイト!「わしは三百年というもの、一睡もせんのじゃ。」..で思い出し、慌てて検索したら、少なくとも2冊のアンソロジーで(20年前と10年前に)読んでいたのだった [;^J^]。幽霊がひたすらコケにされ続ける前半から、この1行で、一気に空気が変わる。永遠の名作である。

 翻訳以外の、付録のエッセイからは、「恐怖小説夜話」が、読み応えがある。ゴシック小説についての基本的なおさらいから始まるが、現代の作家と読者の双方(の文学的基礎教養の低さ、それぞれの日本語の貧しさ)に対する耳の痛いお叱りもたくさん..[;_ _][;^J^]「オトラント城」の発想の本質は「夢」であるという指摘。シュルレアリスム絵画のイメージも指摘されているのだが、確かに言われてみれば、巨大な「手」や「兜」は、たとえばマグリットだわな。他、「八雲手引草」「英米恐怖小説手引草」などが面白い。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Mar 24 2022
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