*2015年08月10日:「“三匹のこぶた”裁判」
*2015年08月11日:おフランスのトイレ事情?
*2015年08月12日:「都市と都市」
*2015年08月13日:幻獣神話展II/冥途のみやげ展
*2015年08月14日:歌川国芳展/夏コミ
*2015年08月15日:「言語都市」
*2015年08月16日:浮世絵名品展/画鬼暁斎展
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*2015年08月10日:「“三匹のこぶた”裁判」


 蒸し暑くなりそうな曇天。8:30頃、通り雨。その後晴れたが、10:00前後から、また雨。終日こんな調子かな。

 10:00から、Eテレ。珍しく、新聞のテレビ欄で見つけた番組である。「昔話法廷」という、3日連続の15分番組。今日は、「三匹のこぶた」。狼殺しは謀殺か正当防衛かという、法廷物。なかなかぶっとんでいる設定でしょ [;^J^]。NHKは、ときどきこういう(いい意味で)おかしなことをする。[;^J^]

 一人称は、裁判員。この番組の特徴は、最終弁論までで打ち切って、結論(判決)を出さないこと。判決は視聴者(夏休み中の子どもたち)に考えさせる、という、そこはEテレ [^J^]。それよりなにより、検察官役の木南晴夏が可愛い![^.^](← ダメな視聴者。[;^.^])

 明日は「“カチカチ山”裁判」、最終日は「“白雪姫”裁判」である。

 終日、読書。結局は晴れベースの1日であった。

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*2015年08月11日:おフランスのトイレ事情?


 薄曇りだが、晴れるだろう。

 本日の「昔話法廷」は「“カチカチ山”裁判」。兎による狸殺人未遂事件を裁く。あぁ、配役は毎日変わるのか..検察官役が木南晴夏じゃないや..がっくし [;_ _]..(← ダメな視聴者。[;^.^])

 10:30から11:30まで、散歩がてら、旭図書館。

 珍しくネットサーフィンなどしていたら(実家にはネット環境がないので、iPhoneでデザリングしているのである)、フランス在住のエッセイストのブログに偶然、辿りついた。

 軽く斜め読みしたのだが..彼女の友人(フランス人女性2人)が日本旅行から帰ってきて、「日本はすごい! さすがだ!」、と、大感激したというのである。もちろん悪い気はしないので、どこに感激したのか聞いてみたら、なんと、「トイレ」だというのである。街中、どこのトイレも清潔で安心して使える。なんと素晴らしい国だ!..というわけ。

 まぁ確かに、実感として、そのとおりである。公園や無人駅のトイレは、少々問題があることもあるが、いたるところにあるコンビニのトイレは絶対安心。ファミレスや喫茶店も大丈夫。言うまでも無く、大多数はウォシュレットである。

 意外なことに、これは、フランスでは望めないことだというのである。私はおフランスを訪れたことが無いので、彼女(ブログの筆者)の説明をとりあえずは鵜呑みにすることにするが、特に酷いのが学校のトイレで、これはもはや国民的問題だという。なぜなら、あまりの汚さに子どもたちがトイレに行けず、1日中我慢しているので、膀胱炎や便秘になる。それが毎日続くので、完全にクセ(持病)になってしまい、大人になってからも(あるいは生涯)悩まされることになる..どのくらい汚いかというと、とにかく便座がないので、中腰にならないといけない。(体力の無い子どもには辛い姿勢である。)うっかり腰を下ろして座り込んでしまうと、「感染症に罹る」というから、驚く。

 トイレが汚いといえば中国だが..(いや、ほかにもそういう国はたくさんあるのでしょうが、私はかつて現地で「心底」体験しているので、失礼ながら代表例として挙げさせていただいたまでですが [;_ _][;^J^])おフランスもそうだったとは。彼女(ブログの筆者)に言わせると、学校だけではない。カフェのトイレにも入りたくない。ホテルのトイレならなんとか安心できる..とのこと。お洒落なイメージのおフランスのカフェのトイレがねぇ..

 まぁ、歴史を振り返れば、なんとなく納得はできる。そもそも(本来の)ベルサイユ宮殿にはトイレがないことは、有名な事実である。下水が敷設されていなかったのでオマルを使っていたのだ。また、パリの街中にももちろん下水などなく、排泄物は道にバケツでぶちまけていたのは、そう数百年も昔のことでもない。その伝統(トイレに対する馴染みの無さ、大事にしなさ)が残っているのかしらん?..と、これはたった今、書きながら思いついた邪推(妄言)。裏をとっているわけではないので、突っ込み禁止 [;_ _]。それに、おフランスに限ったことでもあるまいし。[;^J^]

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*2015年08月12日:「都市と都市」


 本日の「昔話法廷」は最終回、「“白雪姫”裁判」。このシリーズ、続編きぼんぬ。[^.^]

 チャイナ・ミエヴィルというSF作家の積読が目障りになってきた。(なにしろ、レムの積読級に存在感があるのである。[;^J^])そこで、まずは組し易そうな文庫本から片付けた(..というか、片付けるべく、帰省時に2冊ほど持ち帰ったのだが。)都市と都市」(China Mieville、日暮雅通訳、ハヤカワ文庫)である。

 ..先にブックレビューを(何年も前に)読んでいたから知ってたけどさ [;^J^]。難儀な設定である [;_ _][;^.^]。「ベジェル」と「ウル・コーマ」という、(言語も異なる)ふたつの都市国家が、物理的に重なり合って存在する。それぞれの住民は、相手方を(人も建造物も)見てはならない。あたかも存在しないかのごとく「見ない」し「聞かない」のである。「領域侵犯」は「重罪」であり、<ブリーチ>なる「組織」によって、ただちに<ブリーチ>(排除)される。ただし、互いの国家の接点・交流はあり、その唯一の(砂時計のくびれのようなポジションの)「ステーション」を通過することによって、相手側に「入国」することができ、これによって、逆にこれまで自分がいた国が「(設定として)見えなくなる」..結末近く、そこに犯人(容疑者)がいるのに、物理的には「ステーション」の内側で、どちらの国に属するのか判然としないので、どちらの国の警察関係者も手出しできない、という状況すら出来(しゅったい)する。(相手国に属するものを「逮捕する」どころか「見る」ことすら「禁忌」なので。)

 この、不自然極まりない [;^.^] 人工的な設定のもとに繰り広げられるのが、なんと、オーソドックスなミステリ(殺人事件)であり、それも基本の「フーダニット(誰が殺した)」。犯人の設定(正体)もフェアである。ここが作者のバランス感覚の見事なところ。設定を咀嚼して着いていくだけで大変だというのに、これで犯罪の手段やら犯人やら動機やらが超現実的だった日には、いったい何を読んでいるのか(読まされているのか)わけがわからなくなってしまう。[;^J^]

 これは、ある「トンデモ説」のドラマでもあるのだ。つまり、「ベジェル」と「ウル・コーマ」のほかに、もうひとつ、「オルツィー」という国も、重なり合って存在する..という、「トンデモ理論」。(いや、既に十分トンデモな作品世界なのだが、それとは別の意味で。[;^J^])この「トンデモ説」を(若気の至りで)唱えたがために、(のちにそれをどれだけ「私が間違っていた」と否定しようとも)人生が狂ってしまった、考古学者の悲劇..実に、切ない..

 傑作だとは思うよ。知的体力に自信のある人は、挑戦したまへ。[^.^]

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*2015年08月13日:幻獣神話展II/冥途のみやげ展


 朝から雨。実家前のバス停から8:32のバスで発ち、渋谷に着いたのが9:43。10:00から、渋谷大古本市である。収穫は1冊だけ。10:40に離脱。10:50から11:10まで、タワレコ。ももクロの「幕が上がる」BDと、ベルリオーズ、ヴィヴァルディ、各1枚。

 11:20、Bunkamura Gallery。「【幻獣神話展U 遙かなる憧憬との対峙】」。8月16日(日)までなので、この日記をアップする遥か以前に終了している。[_ _]

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 左から、開田裕治の「彼方より」、Deinoの「細菌汚染」「彼方より」の画像は、展示されていたものと「ほとんど同じ」であるが、縦横比が違う。展示されていたものは、もっと横に長い。手前に並んでいる人物たちの人数も、1人か2人、多かったような気がする。

 もしも暇なら、この作品の画像をネットで検索してごらんなさい。「微妙に」異なるバージョンが、複数みつかると思う。つまり、何度もリメイクしているのだ。この作品はPhotoshopで描かれたものであり、そういう「調整」(縦横の比率の変更や、後景を固定したまま、別レイヤー(前景)のパーツ(人物たち)を増やしたり減らしたり、配置を少し変えたり)がしやすいからであろう。(もちろん、描き直し(というか微調整)など、油彩画などでもいくらでも可能なのだが、その容易さたるや、比較になるまい。)いい作品ではあるが、いろいろ考えさせられた。これに限らず、Photoshop(等のCGアプリ)で描かれた作品は、既に世の中にいくらでもあるのだが、「どれが最終版(決定版)なのだ?」、という判断が、難しくなる一方、というわけだ。



 12:00に退出。面倒なので昼飯抜きで、13:20、上野の東京藝術大学大学美術館へ。「「うらめしや〜、冥途のみやげ」展」である。前期は8月16日(日)までなので、この日記をアップする以前に終了しているが、後期は9月13日(日)まで。

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 左から、伝 円山応挙の「幽霊図」。どなたも見覚えのある絵図だろうが、まずはこれを紹介しなければ始まらない。これが、日本の幽霊画の基本パターンを作ったのである。(伝 円山応挙の「幽霊図」は数多くあり、その全てが応挙の真筆というわけではあるまい、当然。)中央図が、鈴木誠一の「雪女図」。右図が、菊池容斎の「風雨の柳」。特に「風雨の柳」は、はっきりと幽霊を描いておらず、いわば「雰囲気」を描いているだけである。こういうの、好きだなぁ..(← オトナですから。[^.^])



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 左図が、鰭崎英朋の「蚊帳の前の幽霊」..可愛い! なんという美貌! 是非とも、是非とも!私の枕元にお出で願いたい!(← どこがオトナだ。[;^.^])右図が、歌川国芳の有名な「百人一首之内 崇徳院」..これ、大好き [^J^]。上田秋成の「雨月物語」の「白峯」の大ファンだということもあるが。



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 これまた綺麗どころが [^.^]。左図が、月岡芳年の「墨染桜」。右図が、伊藤晴雨の「幽霊図」。特に右図の目つきの凄み! こんな美女に取り殺されたい![^.^][^.^][^.^][;^.^]



 14:45頃、退出。図録も買った。後期も観に来なくては! 17:35、実家に帰宅。

 天津で大爆発事故..ざっとネットで写真や画像を検索したが、爆発の規模から考えても、発表されている死傷者の数字は少なすぎる。まぁ、何事によらず、この国の発表する数字は(ほとんどひとつも)信用できないのではあるが..しかし、見るべきではない写真も、見てしまった..[;_ _]

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*2015年08月14日:歌川国芳展/夏コミ


 曇天だが、多分、今日は降らない。実家前のバス停から9:11のバスで発ち。10:00ジャストに、横浜のそごう美術館。「浮世絵師 歌川国芳展」である。前期は8月16日(日)まで。内容如何では、8月17日(月)〜8月30日(日)までの後期も観に来る(..余裕があるのか? [;^.^])

 まぁ実際問題、ほとんど全て既知の作品なのである。展覧会でも何度も観ているし、画集もたくさんもっている。ただ、浮世絵は、刷りによって、色や、一部の追加/削除など、全く違う(こともある)ので、何度でも「本物」を観に来る価値は、あるのである。

 この展覧会については、画像は検索結果の引用ですまさせていただく。[_ _](メリハリという奴である。[;^.^])また、傑作・名品にいちいち言及していたらきりがないので、あくまでも「今日の私の琴線」に(特に)ひっかかった作品にしか触れない。

 全9章にわかれているのだが、「歴史物語と忠臣蔵など」の章では、「高祖御一代略図 佐州塚原雪中」画像検索結果)、「和藤内虎狩之図」画像検索結果)(虎の目が凄い)、など。

 「ヒーローの妖怪退治・怨霊・幽霊」の章では、「鬼童丸」画像検索結果)、「主馬佐酒田公時 靭屓尉碓井貞光 瀧口内舎人源次綱と妖怪」(画像検索失敗 [_ _])、「相馬の古内裏」画像検索結果)(例のやつ。もう「がしゃどくろ」よばわりでもいいです。[;_ _][;^.^])、「讃岐院眷属をして為朝をすくふ図」画像検索結果)、「鬼若丸大鯉退治」画像検索結果、三連幅のやつ)、「清盛入道布引滝遊覧 悪源太義平霊討難波次郎」画像検索結果)(ビーム!ビーム!ビーム![;^.^][;^.^][;^.^])、「大物之浦海底之図」画像検索結果、三連幅のやつ)(知盛である)。「百人一首之内 崇徳院」は、昨日観た展覧会にも出展されていたので、画像はそちらを参照していただきたい。

 「洒落とユーモア 擬人パロディ(猫・狐・狸など)」の章では、「猫のすゞみ」画像検索結果)、「金魚づくし 酒のざしき」画像検索結果)、「荷宝蔵壁のむだ書」画像検索結果)、「里すゞめねぐらの仮宿」画像検索結果)など。

 「洋風実験二十四孝・洋風表現の風景画」の章では、「二十四孝童子鑑 大舜」画像検索結果)(すごいんだゾウ..ごめんなさい、ごめんなさい、もうしません、もう言いません [;_ _][;_ _][;_ _][;^.^])、「東都御厩川岸之図」画像検索結果)など。

 11:40、退出。作品リスト(前期と後期の展示替え情報つき)を検討した結果、後期はパスすることにした [_ _]。30点近く展示替えされ、そのうち少なくとも5点は観る価値があるのだが、今月中に横浜を再訪するのは、ちょっと無理..[;_ _]

 夏コミへ。12:25、国際展示場駅。例によって駅前の店で蕎麦を食ってから、12:45、ビッグサイト。

 収穫は5〜6冊かな。夏オフでもお会いしたNeさんに、また、腹を触られた [;_ _][;^.^]凸。15:40、退出。17:15、実家。

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*2015年08月15日:「言語都市」


 チャイナ・ミエヴィルをもう1冊、持参してきていたのであった。言語都市」(China Mieville、内田昌之訳、新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)、読了。

 これがまた難物 [;_ _]。しかし、SFも読めなくなってしまっては人生終わりだ、と、頑張りました [;_ _]。僕は頑張りましたよ。[;^.^]

 アリエカ人は、真実しか知らない/言えないが、嘘を信じることができる、という、繊細な設定。「外宇宙」とのつながり(交易)については、「イマー」「イマーサー」「マイアブ」などの概念が出てくるが、いずれも重要ではない。問題は“ゲンゴ”。アリエカ人の“2人(というか2つの口=発音体)同時の発話”なのだが、もう少し広い概念も含む。ここが難解。主人公アヴィスは「直喩」。アリエカ人が「隠喩」を使えるようになることで動乱は終息するのだが..

 裏表紙の内容紹介にも書かれており、ネタバレでも何でもないので言及するが、要するにアリエカ人とコミュニケーションをとるべく“ゲンゴ”を真似た地球人の「大使」たちのひとりの、ある“ゲンゴ”が、アリエカ人にとっては「麻薬」として機能してしまったのである。「言語による破滅」というモチーフは、遠く「幻詩狩り」(川又千秋)を追想させなくもない。力作であるし、私は最終的には面白く読み終えたが..初心者にはお薦めしない [;^J^]。もっと手軽に幸せになれる方法(小説)は、いくらでもあります。[;^.^]

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*2015年08月16日:浮世絵名品展/画鬼暁斎展


 曇天。夏休みは今日まで。実家前のバス停から8:16のバスで発つ。少々早すぎるかと思ったが、東京駅そばの三井記念美術館に着いたのが、開館5分前の9:55なので、ちょうど良かったか..

 「錦絵誕生250年 春信一番!写楽二番!フィラデルフィア美術館浮世絵名品展」の後期展示である。8月16日(日)までなので、この日記をアップする頃には終わっているが、このあと、静岡、大阪と巡回する。この展覧会もまた、画像は検索結果の引用のみ [_ _]。また、作品リストに書き込みをした作品に言及するのみ [_ _]。(まじ、きりがないんで。[;^J^])春信、歌麿、写楽、北斎、広重らの、あまりにも人口に膾炙している作品はスルーしたいのだが、こんなんばっかだし。[;^.^]

 鈴木春信の「五常 智」画像検索結果、わかりにくいかな、習字を教えている図)、おなじく「風俗四季哥仙 五月雨」画像検索結果)。初代喜多川歌麿の「青楼七小町 鶴屋内篠原 しのぶ うたの」画像検索結果)は、あまりの美貌に目がつぶれる。[;*.*]

 東洲斎写楽の作品はフェイバリットだらけだが、今日観られたうちでは、「三代目沢村宗十郎の大岸蔵人」画像検索結果)。この「目」、ヤバイよ..[;^.^] 葛飾北斎の「諸国滝廻り 下野黒髪山きりふりの滝」画像検索結果)は(このシリーズの他の作品も含めて)廃墟通信でも何度か紹介している気がするなぁ..とにかく、水の表現が尋常ではない..初代歌川広重の「六十余州名所図会 阿波 鳴門の風情」も凄い。画像検索結果が少ないのだが、多分、最初に表示されるやつ。北斎の「神奈川沖浪裏」に匹敵するとは言わないけどさ。

 そして、これに触れない(スルーする)わけにはいかないなぁ..おなじく広重の「名所江戸百景 深川洲崎十万坪」画像検索結果)! もう、究極の傑作だと思う..この広大な寂寥感..天空を飛ぶ鳥の、さらに上から見下ろすという、雄大な視点..私はこの作品を観ると、いつもなんとはなしに、マグリットの「大家族」画像検索結果)を思い出すのだが、これももちろん壮大な傑作だが、視点の取り方が決定的に違うんだよね。

 11:10、退出。11:40、三菱一号館美術館。「画鬼暁斎 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル」の後期展示。(9月6日(日)まで。)前期に観たものは基本的にさささと眺めるだけで、差分の確認のみ..時間貧乏の哀しさよ..[/_;][/_;][/_;][;^.^]

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 前期のレポートでは紹介しなかった、ジョサイア・コンドルの作品を1点。「上野博物館遠景之図」である。彼は暁斎に弟子入りして、僅か数年で(いわば)免許皆伝を受けるほどの達者な日本画の画家になったのだが、それらを紹介してもつまらない..というと語弊があるが、ここは敢えて洋風の作品をご紹介。いいでしょ。[^.^]



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 左図は、「鳥獣戯画 猫又と狸」。これは前期から展示されていたのを紹介し忘れていたもの。紙が斜めに貼られていたりするので、そこをめくると..というギミックでもあるのかと想像しそうになるが、そうではない。これは単なる下絵であり、描き損じの修正なのである。しかし、下絵とは思えない(逆に、下絵ならではの荒々しい)迫力に満ちていると思うのは、私だけではあるまい。右図は「岩上の鷲図」。問答無用のド迫力。



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 左図は、「蟹の綱渡り図」。なんということもない戯画のようだが、実に計算し尽された構図である。右図は、「惺々狂斎画帖(三)」より化け猫図..もしかしたら、なんということもない戯画のつもりで描いたような気もするが [;^J^]、それにしても、このインパクト!



 12:40に退出。面倒なので昼食を抜いて、東京駅発12:56のこだまで、14:59、浜松着。タクシーで15:15に帰宅。さて、片付け物の山と格闘しなくてはならない..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Aug 20 2015
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