2014年06月09日:「怪樹の腕」 2014年06月10日:大家志津香@ロンハー 2014年06月11日:凡ミスをダブルで [;_ _][;^.^] 2014年06月12日:「黒執事」届く 2014年06月13日:国立国際美術館/中之島/ジークフリート 2014年06月14日:「愛するあなた 恋するわたし」 2014年06月15日:森下千里@有吉反省会目次へ戻る 先週へ 次週へ
こんな珍品が、積読の山の下から出てきたぞ。「怪樹の腕 <ウィアード・テールズ>戦前邦訳傑作選」(会津信吾、藤元直樹編、東京創元社)。
..普通の読書家には“普通の意味では”お薦めしない。視野を拡げるという意味では、大いにお薦めする。「世の中には「こんなに美味しいゲテモノ」もあるんだ」、と、目から鱗を落としてしまったら、もう、アウトである。[^.^]
..ま、ヒドイのも多いのよ [;^.^]。原作ではどうだかは解らないが、訳文に問題があったり、翻訳(というか翻案)の過程での省略や追加が“過ぎて”、意味不明になったり、あるいは意味が変わってしまったり..でも、そういう“くさみ”も含めてこその“読む楽しみ”である。考えてみれば、贅沢な話だ。名作の名訳が(それこそ一生かけても読み切れないほど)厖大に積み上がっているというのに、こんなのに時間を費やしているんだから。[;^O^]
特選が、「黒いカーテン」(C・フランクリン・ミラー)。佳作が、「離魂術」(ポール・S・パワーズ)、「片手片足の無い骸骨」(H・トムソン・リッチ)、「河岸の怪人」(ヘンリー・W・ホワイトヒル)、「怪樹の腕」(R・G・マクレディ)。ほか、「寄生手 −バーンストラム博士の日記−」(R・アンソニー)、「蝙蝠鐘楼」(オーガスト・ダーレス)、「漂流者の手記」(フランク・ベルナップ・ロング)、「納骨堂に」(ヴィクター・ローワン)、「悪魔の床」(ジェラルド・ディーン)、「死霊」(ラウル・ルノアール)など。いちいち内容の紹介はしない。(更新遅れてるし、手間だし..[;_ _])..これらのタイトルを見て、思わず口元がつい綻んでしまった人は、必読。眉をひそめてしまった人は..ごめん、友だちには、なれないな。[;^J^]
以前にも書いたはずだが、私は「ロンドンハーツ」という番組を、3回に1回程度しか観ていない。私の趣味に合わない番組内企画(例えばドッキリ系や運動会など)は見ない(積極的に忌避している)からであるが..しかし、「うぬぼれ注意!オンナの自分番付」という企画は、全バラエティ番組の中でも、私がもっとも偏愛している企画である。(落ちるところまで落ちてしまった..[;_ _] ..いやいや、きっと、下には下がいる。[;^.^])
この企画の説明は省略するので、適当にググるかウィキるかしていただくとして(更新遅れてるし、手間だし..[;_ _])(← 打ち消し線も含めてコピペ [;^.^])、今夜の初登場ゲストのひとりは、大家志津香..意外な人選ではある。この、AKBの万年圏外娘(ごめん [;^J^])、実は私はファンなのであるが [;^.^]、この「自分番付」という企画にマッチするとは思えなかったのであるが..
..1回目(仁科克基セレクション)には10人中3位と(自ら)予想したにも関わらず、8位に転落し(理由は「妹にしか見えない」)、2回目(土田晃之セレクション)にも3位と予想したら、今度は見事に(本人も驚く)1位をゲット!(理由は「居心地のいいナチュラルなおバカさん」)、という、バラエティ的には絵に描いたような、見事な結果。事実「絵に描かれていた」のかも知れないが、そこはショービズ。非常に素晴らしい。無論、保存版である。(われながら落ちるところまで(以下略))
目次へ戻るわけあって昨夜から、数Gバイトクラスのファイルを100個以上、2台のUSB HDDに(パラに)コピーを開始しておいて就寝したのだが..今朝起きたら、コピー自体は終わっているのに、無事にコピー出来ているファイルは全体の7割程度。エクスプローラーでコピーしたのがまずいのかと、コマンドプロンプトから、COPY、XCOPY、ROBOCOPYのいずれを使っても、コピーできないファイルは同様に失敗する。コピーできないファイルの共通点は、サイズが大きいこと..
..どちらのUSB HDDも、FAT32でした〜〜〜 [;^.^][;^.^][;^.^] NTFSでフォーマットし直して、問題すべて解決 [;^J^]。なんでFAT32でフォーマットして出荷するのかなぁ..確認せずに使い始めた私が悪いが。[;_ _][;^J^]凸
さらに、この2台のUSB HDDへのコピーの転送速度が異なることにも気がついた。実測値で倍ほども違う。初期不良だろうか? ..そう言えば、アクセス時のLEDの色が異なるが..
..遅い方は、PCのUSB2.0ポートに接続されていたんでした〜〜〜 [;^.^][;^.^][;^.^] 取扱説明書を読めよ、われながら..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]
目次へ戻る残業せずにO内科医院に直行し、月いちの診察。「バルテュス展」の感想報告。先生は、バルテュスには今いち、はまらないようだが..それにしても何しに医者に行ってんだか。[;^J^]
「黒執事 Blu-rayコレクターズ・エディション」が届いたが..観てる暇なんかないぞ [;^J^]。まぁ、映画館で観ているんだから、急ぐ必要はない。そのうち観ればいいんだが..ちなみに私見では、この映画の主役は水嶋ヒロ(セバスチャン)でも剛力彩芽(幻蜂清玄)でもなく、優香(若月華恵)である。彼女の演技を手元に置いておきたい(私の廃墟城に備え付けておきたい)からこそ、このソフトを購入したのであった。
目次へ戻る6:45に自宅を発ち、浜松駅構内の遠州濱乃屋で朝食。7:49のこだまで上阪。10:09に(大阪駅の一駅隣の)福島駅着。ここからは、終日徒歩。10:20、国立国際美術館。「ノスタルジー&ファンタジー 現代美術の想像力とその源泉」である。
北辻良夫の作品では、「命の馬」。(画像検索できないのが、意外。)柄澤齋の作品が気に入った。いくつかのシリーズが展示されているのだが、『青の劇場』シリーズ(この画像検索結果には、『青の劇場』シリーズ以外のシリーズも含まれてしまっている)は、デカルコマニーを使っているんじゃないかな? どれも素敵だが、「光は夢を溶かして」、「夜会」、など。『黒の劇場』シリーズでは、「鳥」、「火口湖の月」(画像検索結果)、「私はどこから来たのか 私は何者か 私はどこへ行くのか」など。『星の劇場』シリーズでは、「星下遊楽図・秘曲」、「星下遊楽図・パヴァーヌ」など。『洪水の後』シリーズでは、「浮嶽虹雷図」、「決壊」など..いかにもコレクションしたくなる作風である。
山本桂輔の作品は、私の琴線にはいまひとつ [_ _]。小西紀行の作品は、様々な色彩の絵の具を何重にも厚く塗り重ねておいてから拭き取って行く、という、いわば「引き算」の技法である。見た目、ベーコンの作品を連想させるところがないでもない、幽冥界のノスタルジーとでもいうべきか。タイトルがほぼ全て「無題」で、個別に検索のしようもないので [;^J^] まとめて→(画像検索結果)。
橋爪彩の作品は「スーパーリアリズム」の範疇にくくられるのかも知れないが、それにしては、精度がやや甘い。写真と見まごうほどではなく、中途半端である。(そこが持ち味なのかも知れないが。)髪の毛が1本1本個別に描かれていないし(← これを読んで驚いて(呆れて)いるあなた。この程度の緻密さはスーパーリアリズムの世界では常識なんですよ)、たとえばパソコンが描かれている作品があるのだが、キートップは描かなくてもいいが、キーが縦横並行に並んでいないし、側面の端子も「漠然とした孔」であって、機能がわからない。「Chloris」(画像検索結果)や、「Girls Start the Riot」(画像検索結果)は、いい出来だと思う。
小橋陽介は、個々の作品がどうのこうのではなく、子どもの描きそうな(しかし技法的には難しいものも含まれている)絵を、部屋いっぱいにぶちまけている。須藤由紀子は、悪いがスルー気味で [_ _]。棚田康司は、有名だと思うけど..(画像検索結果)。「かまえる少女」、「木の花は星形の台に立つ」、「青い虫」など。
横尾忠則の、「懐かしい霊魂の会合」は、うまく検索結果を絞り込めなかったのが残念。「記憶の鎮魂歌」は、「はい、チーズ」の「イヤな」[;^J^] 表情を、見事に捉えている。これも検索結果を絞り込めなかったが、展覧会のページに載っている。淀川テクニックは、淀川のゴミを拾ってきて「芸術」を作るという活動をしているユニット。「Let's become garbage!(みんなでゴミになれる!)」(画像検索結果)は、淀川のゴミを壁一面に張りつけ、その中から(観光地のアレみたいに)観客が顔を出せるもの。記念撮影もできるらしい。[;^J^]
11:55に退出し、中之島散策..のつもりだったが、中之島の東半分は南北方向に狭いので、いったん南側に出て、しばらく中之島と並行に歩く。ビジネス街の裏道かな。なかなか風情のある建物もある。中之島の東端から外れるあたりで中之島に戻り、12:40、大阪市中央公会堂の地下の中之島倶楽部でオムライス。中之島に来るときは、いつもここでこれを食べているなぁ..次回からは別の店を開拓しよう。食後、前回は何かの催し物をやっていて入れなかった大阪市中央公会堂に入れたので、しばし見学。引き続き、大阪府立中之島図書館へ。耐震工事中で3Fにはあがれなかったが、私はこの実に古くさい建物全体が、大好きなのである。倒壊しては大変なので、耐震工事は大いにしてもらいたいが、頼むから、この外観と内装には手をつけないで(近代化しないで)くれ..
出る頃には、雨。実のところ、図書館に行かずに河岸のビアホール(開放状態だからホールじゃないか [;^J^])で昼からビールでも飲んでようかと思っていたのだが、やめといて正解 [;^J^]。雨を楽しみながら17:00頃に、ザ・シンフォニーホールへ。「関西フィルハーモニー管弦楽団 − 第257回定期演奏会」である。
飯守泰次郎&関西フィル、オペラ演奏会形式上演シリーズ第13回
〜 ワーグナー「ジークフリート」第3幕 〜
指揮:
飯守 泰次郎
独唱:
ジークフリート:竹田 昌弘 ⇒ ジャンルカ・ザンピエーリ
ブリュンヒルデ:畑田 弘美
エルダ:竹本 節子
さすらい人/ヴォータン:片桐 直樹
竹田昌弘は体調不良のため休演となり、代役としてジャンルカ・ザンピエーリ。喉の不調が判明したのが1週間前らしく、それから代役を探すのは、大変だっただろう。これがヨーロッパなら、隣りの国からでも電話1本で、翌日には呼ぶことができる。ところがここは日本。しかも国内には、ヴァーグナーのテノールを歌える「ヘルデン・テノール」は、ほとんどいない。地球の裏側から呼ばなくてはならないのだ。そんな特急事態に駆けつけたにしては、ジャンルカ・ザンピエーリは、好演していたと思う。
開演は19:00。右耳は異状無し。(どうしても、「音楽」や「演奏」よりも自分の「耳の状態」に、まず神経が行ってしまうのが悔しいところだが。)別に本場のオケや公演と聴き比べたわけではないが(そんな機会も無いし)、十分に満足の行く音楽体験を得られたと思う。終演は21:00前だったかな。
福島駅方向に少し歩いたところにある「おくまん 福島店」で、軽く飲み食い。この店では、「ザ・シンフォニーホール帰り」だと申告すると、生ビール1杯、無料になるのである。あら、嬉しい。[^.^](別に、チケットの半券の提示を求められたりはしません。[;^J^])22:10に出て、徒歩で大阪駅へ。22:50発の高速バス、京阪神ドリーム静岡2号に乗って、4:55、浜松駅着。早すぎるんだよ [;^J^]。路線バスの始発まで1時間以上も待ってられないし、タクシーなんかもったいなくて使えないので、徒歩で帰宅。5:50着。[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]
目次へ戻るなぜ昨夜、せっかくの週末だというのに、大阪に1〜2泊して週末を大阪で遊ぼうとしなかったのかというと、今日(土曜日)の午前中に、休日出勤が入っていたからなのであった。[;^.^]凸
というわけで、7:40頃に自宅を発ち8:30から11:00まで、研究所でTさんと計画停電対応。(停電の前後にサーバーのシャットダウンと復帰を行い、停電中に、寿命が来ているUPSのバッテリーを交換する。)11:20頃に現地解散、自宅に直帰。
先日、萩尾望都と吾妻ひでおのトークショーの物販で購入した「愛するあなた 恋するわたし 萩尾望都 対談集 2000年代編」(萩尾望都、河出書房新社)を、ようやく読み終えた。吾妻ひでお、よしながふみ、恩田陸、庵野秀明 + 佐藤嗣麻子、大和和紀、清水玲子、ヤマザキマリ、との対談集。いずれも非常に面白い。私などはどうしても吾妻ひでおとの対談にフォーカスしてしまうが [;^J^]、客観的にみて、もっとも興味深いのは、ヤマザキマリとの(新規)対談かなぁ。この対談集シリーズ、年代別にあと3冊あるのだが、買いたいのはやまやまなれど、どう考えても優先順位が..(室内で付喪神化している書籍やDVDや録画済みメディア(さらにはLD [;^.^])群に、取り殺される..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^])
目次へ戻るおっと、スカパーチューナーからBDレコーダーに録画予約できなくなっている [;^.^]。「録画機器に接続できない」? なぜ? なぜなの? わりとピンチ..!?
..こういうときは、とにかく、風呂だ。(テルマエ・ロマエかよ。[;^.^])いったん湯風景しおり。帰宅してから、パナのサービスに電話。
結局、スカパー録画問題は、BDレコーダーの電源長押しによるオフオンで(この状態に陥った原因は不明なれど)解決。別途並行して発生して、事態を徒(いたずら)に混乱させていた「地デジ受信できない」問題は、上記スカパー録画問題対応中のBDレコーダーからの、アンテナ線「半抜け」が原因であった。わかってみれば、こんなもんだよ、トラブルって。風呂が正解だろう?(← 論理の飛躍を指摘せよ。制限時間5秒)
「ロンドンハーツ」の「うぬぼれ注意!オンナの自分番付」の次に私が偏愛しているバラエティ番組、「有吉反省会」。(..もう、何もいうな、指さすな [;^J^]。人って、堕落するもんなんだよ。[;^J^])今夜のゲストは、某プロゴルファー(あんまし興味ない)と、森下千里である。
森 下 : 私、森下千里は、業界で権力を持つおじさんと太いパイプを作る為、
おじさんが好きそうな趣味に手を出しまくっている事を反省しに参りました。有 吉 : 清々(すがすが)しい!
ゴルフ、釣り、陶芸、株式投資、そして船舶免許に手を出しまくって、芸能界の有力者を次々と落とし(丸め込み)仕事をゲットしているらしいが..はじめて、森下千里が可愛く見えた。[;^.^]
目次へ戻る 先週へ 次週へLast Updated: Jun 21 2014
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