2010年03月08日:気分はデコトラ? 2010年03月09日:iPhone アプリ3本 2010年03月10日:もはやSF [;_ _] 2010年03月11日:切実に必要 [;_ _] 2010年03月12日:番組改編期 2010年03月13日:上京/図書館ハシゴ 2010年03月14日:中野まんだらけ/東京フィル/小松庵でオフ目次へ戻る 先週へ 次週へ
会社からの帰宅時、自宅近辺で夕闇の中、素敵な車とすれ違った。
なんの変哲もない軽トラックなのであるが..主としてクリスマスシーズンに家の外装やら庭やらをデコレーションするのに使われる電飾で、飾りつけされているのである [;^J^]。デコトラというには、あまりに簡素ではあるが、なんとも微笑ましく、すれ違いざま、思わず「キャ〜♪」と歓声を上げてしまったことであるよ [^.^]。暗かったので見づらかったが、枯葉マークも(多分)貼られていたと思う。(こういう年寄りになりたいものである。[^J^])
目次へ戻る最近インストールした iPhone アプリについて、書き留めておく。
TurboScan(230円)目次へ戻る(紹介記事)mixiのマイミク氏の日記で知って、面白そうなので買ってみた。読んで字のごとく、iPhone のカメラをスキャナー使いするものであり、少々斜めに撮影しても補正することができる。操作性は極めてシンプルで、仕上がりはなかなか綺麗。外出先で手元に舞い込んで来る(保存が必要な)紙モノ(領収書やらパンフレットやら)をちゃちゃちゃっとデータ化して、オリジナルの紙は捨ててしまう、という使い方が基本かな。とても便利。ePhotoChest(無料)(紹介記事)iPhone の「使ってわかる、不可解な不便さ」のトップテンに確実に入るのが、「カメラロール(撮影した画像/映像の保管場所)をフォルダ分けできない」ことである。(iTunes をインストールしている)母艦PC内にフォルダを作成し、母艦PC上でそこにファイルを置いて iPhone を同期させれば、iPhone のカメラロールにそのフォルダとコンテンツが転送され、iPhone でそれを見ることはできるのだが、しかし iPhone 上でそこにリファイルすることはできないのである。[;^.^]凸トライポッドカメラ(230円)
そこで、このアプリの出番である。何のことはない、画像専用のシンプルなファイラであり、フォルダの作成や、フォルダ間のコピー/ムーヴができる。カメラロールとの間でデータをやりとりできるので、カメラロールは「inbox」的な作業場所として位置づけ、分類/整理/ブラウジングは ePhotoChest で行う、という使い方が便利。写真の他、ビデオデータも扱うことができる。
ちなみに、このアプリのメイン・フィーチャーは、画像のパスワードロックのようであるが、私は、人に見られて困るような画像やビデオはiPhone 内にはひとつも保存していないので、この機能を使う予定はない。(紹介記事)掃いて捨てるほどあるカメラアプリのひとつであるが、実は購入したのは数ヶ月前のことで、しかも何故購入したのか憶えていない [;^J^]。もしかすると今年の正月、実家で甥や姪たちに iPhone を見せびらかした紹介したおり、AppStore からのアプリの購入のデモとして、ダウンロードしたのかもしれない。
..というわけで、実は今まで使っていなかったのであるが、業務上、とある紙モノをデータ化するために iPhone で撮影していて、どうしても手ぶれしてしまうので困っていたとき、ふと、このアプリを思い出して調べてみたら、手ぶれ対策がなされているので、使ってみたという次第。
実際には「手振れ補正」などという大層なものではなく、「シャッター」を押したあと、手ぶれしていない瞬間を狙ってキャプチャーする、というだけのものであるが、これでも十分役に立った。ほかにも機能はたくさんあるが、繰り返すが、この類のソフトは本当にたくさんあるので、これがベストチョイスであるというつもりは、ない。
今夜のヘキサゴンを見て、さすがに笑顔がこわばった。これはもう、越えてはいけない一線を越えている..
問題:
紳助さんと上地さんは自宅から30km離れた湖で
一緒に釣りをすることにしました
上地さんは朝8時に家を出て
平均時速15kmの自転車で湖へ向かいました
紳助さんも朝8時に家を出て
平均時速60kmの自動車で湖へ向かいました
すぐに釣りを始めた紳助さんは上地さんが着くまでの間
1人で何時間何分釣りをしていたでしょう?
正解は、もちろん、2時間−30分=1時間30分である。上地雄輔と misono が正解し、思わず感心してしまったが、もちろん、本当は感心してはいけないのである [;^J^]。これを、相対性の罠という。[;_ _][;^.^]
元木大介の誤答はやや惜しく、森公平と Ryohei の間違え方は(例によって)途轍もないものであったが、この両名をも軽く吹っ飛ばしてしまったのが(例によって)辻希美である。
8×15=30
8×60=30
A.一緒にとう着♪
..これは、いかん。これは、洒落にならん [;_ _][;_ _][;_ _]。おバカの珍解答には慣れっこになっているはずの島田紳助も(パフォーマンス半分とはいえ)顔をおおってへたり込んでしまった。[;_ _][;_ _][;_ _]
これは、本当にマズイのである [;-_-]。「「8×15=30」と「8×60=30」が同時に成立する」と書いて、それになんの疑問も抱いていない様子に、私は誇張抜きで恐怖を覚えた。[;_ _][;_ _][;_ _](この本質的な恐怖に比べれば、小学生レベルの掛け算が出来ていないことなど、全くの些事に過ぎない。)
この人は、論理的思考能力が、根本的に欠如しているのではあるまいか。(恐らく「三段論法」も使えないのだろう。)いったいどうやって、今日まで人間社会人として生きて来られたのだろうか。世界をどのように認識しているのだろうか。直感だけで生きているのだろうか..(いやいや、直感も怪しいものだ。「同じ距離を自転車で走っても自動車で走っても、同時にとう着する」という解答こそ、直感に反しているはずだから..)
もしかすると、「=」という記号の意味を知らず、単に、「8時、時速15km、30km」という数字を「8×15=30」と書き並べてみただけのことかも知れないが、そうだとしても、
8×15=30
8×60=30
A.一緒にとう着♪
..という解答は、間違いなく、サイコホラーの世界に属するものである。
あるいは、P.K.ディック。人間とは異なる、人間そっくりの存在。彼女の正体をフォークト・カンプフテスト(cf.「ブレードランナー」)で見抜くことはできなかったかも知れないが、まさかヘキサゴンのテストでばれてしまうとは。[;^.^][;^.^][;^.^]
あるいは..現代日本のハードSFの最も優れた成果として、「意識」の問題を扱った作品が、いくつもある。(「人間に意識は必要か?」あるいは「そもそも意識は存在するのか?」など。)その「意識」を「論理」に置き換えることで、新たなハードSFが生まれないだろうか。ハロプロ周辺の絢爛たるキャラクター群像を(もちろん(みえみえの [;^J^])偽名で)登場させ、活躍させることにより、新世代の煌(きら)びやかなハードSFを創りだせないだろうか。(あるいは既に存在するのかも知れないが。)
目次へ戻るまぁ、とても恥ずかしいカミングアウトではあるのだが..実家(親元)から離れて暮らしている多くの人々(典型的には、核家族または単身のサラリーマン諸氏)は、多かれ少なかれ同じ問題に直面していると思うのだ..つまり、親族の顔と名前を憶えきれないという..[;_ _][;_ _][;_ _]
これは本当に、困るのである。笑い話では済ませられないことも、多々あるのである。(先方がこちらの顔と名前を知っている場合は、さらなり。[;_ _])
需要が存在するところにはしかるべき供給がなされるのが、健全な資本主義社会というものである。「親族動向データベース」は、商売にならないだろうか? 入学/卒業/就職/転職/転居/結婚/出産/離婚/入院/退院/死去、などなど、把握しておくべきイベントを、指定した等親の範囲内で出力してくれるシステム。エクセルファイルでもパワーポイントでもテキストファイルでも構わない。法事の前夜に出力して丸暗記するのが主たる用途だが(カンペにするのは感心しない。そのくらいは努力すべきである [;^J^])、イベントが発生するたびに(その時点での全員のステータスを)メールで送信してくれるオプションも、便利そうである。
個人情報の取り扱い方と、誰が入力するのかという問題を解決しなくてはならないが、しかし需要は、確実にある。価格しだいでは、購入してもいい。[;^.^][;^.^][;^.^]
目次へ戻る「ザ・イロモネア」が、次週最終回らしい。ここ最近、「パーツモネア」とか「早ボケハウス123」とか、企画が迷走している [;^.^] と思っていたのだが、断末魔だったのか..というか、終わりが決まったので、制作陣が遊んでいたのか [;^J^]。わりと好きな番組だったのだが、やれることはやりつくしたのだろう。さほど残念ではない。お疲れさまでした。
BS2の「マンガノゲンバ」も、3/22に最終回を迎える。好きな漫画家の回しか観ていなかったとはいえ、こちらは残念である。
BSハイビジョンの「迷宮美術館」にも(RD−X5で参照しているEPGの番組情報に)「最終回」の文字が付いていたので狼狽したが、これはガセ。どうやら、その回のサブタイトルが「さよならの名画展」だったので、EPGの編集者が早合点してしまったらしい。[;^.^]凸
目次へ戻る寝過ごしたので出発は6:50になったが、運よく7:19のひかりに間に合った。国会図書館着は9:00。開館は9:30なので、実はこんなに早く出なくても構わない。7:49浜松発のひかりでも9:40までには国会図書館に着くので、ほとんど全く問題はないのであるが..
ちなみに本館のロッカールームの、ちょうどアクセスしやすいあたり(入り口に一番近い手荷物置きの机の付近)の左側のロッカー番号が、以下のような並びなのであるが、
249 254 259 250 255 260 251 256 261 252 257 262 253 258 263
..私はいつも、255番を選んでいる。言うまでも無いことである。この範囲内では他の選択肢として唯一ありうるのは256番であるが、これにはかなり抵抗がある。255と256のどちらを「きりが良い」と感じるか、個人差のあるところであろうが、私は圧倒的に、255の方に安定感(充実感)を覚えるのである..
..閑話休題。[;^J^]
本日の調査のメインテーマは、昨年12月以降に刊行された、ぶんか社の雑誌と書籍。吾妻ひでおの公式HPの日記に、「11月10日 ぶんか社のカラー4コマ漫画 なんとかアップしたので郵送する。」とあるのだが、これの掲載誌(あるいは単行本)を把握していなかったので、探しに来たのである。事前の下調べで、国会図書館にはぶんか社の雑誌のほとんど(及び単行本のほとんど?)が収蔵されていることを確認していたので、あとは絨毯爆撃をかければよい、と、楽観視していたのだが..なんと、雑誌については、2009年2月頃で、納本が止まっているのである [;_ _]凸。単行本はその後も現在に至るまで納本され続けているし、ぶんか社内でそういう決定(経費節減のために?雑誌の納本は止める)がなされたとは考えにくい。人事異動で担当者が変わったさいに、この業務(国会図書館への納本)が引き継がれなかったのではあるまいか。[;_ _][;_ _][;_ _]
これは計算外のことであった。下調べが不足していた。それでも、やれるだけのことはやろう、と、2010年に発行されたぶんか社の単行本を片端から請求して確認してみたが、もとより、「カラー4コマ漫画」が「単行本」に載る可能性は極めて低く、もちろん空振りに終わったのであるが、空振りを忌避しているようでは作品リストの作成/メンテなどする資格は無いのである。(← 大威張りっ [;^.^])
とはいえこのままではなんの成果も出ないことになるので、テーマを変更した。「吾妻ひでお 著作リスト」の従来版には、初出誌の発行年月日が不明確なデータが10件ほどあった。具体的には「春季号」「夏休み増刊号」などとのみ記載されており、発行月日が記載されていないデータである。「発表年代順全作品リスト(詳細版)」と「発表年代順全作品リスト(簡易フォーマット版)」には全作品を発表年代順に並べているのであるが、これらの「季節単位でしか発表時期がわからない」作品は、リスト内の正しい場所に置かれていないと考えられるのである。これらの初出誌は15年以上前に閲覧・確認したものであり、その頃は今とは考え方が異なり、雑誌の号が確定できれば「月日」の確定までは不要とみなしていたらしく書きとめておらず、その名残が残っていたというわけである。
そこで、上記のうち、国会図書館に収蔵されている初出誌(「別冊コバルト」「ショートショートランド」など。たとえば「別冊ビバ・プリンセス」などは収蔵されていない)について、全て確認し、昼過ぎに退出した。
地下鉄で神保町へ。13時前に米澤嘉博記念図書館。「ミステリー レディース」誌調査と、前記の発行年月日精細化作業。「別冊ビバ・プリンセス」や「コミックヒーロー」は、ここにあった。(帰宅してから気が付いたが、「ミステリー レディース」誌は、国会図書館に収蔵されていた [;_ _]。これまで、検索条件の設定が不適切で見つけられず、国会図書館には無い、と判断していたのであった。)
14時前に退出し、14時半過ぎに現代マンガ図書館へ。発行年月日不明確初出誌の最後の1冊がここにあり、以上をもって本日(急遽)設定したテーマは完了。
渋谷と新宿の楽器店に寄ってから、18:40に横浜の実家へ。
目次へ戻る実家前のバス停から9:30のバス。案の定早過ぎて、中野着が11:00。中野サンモールで少し時間を潰してから、山頭火でつけ麺。12:00から14:00まで、中野ブロードウェイ内の各種まんだらけをスキャンし、収穫少々。
初台に移動して、東京オペラシティコンサートホールで、15時から東京フィルのコンサート。
○新・音楽の未来遺産
〜New Classic Remix〜 Vol.1 Rock & Bugaku
http://www.tpo.or.jp/japanese/calendar/201003.html#0314
監修:吉松 隆
指揮:藤岡 幸夫
ピアノ:中野 翔太
■ 吉松 隆/アトム・ハーツ・クラブ組曲第1番
……弦楽オーケストラによるROCK組曲
■ ドヴォルザーク(吉松 隆:編)/アメリカ Remix<初演>
……弦楽四重奏曲「アメリカ」によるピアノとオーケストラのための
■ 黛 敏郎/BUGAKU(1962)
……舞楽をテーマにした現代日本音楽の名曲がよみがえる
■ キース・エマーソン(吉松 隆:編)/タルカス<初演>
……プログレッシヴ・ロックの名作、オーケストラ版で登場
..というラインナップ。
「アトム・ハーツ・クラブ組曲第1番」と「アメリカ Remix」は、正直なところ、こういう編曲もありか..というぐらいの感想だったのだが、「BUGAKU」と「タルカス」は、聴きごたえがあった。「BUGAKU」は初めて聴く曲だが、雅楽の響きとドスのきいたリズムが、(妙な表現だが)過度に日本的でない、いわばインターナショナルな音楽となっている。タルカスは、ボーカル抜きの管弦楽版となったことで、曲の構造がわかりやすくなった。あぁ、ロンド形式だったんだな..と。
17時に終演。会場をすぐに出て、東京駅に移動して、オアゾ内の小松庵に17:50頃に着。18:00から20:10まで、計7人でミニオフ。いやはや、美味しかったこと。[^.^]
20:26のこだまで浜松へ。23:05帰宅。なかなか素敵な週末であった。[^J^]
目次へ戻る 先週へ 次週へLast Updated: Mar 18 2010
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